【進撃の巨人】「心臓を捧げよ」4

※最終話までのネタバレあり

※記事の説明

進撃の巨人】のストーリーが、ある一定のパターンを繰り返しながら進められていることに着目し、そのパターンを使って、空白(余白)部分にストーリーを当て込み、
そこから考察するという、かなり特殊なやり方をしております

以下の記事は、パターンを使って再構築したもの(ストーリー)となります

 

2022.5.7 追記しました(最後にあります)

 

 



「ミカサも、エレンの記憶の中に入ったことがあるんだろ?」

 

「……なんのこと?」

 

「そうか……残念だ」

 

 

「あぁでも記憶改竄は後悔していない」

「勝利することがエレンの目的なら、エレンを守ることは必ずしも絶対であるわけじゃないよな?」

 

「…!? やめて」

「今すぐ彼の記憶を元に戻して」

(※みんなの中のエレンの記憶かな?と判断しました)

 

「俺はミカサに救われたあの時から…」

「俺のままだ」

「力で君をねじ伏せた俺のことを、君は守ってくれた」

「あの時の君を見てわかった」

「慈悲が無ければ何も守れないと」

 

「理不尽な暴力に、同じ暴力で戦いを挑んでも繰り返すだけだと」

「学んだ」

 

「ミカサも救われたんだよな? エレンに」

 

「俺は君の胸に抱かれたエレンの顔を見て その意味を理解した」

 

「この世界を作りこの世のことわりを司る全知全能にして唯一の存在へと」

「エレンはなったのだ」

 

「それを何と呼ぶかわかるか?」

 

 

 

「神だ」

 

 



「我々はそれを 神と呼ぶ」

 

 

(※3年後のジャンとアルミン)


「すべての災いには意味がある」

「人類が滅ぶ定めにあるか、生きる定めにあるかは」

「神に委ねられる」

 

「俺の使命は神をこの世界に呼び戻し、祈りを捧げることにある」

 

 

(※3年後のジャンとアルミン)

「説明が足りなくて悪かった…」

「しかし…」

「俺達に他の選択肢が残されているか?」

 

 

 

「ミカサもわかっているはずだ」

「エレン・イェーガーの力無しにエルディア国は世界には勝てないと」

 

 

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「あの時から…少しでも君に近づきたくて…俺は…」

 


 

…ミカサ(の心)はどこだ

…どこにいる

 

 

クソ……

 

俺の命令をミカサが聞き入れなかったことは無かった…

一度も…

 

 

なのに……俺の最後の命令だけをなぜ…

(俺は何をしくじったんだ?)

 

 

 

 

「…いらなかったんだよ……」

 

「いらなかった」

 

「俺は、いらなかったんだ」

 

 

……でもミカサは俺を救ってくれた

あの時俺に向けられた好意の正体は何だ?
   

 

 

なぁ…

 

どこにいるんだよ

 

 

 

教えてくれ、ミカサ

 

今の俺に何ができるのか

 

他のやり方があったら、教えてくれよ                                                                                               

「ミカサが調査兵団に入った理由は何だ?」

 

 

「エレンのためなら彼の自由を――」

 

「私から言えることは一つ」

「口を閉じてなさい」

 

 

「エレン・イェーガーの創る自由な…世界を見たいとは思わないか?」

 

「興味ない」

 

「俺はもうこのザマだ」

「一人で立つこともできない」

「俺は……見ることができなくて…残念だ」

 

 

「…兵長

「私は、考えてしまうんです」

「あの時、もし私が…別の答えを選んでたら……って」

 

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「あれは…ミカサのせいじゃなくて…」

「俺が悪いんだよ」

「あの時俺がエレンを殺そうと言い出さなければ…」

「エレンが死んだのは俺のせいだ」

 

「もう…嫌なんだ自分が…」

 

「…兵長

「もう…これ以上は……」

 

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「……ごめんな、でも…、君に近づけると思って…」

 

「だから… お願い………」

「帰ってきて」

 

「ただ一つ…確かなものは」

「強大なる巨人の脅威、血と涙の歴史に、エレンは終止符を打った存在だという真実だ」


 

