【進撃の巨人】最終話 アルミンのおかげ(その2)

※最終話までのネタバレあり

 

ぜんぜん終わらない

 

 (こちらの記事内にて書いたサシャ関連については多少の誤解があったので別記事にて釈明をする所存でございます(;'∀') 2021.5.10

 

 

 

やはり中途半端に進めると大けがする可能性があるので、アルミンのおかげに結び付けるために、アルミンについてしっかり読み解いて固めておこうと思いなおしました

とはいえ、途中のあれこれはどうであれ、結末にはさほど影響はないだろうから、ちゅねは今すぐ大団円に行きたい

 

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 80話『名も無き兵士』より

 

 

さて、 

最終話冒頭のエレンとアルミンの時空旅行(仮)は、アルミンの記憶を改竄している正に経過であり、エレンは作り出された幻影で、それぞれ別の誰かを表したものであると睨んだんですが、ここで間違えると大惨事なので、結構慎重に読み返しましたが、どうだろう 

この時空旅行中でもリフレインが起きているような気もするんですが…(もう頭がおかしくなりそう)

 

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最終話『あの丘の木に向かって』より

この表情は踏みつぶされる前のラムジーの表情なので、131話『地鳴らし』をよく読めということですよね

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131話『地鳴らし』より
 

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131話『地鳴らし』より

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最終話『あの丘の木に向かって』より

この2つのシーンを見比べてみて、気が付きました

構図がリヴァイの裏切られシリーズと同じです

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72話『奪還作戦の夜』より

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108話『正論』より

このシリーズは信頼していた相手に裏切られるという構図なので、

ラムジーの場合、地鳴らし巨人を動かしているのはエレンなので、ラムジーはエレンに裏切られた

アルミンの場合はダイナ巨人ではなく、ダイナの真正面に居る人物が裏切った人物となると思います

すると、カルラなんじゃないだろうか?

あともう一人、エレンの中にはリヴァイが入っているので、リヴァイというのも否定できないんだけど(2人入ってるのかなあ?)

うーん、やっぱりリヴァイにしてもエレンにしても母殺しは無し!

母を殺す動機がない

 

なぜベルトルトを生かすことにしたのかを考えていくと、行き着く先にあるのは黒焦げアルミン

アルミンを死なせないようにするためにベルトルトが必要だった

なぜアルミンを生かすかと言えば、世界を救うのがアルミンだからではなく、その先にあるもう一つの可能性、リヴァイとミカサを救ってくれるのがアルミンだから

ここまで考えた時に該当する人物として、カルラの存在が急浮上してくる

 

カルラはエレンの中にリヴァイが入り込んでいたことを、座標に行ったことで知ることができたとする

すると、カルラにとってリヴァイは自分の子と同じような存在になりますよね

ミカサはカルラにとって実の子ではないけれども、実の娘のように感じていたと思う(とってもいい子だっただろうし)

そのミカサが、わがままなエレンのせいで奴隷のようになってしまい、なおかつ自分の最期の言いつけにより、余計にミカサをエレンに縛り付けることになったかもしれない

と、カルラは思い悩んだ、とも考えられますよね?

すべては自分の過ちが生んだこと

 

「私は若く、愚かだった」みたいな

 

どうにかしてミカサを救ってあげたい

エレンの中に入り込み、エレンの中で頑張り、ミカサを好きだったリヴァイのことも救ってあげたい

それこそ世界を救うことよりも、カルラは2人を救いたかったのではないか

 

他にも候補がいたのですが(クシェルとかハンネスとか)、ことリヴァイとミカサを救いたいに限定してカルラに絞り込みました

ま、カルラ=ハンジでもあるんですが

カルラとハンジは、ある所でふたつに別れるのか、それともハンジがもう一周してカルラ的になるのか

ハンジの中にカルラが入り込んだことで2人は完全同化と考えていいのか、悩みましたが、分かりました

リヴァイの選択を見て「こんな結末で良いはずがない」と悩み、アルミンと意気投合するようです

これでもう一度記憶改竄に戻るのか、そのまま未来へ進むのかが悩みどころなんですよ、つまり

カルラの一周遅れでハンジが同じことをすると、ちょうど輪唱みたいな形になるでしょ?

あんな感じなってるのかなと、ちょっと考えてしまうんですよ(^^;)

 

それは置いておくとして、

要するに、カルラとハンジのパートはこんな感じになる

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最終話『あの丘の木に向かって』より

「…だから 見逃して… オレの母さん…、カルラの元に向かわせたのは… 私自身」

 

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138話『長い夢』より 

ということで、138話『長い夢』で描かれた「いってらっしゃいエレン」というミカサの中身はカルラ(=ハンジ)であり、エレンとミカサをくっつけようとして干渉してきた犯人の1人、ということになるんじゃないのかと

 

ミカサの妄想については、「いってらっしゃい」というこのページだけはエレン側から見た(見せられた)もので、このミカサは幻影

記憶改竄と、その人の中に入り込むというのはイコールと考えていいかしら?(^^;)

 

アッカーマンのリヴァイの場合、エレンの中に入り込むことは出来ても、エレンがリヴァイの中に入ることはできない、とかいう縛りが明確じゃないからさ

これがイコールでなくなると、ミカサの中に誰か別の人が入り込めてしまう可能性が出てきてしまい、解釈の幅が広がってしまうのよ…

でも、脊髄液ワインを飲んでも意のままに操れないという設定があるから、縛っちゃっていいよね?

ユミルの民でありながらアッカーマン一族(リヴァイとミカサ)の中には別人格が入り込むことは出来ない、うん、決まり

 

リヴァイはエレンの中に居た時に「いってらっしゃいエレン」を見ていて、これのせいでリヴァイはミカサが裏切り者だと早合点し、ミカサを傷つけるに至ったとすると、ちょうどサネスの状況と重なりますよね

(『アルミンのおかげ(その1)記事も、もう修正入れたくて仕方ないのトホホ)

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 55話『痛み』より

だまされて涙を流しながら肩を落とすサネスには「ばーか!」「ざまーみろ!」と言えたハンジも、さすがにリヴァイには同じことは言えないだろう(^^;)

→自分では正しいことをしているつもりだった

エレンにリヴァイが入り込んだせいでややこしくなったのと同様に、ハンジの中にカルラが入ったせいで非常にややこしい…

 

カルラについて

なぜカルラがこんなことをしたのか 

カルラのエゴについては、鬼子母神に少し似ているのではないかと思いました

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138話『長い夢』より

この時の進撃の巨人の顔にどことなく既視感があり、なんだったかなーと考えに考えて絞り出てきたのが、鬼子母神だったのですよ

そもそも始祖掌握後の進撃巨人が、なぜこれまでの姿と違ってサラサラロングヘア―になっているのか

これまでのことを考えてみても、作者が無意味にサラサラロングにするとは思えない

そこに何らかの意図が込められているに決まっている(キリッ

 

ガビに首を吹っ飛ばされた時にエレンの中のリヴァイの人格がはじき出され、それと入れ替わるようにカルラ(女の人格)が入り込んだ…と考えるとどうだろう

 

カルラはまずハンジに入り込んでいた(と思う)

そこから予想して見ると、ハンジが132話で踏みつぶされた時に、カルラは過去の自分の記憶を思い出し、こんな怖ろしいことをする我が子をどうにかしないといけないと考えた

ここは奇しくもグリシャと同じだよね

  

あー、なんかこんがらがってきたなあ!!!

 

始祖を掌握したエレンの中に入り込んだカルラは、過去未来を行き来することができ、

そこで我が夫グリシャの過去を知り愕然

悪魔(グリシャ)の子をこの世から抹殺し、自分も死のうと考えた

 

別にエレンの中に入り込まなくても、座標から色々とできるのかもしれないんですが(^^;)

ここにも縛りはあるよね?

始祖を掌握したエレン、もしくは「不戦の契り」の無力化に成功したジークの存在は不可欠だよね?

 

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130話『人類の夜明け』より

ここで描かれる記憶の断片は、すべてエレンが見たものだと思う

ファルコの記憶があるってことは、始祖を掌握すれば鳥目線も手に入れられると考えるしかない

とすると、この世界そのものが仮想現実と考えた方がいいのかなあ?

