【進撃の巨人】エルヴィンとキースとピクシス/80話『名も無き兵士』

最終話までのネタバレあり

 

 

前置き

最初は「歴代調査兵団団長(キース、エルヴィン、ハンジ、アルミン)を考察」というタイトルで記事書こうとしていたんですが、

この4人を絡めて物語を読み解き、かつ組み立てていく、ということを説明していこうとしたんだけど、

エルヴィンだけでも長くなりそうだったので変更しました(^^;)

 

エルヴィンの場合、作中で描かれない見えない部分は、大きく分けるとふたつの筋があり、おもにキースとの物語と、アルミンとの物語となりますが、今回はそれは置いておく

 

永劫回帰的に物語を組み立てていくと、たびたび「お前と同じだ」というシチュエーションに当たるんですよ

まるで「お前と同じだ」リレーをしているようで、そこから二人の「同じ」部分が何であるかを抽出

「お前とは違う」も同様です

そうすることてキャラを深堀りすることができるし、理解度もあがる

物語が広がったり、先に進めることができるという

 

エルヴィン

エルヴィンから入るのが簡単なので、エルヴィンの考察をやります

エルヴィンは62話『罪』でザックレーから「お前と同じだ」と言われているので、エルヴィンとザックレーは同じです

また、63話『鎖』では、ピクシスから「お主らとは違う」と言われますので、エルヴィンとピクシスは違います

これが後のちまで重要なポイントになってるので忘れないでね

 

ちゅねは解っていたつもりで、ついうっかり失念してしまったので惑わされました

エルヴィンの行動は(少なくとも)ふたつの解釈をすることが可能でした

 

表と裏

光と闇

 

で、ちゅねは闇の解釈を支持しようと思いました

理由は、そっちの方が腑に落ちたからです

思いっきり

自分の心臓を差し出す時に「きれいごと」じゃ差し出せない

恨みや怒りや復讐心、そうじゃなかったら恐怖といった負の感情がないとできないんじゃないのか?

少なくとも、その人が死んで自分が生きるくらいなら死んだ方がまし、と思えるくらいじゃないと

 

 

私は、この革命が人類にとって良いか悪いかなどには興味がない

62話『罪』でのザックレーの言葉です

そして「君も同じだろ?」とエルヴィンに問い、エルヴィンは少し思案したのち、ザックレーと同じだと認めました

 

昔っから王政が気に食わなかったからだ

 

調査兵団は「今の体制が気に食わない反逆者集団」というのが案外的を得ているかもしれないです

 

ザックレーの場合、気に食わない連中というのは貴族たちだったわけですが

エルヴィンにとってそれが何になるかというと、「父を殺した連中」と「父を死に追いやった自分自身の愚かさ」

 

……何気にグリシャと被るんですよね(^^;)

 

エルヴィンはグリシャの中に入っていたのか?という疑惑が、これで浮上してくるんだけど……

ただ単に、永劫回帰的グリシャということかもしれないんだけど…

 

だからといってエルヴィンの気持ちの100パーセントが、憎しみと復讐心で占められていたわけではない

調査兵団という名目の元で、自分の果たしたいことに邁進する過程で出来た仲間たちへの愛情(愛着)が生まれ、つぎつぎに犠牲となっていく部下たちへの罪悪感が募っていく

 

部下たちが自分を信じてついて来るという事実

 

エルヴィンがふと立ち止まった時に思い浮かべたハンジや

 

絶体絶命の時に目に飛び込んできた自分を求める部下たちの姿

100パーセントの復讐心がスタートだったかもしれないが、その他の気持ちが少しずつ侵食していく

けれどもザックレーに問われた時、エルヴィンは復讐心(自分の欲求)と仲間への愛情(他者への情)を天秤にかけ、自分の欲求を満たすことが大事だという結論を出した

 

エルヴィンが渇望しているのは父だと思います

父に認めてもらいたい

受け入れて認めてもらいたい、かな?