「黙れ」

 

「ッ…!!」

 

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「それ」

 

「あなたが私から奪ったもの」

 

 

 

「返して」

 

 

 

「だからあの時言っただろ?」

 

 


 

「お前がかわいそうだって」

 

 

「こいつは娼婦が産んだガキでスリの常習犯」

「あぁ…、そうだな」

 

 

「本当に惨めだよ……」

「私達は死ぬまで」

「泣いて喚いてみっともなく足掻く……害虫だ」

 

 

「返しなさい」

 

「こんなもん…」

「なんの役にも立たない」

 

「すべてを返しなさい、エレン」

 

「そうだろミカサ?」

 

 



「あなたの役にも立たない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなもん」

 



 

 

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「というわけで “そんなもん”は死守した」

「“あんなもん” 何の役にも立たないからな」

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「代わりにミカサには“役に立つもん”を」

「渡した」

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「すぐに戻ってきたが」

 

【プチ解説】

ミカサの胸ポケット?に入っていたハンカチ(らしきもの)をリヴァイは貰っていて(或いは勝手に取った)

それを「返して」と言われてしまったので、リヴァイは狼狽してます

ハンカチを返す代わりに、自分の短銃(王家の紋章入り?)を渡したんじゃないか?

というちゅね考察がありまして、そのために入れたシーンです

 

短銃=37話『南西へ』で、リヴァイがニック司祭に突き付けてるヤツです

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「…!?」

「わからねぇな」

 

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「…普段のミカサなら、何の意味もなく引き下がるとは思えない」

「“そんなもん”とはいえ、あんたに」

 

 

「…確かにミカサらしくないとは思ったけど…」

「ありえないことだとまでは…」

 

「ありえないだろ!?」

「あのミカサだぞ!?」

 

【ミカサを考察】

16話『必要』で、サシャにパンをあげなかったが

17話『武力幻想』では、エレンを助けるためにサシャが「放屁した」と嘘を言い、その対価としてパンをあげた

結論・無料では渡さない

 

エレンやアルミンは例外だったから、アルミンはそのことに気付けなかった

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「何か…そこにミカサの真意があるんじゃないのか?」

 

 

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「どうしてミカサは引き下がったんだと思う?」

 

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「……なぜかは わからない」

 

「俺もここで気の遠くなる時間をかけて彼女を理解しようとした」

「命がけでずっとエレンだけを見てきたミカサが、エレンをエルディア国の滅亡から救った英雄にすることを拒んだ」

 

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「世界を滅ぼそうとしたエレンを、まだ死ぬべきじゃなかったと言い」

「エレン・イェーガーの創る未来を見ることを拒んだミカサが、俺に従った」

 

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「そう…エレンを殺すように指示し、暴力の限りをつくされ、騙されたと罵倒した相手に」

「神に等しい力を手にした後も従順であり続けた…」

 

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「それがなぜなのか…」

 

「……」

 

 

 

 

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「俺はそんな器用な人間じゃない」

「エレンのようには…」

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「さっき、俺が君の心臓を二度捧げたと言ったが」

「一度目の時は…君は赦してくれた…」

 

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「二度目は、俺はどんな風に君を傷つけてしまったのか」

「話してくれないか?」

 

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「…君が正気だとしたら、何の意味もなく、エレンを殺したのは間違いだったと言うとは思えない」

「何か…そこに君の真意があるんじゃないのか?」

 

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「なぁ、ミカサ」

 

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「私の心臓は捧げられたって言ったでしょ」

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「……死体がなぜ人類を救いたいなんて思うの?」

 

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「…それでも俺は確信している」

「君は、罪のない人たちが理不尽に踏みつぶされる世界は望んでいなかったって…」

 

 

 

85話『地下室』

 

「4年前俺達はパラディ島に住む壁の民に世界の現実を伝えた」

「敵の正体は世界中の人類であり俺達の正体は巨人であるという現実だ」

 

 

「世界はパラディ島の人々が死滅することを望み」

「長い時間をかけて膨れ上がった憎悪はこの島のみならず、すべてのユミルの民が殺されつくすまで止まらなかっただろう」

「エレンの言う通りだ」

 