(【ループ (鈴木光司の小説) - Wikipedia】と同じで)

で、ユミルの民はその世界の中で生まれたバグなのかも?(まあ、いいや、ここは考えない)

このエレンの記憶の断片に、死ぬべきではなかったから生かしたベルトルトが描かれている

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最終話『あの丘の木に向かって』より

というわけで、ベルトルトを生かすために、カルラの元にダイナ巨人を向かわせたのがカルラ本人であるという辻褄を合わせるためには、カルラは一度エレンの中に入り込んだと考えました

 

エレンに入り込んでいたカルラは、エレンの中にリヴァイが入り込んでいたことを、すぐには気づかないまでも最終的に気が付いたのではないか(リヴァイが入っていたのは地鳴らし以前)

と考えたんだけど、もう頭で整理しきれなくて……

 

というわけで別方向からアプローチ

カルラはクサヴァーとの対比と考えると、エレンの中のリヴァイの存在にカルラは気が付いたと解釈できるんですよ

クサヴァーの妻子は、クサヴァーに騙されたと知ったときに、悪魔の子である我が子と無理心中したじゃないですか

その後、クサヴァーはジークに息子を重ね、我が子同然にジークを可愛がり、夢を託した

 

あれをカルラに当てはめていくと(ちょっとややこしいことになるんだけど)

 

その前にグリシャを当てはめる

グリシャはエレンに重なっていたリヴァイを我が子同然に可愛がり(←知らずに)夢を託した(ただしグリシャの夢の方は、エレンもリヴァイも「裏切られた!」と反発する)

 

カルラにはエレンの他に我が子同然だったミカサがいて、エレンの奴隷のようになってしまったミカサをどうにかしてあげなければと、どこかのタイミングで決意する

それに加えて、エレンに重なっていたリヴァイの存在に気が付き、リヴァイを我が子同然のように思い、悪魔の子であるエレンを殺すという夢をリヴァイに託した

と、こう考えることが出来るじゃないですか

 

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119話『兄と弟』より

まずはエレンと一緒に死のうとしたカルラ(137話『巨人』での超大型巨人の爆破時)

「大丈夫よ、エレン!!」

「母さんがずっと付いていてあげるから!!」

「離せよ!! ババア!!」

こんな感じにカルラが一緒に死んであげればエレンは成仏すると考えたが、母の想いは空振りに終わりエレン復活(これが1アウト)

カルラはまたやり直しです

 

これ、あれだな、ミカサにも当てはまるわ(書いたっけ?)

「大丈夫、エレン!! 私がずっと付いていてあげるから!!」

「離せよ!! クソ女!!」

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 119話『兄と弟』より

この、ファルコに手を伸ばすガビにあたるのが、

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138話『長い夢』より

丁度このリヴァイなんだよ~(^^;)

(見事にリヴァイの手がエレンに伸びているように見えるという…)

もしやエレンが見た未来の記憶ってこれなのかも?

エレンにはこのリヴァイが自分を助けに来てくれた姿に見えたのかもしれない 

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135話『天と地の戦い』より

ほらほら、こんな感じ(ライナーを助けるジャンの図)

4話『初陣』での、アルミンを助けるエレンの構図でもあるか

うーん、4話『初陣』では王様エレンの人格の方もアルミンを助けるために自分の命そっちのけであんなことしちゃったけど、愛するアルミンのためならば王様も本気出すという解釈でいいのかな?

ちなみにリヴァイの人格の方は、夢を見る楽しさを教えてくれた大好きな親友アルミンと解釈

 

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 119話『兄と弟』より

リヴァイに手を伸ばしたくともエレンには手は無し

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138話『長い夢』より

ミカサのやりたい放題

 

こじれまくってますな

 

ジークもカルラと似たような感じで、エレンの父親代わりになってあげることでエレンを救ってあげようなどという甚だしい思い込みをしたことにより、エレンに袖にされて、空振り(1アウト)

 

そこでカルラもジークも、エレンの想い人に注目

エレンはミカサのことが好きに違いない

でも自分の方がミカサよりも劣っているので恋人になる資格がないと気持ちを押し込めてしまった、という2度目の思い込み

ミカサはエレンが好き、エレンもミカサが好きなのなら、二人をくっつけた上でミカサにエレンを討ち取らせようと画策し、見事討ちとらせたが、エレンは成仏せずに復活(2アウト)

 

そこで自分達の一方的な思い込みにより、リヴァイを傷つけ、引いてはミカサのことも色々な意味で傷つけてしまったことを知る

この2アウト目にエルヴィンやハンジ等も関わってくるんじゃないのか?(笑)←下手こいた犯人

で、次は無いから、エレンの記憶を改竄しちゃえってことになったのかも?

(始祖ユミルはエレンとミカサがくっつくところが見たいのだから、人類を救うためにリヴァイにはミカサのことは諦めて公に心臓を捧げよと強要)

 

多数の人類を救うのが大事か、リヴァイ個人の希望が大事かっていう、これまでの立場の逆転が起きているように見えるが、これは完全に問題のすり替えなので騙されてはいけない

そもそもミカサの気持ちを無理矢理エレンに縛り付けようとしたことが問題であり、自分たちの失態(勘違い)の皺寄せをリヴァイ1人に背負わせようとしたことが間違い

まあ、リヴァイは、エルヴィンとハンジに「死」を選ばせてしまったという負い目もあるのだろうし、直前にリヴァイが色々とやらかし反省猿になっていたので、それを利用してしまったのかしら?( ̄▽ ̄;)

このあたりは今後も考察していくつもりなので、考えが変わる可能性あり

 

鬼子母神

鬼子母神は自分の子のために、人間の子を食う話

ja.wikipedia.org

いまさらながらwikiを読みました

“乞食(こつじき)に用いる鉢”なんて、ユミルの手紙に出て来るやつだし、乞食は104期ユミルでありリヴァイである

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89話『会議』より

 

するとリヴァイはカルラにとって末の子ピンガラになるんじゃないのか(長男エレン長女ミカサ末っ子リヴァイ)

 

だからリヴァイはカルラにとって3番目の子どもということになり、その末っ子をどうにかしてあげたいという考えに変わった

リヴァイを救ってくれるのはアルミンしかいないことに気が付いたカルラは、アルミンを死なせるわけにはいかなかった

(時系列が整理できないんだけど、こんな流れだと思います)

 

ついでにエレンにとってもリヴァイはピンガラ(最愛の人)なんじゃないのか?(^^;)

初恋アルミン2番目ライナー3番目リヴァイと考えたら、リヴァイが末っ子ポジションになるよね(笑)

ひょっとしてエレンの場合は、リヴァイを半身のように想っていたのかもしれない

リヴァイを見つけた瞬間、失われた半身に再会したように感じたとか

 

彼女は半狂乱となって世界中を7日間駆け抜け探し回ったが発見するには至らず

ナウシカの火の7日間のようだ

7日間ではないけれども、これが地鳴らしにあたると思う

→エレンは半狂乱となって世界中を駆け抜けリヴァイを探し回った

 

うーん、もしかしてエレンの真意には誰も気が付かなかったということ?

ちゅねはずっと、リヴァイだけは知っていると思っておりましたが(^^;)

でも『傍観者』を読むと、グリシャはカルラを使ってキースに手紙を送ったけれども届いていなかったから、エレンがリヴァイに宛てた手紙も同じと考えるべきだよね

もしくは届いていても意味が通じていなかった

それともある段階で気が付いた?

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128話『裏切り者』より

こんな感じに

 

エレンがみんなに送った手紙の内容について触れられているのは、123話『島の悪魔』にて“ジークにすべてを委ねる”という、これだけだよね?

そこからペトラの手紙、“あなたにすべてを捧げるつもり”につなげたとしても……難しいよねえ(^^;)?

ここは『傍観者』でのカルラと同じで「やっぱり便りは届いてなかったんですね」で、その結論に達したエレンは脱獄してリヴァイに会うことにした

 

→どうやら座標でエレンの記憶ツアーに出かけた際に知る、という感じみたいです(^^;)

シャーディス教官も、ちゃんとカルラの口から手紙を送ったことを伝えたわけだから、ちゃんと同じような感じになるというわけね…

(まさか座標で記憶ツアーまで出かけることになるとは思っていなかった→いつ終わるんだよう(;´Д`)

 

王様エレンについても、ここで一端整理しておこう

アルミンとミカサは俺のもの

それを奪おうとする奴(外の世界の存在)が許せない

自分より優れた存在があること自体が憎い、滅ぼしてしまえ

 

対してリヴァイの人格の方が、アルミンとミカサが外の世界から来た人達にどんどん馴染んでいき、自分だけ置いて行かれてしまったように感じた

寂しい……踏みつぶしちゃお

 

(どっちもダメですよ)

 

エレンとリヴァイ、2人に共通しているのは、父親の裏切り行為による怒りではないだろうか

文明が進んでいる世界から来た父、そこで別の家庭があったグリシャ、そのことを何も知らずに暮らしていた自分が惨めに思えた(自分が無知だったことにも腹立つ)

母の仇や、この世界を救うことを父は自分に託したのだと思っていたのに、ただ単に自分の無念を晴らしてくれというだけの話だったことに心底ガッカリした

(あくまでも2021.5.2現在の考察であ~る)

 