承認欲求ということでよろしいかしら

エルヴィンの承認欲求を満たしてくれるのは、あくまでも父親です

 

55話『痛み』でエルヴィンの過去が描かれます

 

「壁の外に人類がいないって、どうやって調べたんですか?」

という疑問を抱いた息子を、父は認めているんですよね

だから父は誰にも語らずにいた(語れずにいた)仮説を息子に打ち明けた

 

が、時期尚早だった

 

エルヴィンの無念(逆恨み)としては、なぜ父は息子の愚かさを見破ってくれなかったのか

といったところでしょうか

父が生きていれば父に八つ当たりすることもできたでしょうが…

 

「王政の配布する歴史書には数多くの謎と矛盾が存在する」

誰でもない、歴史を子どもたちに教える教員である父がそう仮説した

それを街の子供たちに話し、憲兵に詳細を尋ねられたから答えただけ

それが密告となり、父が殺される

 

まあ、グリシャ同様に「世の中の方が間違っている」となりますよね

 

そして、時が経てば経つほど、自分が成長すればするほど、エルヴィンの中で父の仮説は真実となり、と同時に、今の自分だったら…と思わずにはいられなくなっていく

 

今の自分だったら父と一緒に夢を追うことができたはず

 

これがエルヴィンの渇望の正体と見た!

 

エルヴィンの実父は死んでしまっているので、その代わりを誰かに求めます

もちろん無意識です

で、エルヴィンのターゲットとして選ばれたのがキースとなります

ごくごく自然な流れです

 

71話『傍観者』

 

しかしながら調査兵団団長キースは実夫とは違い、そもそもエルヴィンの考えを頑として認めない

そして有言実行とばかりにキースはエルヴィンを認めないまま調査兵団を去った(^^;)

 

事実は、キースはちゃんとエルヴィンの能力を認めていて、だからこそ自分は退くべきだと思ったわけで

けど、エルヴィンの欲求は「父と共に夢を追いたい」なので、キースがいなくなった時点で心に空白地帯が生じている

 

でも、とにかく自分の承認欲求を満たすためには、自分が考案した長距離索敵陣形で成果を収め、キースに「やっぱりお前の考案は正しかった」と認めてもらうしかない

というか、そう言ってもらいたい

 

うーん、父とは超えるべき壁、みたいな感じですか?

 

ちなみに父に認めてもらいたい、という欲求を持っているキャラが、エレン、ハンジ、ライナー(他にもいるかもしれないけど)

エルヴィンが父の代理をキースに求めたように、ハンジはエルヴィンにそれを求めていたところがあるんじゃないかと思う

エルヴィンの前はキースだったのかもしれないけど

で、ハンジの場合は、キースのしみったれた真実を打ち明けられてガッカリ(のちのエルヴィンにもガッカリ)

エレンとライナーは実父にガッカリ(^^;) 

 

リヴァイは、腕を失い兵士として劣ってしまったエルヴィンを保護下に置こうとして、エルヴィンはそれを拒否しています

エルヴィンが求めているのは父性からの保護ではなくて、あくまでも認めてもらうことだから、リヴァイの提案はそもそもエルヴィンにとって論外なんですね

 

要するにリヴァイではエルヴィンの父的なものにはなれないということです

エルヴィンの承認欲求が満たされない

その原因は、エルヴィンの指示を無条件で受け入れて従っているからだと思う

(ここもポイント)

 

というわけでエルヴィンの視線の先にいるのは父親であり

父の代わりであるキースです

エルヴィンが、エレン、ハンジ、ライナーと違っているのは、愚かな父に巻き込まれたのではなく、逆に愚かな自分が父を巻き込んでしまったことです

 

愚かな自分を見抜けなかった愚かな父、という失望もあるかもしれないよね

 

というわけでエルヴィンは「父」というものに完全さ(理想)は求めていないんじゃないかなあ

部下たちが自分に完全さを求めていることを体感していただろうし、自分が完全じゃないことは誰よりも自覚していて、その苦しさを知っていたこともあると思う

いわば父親の疑似体験をしていたと思う、エルヴィンは

 

だからもし仮に生き残ってキースの元に辿り着き、キースから団長を退いた本当の理由を打ち明けられても、ハンジのような反応にはならなかったと思う

お互いに愚かさを認め合って握手or抱き合う、みたいなイメージを抱いてしまうのだが(^^;)

これはちゅねの勝手なイメージ

 

これを元に、描かれていない部分のキースとエルヴィンの物語を組み立てていくのですが、これはまた別の機会に

とりあえずエルヴィンはキースを慕っていると思う

 

80話『名も無き兵士』

さて、エルヴィンという人物を一通り考察したところで、80話『名も無き兵士』を考察していきたいと思います

 

エルヴィンは多くの犠牲の上に自分が立っていることが耐えられなくなって、最後にリヴァイのこれまでの功績(?)を認めて、リヴァイに選択権を譲った

という風にちゅねは解釈してました

 

が、それよりも上があることに気付いちゃったんですよ、ちゅねは

もう、ちゅね、大興奮しちゃった(^^;)

 

おさらいしましょう

基本に立ち返りましょう

 

エルヴィンはザックレーと同じでピクシスとは違う人物です

 

人類なんてどうでも良く、偽善者を見るとムカつく

で、エルヴィンは、弱い者を守る傾向があるリヴァイに、偽善者なのかどうか判断がつきかねていたところがあったんじゃないですかね?

