【進撃の巨人】『UNDER THE TREE』アニメスペシャル映像考察/SiM(その3)

※最終話までのネタバレあり

youtu.be

引き続き

なのですが、ほぼ『僕の戦争』の話になってしまってます(-_-;)

 

嗚呼どうして 私と居てくれないの?

この歌詞の部分の映像は、エレンの「これが自由だ」です

これ以降は全て『僕の戦争』でいいと思う

 

エレンが地鳴らしをした理由

 

131話『地鳴らし』

↓エレンの自由のために犠牲になった人の腕と

↓自由を勝ち取ったエレンの腕

 

 

 

このあとの映像、飛行艇からみんなが飛び降りるシーンは『僕の戦争』のTV版と判断してしまったのですが

ただ、なんとなく、イメージ的に(^^;)

youtu.be

 

終尾の巨人の背に降り立ったシーンは個人的に、

紆余曲折を経て遂にラピュタに降り立つパズー達も浮かんでしまい

今さら興奮している(笑)

 

134話『絶望の淵にて』

 

これは………(^^;)

 

妄想してもいいのか判断に困るのだが

こういうのあるから本気で悩むのですが

 

触れないのも不自然なので一応やりますけど

 

※※ 妄 想 開 始 ※※

 

 

 

誰かが言う「正解」だって僕から見てれば「間違い」
ほらまた魔女が集まって議会 「常識」なんてお前らの身内ネタだろ
僕の中にある「正解」を貫き笑う これが「存在」
その意味その意義その理由だよ 僕は生きてる ほら見ろ 自由だろ

 

魔女狩り』優秀だのう…(^^;)

 

単純に時系列順ですので

 

※※ 妄 想 おわり ※※

 

わざわざ「これが自由だ」のところに、神聖かまってちゃんを彷彿させる画を持ってきてからの、「君のどこが自由なのか」だからさ…

一応だからね(^^;)

 

 

地鳴らしといえば「がっかり」だけど

「がっかり」といえば、ちゅねの中では『ロマンス』だ

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ちゅねが事あるごとに「神聖かまってちゃん」に繋げて考えてるから、「君のどこが自由なのか」って聞かれてる可能性も浮上してきたんですが……

 

これはさすがに考えなくてもいいよね?

ちゅねは特に、「自由とは」について重点的に語っては来てないと思うんですが……

言ったとしたら解釈の自由のことなので、それだったら間違ったことはしていないです……汗

 

とりあえず『ロマンス』の歌詞の「虚しさ」というものに注目すれば

それを成し遂げても「虚しい」ってことだよね

諌山創が完結後のインタビューで、今の気持ちを「虚無」と答えてたような気がするんだけど……まぼろし

 

 

というわけで、「これが自由だ」の合間にこれが挟み込まれる

その意味について考える

原作にはないアニメオリジナルシーンですよね

これが『僕の戦争』公式MVへの誘導じゃないかなあと、思ったのです

わざわざ公式MVの、わざわざこの画なので

『るるちゃんの自殺配信』を示唆してますよね

『るるちゃん』と『僕の戦争』はストーリー的にもリンクしているんじゃないかと、

ちゅねは考察してます

『僕の戦争(公式MV)』に、るるちゃんらしき影が差し込まれますし

 

『僕の戦争』=『るるちゃんの自殺配信』です

 

もしかしたらふたつで一組なのかもしれない

こちらについて思うところがあるので、こちらは別記事で

 

ちゅねは裏事情がぜんぜんわかんないし、見えないし、聞ける立場にも無いので

そんな人間がそこに踏み込んで勝手に想像して考察してもいいのか

っていうところは自己判断するしかなくて

 

ちゅねに求められてることって、あくまでもちゅねの妄想、頭の中身をお見せするってことだと開き直ってます

妄想妄想と連呼してるのも、エンタメとして面白いでしょ?っていう防御線です

 

でも妄想世界というには、ちょっと実在に近すぎているので、

それを好き勝手に妄想してしまう行為について

「エンタメとして面白いでしょ?」なんて言ってしまうことについても

 

voicy.jp

 

だいぶ前から危険水域に入ってるなーと

 

でも【進撃の巨人】と【神聖かまってちゃん(の子)】、両サイドから、そこに触れなさいっていう圧迫を感じてしまうのは妄想なのか否か

 

問いかけに答えは無く~♪

 

問いかけてはいないですね

 

この絵見た時は、やっぱり終尾の巨人を思い出しました

自分だけじゃないよね?