鬼子母神wikiより↓

その像は天女のような姿をし、子供を1人抱き、右手には吉祥果(ザクロ)を持つ

ザクロも作中に出てきましたよね?(アニメのみでした(^^;))

 

インド(ヒンドゥ教)では、とりわけ子授け、安産、子育ての神として祀られ、日本でも密教の盛行に伴い、小児の息災や福徳を求めて、鬼子母神を本尊とする訶梨帝母法が修せられたり、上層貴族の間では、安産を願って訶梨帝母像を祀り、訶梨帝母法を修している。 カーリー(シヴァの妻)の観念もまた、訶利帝母、すなわち天の母なる母王である鬼子母神によってあらわされている。 

  カーリー(シヴァの妻)の観念、カルシファー……

 

↓もしやこれも関係あるか?

dsr.nii.ac.jp

リンク先の「中国の「九子母」から日本の「子安神」へ」の項目に書かれている「一幅の子供を抱く女神の麻布画」の解説が「女神の周囲には、色白で丸々と肥え太った8人の子供が遊んでいる」

これがまるで、始祖を中心とした描かれた9つの巨人のようでもあり

「九子母」って名前がもう…

 

カルラについて2

裏切られシリーズのカルラバージョンをつくると

こうなるかな?↓ 

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(上・2話『その日』/下・最終話『あの丘の木に向かって』)

何個か候補があって、どれが正解か分からないんだけど、ラムジーの足が瓦礫で潰されているので、このコマで当たりという意味なのかもしれない

 

というわけで、黒幕カルラ説を確かなものにするために、もっと外堀を埋めていきます

まずはこのページに描かれるエレンと重なるように描かれている人物は誰か

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最終話『あの丘の木に向かって』より

ずいぶんと女性的なエレンです

これは結構早い段階からカルラっぽいなと思っていました(まあ、エレンの母親だから)(エレンを女性っぽくするとカルラになるよね(^^;))

けれども、ただそのように見えるというだけでは説得力に欠ける

アルミンがずいぶんと大人っぽく描かれているのが、ひじょーに気になる点ではあったのですが、いかんせん誰だか分からなかった(^^;)

でも、今日(4/27)に急に降りてきた

モブリットのように見えるよね、このアルミン

このモブリット風アルミンを描くことによって、エレンの向こう側にいる人物が誰なのかを示唆しているのだと判断いたしました

 

なぜカルラにモブリットが充てられているのかというと、カルラは死後にこの世への未練からハンジの中に入り込み、第二の人生を送ったのではないのかと

あくまでもちゅねの考察ですよ(^^;)

 

カルラは死の直前、キースではなくグリシャを選んでしまった自分の人生を後悔し、その未練からこれまでの自分とは正反対に生きたいという強い思惟により、ハンジという女性の中に入り込んだ(キースのそばにいられるような女性ということで入り込んだ可能性もあり)

そしてハンジの中で第二の人生を送りましたが、そんなカルラが選んだのはシャーディス教官ではなく、リヴァイでもなく、モブリットだったというわけ(そして我が子とやっちゃった衝撃)

せっかく新しい人生を歩んだのに、またしてもカルラは悪魔の子をお腹に宿してしまったという

 

ここでちょっと気になるものを発見

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124話『氷解』より 

ジャンの顔+目元の表情(アルミンとミカサ)で、裏切られシリーズが完成している( ノД`)

どういうことですか、これ

アルミンとミカサが、信頼していたジャンに裏切られるってことですよね

 

今読み返すと、あちらにもこちらにも裏切られシリーズが描かれているのが分かるようになっただよ…

 

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124話『氷解』より 

続くジャンのこのセリフは完全に138話『長い夢』に出て来るミカサの妄想のソレだし…

 

ここでジャン本人が裏切り者(イェーガー派とつるんでいる)となると収拾がつかなくなってくるので、完全に先輩方が座標からやらかしている、と考えました

主にエルヴィンとハンジ(+カルラ)が黒幕

で、人類を救うために過去をいじくりまわしているうちに、次々と想定外のことが起きてしまい、それこそ収拾がつかなくなっている状態なのではないかと

ライナーは必要なので殺すわけにはいかないので(そのつど助けるからライナーは死なない)、ファルコに顎を継承させた上でジャンを操って身柄を確保させ、無垢の巨人にされたピクシスに食わせようと画策したが、コニーに邪魔され強奪されてしまった(シナリオ通りに行かない)

 

うん、これ完全にやらかしてるよね

ロッドレイスの時と同じだわ

偽物の王を立て、その影で奪われた始祖を取り戻そうと躍起になっていたレイス卿という構図と同じだわ、よくよく考えたら

偽物の王というのがエレンで、実権を握る貴族たちがイェーガー派

うーん、ちょっと違うのか

偽物の王というのがアルミン(調査兵団団長)で、実権を握る貴族たちにあたるのがジャン、コニー、ミカサ、ライナー、ピーク、アニ、ガビ、ファルコ

それらを隠れ蓑にしたエルヴィンとハンジが黒幕で、私設の中央憲兵というのがガビとファルコ、途中からリヴァイも加わる(座標でエルヴィンたちと再会後に)

 

→ロッドレイスは、エレンを食って始祖の力を手に入れたいというケニーの夢は叶わないと知りながら、真実を話さずにケニーの力を利用するだけ利用してポイした

 

→リヴァイがミカサのことが好きで、ミカサを手に入れたいという夢は叶わないと知りながら(ミカサはエレン生首を選ぶという未来を知っていた?これは無いか)真実を話さずにリヴァイの力を利用した

 

あちゃー

 

だからやっぱりあれなんだよね

ロッドレイスは、ヒストリアにエレンを食わせて始祖を取り戻そうとしたように、エルヴィンとハンジは世界を救うために始祖ユミルが望むようにエレンとミカサをくっつけようとしていた(ミカサにエレンを討ちとってもらおうとした)

実際のエレンは同性愛者で、想い人はリヴァイであり、ミカサは徐々にエレンから気持ちが離れていたにも関わらず、そうとは知らずにミカサの気持ちがエレンから離れないよう強引にミカサがエレンを選ぶように仕向けた(ミカサの妄想を作り上げた)

 

そんなエルヴィンとハンジの野望を成敗するのがアルミンというわけだ( ̄▽ ̄;)

クーデター、下剋上、親子喧嘩の構図

 

ただアルミンはハンジ(=カルラ)には「行こう」と手を差し伸べているのに対して、エルヴィンにはうんこを手渡しているので、ハンジに対しての怒りは「自分にも同じ罪がある」ということで帳消しになっているんだと思う

ハンジ(=カルラ)は自分の罪を告白し、反省してうじうじしていたから「行こう」と手を引っ張った

 

それに比べてエルヴィンは上から目線だったし偉そうだったから、うんこを渡した(笑)

まあ、あとエルヴィンは死後にアルミンの中にずっと入り込んでいて、アニの身体を堪能したのが許せなかったというのもあると思うんですが(^^;)

  

 世界を救うのがアルミンだから、アルミンを死なせないようにしたのがエルヴィンとハンジ(ダイナ巨人をカルラの元に向かわせた)

↑これはなくても良かった(^^;)

エレンの中に入り込んだリヴァイも、世界を救うのがアルミンだからアルミンを死なせないようにしたかもしれないが、ダイナ巨人の件には関わっていない

 

それとは別に、リヴァイとミカサを救ってくれるのがアルミンだから、アルミンを死なせないようにしたのが、ハンジの中に入り込んでいたカルラ

最後まで行き「こんな結末間違っている!」となったのがハンジ

アルミンの逆鱗に触れて降参したのがエルヴィン

 

アルミンによるクーデター成功により、ザックレーの芸術に逆さに座らされるべきは本来はエルヴィン、椅子に縛り付けられ拷問を受けるべきはハンジだったのですが、旧体制メンバーで実体として残っていたのはリヴァイだけだったので、すべての罪を被りリヴァイが車いすに座ることになりました

 

あれ、なんか一部おかしくなったね(^^;)

今、気が付きました(すみません)

……変じゃないか(頭が迷子になるんだよ)

玉座に座り飯が出てくるのを待っていただけのお飾り団長だったアルミンが反旗を翻し、孤軍奮闘でクーデターに成功した

 

どうだ、こんなところか? ちゅねに読めたのはこれが全てで、もう何も出てこないよ

限界だよ…… 

 

あ、あと、エレンはまだ生きている

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最終話『あの丘の木に向かって』より

このエレンの顔が「クソ野郎」シリーズのソレなので(^^;)

「クソ野郎」シリーズについては、ここで書くと長くなるので別記事で書きますが、たぶんエレンはアルミンも自分と一緒に来て欲しかったんじゃないかな

でも、アルミンはリヴァイの方を選んじゃった

だからそんなアルミンに対して「クソ野郎」という気持ちなんじゃないかと

 