 

80話『名も無き兵士』

そんな折、リヴァイにも絶体絶命の危機が訪れ、そんな状況であるにも関わらずにリヴァイは自分の命よりもエルヴィンやハンジ達の生き残りが助かる道を考えている

それが人類の助かる道だと思えば、リヴァイは自分の命も投げ出すのか?

 

いや、待てよ、リヴァイはただ「獣」が倒したいだけなのかもしれない

 

エルヴィンの中にそんな疑念が生まれた

果たして目の前のこの男は、ザックレー側の人間なのか、それともピクシス側なのか

エルヴィンは試したくなった

 

リヴァイは人類を救うというのを建前にし、自分の欲求を満たそうとしている

自分の前に立ちふさがってくる敵を倒したい

暴力を奮いたい

力を誇示したい

巨人を殺して、殺して、殺しまくりたいだけなのかもしれない

 

62話『罪』

ええい、くそ

ちゃんとここでザックレーが指摘しているじゃないか

 

今さら仲間を見殺しにする決断をくだすのが辛くなってナイルに選択を任せたわけではない

エルヴィンは死にたくなかった

 

oh……

 

というわけで、エルヴィンは「獣」を仕留められるかもしれない方法をリヴァイに提示

人参を目の前にぶら下げて、リヴァイがそれに食いつくかどうか賭けに出た、と考えられる

 

といっても、リヴァイがどちらを選んでもエルヴィンは満足を得られます

 

リヴァイが人参に食いつけば、「お前も所詮は俺と同じ」と、人類や弱い者を助けたいなどという偽善者リヴァイに唾を吐けるし

同時に、リヴァイは自分の仲間だと認めることもできる

そしてエルヴィンの集大成でもある「長距離索敵陣形」で強敵に挑むことができる、というわけ

 

と、ドヤ顔で言いたいところですが

エルヴィンの特攻(リヴァイの奇襲含めた)、「長距離索敵陣形」だと言えますかね?(^^;)

長距離じゃないから「短距離索敵陣形」

 

兵法、わっから~ん

 

陣形を囮にして考えた奇襲作戦

もしかして前任者キースのやり方を取り入れてるんじゃないか、これ?

キースの特攻精神の正統なる継承者エルヴィン(^^;)

 

ええとね、ちゅねは策士とは程遠い人間なので、ああいった時に人の命を握るのに向いていないんですよ

理解できていないことが多いので

だから、ああいう時(フロック達のようになってしまった時)にちゅねがどういう心理状況になるかというと、頭のいい人にすべて委ねちゃう

 

頭のいい貴方ならきっと正解を選べるよ~(T_T)

あなたはきっと正しい人間だから~(T_T)

 

だからトップに立っている人たちは、正しいことをしてくれる人達だって信じているわけ

まさか私情に満ち溢れてる人物なんて思っていないわけ

 

学級委員長は絶対に正しいことをすると思っていたわけ

中学3年の時、ちゅねはすっかりそれに騙されて、席順がずっと前の方だったわけ

 

エルヴィンが、もう特攻しかないと決断したなら、もうそれしか無かったんだろうと思い込んじゃうわけ

あのエルヴィンが導き出した答えなんだから、と

 

……少し立ち止まって考えてみましょうか

フロック達新兵が生き残る道は無かったのか

 

……あの時点で解散すべきだったんじゃないですかね

 

新兵達には馬があったわけだし、とにかく散り散りになって逃げる

放射状の陣形に対して放射状に飛んでくるジークの投石だと、陣形は恰好の的じゃないですか

こちらから獣に近づかなくても、獣の方から来てもらうことを考える

新兵達は馬で壁に沿って逃げてもらい(生き延びれるかどうかは運かもしれないが)、立体起動装置があるから壁内に戻ることは可能だったわけで

 

リヴァイとエルヴィンは壁の内側へ行き(壁の上でもいい)、ハンジ達の状況を把握する

生き残りと合流して、獣を迎え撃つ

持久戦にはなりそうだが

とりあえずライナーとベルトルトの捕獲には成功したわけだから、「獣」側も動かないわけにはいかないよね?