 

「しかしエレンがもたらした大虐殺により俺達の未来は開かれた」

「エルディア人に生きる未来はあるのだと」

 

「そうであれば俺達(エレンを止めたハンジ派)とイェーガー派との関係は、エルディア国民の問題だ」

 

「情報は納税者に委ねられる」

 

「と言ったのはハンジだったが」

 

「状況は変わってしまった」

「壁が開かれ世界と繋がり、情報の持つ意味が変わったんだ」

「だが…ミカサがエレン・イェーガーの首を持ちかえれば、まだ望みはある」

「既に状況はそういう段階にあると思わないか?」

「エレンは大虐殺を起こした」

「正直言って…俺はもうパラディ島の誰も生きることを許されないとすら思っている…」

 

「反撃の手立てが何も無ければ世界とは戦えない」

「辛い立場なのはわかる、ミカサ…」

 

 

「だから目を見て言ってくれ」

「信じていいって」

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

【解説とか】

謎が少しずつ解明されていくパートっていうの?

ちゅねが読者だった場合は、思いっきり前のめりで読んでしまうシーンなんだけど

順序だてが重要だと思うので、作るとなると、情報の整理やコントロールが難しい限りっすわ(^^;)

ちょっと長くなりそうで、頭の中で整理しきれなくなりそうだったので一旦ここで区切りました

読み返して今回は大丈夫だと判断したけど、後半部分で矛盾が生じたらどうしよう

既に一か所、当初考えていたのと状況が違ってしまい、どう処理すべきか宙に浮いてる状態になっているものがある

切り捨てて考え直すしかないんですが

 

あとミカサの思考部分、一か所は入れてしまったけど、

3年後のシーンは、ミカサの考えてることがわからない3人なので、あまりミカサのは入れない方がいい……よね?(^^;)

このあたり、これまであまり意識してこないで、該当するものはとにかくバンバン入れてしまってたんだけど(昔の記事ほど)

 

「神だ」云々のとこは、ちゅねも「マジか…」と思いながらやりました

あとでミカサの「帰ってきて」発言を追加してみたら、むちゃくちゃ良くなった!

 

「あの時、別の選択肢を選んでいたら」の「あの時」とは、ミカサがリヴァイに×3された後、4人で反省会を開き、その時にミカサがちゃんとリヴァイと生きる道を選んでいたら、リヴァイが片足(&右ボール)を失うことは無かっただろうと、ミカサはむちゃくちゃ後悔している

あくまでもちゅねは、この解釈です

 

で、リヴァイの方はもちろん別の選択シーン、エレンを殺す場面のことを思い浮かべていて

ミカサの「帰ってきて」発言は、エレンに向けられたものだと勘違いしている

 

組み立て方のポイント

ちゅねが好き勝手に物語を作っていると思われてるかもしれませんが(^^;)

前提として【進撃の巨人】で描かれていることから、はみ出さないようにしてますので

特に関係ない部分で多少の遊びは入っちゃうかもしれないけど(ほぼ入れてませんよ)

多少の勘違いや間違いでセリフが妙なことになっていることもあるでしょう

それでもストーリーの大筋は変わらない、と思ってる

 

↓こちらの記事にて

tyune.hatenablog.com

 

131話『地鳴らし』

この画像、本編ではエレンが「自由だ」というところを、「ミカサだ」に変えて使いました

なに勝手に変えてんだよって思われたかもしれませんが、こちらは

137話『巨人』

↑この設定を使用しています

 

なんでもない一瞬だけど、とても大切なもの

 

という話でアルミンが思い浮かべたものは「葉っぱ」だったけれど、ジークはボールだった

 

エレンとチビリヴァイは「道」で英雄ごっこをして遊んでいた

首を吹っ飛ばされたエレン(119話)の自由を求める精神が、柵の中に捉えられていたチビリヴァイを見つけて舞い降りてきた、みたいなイメージをちゅねは持っています

 