光るムカデは消滅したわけではなく、エレン生首の中でしっかりと生きている

ミカサの手によって木の下に埋葬されたので、生首は腐って消えるだろうけど

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122話『二千年前の君から』より

いつの日かまたユミルのような奴隷女が落ちてくるのを、あの木の下で待ち続けるんです

ターンAと同じで、全て最初に戻る、ということなんじゃないかな

AというのがアッカーマンのA、アズマビトのA、元少年Aという意味なのかもしれない

この元少年Aというのも、特定の誰かというわけでなく、元少年(少女)だった人たちと考えればすべての人が該当者になる

 

調査兵団たち

さて、故調査兵団たちは未練がなくなれば成仏できますが、

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最終話『あの丘の木に向かって』より

エルヴィン、ハンジ、モブリット、ペトラの4人がリヴァイが気がかりで成仏できなかったと考えられる

ガビにはカルラとハンジで(ハンジはもしかしたらアニかもしれない)、ファルコにはモブリットだと思ったのですが、もしや金魚の糞は卒業でジャンに入った可能性も考えられるぞ

ペトラがファルコに入り込んだのは確実(→ファルコがやたら美形になってるから)

全ての罪を被り、1人車椅子に座らされたリヴァイを気の毒に思った神は、リヴァイの身の回りの世話をするために美女をリヴァイの元に送ったと考えると、モブリットは排除されるじゃないですか(笑)

ファルコじゃないとすると考えられるのはジャンしかいない(ちゅねの好みの男キャラがモブリット、ジャン、シャーディス教官、ケニーだからだ)(ただそれだけの話だ)

 

ただ、シャーディス教官もなんとなく生き残っていると思うので、カルラはそっちの方に行った可能性も考えましたが、末っ子リヴァイのあんな泣き顔見せられたら、やっぱり心配で旅立てないだろうと

シャーディス教官の方は、新世代の親衛隊が居るだろうし

というわけで、ガビとファルコに乗り移った面々は、しばらくは便所に行くのも困る状態のリヴァイの下の世話をします

 

だからというわけじゃありませんが、エルヴィンはファルコに入ったとは考えづらい

入るとしたらアルミンだと思うんだ、やっぱり

後進に譲るシャーディス教官の心境になったということだよね、エルヴィンは

甲板に居るアルミンの髪型がエルヴィンなので、絶対にアルミンの中に入ってると思う(その前まではリヴァイ)

 

あのアルミンの髪型については、ユミルの手紙への誘導と見た

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89話『会議』より

ユミルの手紙の冒頭に似たような状況

(座標で)お詫びをするリヴァイの傍らで腕組する悪趣味でモテない男っつうのがエルヴィンだよね?

 

リヴァイ「あの時はすまない まさか俺がお前(ミカサ)よりコイツら(エルヴィンやハンジ)を選んじまうなんて」

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最終話『あの丘の木に向かって』より

リヴァイ「俺はこれから死ぬ(かもしれない) でも後悔はしていない」

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最終話『あの丘の木に向かって』より

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49話『突撃』より

リヴァイ、ぶち切れ

 

じゃなくて、こっち(笑)↓

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最終話『あの丘の木に向かって』より

アルミンのカマかけに、あっさりと引っ掛かるリヴァイ

しかも期待していた以上のものが返ってきて、引いてしまうアルミン

 

 アルミンが始祖ユミルの力を打ち破り外に投げ出された時に、そこにリヴァイがいて、アルミンはリヴァイに詰め寄り、同じようにリヴァイにカマをかけ、リヴァイがこれとすっかり同じことを叫ぶのだと思います

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138話『長い夢』より

「そんなの嫌だ!!」と叫ぶリヴァイの口元だけは用意されていますが(^^;)

目元も探せばあるかな?

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138話『長い夢』より

「しっかりしろ!!」

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138話『長い夢』より

「早くしろ!!」

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79話『完全試合』より

「死にてぇか!」の顔か

 

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138話『長い夢』より

これでもいいかも?

 

なんだろう、やっぱりリヴァイの細い目がイメージを怖くしているのかね?(^^;)

 

これがエレンではない第3者が書いたシナリオであることの証拠になるかどうか分からないけど、

アルミンの前でエレンはミカサに対して「オレのことは忘れて幸せになってくれ」なんてことは言っていないですよね?

エレンが言ったことは

「この世で一番嫌いなのは不自由な奴と家畜、つまり奴隷」

「オレはガキの頃から、ミカサ、お前のことがずっと嫌いだった」

 

「オレのことは忘れろ」というセリフがが登場したのは、あくまでもミカサの妄想の中のエレンが言ったことで、アルミンは知らないはず

 

「案外すぐに良い人見つけて」というアルミンの表情については71話『傍観者』のキースの自嘲気味の表情で間違いないと思うんですが、うーん、あのセリフと最終話のこれを合わせて考えられるのは、

「さながら僕たちは、調査兵団旧体制の正当性を示すための道化師…」

「ほんと、こんな馬鹿げた物語を演じさせられて、馬鹿みたいだよ」

みたいなことなのかなあ?

本音の部分ではこんなことを思いながら、アルミンは始祖ユミルの力に必死に抵抗している

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138話『天と地の戦い』より
これが始祖ユミルの記憶改竄に抵抗しているアルミンの姿だと思う

アルミンは必死に意識を保とうとするが、徐々に意識は薄れ……

 

そこに泣き虫ベルトルト(リヴァイ)の影が

 その姿が、いじめっ子たちに虐められていたかつての自分の姿に重なる

 

だめだ、負けちゃだめだ

勝てば、生きる! 負ければ、死ぬ!

戦え、戦え

 

ううう、ちゅね、なんだか苦しくなってきた(こんな愚かな事を後輩にさせるなんて)

 

うーん、これってなんなんだろう

固定観念に囚われすぎて、自分が何やってるのか分からなくなっている状態ということかな

あるいは自分が間違っていると認めるのが怖い、引き返すには進みすぎてしまった状態こそが一番怖い、みたいな?

都合が悪いものは消す

大義名分とは何ぞや、とか?

 

それとも、もっと俯瞰的に見て、エルヴィンたちのやっていることは遺伝子操作ということなんだろうか?

パンドラの箱的なこととか

まあプライバシーの侵害だけど

 

話を「ユミルの手紙」に戻しまして

ちょうど最終回の船室でヒストリアの筆跡の匂いを嗅ぐキモいライナーの横のアルミンがリヴァイの髪型

これは、お詫びするリヴァイの横で腕組をするエルヴィンということ

甲板のアルミンがエルヴィンの髪型だし、鳥が落とした羽が手紙

ユミルの手紙を届けるのがライナーの役目なので、腕組しながら覗き見をする悪趣味でモテない男=エルヴィンは、アルミンの中に入り込んでいる(と考える)

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最終話『あの丘の木に向かって』より

アルミンの上目遣いの視線の先に、このライナーの姿がある

(ユミルの手紙に描かれるライナーとほぼ同じ)

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左89話『会議』/右最終話『あの丘の木に向かって』

まさかライナーの中に入ったわけじゃ……( ̄▽ ̄;)

いやいや絶対にライナーではない

 

エルヴィンの寄生先はアルミンだと決まっている!

というのは、甲板に立つアルミンの手の中に落ちてきた鳥の羽(リヴァイの手紙=想い=リヴァイ本人)を託されたのがサシャのお父さんの元にいるニコロで、たぶんこのニコロの中にジークが入り込んでいる

そして、ユミルの手紙がライナーから調査兵団団長であるハンジの手に託されてヒストリアに届けられたように、エルヴィン団長(アルミン団長)からジーク(ニコロ)の元にリヴァイが託され、それからミカサへとリヴァイは届けられる、という形になるはずなので(なかなかスマートには行かない模様)

 

で、急に閃いたんだけど(風呂入ってて) 

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最終話『あの丘の木に向かって』より

手紙の匂い嗅いでいるライナーには、ミケが入ってるよ!(≧∇≦)

で、ピークにはナナバだ

ピークについては、ずいぶんと面変わりしたな~とは思っていたんだよ

アンニュイな雰囲気が、ナナバそのものだよね

 

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最終話『あの丘の木に向かって』より

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27話『エルヴィン・スミス』より

うわー、なんだか嬉しい

ということは、ジャンがピークとくっつくことはなさそうだな

ジャンにはモブリットが入っているだろうと先に考察したけど(鏡も見てるし井戸つながりで)

モブリット入りジャンは誰とくっつくんだろう

ガビとジャンがくっつくとしたら、カルラとモブリットの絆は相当なもんだと思う(このカップルは面白そうだが)

そしてジャンの黒髪への執着心も相当なもん

それよりなにより、ハンジの最後の男はアルミンですよ

 