 

いいかどうかの判断ができない(^^;)

 

結果論として、新兵はフロック以外死亡、壁の内側ではエレン達少数が生き残っている

(あくまでも結果論から吠えてるだけよ、ちゅねは)

 

もしかして、特攻以外の方法が無かったかを考えなきゃいけなかったわけか?

読者は

(一応検索かけたけど、エルヴィン特攻に疑問を抱いている人は居る感じだね)

『白夜』の選択も、二択と見せかけて実は選択肢にないベルトルトを選ぶのが一番の正解みたいだし

多分『名も無き兵士』の選択にも、提示されない3つめの選択肢があるんだよ

エルヴィンは知っていてそれを提示しないんだよ

 

ベルトルトの件は、ベルトルト自身がアルミンに食われることを望んでいると思う

もし『白夜』で自分が選ばれれば、きっとベルトルトはハンジと仲良くなり、アニとはくっつかないんじゃないかな

ベルトルトはアニ(ハンジ入り)と結婚する未来を変えたくないんだよ

二人いっぺんに手に入れたいのだなベルトルトは( ̄▽ ̄;)

 

あの特攻によって、特攻フロックが誕生したのは確かだ

エルヴィンを神とした悪魔教の信奉者だよね、フロックは

 

エレンはエレンで、実は「道」でリヴァイの潔癖なまでの美しき自己犠牲精神を叩きこまれていたわけで

イェーガ―派の真の指導者はリヴァイだ

(レイス家が真の王だったのと同じ状況)

 

一応エルヴィンは新兵達に「命令に背いてもいい」というようなことは言ったけど、あの雰囲気の中で集団から抜け出すのには相当な反発力が必要だろう

ひとりが勇気を持って逃げ出せば後に続く新兵も出たかもしれないけど

 

ピクシス

63話『鎖』にて、エルヴィンはピクシスと問答をしている

偽善者を見るとムカムカするかもしれないエルヴィンにとって、ザックレーの対極にいるピクシスは立ちふさがる敵であり、超えるべきものなのかもしれない

自分を受け入れて認めてもらいたい存在、ピクシスもまた、エルヴィンにとって「父」的なものとなったような気がする

 

ピクシスの問い

「いつか人は争いをやめるとか誰かが歌っておったが…」(←誰?)

「それは、いつじゃ?」

 

エルヴィンの答え

「人類が1人以下まで減れば人同士の争いは不可能になります」

 

ピクシス

「そんな屁理屈が聞きたかったわけではないわい」

 

 

エルヴィンの答えを「屁理屈」と言い捨て、エルヴィンを軽くあしらった感じがするよね

 

80話『名も無き兵士』に話を戻しまして

エルヴィンは自分の死を覚悟して「賭け」に出た(と考える)

リヴァイに提示した二つの選択肢

しかし、どちらをとってもエルヴィンの欲求が満たせる可能性が秘められているので、エルヴィンにとってはどちらでも良いわけです

 

リヴァイがピクシス側の人間だった場合は、エルヴィン自身が地下室へ行き、さらにキース、ピクシスの元へと行ける

85話『地下室』

あのピクシスが、屁理屈を言う人間(エルヴィン)を英雄と認めるわけです

それを直接味わうことができたはず

「屁理屈」というワードが登場するのは偶然にしては出来すぎ(とは思うものの、ただの偶然というのも沢山あるので)

 

リヴァイが選んだのは、エルヴィンが真っ先に死ぬかもしれない方の選択肢

 

これによってエルヴィンが得られるのは

これまで散々「守る」とほざいていた(実際に口に出してたわけじゃないだろうけど(^^;)、大勢の弱き者(新兵)たちの命よりも、リヴァイが「獣」を仕留めたいという自己欲求を選ぶ人間だということの証拠です

 

もちろん正確には違いますよ(^^;)

リヴァイが自己中であることは見抜けたけど、リヴァイの欲求の中心が、「獣」を仕留めたい、ではないので

つまりエルヴィンも「モテない」人間の仲間入り

 

ここでグリシャとエルヴィンが似ているという話を持ってきます

グリシャは最期、自分の欲求を叶えてくれる後継者として息子エレンを選びました

でも、グリシャ(父)とエレン(息子)の間に気持ちのズレが生じていましたよね

 

これです

エルヴィンはリヴァイが「自分と同じ」であることを見抜き、リヴァイを後継に選んだ

調査兵団団長という表の後継者にはハンジを選びましたが

「人類なんかクソくらえ!俺は父と自分の無念を晴らしたいんだー!」という裏の後継者にリヴァイを選んだ

 