と、去年の夏にツアーの発表がされた直後に神聖かまってちゃんファンの反応を確認して回ったのですが

→ちゅねだけじゃなかったです

 

131話『地鳴らし』

 

元絵は『子供ノノ聖域連盟 第50期』の表紙だそうです

ch.nicovideo.jp

 

片翼のように見える部分は、

ちゅねのぱっと見の印象は、花の一部ではなく、鳥が首(花)をちょん切ろうとしているように見えました

面白い絵ですよね

発想が面白いのかなあ?(元があるのかは知りませんが)

(全方向にあんまり知識ないので)

 

諌山創が神聖かまってちゃんの影響が強いんだな~と思わざるを得ないのは、

なんといっても、やはり22巻の表紙です

 

他でもない、22巻の表紙ってのが大きいんですよ

 

『夏・インストール』のジャケット見て、こりゃー本格的に神聖かまってちゃんを調べなければいかんってなった

という話は2回くらい書いたかな?

で、寄せて行った結果が「心臓を捧げよ」なんですが

 

の子の講義も真剣に聴きましたし

 

「まだ甘いな……もっと弱く、弱者にしてやらないと」って思って練り直します。

 

というのをずっと意識してました

今ある自分の意識から更に一段落とすって、かなり難しいものだと思ってます

「心臓を捧げよ」の時は比較的うまくやれた気がしますが、いま同じことをやれと言われても出来るかどうかわかりません

 

どん、て落ちた時に、視点が主観から客観に変わる(ような気がする)

 

「心臓を捧げよ」のラスト

メメント・モリなら、サシャの死を入れてみようかな~とふと思い

その結果があれなので

 

tyune.hatenablog.com

ラストは、すごくいいでしょ?(^^;)

「ご飯はまだですか?」「にくるって」ってセリフ、当初は入ってませんでした

 

エンディングに『夕暮れの鳥』を持ってくるのも、最初から予定してたわけじゃなくて、やっていくうちに自然とそうなっただけです

 

というわけで

本気で【進撃の巨人】を読み解きたいなら、神聖かまってちゃんの世界観を知ることが近道だと過去のちゅねは判断していて

神聖かまってちゃんなら、ちゅねの見ているこっちの物語の方がピッタリだろって思ってたんだけど

 

表ストーリーの、エレーン姫的な儚い美しさの要素も、神聖かまってちゃん(の子)て持っているんですね

気づかなかった……

この辺り、ちゅねが見えていたものとは少し違うものなので、今度もうちっと解像度を上げていければなと思います

 

要は、【進撃の巨人】にしろ【神聖かまってちゃん】にしろ、振り幅がありすぎるんだよな(-_-;)

 

簡単に言うと、男性(少年)的と女性(少女)的、両方持ってるってことだよね

進撃の巨人】は、138話と最終回で、いきなり女性(少女)的な方へ急ハンドル切られたイメージですが(だから騒然したとも言える)

 

同じ女でも、「腐女子」と「女」の間には深くて埋められない溝がある……と思ってるんだけど

 

少なくともちゅねは腐女子モードの時に、突如、無遠慮に登場してきた「女」という存在が汚らわしく感じてしまうので

 

この「エレーン姫」を『アーサー王物語』と見るか、『赤毛のアン』と見るかで、ぜんぜん種別が変わってきてしまうわけで

ちゅねはいわずもがな『赤毛のアン』側の人種

 

ちゅねの今後の課題は『アーサー王物語』側の人達の視点を手に入れること

自分の趣旨は変えないんだけど(なぜ変えられないのか、その原因は分かってるので)

たとえば、そこの人達に自分を受け入れてもらうとしたら?とか

そっちの存在をそのまま認めるから、そっちもこっちの存在をそのまま認めてくれ、という形にすればいいのかなあ?

言うのは簡単なんですけどね(^^;)

 

諌山創は、どちらかといえば男性的少年的だろうし(マッチョとか、潜在的ホモって分析されてた!)

一方、の子は、少年少女的で(男性的=体育会系なとこもある感じですが)、

少女的な方へ伸びていけるので、そのあたりでの齟齬はあるんだろう

 

で、ちゅねの場合、諌山創の何に屈したかと言えば「逃げ足の速いロッドレイス」なので

ブラックユーモアなんですよ

ちゅねも決して得意な方ではないんだけど、そもそもデリカシーの無い一族の一員なので、遺伝的にそのけはあるだろうし、

なによりも「仕返ししてやる!」スイッチが入ってしまう

これが諸悪の根源かな(^^;)

 

あと、諌山創の描くおじさんがどれも魅力的で、

大人っぽい恋愛の気配がどうしても感じられてしまって

 

まあ、このあたりは執着心で説明できるんですが

しかも、ひじょーに強い執着心

 

と、ここでまた両者が繋がる

まあ、強い執着心はちゅねの中にもあるものなので、ここに反応してしまうのは当たり前なのですが

 

 

twitcasting.tv

以前見た時に、途中で見るの辛くなってしまって見るのやめたのですが、

あとで一通り観ようと思ってたけど

観なくても大丈夫かな、とも思えてきた

 

ただ、当時見た時に記憶に残っていたことがありまして

 

胸の中に花があって、その花がとか、

コップに入れた花が…とか言っていたような?