そう考えるとアルミンて凄いよなー

アニを救い、リヴァイを救い、エルヴィンとハンジも引っ張っていくんだもんね

で、ミカサに鉄槌をくだす(はず)

(ん、ということはエルヴィンとハンジがくっつくということでもあるのか)

 

コニーに入ったとしたら、オルオしかいないような

まさかグンタとエルドも入ってるとか言わないよね?(^^;)

いや、ありえるか

 

ハンジの心の変化

ハンジの悲しそうな顔について

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133話『罪人達』より

この時のライナーと同じなので、悲しいというよりもリヴァイに対して後ろめたい気持ちがある

ライナーの状況は、コニー達は人類を救うために自らの手を血に染め、そんな自分たちのをかつてのライナーの姿に重ね「おまえもつらかったよな、裏切者なんて言ってごめんよ」と純粋な子犬のような目で見つめられてて、良心にぐっさりと矢(ナイフだな)が突き刺さった状態です

コニー達と違ってライナーは「ただ英雄になりたかっただけ」で壁を壊しちゃったという真実がゲロできないライナー

右足と右ボールを失った上にミカサにも去られてしまい、記憶改竄により104期生はエレンに感謝、何も残らないリヴァイに心臓を捧げられて、3人はひじょーに気まずかった

世界を救うためにリヴァイの恋心を握りつぶし(ボールも潰され)、無理やりミカサとエレンをくっつけるように仕向けたハンジ並びにエルヴィン、ハンジを止められなかったモブリットの3人は罪悪感でいっぱい

 

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108話『正論』より

気まずいといえば、このミカサの表情

↓ライナー

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133話『罪人達』より

 

はは~ん、なんとなく座標での様子が見えてきたぞ

エルヴィンとハンジ(とモブリット)はリヴァイのお人好しに付け込んだのじゃないか( ̄▽ ̄;)

で、それを傍らで見ていたアルミンの反逆が始まる、という流れかな?

 

ロッドレイスVSヒストリア、ケニーVSリヴァイだったように、最後も親子対決の様相なんだな、これ

正式にいうと父子対決で、エルヴィンを倒すアルミンということなのかも

世界VSパラディ島

弱いものが強いものを超えていく

 

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30話『敗者』たち

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30話『敗者』たち

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最終話『あの丘の木に向かって』より

まさか、あの時の女型の巨人にリヴァイがなるなんて……

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137話『巨人』より

アニはジークとは逆で、腹側に男女を抱えておりました

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 67話『オルブド区』外壁より

一周回って、まさかまさかのミカサがライナーになりましたよ

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このライナーの姿も、どうしてもエレンが諦められないミカサの執念の姿に成り代わってしまったよ

ライナーのくだらない私情に、そうとは知らずに付き合う羽目となった気の毒なアニにあたるのがリヴァイか……

アニばかりが動き回り疲弊していくのに対して、兵士ごっこに興じるライナー

ライナーはミカサなのかもしれないけど、同時にエルヴィンやハンジでもあったのかな?

このアニも、あっちのアニ(リヴァイ)も、“良い人”であることに気が付いて手を差し伸べて救ってくれるというのがアルミンだったというわけか…

 

ここで不意に思い出したけど、どうしてもエレンのことが諦められないミカサって、112話『無知』でのリヴァイと同じってことですよね?

ミカサはエレンを信じ、エレンを守ってきたこれまでの自分の行いを茶番にしたくない

ただそれだけで、正しい判断が出来なくなってしまった状態

 

「なんでこうも同じことを繰り返すんだろうね… ミカサは二言目にはエレンは誰よりもみんなのことを想っているとしか言わない」

「それでどれだけの仲間が犠牲になって死んでいったか… そのくせ自分だけは生き延びちまうもんだからタチが悪いよ」

 

リヴァイの場合は、その後に雷槍で爆破されて大けがを負った

ミカサの場合はリヴァイの雷槍は打ち込まれたが爆破はされず、リフレインにより傷も修復(たぶん)うーん、不公平

→ミカサは正しい判断が出来ない状態で希望した通りになったということだよね(つまり歪んでる)

 

……カルラやハンジやエルヴィンが余計なことをしなければなあ( ̄▽ ̄;)

ジークもか

すごいな、人の恋路を邪魔するメンバーが勢ぞろい(そんな諺があったね、そういえば)

モブリットも悪いことになっちゃうのかなー(ちゅねはものっそモブリットに甘くなっちゃうよ)

 

というわけで、同じような過ちを繰り返し、何周も回り?(^^;) リヴァイを救ってくれるのはアルミンだと気が付いたカルラ(=ハンジ)は、アルミンが死んでしまう道を潰すべく過去を変えに行く(どこからが始まりだったのだろう…) 

 

あー、わかったー

ハンジの顔は後ろめたいライナーと同じ顔ではあるけど、

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137話『巨人』のアルミンの顔でもある

ここを読んでみて思い出したのが、107話『来客』のハンジの顔

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107話『来客』より 

 

公→私→公ときて、また私に戻ってきてしまったハンジ 

 

最後の最後で、ヒストリアだけが犠牲にすることが正しいことなのか逡巡した時のように、ミカサとリヴァイが犠牲になってしまった事実に立ち止まってしまった

これで、ハンジは「いいわけがない」となり

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最終話『あの丘の木に向かって』より

「行きましょう、ハンジさん」

で、ハンジはアルミンに、カルラはモブリットについてくことにした

というか、モブリットは自分ではハンジを止めることができないということに気が付いて、自分のためにもハンジのためにも離れることにしたんじゃないだろうか?

 

そういや、なぜ死ぬ直前にハンジがモブリットを選んだと考察したかというと、過去にも書いたけれども復習のために書いておこう

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119話『兄と弟』より

これがモブリットがリヴァイに言い放ったセリフだから(たぶん)

どこかで書いたけれども再度ここで説明すると、ハンジの左眼はモブリットに捧げられております

ライナーはリヴァイの暗喩なので、ライナーを救うために自ら犠牲になったポルコがハンジとなる(暗喩というのが正しいのかわからなくなってきた(^^;)

そのハンジの暗喩であったポルコの左眼ということで、このポルコはモブリットを表していると思いました

 

自分は命を懸けて彼女を守ったけれども、あんたは置いていった

だから自分の勝ちだというモブリットの勝利宣言なのかなーと(笑)

死んでも、死ぬ前も、あんたは俺の下、的な

まあ、モブリットはハンジ一筋だったのに対して、リヴァイは「ハンジかな?ミカサかな?どっちにしようかな?」な奴ですからねえ(^^;)

 

なによりも手繋ぎといえば、やはりハンジとモブリット

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132話『自由の翼』より

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 こうやって並べると似てないとか言われそうだけど、なぜかモブリットっぽく見えるんですよ

 

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 118話『騙し討ち』より

こちらのガビとファルコの表情が、エレンとアルミンの表情と一致しているので、二人の心境をここから読み取ると

ガビもファルコも、お互いに自分の罪を打ち明けて謝り、その中でファルコが勢いに任せて愛の告白をしてガビを仰天させた

どうせ自分は巨人化して死んだも同然になるからと、やけっぱちになっているファルコに、「うじうじしてんじゃねー、行くぞ」的な

 

は!

 

これと同じじゃないか↓

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126話『矜持』より
うじうじしているライナーを蹴り飛ばしての一言

「時間がねえ、早く行くぞ、世界を救いに」

 

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132話『自由の翼』より

じゃあ、これはどうなるんだ?(^^;)

自分で「行かせてくれ」って言ったんだから仕方ないよねと、うじうじしている状態か

だからこそモブリットが「行きましょう」と言ってくれたのかな?

そういや巨大樹の森では、リヴァイは「うじうじしてんじゃねー、行くぞ」とハンジに言ったわけか

でも二度目は無かったと(^^;)

 

で、モブリットで終わりかと思いきや、ハンジはアルミンについていくという

これでリヴァイとミカサが実はくっつかないとなったら、ちゅねは膝から崩れ落ちる

 

うじうじリヴァイ

うじうじしているといえば、リヴァイもなんだろう( ;∀;)

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最終話『あの丘の木に向かって』より

自分で決めたんだから仕方ないなって気分かね? 

や、だから、アルミンが言ってくれるから、「行こう!」って

泣くな泣くな(´;ω;`)

 

は!

もしやリヴァイの「見ていてくれたか?」ってやつは、コニーと同じ強がりか

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「心臓を捧げよ(く、くやしくなんてないもん)」

(おそらくミカサに唾つけてもらって喜んでたら、あっさり見捨てられた直後のリヴァイ)

 

え、じゃあ、リヴァイが過去の過ちに気が付いた直前に言われた言葉はなんだ?

言ったとしたらミカサだよね?