未来から来たエレンがチビリヴァイに自分の体験談を聞かせていて、ところどころチビリヴァイがつっこみ入れている、みたいな感じ

エレンは自由を求める英雄譚を聞かせていたつもりだったが、チビリヴァイは話の中にたびたび出てくる「ミカサ」が気になってしかたがない

エレンも話をしていて、じょじょに「妙だな???」という違和感を抱き始めるものの、ちびリヴァイの正しさに惹かれ、ちびリヴァイの暴力に負け(笑)、話を合わせていってしまいます

 

そしてエレンはチビリヴァイを促し、ふたりは行きたいところへ行くわけなんだけど、ここでふたりの気持ちは完全に離れ離れになる

エレンは地鳴らし中の空へ、リヴァイはミカサの元へと行ってしまったわけですね

 

女型を追うミカサ=「どこにいたってその女殺して、体中かっさばいて、その汚い所から出してあげる」という執念に燃えた女です

リヴァイにとっての汚いもの=女←その元となっているのが母親(だと思う)

性的に発情した女ということかもしれんが……(^^;)

というか、女に限らないとは思うが

 

こうなるとジークのように生殖そのものに嫌悪感を抱く流れになりそうだが、リヴァイがそうならなかったのは、ひとえにエレンとの出会いがあり、「ミカサ(カルラ)」を知ってしまったからだろう

 

というわけで、ミカサ(カルラ含む)は、リヴァイを汚い場所から救い出してくれる聖なる存在となってしまっている

 

でも、まあ、カルラにしてもミカサにしても生身な女なわけで

完全にリヴァイの理想どおりではないわけですね(^^;)

 

そこを見事に破壊したのがミカサ、ということになるんじゃないかなー

ということで、ミカサをそういう風にするにはどうすればいいか、というところから逆算して組み立てていきます

 

リヴァイの飢え(幼少期に満たされなかったもの)は、あくまでも

これ↓だよ、これ

53話『狼煙』

母性を求めてる

雑踏の中でも自然に目についてるから、無意識に目で追ってしまっているんだろう

72話『奪還作戦の夜』

↑この母子を見つけた時の柔らかい表情

口角下がってるから笑っているとは言えないハズなんだけど、微笑んでいるように見える(目元のせいか?)

羨望の眼差しとも言えるよね

 

 

不遇な子供達が自己の投影先にもなっていて、それらを守ってあげたい気持ちもあると思う

70話『いつか見た夢』

隻腕となったエルヴィンもその対象…となりかけたが、敏感にそれを察したエルヴィンが突っぱねた

「俺をなめるな」みたいな?

 

エルヴィンとリヴァイに認知のずれが生じる原因がこれだと、ちゅねは思う

 

今回の最後の方は、80話『名も無き兵士』と重ねました

「すでに状況はそういう段階に~」っていうセリフがどこかにあったな……

と思い出して、くっつけた

 

80話のエルヴィンの立場が、今回はミカサ

新兵というのがパラディ島民全員

ハンジ達の生き残りはアルミン達+その他のユミルの民(かな)

 

ミカサはエルヴィンと違い、リヴァイの提案に従うことを選んだ、ということになります

リヴァイの提案→記憶改竄、エレンの首をヒストリアに引き渡す

島はイェーガー派が取り仕切る

 

エルヴィンの詐欺師な演説(号令)が、エレンを英雄にした記憶改竄にあたります

死ぬためだけの号令に対して、生き残るための記憶改竄

なんだけど

 

これは「仕方が無い」って言い切っていい?(^^;)

ちゅねは記憶改竄にムカついてたわけだから(^^;)

「他にやり方があったら教えてくださいよ!」って感じかしら

 

あの混乱した状態の島をひとつにまとめるのには記憶改竄が最適、というのはわかる(^^;)

けど、エレンを綺麗な状態にする記憶改竄(島の人達のために自分が犠牲となり壁の外で命を燃やした悲劇の英雄)が、のちのミカサとリヴァイの孫娘の暴走を引き起こし、過去にめちゃくちゃ影響を与えているんだよね

