【進撃の巨人】雑感・イェレナとか

※最終回までのネタバレあり

 

記事を書き終えた後は、2,3日くらいは記事を作ることから離れて、つい息抜きに走ってしまう

もうそろそろ戻らないと

 

tyune.hatenablog.com

これのつづきはもちろん「心臓を捧げよ4」なわけですが、ベースとして1月に書いた記事があります

さて、どんなこと書いたっけなーと下書きを開いてみたら……

やっぱり使えそうなとこはほぼ無くて、しかも勢いのみで作ったものが、あまりにもしょーもなさすぎて笑えた(^^;)

 

使えるところはあるんだけど、3年後のやりとりのみですね

 

さて、息抜きです

といっても【進撃の巨人】関連での息抜き

 

ちゅねが把握しているもので、なんのために入れているのかイマイチわからなかったものがあります

 

それが神戸児童殺傷事件です

なぜこの事件のあれこれを作品中に散りばめているのか

散りばめている以上、言及してもいいんだろうけど、

言っていいのか?というのもありまして

 

でも作者『ヒメアノ~ル』について書いてるみたいだし

ちゅねは読んでないので、例のごとくネット検索し、どうやら神戸児童殺傷事件と関連があるということだけはわかりました

 

でも触れるからにはしっかりと事件について調べないといけないだろうし

こんなことなら『絶歌』や、元少年Aの親御さんが書いた本を読んでおけば…

だから、それには触れないようにしていました(過去記事ではありますよ)

いや、元々そういったことを起こした犯人の背景には興味はあったので、ネット記事くらいは以前からつらつらと読んでいた

 

関係ないけど、富野由悠季の『ターンAの癒し』は読んでおくべきだった!

あんな高い中古価格で手に入れようとは思わん

 

tyune.hatenablog.com

 

↑最終回前日に書いた記事

完全にパニックに陥って、まくしたてるように書きました(^^;)

とんでもないことも色々書いてあるけど…(当時はそう思ってたから)

でも自分の考えは書ききった

ちゅねのブログは圧倒的に過去記事の方が読まれているんで、あんなこと書いてりゃ、そりゃ変な奴にしか思われないだろう(ふっ)

 

神戸児童殺傷事件のあれこれについては、おもにリヴァイ関連に描かれていたように思います

リヴァイって人気キャラじゃないですか

だから作者はどういうつもりで……というのが、当時はとにかく分からなくて、それが得たいの知れない恐怖となり

ものすごいストレス状態となってリヴァイに殺される夢まで見ちゃったんですよ(^^;)

ぎゃあああああ!

と叫んで目覚めました

 

ちゅねはね、いつもなんでもそうなんだけど、殺される側になってしまうのだ

 

リヴァイの身長や、表情に乏しいところ、「ブタ野郎」発言、女型への攻撃の仕方など、事件についてざざっとでも読めば「あれ?」と引っ掛かるところが結構あります

 

寿命13年

9つの巨人

エレンの生首の状態

ショックレスハンマー……はどうだろう?

 

ユミルの落ちた木は、なんだかこれを彷彿させる↓

入角ノ池
入角ノ池について少年はのちに、出版した『絶歌』の中で触れ、池のほとりに大きな樹があり、樹の根元には女性器のような形をした大きな洞がバックリ空いており、池面に向かって斜めに突き出た幹が先端へいくほど太さを増す不自然な形状を男性器を彷彿させたと形容している。さらに男性器と女性器。アダムとエヴァ。少年は得意のアナグラムでこの樹を〝アエダヴァーム(生命の樹)″と名付け愛でた

神戸連続児童殺傷事件 - Wikipedia

 

ええと『絶歌』出版年が2015年

ユミルの落ちた木が出てきたのは122話『二千年前の君から』(2019年)

 

真相は分かりませんが

 

 

なぜに作品内に事件のあれこれを散りばめるのか

というのを考えてみたのですが

ちゅねがこれまで【進撃の巨人】について記事を書いてきて、

そして事件と絡めて考えてみて

感じとらないといけないな~と、なんとなく思ったことは

 

この世には ただ存在するだけで石を投げられる人達がいる

 

というものについてです

 

石を投げてもいいとされてしまう存在がいる

いるでしょ、こういう存在が、そばに

ツイッターの炎上とか

 

スケープゴート、ということかなあ?