 

……これか

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(予想)リヴァイの股間が血みどろになっているのに気が付いたミカサはリヴァイのズボンを下した

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84話『白夜』より

(このハンジの汎用性の高さに驚かされるよ…)

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84話『白夜』より

(ジャンも同じ)

↓ミカサが見たもの

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84話『白夜』より

片腹が潰れて今にも死にそうなエルヴィン

(解説・リヴァイっ子の右ボールが潰れ、中央棒が死にかけの状態)

これで用意された3つを全部使い切ったぞ(^^;)

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84話『白夜』より

双子のような存在だった右側の死を知った左側

偶然なのか、サシャの顔が並んで描かれる(笑)

 

そしてミカサの気持ちでもある

 

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107話『来客』より

サシャ(リヴァイの右)の死を1人墓の前で悲しんでいたのはミカサ

「お前らがついていながら!」と悔し涙にくれるニコロ役は、ここはやはりアルミンだろう

 

一応セリフを当てていくと、

リヴァイ一族モブ

「オイ!! お前104期生だろ!? ここに何しに来やがった!?」

「104期生に殺された右の埋葬に何の用だ!?」(プンスカ)

 

中央「待ってください」

左「こいつは俺達で何とかするんで!」

中央「アルミン、大丈夫か?」

アルミン「クソッ なんでだよ」

左「お前どうやってここに来たんだ?」(←笑った)

アルミン「本当に… 右は死んだのか?」

 

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107話『来客』より

アルミン「なぁ?何で… お前らナニやってたんだよ…」

 

口を閉ざす一同

 

このコマのジャン、コニー、ミカサは暗喩じゃなくて実物でも行けそうだな

ジャンもコニーも記憶改竄されて、リヴァイのご乱心のことは忘れてしまうのだろうけど

アルミンは知ることはないのか?→ちゃんと教えてもらった模様

 

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132話『自由の翼』より

傷ものになったことがミカサにバレて、ばつが悪いアニであるが、同時にリヴァイっ子でもある

 

「ついさっきお前を虐めた俺だけど、どうだ、こんなに(サネスの鼻のように)折れ曲がって、無様だろ?」みたいな

(折れ曲がるってどんな状態よ←いまいちよく分からないまま書いてます)

 

リヴァイっ子のモデルは、おそらく八重垣神社に祀られている木製の男根ではないだろうか?

yaegakijinja.or.jp

 

「無様だろ?」に対してミカサは「そんなことない!」的なことを言うと思われる

もしくは口に含む行為というのがそれにあたるのか

 

慌てたミカサは「唾をつけておけば治る」という母の古いまじないのことを思い出し、リヴァイのリヴァイに民間呪術を試みた

→結果、見事にリヴァイ復活

 

「ありがとう、ミカサ…(キラキラキラ)」

 

「無様だろ?」「そんなことない!」のやりとりから、

ここは『傍観者』のグリシャの言動を参考にしましょう

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71話『傍観者』より 

ヤバいヤバイ

このグリシャの顔は、裏切られシリーズと同じじゃないか(まあ、じっさいに裏切ってたから)

 

ミカサ「あなたのナニはこの世界の誰よりも長くて太い 人類の誇りそのものよ」

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71話『傍観者』より 

リヴァイ「誇り…? 俺のがか…?」

ミカサ「ええ」

 

ケニーに続き、ミカサからも「誇り」と認定されたリヴァイっ子

 

ミカサも罪な女だなあ

こんなに純真な男の心をたぶらかすようなことを言うなんて

 

ミカサ

「私のような女には生首がお似合いなの」

「あなたにふさわしい相手は、もっと特別な…、選ばれし者でないと…」 

 

「それでは、私はこれで」とミカサは生首エレンを小脇に抱え、リヴァイの前から颯爽と立ち去っていった

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最終話『あの丘の木に向かって』より

ちーん

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126話『矜持』より

なぜかルイーゼとミカサのお別れシーンを思い出しました

あ!

最初にこれがくるのか↓

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41話『ヒストリア』より

ミカサはリヴァイの血まみれの股間を見るなり、マフラーで止血をする

「ごめんなさい、こんな汚い布しか無くて」

「イヤ…助かる(結婚しよ)」

 

そしてミカサはリヴァイっ子の機能に何ら問題ないことを確認して立ち去ろうとしたが、その時リヴァイはつい余計なことを言ってしまう

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125話『夕焼け』より

「ミカサ、これは(マフラー)どうすればいい?」

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126話『矜持』より

ミカサ心の声「(忘れてた)(私ったら何てこと、うそでしょ、こんな…)」

ミカサ「返して」

リヴァイ「……汚れてるぞ(俺の血をたっぷり吸いこんで)」

ミカサ心の声「(エレンとの神聖な思い出のマフラーに汚らわしい血を吸わせてしまうなんて)」

「渡してください」

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84話『白夜』より

リヴァイ「………」

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138話『長い夢』より

リヴァイの血(おもに右)で染まったマフラーを首に巻くミカサ

もはや猟奇的な域

このミカサをここに貼り付ける際に、ちゅねは堪えきれずに噴き出しました

(だからこれが天才的すぎるんだって!)

(ちゅねは笑い死にそうだよ)

(ちゅねは最初、リヴァイが置いて行かれたシーンで号泣していたのに)

 

マフラーを巻いた後でこのシーンに行きます

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「あなたには、他にふさわしい女性がいる」

などという使い古されたお断り文句をミカサに言われ、リヴァイは置いていかれた

 

これはひどい(笑)

もうさー、おかしすぎるでしょ

強女女女まがいのことをしたりされたりして許し許され、自らお口に運び呪術を施し、お邪魔した先で粗相をして、それが許し許されて、挙句の果てに右側の血で染め上げられたマフラーを首に巻きながら「あなたには他に相応しい女性がいる」だと!?

 

どう考えても、くっつかないでいる方のが不自然でしょ(-_-;)

そもそもクリスタル割られて許せるというところからして、そもそもでしょ

そもそもなんだよ、そもそも

 

このリヴァイとミカサのいちゃいちゃが、ちょうどアルミンとアニとの対比になっているようなんですが、

あまりの違いにまたしでも腹がよじれましたよ(^^;)

 

アルミンたちに比べて、リヴァイとミカサはこんなにも卑猥なことをしているのに、ぜんぜんくっつかないという

え、これ誰が悪いの?

ちゅねは最初、ミカサが一番悪いと思ってたんだけど……作者が悪いんじゃないの?(^^;)

 

つまりさ、ミカサは自分の嫉妬心がどこに置かれているのか、わけわかんなくなってるんでしょ

エレンがリヴァイのことが好きだという事実を知り、嫉妬心がメラメラ

これまでの自分がエレンが誰かに取られそうになると嫉妬心が沸き上がってきたもんだから、今回もそれと同じでエレンがリヴァイに盗られてしまうことに嫉妬していると思い込んでしまった

けれども実際は(無意識下で)ミカサはリヴァイをエレンに取られるのが嫌だったから、エレンを遠ざけることにした

さらに穴掘って埋めてしまった

自分がここで片時も離れずにエレンを見張っていれば、リヴァイがエレンに取られることはないだろう、みたいな

そりゃエレンには盗られないだろうけどさ、他の人には取られる可能性はあるだろうが( ̄▽ ̄;)

 

あと、ミカサは無意識にリヴァイに呪いをかけたということなのか?

私よりも特別な人が現れない限り、あなたは一生独り身、つまり一生独り身なのよ

 

ミカサは自分が美少女であり、男にとってタマラナイ女であることを知っている、ということになるよね(笑)

 

…もっと深読め

こんなことをしてくれる女なんて、なかなかいないでしょ、兵長

 

ところがどっこい

書いている途中で、ちゅねはまたヤバいことに気が付いてしまったのだ 

 

もしかしてリヴァイは自分のナニが他の人と明らかに形状が違っていたから「これはおかしい」「自分はバケモノに違いない」と思っていたのかなあ?なんて考えていた時のことです

 

しかしながら、自分は他とは違うと感じていたシャーディス教官は「ほざいてろ凡人共」と内心で皆を馬鹿にしてた不遜な奴だった

これをリヴァイに当てはめると、みんなが低身長の自分を見下ろし「ちっちぇえw」と馬鹿にしようが、「(低身長はお前らの方だろ)ほざいてろ凡人共」と内心では周囲を馬鹿にしていた

世の女どもに、実は誰よりも長身である事実を突きつければ、突きつけさえすればば!、誰も俺を「チビ」などと馬鹿にする者はいなくなる

 

皆が俺の存在を前にひれ伏し

 

皆が俺を認める

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71話『傍観者』より 

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52話『クリスタ・レンズ』/51話『リヴァイ班』より

ハンジ、ミカサ、サシャ

リヴァイがひれ伏させたかった(或いはひれ伏した)人物

(ヒント・黒髪で長身、上下の服の色がハッキリしている女が該当→ヒストリアは除外すること)

(このためだけにハンジは寝間着姿で登場させられた疑惑) 

 

リヴァイは、エレンには死に物狂いになれる環境が相応しいとして新リヴァイ班の編成を考えたと言っていたが、その実自分自身が死に物狂いになれる環境を用意するために、104期生の中から好みの女(黒髪で長身で美少女)を選んだ

 

ハンジにして「一緒に暮らそうか」と言わしめるほどの持ち物ですからね

ミカサも「人類の誇り」と褒めたたえました

 

て、え、ちょっと待って、ということはサシャもソレ見てひれ伏したってことだよね?