 

もしかして記憶違いかもしれないですが(^^;)

 

で、「花がどうした?」「その花がなんだ?」「(早く言え!)」と、その話にやたら興味を惹かれてしまいました(^^;)

結局その花がなんなのか分からずじまいだったのですが(ちゅねが聞いた範囲では)

 

「神様じゃあ花咲かせてよね」ツアーに使われた花の絵を見た時に、これがあの時に話してた花だったのかな、と思ったのですよ

 

でもって、その花が、終尾の巨人のような花だったというのが

なんの因縁なのか……

 

 

ツアータイトルは『日々カルチャア』の歌詞から持ってきたようで

www.uta-net.com

 

年間3万4000人自殺してるから

あたしのファンが増えないんだって

どーすんの?

 

気になる歌詞は、このあたり

 

あたしのファンが増えないのは、ほんとにそれが理由なの?

っていう

 

エミリーは、エミリー・ディキンソン???

 

I have a Bird in spring

 

て、この話は『るるちゃんの自殺配信』関連ですべきかもしれないね

 

tyune.hatenablog.com

 

どうにもこうにも両者が、どうにもこうにも絡まってくるので

くっきりと分けることができなくて

 

natalie.mu

 

まー、なんといっても公式MVとはいえ『僕の戦争』にるるちゃんを登場させて

その公開日が2022年4月4日で、

アニメ進撃の巨人ファイナルシーズンpart2の最終回の日に当ててくるので

「偶然です」とか言われてもね

 

それを受けてなのか、なんなのか

進撃の巨人】サイドが、ファイナルシーズン完結編エンディングのアニメスペシャル映像に

↓これを差し込んできた

 

一体全体、なんなんだよ、

ていう

 

これで、メッセージなんてものはありません、と考える方のが無理あるよね

ちゅねのこの感覚、変じゃないよね?(;´∀`)

 

拳銃に見立てた手をこめかみに押し当てるポーズも、元ネタがあったりするのかしら?

そこは全く知らないので、ここでは考慮しないことにしますね

 

さて『るるちゃん』は一旦切り離しまして、『僕の戦争(公式MV)』のみ扱います

 

ちょっと分かりづらいけど、千切れた頭部、のような…

無視しようとしたけど、その割には印象に残ります

 

それを言ったら、千切れた手も意味深ではある(^^;)

ちゅねは20巻の表紙を思い出しました

 

やっぱりこれだよね……

 

つまり、リヴァイが自分で頭切り落すのは確定?

いや、ここは別に……(確定してこなくてもいいのに)

 

男根の頭部に見えてきたぞ

 

これも印象に残るんですよね……

(あれが男根頭部なら、吹き飛ぶ花はミカサのことだろうな)

 

『僕の戦争』公式MVにも男根っぽいものが出てくる

こちらは完全に偶然だと判断しているんですが

しょっぱなのこれからしてもう、それっぽい

根元のサルノコシカケは寄生(母親と娘)を表しているのかな、と思いました

 

公式MVのストーリーは、厳格な父に支配されてる家族(父、母、娘)

母は父(夫)に怯えているので、娘を守れない、守らない

母が座っている椅子が学校のそれなので、夫婦の力関係は対等ではなく、先生と生徒の関係

 

で、父は娘に大事な部分を切りとられてるっぽく(性虐待の暗喩と判断)

父が高い所から突き落とされてるっぽい映像

 

けれども最終的には、すべて娘の想像だったことが明かされる

誰一人死んではいないが、同時に問題の解決もしていないことになる

 

ただ、死んではいないということで、

『るるちゃん』よりは希望の持てる終わり方なんじゃないかと、ちゅねは思ってしまうのだけど

 

とはいえ、「死」が救済となってしまうのは、本人が悪いわけじゃないね

たしかに

「死」に向かう前に抜け出せる道筋を示してあげられればいいんだろうけど

 

youtu.be

全体的にとても難解なものも多いMVなので、

全てを解読しろっつーのは、ちゅねの能力では限界があります

 

ここを「エヴァっぽい」って、の子が言ってたけど

ちゅねはエヴァ見てないので、どこがどうエヴァっぽいのかわからない(笑)

 

これを【進撃の巨人】に当てはめると、

性虐待は、まあ、リヴァイとミカサにあてはまりそうですが……

 