 

エレンの言葉を借りれば、「おまえなんか、こうだ、こうなって当然だ」

お前の顔を見るだけでイラっとする

まあ、少なからず「こうなって当然」なことをしたならまだしも、

ただ存在するだけで「おまえなんかこうだ、こうなって当然だ」と石を投げられる人が居る

 

いや、「こうなって当然」ということをしてしまった人でも、この先もずっと「こうなって当然」なのだろうか?

子々孫々まで?

 

ひょっとして、こういうことなのかなー、と思いました

ここまで来ると、普通に【進撃の巨人】ぽいなー、と

 

パラディ島民もそうですよね(滅ぼされて当たり前と思われちゃってる)

エレンがレベリオ襲撃したことで(事件を起こしたことで)、透明な存在から、実在するものへと人々の認識が変わった

 

これもwikiからですが、元少年Aが神戸新聞社に声明文を送るにあたり、イメージした犯人像というのが

 

高校時代は野球部に所属、30代の男、父親無し、母親から厳しいスパルタ教育

 

前回の記事を書いたから尚更、リヴァイがより事件に近づきました

もちろん意識しないで記事を作ったわけですが、なんとなく思い出して今日wikiを読んだら、新たに一致する項目が増えてしまいまして(^^;)

(野球ってのはジークの方だね)

 

……どう思いますか?

 

これを読んだ誰かしらが、いつか事件と絡めて考察してくれるかもしれないので、ひとつの情報として投げておきます

 

リヴァイの人物像の考察

病原菌や害虫、などといったものに敏感に反応する

幼少期の母の言動により、自分が病原菌であり、それでも生かしておいてくれることに感謝しなくてはいけないと、深く心に植え付けられてしまっている

 

病原菌であるがゆえに、この世に生かしてもらっていることに感謝せよ

 

その反面で、病原菌や害虫などを激しく嫌悪し、排除したいという強烈な衝動がある

病原菌のくせに感謝している奴らにも嫌悪→調査兵団や母クシェルを抹殺したい

そうして排除していったら、リヴァイが愛する、守りたいと思っていた人も、病原菌として排除していた人たちと同じ人種であり、敵意の目を向けられてしまった

 

まー、ようするにエレンも同じなんだけどね

エレンが一番守りたい存在であったリヴァイに敵意の目を向けられて殺された

 

単純な、人間 対 人間の戦争の話では無くて

 

ユミルの民というのが、巨人になることが出来る人間で、そこからして既に異質な存在であって

そういった異質な存在を社会は受け入れるのか? という問題提起だったり?

異質と書くとまた遠い話になるけど、異常者ならどうか?

 

犯罪や問題などといったことを、まだひとつも起こしていない、けれども異常者

将来的に何かを起こしそうな予感がする、だけなんだけど、みたいな

 

 

ここからは事件関係なく書いていきます

ヒストリアの結婚相手について

主要登場人物ではなく、かつてヒストリアに石を投げた少年、というところに意味があるのだと思います

進撃の巨人】という物語の構造として、なんていうのが相応しいかわかんないんだけど、誰かと誰かが重なって描かれているんですよ

 

元少年Aから、『存在の耐えられない軽さ』に行き(未読)、そこから永劫回帰というものを知り、【進撃の巨人】の構造は永劫回帰と考えていいのか?