いつ見たの?

思いつくのは、リヴァイの腕を縫い縫いしてた時で、あの時しかないよね?(^^;)

 

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59話『外道の魂』より

たしかに妙な画ではある

 

じつはリヴァイとサシャはいい雰囲気になり一戦交えようとして服を脱いでいた

そこにコニーが「ナニしてるんですか?」と邪魔に入り、とっさに取り繕った(縫い縫い)

うげー、絶対これだよ(^^;)

リヴァイとサシャの顔が「クソ野郎」シリーズだし

 

……アルミンが吐いているな

そして「ミカサもこうなったの?」

 

ううわ、最悪だ

サシャが食べ物を盗んだから、リヴァイは罰を与えたんだわ

そんなに食いたければ、これでも食らえとでも言ったかね?

生半な考察はしないでおこう

リヴァイは容赦なく爆発させた(違ってたら後から訂正入れますわ)

で、サシャは気持ちが悪くなり、あとでげえげえ吐いた、と

だからサシャはリヴァイを中心とした夕餉の座には加わらなかった

 

…………

 

さてはこれが“不戦の契り”の真相だな(これは別記事でやるか)(どんどん長くなる)

ゲロゲロゲロゲロ

リヴァイの過去の罪を許せるかシリーズかね、これ

試練なのかな?

逆に言えば、ここからよくあれだけ変わることが出来たな

(冒頭にも書きましたが、多少の誤解がありました(^^;)→サシャが肉と間違えて食いついてきた、詳細は別記事に)

 

リヴァイのストレスの元凶は多分これ↓

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58話『銃声』より

リヴァイはケニーとの戦闘により気持ちが昂り、びんびんのぱんぱん

ケニーにしてやられ、ハンジから預かった部下は死なせてしまい、ヒストリアとエレンを奪われてイライラマックス(ジークの時とほぼ同じ状況だわ)

リヴァイが自覚しているのかどうかは分からないけれども、エレンを敵に奪われてしまい、ミカサにいい格好を見せられなかったのでイラついている

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71話『傍観者』より 

敵に奪われたエレンを華麗に奪い返すところをミカサに見せつければ、ミカサは自分を認め結婚したくなるに決まっている、と思っている

女型の巨人の時には上手くいった

けれども、今回はまったく逆になってしまった

ハンジにも顔向けできない

あいつらはきっと俺に幻滅するだろう

(イライライライライラ)

 

サシャはそのはけ口となったわけだ

その後の夕食時のリヴァイは仏様のようになっている

 

リヴァイが悪いのは当然として、

サシャのように欲望の第一位に食べ物がきて、あとは二の次三の次といった、おつむが弱い子にはどう言いきかせたらいいんだろうか?

食べ物をお金に換えたら現代的になるか

(こういう子を世間に出してしまうと悪い奴のいいカモにされるよ…)(サシャは死ぬまでに成長できていたんだろうか?)

ちゅねも毒牙にかかりそうになったことあるよ

世間知らずもいいとこだったからさ

馬鹿だったんだろうけど、社会性を身につける機会が無かったまま社会に出たともいう

ある意味サシャと同じだったのか…?

 

ちょうどいいのを見つけた

gendai.ismedia.jp

息子さんと一緒に見たという内容の記事ですが、女子にこそこういうものを見せるべき 

 

ミカサとリヴァイの間に生まれるのがサシャみたいな娘というのは、因果応報というやつですか?

そうとはいえ、親の罪を子どもが償うというのも気の毒なので、サシャのようにならずにニコロのような男性と巡り会って結婚する未来を進んでほしいところ

 

もしやコニーがリヴァイの股間を襲撃するのはこれを見たせいなのかな?

それともサシャにはまだ秘密が隠されているのか?

サシャが殺されたのは誰かの意志が働いている(探るのこわいなあ…)(なにも無いかもしれないけど)

まあ、でも、リヴァイは4年前に“不戦の契り”を交わしてるから大丈夫なのか

 

そういや、女遊びばっかりしてきた男には娘が生まれると言っていたおじさんがいたよ!

 

なんだろう、よくわからないが文学的な匂いを感じるぞ

なぜだろう おつむの弱い女が登場する=文学 このイメージ

 

特に該当作品は思い浮かばないが(ちゅねは文学作品をあまり読んでいないので)

たとえば(まったく読んでいないが)ちゅねの知る範囲で思い出せた『好色一代男

え、文学ではない? よく分からん

好色一代男 - Wikipedia

随所で古典をパロディ化している点に注目し、「主人公・世之介の好色遍歴は、俗世界を活動舞台にしていても、好色世界(俗)に堂上世界(雅)が重ね合わされて、そこに俳諧的笑いが生じる」と述べ

 

進撃の物語の構造に似ているような…

これはさすがに偶然だよね?(^^;)

しかしちゅねの笑いどころが、まさにここにあるんだよな

 

サシャの存在ってなんなのだろう

なんか特異な存在ではある

ちゅねが知らないだけで、何かの作品の汚マージュなのか、それとも特に何もないのか

普通だったら、作品内で大事に扱われる存在だけど、容赦なく付け込んで汚しますよ的な匂いがしないでもない(考えすぎか)

ちゅねの思い当たるのは、馬屋古女王なんだけど

あの女も「肉」が好きで、そのためなら平気で身体をあずけてしまっていた

 

ちなみに同じような構図であるハンジが中心のシチューを囲む会ではリヴァイが座に加わらなかった、ということは、ハンジもくわえたんだろう

で、ハンジは吐くどころか、シチュー食っとる

ジャンがシチュー飲みほして、ワインごくごく、シチューのおかわりをしといて食わなかったという表現があやしいな(^^;)

こちらの場合、むしゃくしゃしていたのはハンジの方だったんだろう

で、リヴァイを使ってイライラを解消し、菩薩のようになったハンジの姿が127話『終末の夜』だ

……やったのか?

 108話『正論』を読む限りじゃ、やっていない感じだけど

ただ、リヴァイの「うるせえな」で、サシャの「いたいよ…」「うるさい」に誘導しているということは、リヴァイは抵抗できない状態でハンジに弄られて(ハンジのイライラのはけ口に使われ)、痛めつけられた? あの時のサシャのように涙目になったということなんだろうか?( ̄▽ ̄;)

 

思いがけず、すごい脱線をしてしまったが、最終話と『傍観者』を照らし合わせながら考える作業に戻ります 

 

「マフラーを巻いてくれてありがとう」

ついでにラストの「マフラーを巻いてくれてありがとう」も、やっておこう

 

これもカルラ、シャーディス教官、ハンジ、コニー、リヴァイと同じで(他にもいるかもしれない)

直前に言われたセリフで過去の自分の過ちに気が付くシリーズ

といっても何気に難しかったのだ、これ(^^;)

ミカサの場合はアルミンの「いい場所だと思う」になるので、ここから考えられるのは、リヴァイを置いていってしまったことになるんだろうけど、これがうまいこと言葉に変換できなくてね(^^;)

自分の夢は墓守をすることじゃなく、子守をすることだったとか、いろいろ考えたんだけども…、どうもしっくりこなくて

 

マフラーを巻きに来て飛び去って行った鳥の後ろ姿を見て、3年前の戦いの、ファルコの背に乗った時のことをミカサは思い出したんじゃないだろうか

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138話『長い夢』より

 「もうエレンを殺せるのは俺達だけだ」

 

「あなたにふさわしい相手は、もっと特別な…、選ばれし者でないと…」

 

あの時、リヴァイの隣りで最後まで戦えたのは世界中で自分ひとりだけだったことに、ようやくミカサは気が付いたんじゃないだろうか

自分はリヴァイに追いついた

それどころかリヴァイは自分の補佐にまわってくれたのに

 

あの人は、大けがを負い、一人で立つことも出来ない状態になってしまった

そんなあの人をあの場所に置きざりにして、自分はこんなところで墓守をしている

こんな場所が「いい場所」であるはずがない

 

でももうあの時に戻ることはできないし、自分でこうすることを選んだのだから、この気持ちは気が付かなかったことにしておこう

私はエレンのことが好きなのだ

だから「エレン、マフラーを巻いてくれて、ありがとう」

 

 

というのとは別に、もう一つ

記憶改竄が終ると同時にエレンとの最終決戦がはじまる前に、リヴァイから「お前はただ見ていろ」とミカサは言われていて、ほんとにただ見ていて、 もしミカサが加勢していたらリヴァイは足を失わずに済んだ可能性があったとか?