エレンのことは歴史の教科書になってしまっていて、孫娘世代は学校の授業で習っているのか、それとも倉庫かどこかで古い教科書を見つけてしまったのか

どういうルートか知らないけど、孫娘がその歴史書に触れてエレン・イェーガーに感銘を受けてしまう

それどころか、恋焦がれるのだ

 

島の英雄をアルミン達ではなくエレンにしているのが、リヴァイのただのエゴだと思うんだよなぁ

ヒストリアを守るってのが先にあるから、必然的に取り仕切るのがイェーガー派となった

エレンが地鳴らしした理由が「島のため」以外にあってはならない、認めたくないというのがリヴァイの気持ちだから

 

エルヴィンの「地下室行きたい」発言もリヴァイの中で「あってはならないこと」だったので、アルミンを選んだ理由として打ち明けるべきだったのにリヴァイは隠ぺいした

で、エレンとミカサに負けた、俺はアルミンの未来に賭けた(きれいごと)、老兵は去るのみ(きれいごと)みたいになっちゃった

そのせいで、人類が生き残るためには綺麗ごとよりも非情な決断、リヴァイ達に殺された神エルヴィンをこの世に蘇らせることが己が使命、島のためなら特攻も辞さないフロックが誕生

アルミンはエルヴィンを押しのけて生きている自分を責め続ける

 

記憶改竄では無くて、エレンがやったように「全ユミルの民に告ぐ」ってやればいいのか

 

全ユミルの民に告ぐ

 

僕はパラディ島のエルディア人、アルミン・アルレルト

進撃の巨人」エレン・イェーガーを殺した者です

 

始祖の巨人の力を介し

すべてのユミルの民へ話しかけています

 

僕の目的は、僕が生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにあります

 

しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み

長い時間をかけて膨れ上がった憎悪はこの島のみならず、すべてのユミルの民が殺されつくすまで止まらないでしょう

 

僕はその望みを拒む

 

 

これから世界と交渉に入りますんで大人しくしていてくださーい

攻め込まれた時のために一刻も早く軍備強化に努めてくださーい

 

 

物語を組み立てるのに行き詰ったら、再度誰と誰が状況的に重なっているのかを確認し、重なった人の動きを参考にしながら進めていきます

同じ行動をとるか、それとも違う行動をとるか

合っていれば全体を把握していなくても、自然とあとで(ビックリするほど)繋がるようになります

 

といっても、ちゅね個人がひとりでやってることなので、出来上がったものは、かなり偏っている可能性はあるとは思いますよ

(と、必ず書かなければいけない気持ちになる)

別の人がやれば全く違うものになるかもしれないし

ちゅねの場合は、ミカサの相手はリヴァイ、エレンの相手はハンジという絶対的なものがあるので(表紙の件で)、その展開以外はありえない

 

2022.5.7 追記

エレンは地鳴らし中の空へ、リヴァイはミカサの元へ行った件

もっと詳しく説明します

「心臓を捧げよ」3の中で自分で書いておいて気付かなかった(^^;)

てか、今朝、ようやく合点が行った

エレンが「ようやく見つけたぞ、ミカサを」と振り返り

こうなって、

↑ちゅねはリヴァイをここに戻しました

 

ええと、エレンとチビリヴァイは、会うたびに「英雄ごっこ」を最初からやっているんですが(同じ夢を何度も見ているイメージ)

女型を追いかけるミカサの元に行ったのは、雷槍爆発で大怪我負ったリヴァイがハンジに救出され、ハンジが血迷ってリヴァイに×3未遂しちゃった時です

リヴァイはハンジにいやらしいことをされて強烈なおぞけが全身に走ってたんだけど、相手がハンジだったのでぐっと我慢してました(^^;)

けど、あまりにも嫌すぎて、魂が「ここから逃げ出したい!」と叫びをあげてしまい、その想いをエレンがキャッチしてくれた

 

で、エレンが連れて行ってくれる「オレ達が行きたかった場所」で、リヴァイは猛烈にミカサを求めてしまったんですね

「ミカサ助けて!」って

女型を追うミカサ=「どこにいたってその女殺して、体中かっさばいて、その汚い所から出してあげる」という執念に燃えた女

 

 

 

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