永劫回帰を取り入れて描かれているのか? とは思いました

 

『存在の耐えられない軽さ』の作中に書かれているらしい

芝生を駆けていく子供についての、俗悪なもの(キッチュ)?というのが

進撃の巨人】最終巻の表紙(裏表紙含む)のような気もするんですが(^^;)

 

どう思いますか(誰に向けてではないが問いかけ)

 

ちゅねはあの表紙を見た時に、「うわ、来た」「どういうつもり???」とビビったのだ

 

ビビりまくったのだ

 

だからなかなか開封出来なかったし

ライナーじゃないけど、ちゅねにはもう何が正しいことなのかわからん……

 

ただ…ちゅねがすべきことは自分のした行いや選択した結果に対し

 

 

 

 

 

……そんなこと吠えておいて

 

 

逃げようとしていたんだよ、ちゅねは……

 

 

エンドレス

 

 

(ただ面白かったから逃げられなかっただけ)

 

 

表紙にだけ関して言えば、34巻表紙は何かしら3人組に関係したものが来ると予想していまして、

 

tyune.hatenablog.com

 

見事的中した(と思う)

ドヤ!

 

34巻表紙について、『存在の耐えられない軽さ』を知っている人なら、なにかしら思うところは……あったよね?

 

 

あ、それから、印象的な22巻の表紙について

 

 

 

神聖かまってちゃんのアルバムのジャケット

この影響が強いと感じたんですが、どう思いますか?

すごい目を引く素敵なジャケットだよねー

 

このアルバムの中に、ライナーのイメージ曲らしい『ロマンス』があるという

 

実際、youtubeで曲を漁っている時に、おすすめでこのサムネが表示されて「んん?」と思ったのでした

youtu.be

これを見るまでは、22巻表紙は作者の中で最初から描くことが決まっていたという意見に激しく同意だったんだけど

これ見た瞬間にコロッと意見変えた( ̄▽ ̄;)

ただ、「最初から描くことが決まっていた」と思うくらい印象的、なことには変わりない

 

天文学的なその数から』も爽やかないい曲でした

 

 

 

ヒストリアの結婚について

ヒストリアは元石投げ少年と結婚したじゃないですか

これと対になるのが、リヴァイとミカサなんです

 

昨日、気づいたんですが

 

tyune.hatenablog.com

前回書いた記事で、ミカサはリヴァイに石を投げちゃっているんですね

直接声に出して言ったわけじゃないと思うんですが

「あなたはこの世にいてはいけない人」「害虫!」と罵ってしまいました

(ちゅねは心の中で言ったことにしましたが)

このふたりが結婚するんです

 

というわけで、リヴァイとミカサについては

108話『正論』のここから、ある程度は読みとれると思います

 

基本はヒストリアがリヴァイで、石投げ少年がミカサ

 

リヴァイには相手を選ぶ権利がある

ミカサは誰の息もかかっていない( ̄▽ ̄;)

(リヴァイは一応王家の人間ですので…)

 

ミカサは幼少期から母の言いつけを守り殻から出てこないリヴァイに石を投げつける

構ってほしかったから

 

孤児院を手伝う、罪悪感云々は、過去未来のことをひっくるめて処理しないといけないだろうけど、存在に気が付いてアプローチしてきたのはリヴァイの方からってこと

 

ただ、ちゅね考察では、このヒストリアは直前にエレンと子作りを試みており、エレンの先っぽが……

とするとハンジの中にリヴァイの先っぽ入ってんのか?

それともサシャの歯形がこれに該当するのか?ってのがよくわからないとこなんですが

 

 

53話『狼煙』

↑ちなみにその時のヒストリアとリヴァイの反応(笑)

ヒストリアはエレンに、リヴァイはハンジに対して、こーんな反応だった

 

サシャの歯形については、必要あんのか!?って思ったんですが

これが無いと、コニーがリヴァイの股間滅多打ちする理由がなくなるんですよね

だから必要なんだな、と

歯形はついているんだな、と

 

 

イェレナのこと

タイトルに入れたイェレナのことについて語ります

前置き長いわ!

 

物語の構造として、誰かと誰かが重なって描かれています

マガトを裏切りジークの手先となったイェレナが、エルヴィンを裏切りクサヴァー(安楽死計画)を実行しようとしたハンジと重なりました

イェレナがなぜマーレを裏切ったのか、詳しいことは説明されていませんよね?