まだ最終決戦の内容について探しきれていないので、何があったのかは、ぼんやりとしか見えていないのが現状なので、なんとも言えませんが

こうやって中途半端な状態でやると、だいたい後で大けがするパターンなんですが、ついついやりたくなってしまうんですよねー

 

ミカサは奴隷根性丸出しの女ということなんだろうか?

奴隷というと聞こえは悪いけど、誰かに頼られるよりは頼りたいタイプと言いかえれば良い

そこを付け込まれて利用してやろうという男に捕まったら最悪だけど(エレン)、本当に愛されて大切にしてくれる人が現れたら幸せになれる、ということかも

束縛男に奴隷女(逆もあるか)

奴隷女については現実に存在するけど、奴隷女を大切にしてくれる束縛男がいないっつーのがなあ(いるの?そんな男?)(逆パターンもあるにはあるだろうけど、少ないんじゃないのか)

 

 

ここまでやって、ようやく最終話のリヴァイの強がり(「よぉ、お前ら、見ててくれたか?」ってやつ)について考察できそうな気がしました

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最終話『あの丘の木に向かって』より

これは直前に言われたであろうミカサの「あなたにふさわしい相手は、もっと特別な…、選ばれし者でないと…」 という言葉で、カッコつけすぎると逆に相手に敬遠されてしまうことにリヴァイは気が付いた、ということかと

 

お後がよろしいようで

 

 

といってまだ続く

 

まあ、あと、あの時自制なんかせずに中で爆発させておけばよかったってことかな?(^^;)

かっこつけてクリスタルなんて返さなければ良かったとか

うん、まあ、そうだね

返さなければ良かったのに

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110話『偽り者』より

 

(すっかり油断してたちゅね)

 

 

空旅行について

最終話のエレンとアルミンの時空旅行(ちゅねは寸劇と言いたいのですが)、この仕掛け人はエルヴィン、ハンジ=カルラ、リヴァイ、ジークの5人

ベルトルトがいるかどうか判断に迷ったんだけど、ベルトルトは104期生だし

この最終話の寸劇(言っちゃった)は、年長組から104期生(+ピーク)への贈り物だから(アルミンに言わせれば噴飯物の)

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3話『解散式の夜』より

うん、ベルトルトは除外でいいな

寸劇内でも時系列通りでなく2周目のものが入りこんでいる気がしないでもないけど、考えすぎなのかもしれないし、確かめようもないし

 

出だしの子供時代は誰だが断定できないんだけど、エレンの子供時代に入り込んでいたといえばリヴァイなので、リヴァイなのかなあ

「壁の外で人類が生きていると知って、ガッカリした」のはエレンとリヴァイなので

これを考えるとカルラも入ってくるか(ダイナの存在を知ったらガッカリするよね)

 

炎の水編、始祖ユミルの話をするのがジー

エレンが話す内容が、ほぼ137話『巨人』のジークと被っているし

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137話『巨人』より

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最終話『あの丘の木に向かって』より

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137話『巨人』より

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最終話『あの丘の木に向かって』より

ポイントは始祖ユミルがフリッツ王を愛していた事実を「信じられなかったけれど」と正直に話しているところかなあ

ジークには信じられなかったけれども、それが事実なら否定することはできないから、ジークなりに理解しようとしたら、138話でアルミンに語ったような「始祖ユミルは死の恐怖から逃れようと必死に云々」という小難しい話になってしまったのではないだろうか?

 

で、オーロラの次のページが、またリヴァイとカルラなんじゃないかなあ?

超大型巨人を見上げるような構図

 

で、ベルトルトを死なせないために、という衝撃の告白シーンはカルラとなる(ハンジも入るかなあ)(ハンジの好奇心から過去を遡れるだけ遡るか)

次ページの手繋ぎシーンもカルラとハンジ

 

海のシーンは一番簡単

もちろんリヴァイです

 

ラスト

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最終話『あの丘の木に向かって』より

これはエルヴィン

顔の模様は進撃巨人のそれかな?と思っていましたが、超大型巨人の模様でもあるよね

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138話『長い夢』より

エレンの顔にこの模様が出ている時は、裏にエルヴィンがいると考えていいかも(ミカサの妄想のアレも)

 

地鳴らしの「これが自由だ!」と両手を広げる子供エレンの顔が、子供エルヴィンの顔にも見えてきたよ…

 

エルヴィンは4年間ずっとアルミンの中にいた

リヴァイの“不戦の契り”と同じで、アルミンの中に入ったエルヴィンも“不戦の契り”により調査兵団のことなんて忘れ、アニに会いに行き、生前に出来なかった人生を謳歌していた(笑) 

 

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この5本の爪(?)は、エレンの中に5人の人格ってことだったらいいんですが(^^;)

そういや『ベルセルク』のゴットハンドってどういう意味があるんだろうか?

ということで困った時のwikipedia

関係ありそうだったのは、やっぱりこれだよねえ↓

ja.wikipedia.org

元々はキリスト教の終末思想に由来し、「人類最後の最終戦争には、信徒は神の見えざる手により救済され、天国へ行くことができる」などの教えから来る物で、これを経済論に比喩として用いたものである

 

 人は自分自身の安全と利益だけを求めようとする。

(中略)

人がこのような行動を意図するのは、他の多くの事例同様、人が全く意図していなかった目的を達成させようとする見えざる手によって導かれた結果なのである。

国富論』第4編「経済学の諸体系について」第2章

 

これを読んでも、「見えざる5人」の思惑が隠されていると(ちゅねの都合よく)考えられるな(^^;) 

 

エロい意味も一応考えておくとして、

リヴァイの左頬の3本の傷が、ピークの巨人化の後の傷と似ているのが気になりました

ピーク・フィンガー→ピークの意味=波形の上端や下端のことを採用

5本の指を上下に動かす→神の見えざる手→見えないくらい早い動き

 

とあるところに一匹のバケモノがいた

バケモノは“不戦の契り”により封印されていたのだが、好奇心旺盛な女の手で解かれてしまった

世に放たれたバケモノは早速乙女を1人食ってしまったが、英雄コニーの活躍により成敗

食われてしまった乙女も、バケモノの中から吐き出された

そして乙女の慈悲によりバケモノは命を救われ、この世に留まることを許された

そしてバケモノは涙を流しながら、残された3本の手で自分を慰める日々を過ごすのである

 

みたいな? 

 

エレンの中にそれぞれ別の誰かが入っているという証拠のようなものとして

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最終話『あの丘の木に向かって』より

ちゅねはリヴァイだと思ってるコマでの口調が「わかんねぇけど」

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エルヴィンであろうと思われるエレンのコマでの口調が「わからないけど」

 

エレン本人もリヴァイと同じ口調なので「わかんねぇけど」だよね?

 

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124話『氷解』より 

始祖を把握したエレンならコニーのお母さんを人間に戻すことは出来るでしょう?と訴えてきたガビにアルミンがやんわりと否定している

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124話『氷解』より

これ、「そんなの嫌だ!」顔ですね(^^;)

鎧の巨人の鎧を剥がしたんだから無垢の巨人を人間に戻すことも出来るはずなのに!とガビは言っている

エレンが鎧を剥がしたのは、地鳴らしを起こす巨人を解き放つために硬質化を解いただけで、その延長線上に鎧の巨人の鎧やアニの結晶化が解かれたというだけの話

無垢の巨人を人間に戻すことや、無垢の巨人化したパラディ島住人が仲間を殺してまわることなど、エレンにとってはどうでもいいことorそこまで考えていなかった

(もともとエレンのやってることは行き当たりばったりで軽率すぎると書き続けているんだけどぉ)

(だから最終話は記憶改竄なんだってば)

で、座標に呼ばれた時に頼んでみたのにエレンは地鳴らしを続けたわけでしょ

これについては↓こちらに書いたのですが 

tyune.hatenablog.com

 

 

予想以上に長くなったので、一端、ここで切ります

 

 

ねー、ちゅね、今ちょっとヤバいもの見つけたんだけどぉ

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125話『夕焼け』より

これ、おもらししたところだよね

なんでこんなものまで用意されてるのよ……

これもやらないといけないわけ?(^^;)

いや、おもらしじゃないかもしれないけど

 

 

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  80話『名も無き兵士』より 

 

 

 

tyune.hatenablog.com

 

 

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