エルヴィンの気持ちとしては、ほんとにこれに近かったと思う

 

グリシャが自分できっかけを作っておいて、「こんなことを望んだわけではない」と後悔して地鳴らしを止める方に協力していたように(^^;)

まさかエルヴィンも、後継者のハンジとリヴァイがふたりして暴走して、しっちゃかめっちゃかになってしまうなんて想像もしなかっただろう

 

しかもリヴァイなんて、自分が人生をかけて使命にしたことをすっかり無にする記憶改竄なんていう暴挙に出てしまうんだから

エルヴィンの良心の象徴として選んだハンジは、壁内人類を救う唯一の方法は安楽死計画しかない、という結論に達してしまった

 

ハンジ……。

エルヴィン達のような自分のことしか考えられない自分勝手野郎に利用されるくらいなら我々は生まれてこない方が幸せだ、という考えに達したということか?

イェレナも同様に

 

 

ここまで書いて浮かび上がってきたグリシャとエルヴィンの共通点、お気づきだろうか?

グリシャにはジーク(裏の継承者)(安楽死)とエレン(表の継承者)(生)という二人の息子がいたように、

エルヴィンにはハンジ(表の継承者)(安楽死)とリヴァイ(裏の継承者)(生)が誕生しているのだ

 

 

そういや、悪魔教信者フロックにあたる人物がグリシャ側だと……誰になるんだろう?

ルイーゼ?

ミカサ?

 

グリシャとエレンに接している人物となるとミカサの方かなあ

エルヴィンの演説にあたるものとすれば

6話『少女が見た世界』の、↑これのような気がするけど

マフラーを巻いたのはエレンだけど、「一緒に暮らそう」と言ったのはグリシャだ

 

一見エレンが神のようで、実はグリシャが教祖様

グリシャ家族教の信奉者であるミカサ

「早く帰ろうぜオレ達の家に教」か?

 

ポイントは、ミカサの入ってしまったグリシャの家というのが、偽りの上に作られた家庭だということだな

エルヴィンの特攻は、一流の詐欺師のような演説によって扇動されたわけだから

 

↑グリシャの真実を知っても、ミカサにそれを言い出せないエレン

(カルラとハンネスを食った巨人が、グリシャの妻ダイナだったことを言い出せない)

 

さて、ダイナは生きている?死んでる?

ちゅねは「生きている」派だから、ダイナを前妻というのに違和感あります

ダイナは正妻、カルラは愛人、だと思う

 

問題を先延ばししたあげくにエレンがしたことが

「お前、奴隷」「お前、昔から嫌い」

ショック療法?(^^;)

 

リヴァイもこれと同じで、フロックにエルヴィンの真実を打ち明けられない

演説そのものが嘘八百詐欺的で、しかもリヴァイは詐欺の片棒を担いで新兵を特攻させているので尚更かもしれない

 

こうしてフロックは、お国のためなら心臓を捧げる強靭な特攻精神に溢れた兵士となり

↓悪魔教の信者として命を落とした

 

本来はフロックに謝らなきゃいかんよね

詫びなきゃいけないんだよねリヴァイは

 

2022.5.7 追記

すみません……

どうもちゅねはリヴァイにムカついていたようで

たぶん、きっと、『白夜』の誰を生き返らせるかという選択肢の時から、ハッキリとした自覚はなかったけど、リヴァイの言動にモヤモヤモヤモヤ

85話『地下室』の、壁上でのやりとりとか、89話『会議』の時とかもモヤモヤモヤモヤ

 

だから、そこを攻め込めるネタが出てくると、頭に血が上り、鼻息が荒くなってしまうのだ

 

そもそも、たくさんの新兵の命を使う時に、エルヴィンとリヴァイが騙してるのがイヤ

嘘がいい場合もあるだろうけど、あの特攻に関してはイヤ

エルヴィン体制&リヴァイが隠蔽体質なんだよね

 

すべてを伝えるのは無理だったのなら、せめて誠実であってほしいと思っちゃうんだよなあ

あくまでも、リヴァイを釣るための人参に使われたと考えた場合です

あと、アルミンを選択した理由がちゃんとあるのなら、お茶を濁さないでほしいってところ

あれではフロックの中で憎しみが生まれるのは仕方ないと思うのだ

 