ジークの信望者でユミルの民の安楽死計画を進めようとした

そしてマガトは裏切ったイェレナに激怒しており、イェレナはマガトを「クソ野郎」と罵倒した

 

マーレ側については、ほぼ斜め読みな状態なので、余裕が出来たらしっかり読み返そうとは思いますが(^^;)

難しそうで…(ぼそっ)

 

それでもイェレナがマガトの何に失望したのかっていうのは気にはなっています

 

エルヴィンがマガト、ハンジがイェレナならば、リヴァイポジションは誰になるのか?

というのをずっと考えていたのですが、ひょっとしてヴィリー・タイバーじゃないのか?

 

マガトとウィリーが一緒に居たことは多そうですし、イェレナがガビ達エルディア人に対して何らかの憂いを感じていただろうことは何となく伝わってくる

 

せっかくのエルディア人で、発言力があるヴィリーなのに、パラディ島のエルディア人を殲滅するために使おうとするマガトにイェレナは失望した

ありそうじゃない?

 

イェレナはマガトの中に良心があるのは知っていた

それなのにエルディア人を兵器として扱う現状を変えようとしないマガト

そこへババーンと登場したのがジークだった

 

……うーん、マガトと行動を共にすることが多いピークのことも気になるんですが…

 

これはジーク裏切り後のことだから、ピークはアルミンかな

アルミンは「道」でエルヴィンと行動を共にしていただろうし

 

ピークやライナー達は、ハンジにとっての104期生にあたる存在かも

で、エレンが誰になるのか……マルセルだったりして

イェレナと関係が深い相手だから、ライナーってことは無いと思うんだ

 

イェレナとマルセルは仲が良かったかもしれないよね

(恋仲とはいわない)

しかしマルセルは帰ってこなかった

マルセルが守りたかったポルコは結局顎を継承した

 

整理すると

マガト=エルヴィン

イェレナ=ハンジ

リヴァイ=ヴィリー

ピーク=アルミン

マルセル=エレン

 

あとは特に重要ではないとは思うけど…しいて言えばミカサか?

単純に考えればマルセルの弟のポルコとも考えられるけど

ヴィリーの妹はヒストリアかなあ?

 

ただ、マルセル=エレンと考えて、それを軸とした場合は、マルセルが守りたかった弟ポルコはリヴァイになるよね

 

マガトの最期については、同伴するシャーディス教官がリヴァイになる

だからシャーディス教官は死んでないと思うんだ、やっぱり

リヴァイ同様に大怪我しているが、収容されている

というのも、アニメではピクシス指令の部下の女性が死んだらしい、という情報を得まして( ̄▽ ̄;)

 

それでちゅねの中でシャーディス教官が死んでいないことが確定した

 

ちゅねはシャーディス教官を看病するのがピクシスの部下だと想定していたのです

その線が無くなり、代わりに浮上したのがルイーゼです

 

リヴァイの世話するのがファルコなので、ルイーゼはファルコと似たような運命を辿る

途中まで

シャーディス教官がルイーゼの元を去ったあと、ルイーゼはヒストリア女王かエレン王女の側近になるんじゃないかなあ?

エレン王女はエレン本人だし、ルイーゼはイェーガー派だったから(しかもミカサの孫娘と組んで活動していた人物)、生涯エレン王女(女王)のそばにいる、ような気がする

シャーディス教官とルイーゼのロマンスは、さすがに考えられなかったぞ(^^;)

ファルコはピークとくっつく予定ですが、じゃあルイーゼは?と考えた時に、特定の結婚相手は浮かばなかった

 

代わりに浮かんだのがエレン王女だったのですが、よくよく考えてみたら、エレン王女がエレン(イェーガー)だとしたら、ファルコから見るピーク(先輩)と似た立場だ

そしてルイーゼは王女の側近としてずっとそばにいる(王女はニコロと結婚してるので)

完璧だ