「もしも」の方なら、ハンジとリヴァイが結婚し、ハンジがエレンの子をリヴァイの子と偽って生み、疑心暗鬼に満ちたギスギスした家庭が出来上がる、

というのにも、あてはまりそうですが……

 

エレンとハンジは行為そのものは合意だと思ってますが、その後のエレンの態度が横暴そのもので、そのせいで母娘が命を落としているので

「親のエゴのせいで家庭が崩壊する」という構図は、どのカップルにも、それぞれ当てはまる

 

さて、両者から浮き上がってきたのが『毒親問題』です

これは確実に一致していると思います

 

もうひとつ、個人的に気になっているものが

 

↑これです

川窪さんがTwitterで紹介していたので去年に読んでました

ストーリーもさることながら文体がかなり好みでして、読むのが非常に楽しかったです

ちゅねのお気に入りの一冊になりました

 

そんな時に公開された『僕の戦争』の公式MVなんですよ

表紙の絵、一瞬ドキッとするでしょ(笑)

 

 

椅子といい、色味といい、

似てるよね( ̄▽ ̄;)

 

ノースライト』の内容自体も、神聖かまってちゃんに主題歌依頼して『僕の戦争』が出来あがってきたっていうエピソードに、ちょっと似てるな…って読みながら思ってました

 

家を設計する時に通常は北の光はさほど重要ではない

けれども主人公は、どうしても北の光にこだわりがある

 

依頼主の依頼は、自分の理想に従った家を設計してください、というもの

 

あらすじ書くの苦手なので↓こちら読んでください

ja.wikipedia.org

コンペの話でもあります

 

の子が、『進撃の巨人』側から製作費がいっぱい出たから、前から使いたかった聖歌隊使えたとか言ってたし、いちいち『ノースライト』の内容に似ていてドキッとするんですよ

 

現実では、依頼主が思う「この人に作ってほしい」は権利関係などで、そう単純な話ではない、という物語でもあり

どこもかしこも「コンペ」なんだなーということを、ちゅねは知りました(^^;)

 

というわけで、公式MVも椅子が印象的に使われているで

 

……なんかあると思っちゃうじゃん

製作サイド側と神聖かまってちゃんが裏で打ち合わせしてるとかって思っちゃうじゃん

 

(裏ストーリーでも、リヴァイがジャンに拷問されるシーンで椅子が効果的に使われるので)

 

しばらく様子見して、たぶん、ただの偶然だと判断しました

偶然にしては……って思っちゃうんですけどね(^^;)

 

進撃の巨人】の考察書いて二年ほどですが、こういったことが結構頻繁にあるんですよ

なんかの力が働いているんじゃないか、とか

ちゅねは……正気なんだよ……

でも、

自分では至って正気だと言い張っても、周囲が一斉にちゅねを狂人だと言えば、そうなってしまうぞ?

という恐怖を感じたりもした( ̄▽ ̄;)

 

31話『微笑』

 

なんで誘導してくるんだよおおおおおお

 

と、一時期は無視を決め込んでましたが

素知らぬふりして逃げようと思ってたんだけど……

なんかさ(^^;)

 

 

エレンが欲求を満たす選択をしたせいで、他者が絶望する

 

『僕の戦争』の公式MVは

父親のせいで、母と娘が壊れる

母は娘を守らない

といったストーリー、ですよね(違ってたらアレですが)

 

ハンジが娘を道連れに特攻した(壊れた)のは、暴力でハンジを従わせようとした父エレンのせいである

この構図に当てはまるんですよね

 

寄生は、母と娘

寄生している身分ながら、宿主を殺す(殺意を抱いている)とも取れる

 

木の下で居眠りしていたエレンがなぜ泣いていたのかといえば

やはり地鳴らし(無差別大量殺戮)を見たからだと思う

 

1話『二千年後の君へ』

131話『地鳴らし』

 

↑これに気が付いたのは別の人なんですが

youtubeの考察動画のコメント欄に書き込まれてたんだけど、

どの動画だったか、結局見つけられなかったです

 

「いってらっしゃい エレン」と言ったのは、

ミカサ(のように見えるミカサの孫娘)の背後に居る、始祖ユミルの長女マリアです

↓こちらを参照

tyune.hatenablog.com

エレンはマリアに「オレの目的は、みんなを守ることだ(キリッ)」と宣言するわけだけど

みんなを守るためには、ラムジーのような子供も踏みつぶさなければならないという事実を見てしまって(体験してしまい)

エレンは涙を流しているのだろう

 

ここで、上で言及した『ロマンス』を思い出す

虚しいのは、それを達成しても心が満たされないからかな?

ということに注目すると、エレンは例え地鳴らしを完遂したとしても満たされないということになる

全て終わったらハンジに会いに行こうとするだろうし、その時に事実を知ってがっくりしちゃうんだろう