エルヴィンに関しては乱暴に書いてしまったけど、新兵を犠牲にすることを選んだリヴァイを裏の後継者に選んだという考察は合ってると思う(キリッ

更にシャーディス教官に対して、「愚かな自分を後継に選んだ愚かな前団長」と思ったか、それとも「突撃するしか能が無い前団長は、正当な後継者を選んだ」と思ったか(^^;)

 

やや、どんどんマイナス感情な考察が出てきてしまうぞ

 

あ、わかったわかった

個人的な話ですか

ちゅねの育った環境って、ちゅねより年上が多かったんでね

くらいついて行かないと、ちびっ子だからって置いて行かれる

ちびっ子は足手まといなので、ついてこられると煩わしい

一緒に行動する(遊ぶ)相手として、つまらないんですね、年上にとっては

だから騙して置いて行こうとするんですよ、大人は

だから「騙されてたまるか」って常に気をはってたし、騙そうとしているのがわかると悔しくて堪らなかし、騙された時には地団駄ですよ(^^;)

 

だから脊髄液ワインのこととか、騙す(重大なことですよ)ということに猛烈に怒り狂ってますね、ちゅね(^^;)

23巻以降のエレン然り、

ヒストリア、生理的に無理、とまで書いた

 

幼少期の感情が刺激されるんだな

 

騙されるというか、最初から連れて行く気ないのに「連れていく」と嘘ついて、朝起こしてくれない、みたいなことです

 

早朝の彗星観察を楽しみにして寝たのに、起きたらもう日が昇ってた

「曇ってたから起こすの可哀想で起こしませんでした」とか言われたときの、あのモヤモヤ

それでも起きて空を見たかったのに!

というのを当時は上手に言語化できず、モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ

自分の気持ちを事前に訴えることが出来ていれば起こしてくれたかもしれないし、起こしてくれないという警戒心を事前持つことが出来ていれば自力で起きる方法を考えたかもしれない

 

こういうことは根に持ってるせいで、ずっと覚えている

 

だからエルヴィンやグリシャの、愚かな自分を呪うという気持ちがわかる

てか、勝手にそうやって感情移入してるだけですが

ジークに騙されて、部下30人をまんまと無垢の巨人にされてしまったリヴァイの悔しさも

 

エルヴィンやグリシャの場合は家族を失ってるわけだからね、そりゃ根が深いよね

 

たぶん「道」から未来の息子ベルトルトがリヴァイに何らかの干渉をしたと思うけど、その時が来たら個人の恨みを晴らすことを優先してしまうエルヴィンが選ばれなくてよかったと今は思うよ

 

エルヴィンとアルミンの違いは、エレンの言った通り「夢」

エルヴィンのは「夢」じゃなくて「遺恨」

アルミンは海を見たいという「夢」を、自分が見に行けなくてもエレンが見てくれるのならいいと、エレンに「夢」を託した

エルヴィンは父を死に追いやってしまった「遺恨」を、自分が晴らさなくてもリヴァイが晴らしてくれるのならいいと、リヴァイに「遺恨」を託した

 

理想を完璧なものにしようとする行為は怖いと思うけど、理想を持つこと、目指すことは大事

ということはわかります

そういう理想を抱いている人は貴重だとも思うし、そういった人が輝いて見えるし、憧れの目で見てしまう

だからエルヴィンはハンジを調査兵団の団長に指名したのだろうし

そのハンジがアルミンを次の団長に指名したのは、裏切る前の話だ

 

あ、やばいやばい、ハンジ派でいることが色々と難しいってのはわかるんだよ

いざとなったら、自分側さえ良ければいいと、ちゅねは思ってるから

出来れば勝ち馬に乗りたい

暴力を奮われずに育った人が、暴力の怖さを知ることは出来るんだろうか?

という疑問も抱いている

 

これも言葉足らずか

暴力を奮われて育ったちゅねがハンジ派で、暴力で支配しようとするイェーガー派を擁護する人が割と多かったのにビビり

もしかして暴力って大事なのか? と、ちょっと思っちゃったんだよ

自分の基本はDV思考なんだけど、とある暴力反対派(尾木ママのような人)の言葉が脳裏に残っていて、そのおかげで自分の悪い所に気付けたということがありまして

 

「暴力を奮われて育った子は、自分に暴力が向くように仕向ける」

というものです

聞いた時は「そんな馬鹿な話が」と鼻で笑ったんだけど、ちゅね、長年のくせでつい挑発的反抗的な態度を取ってしまうところがありまして

話し合いの放棄とかね

それで相手がカッとなり……

「ホンマや」

みたいな