※137話までのネタバレあり
問1:リヴァイはエレンから恋文をもらっていたのか
答え:貰っています
110話『偽り者』にてリヴァイが「モテたことくらいあるさ」と言っているじゃないですか
あの時リヴァイはジークに「てめえの弟に惚れられて困ってんだよ」と言い返したかった
かどうかは知りませんが
「巨大樹の森」「モテた」というワードで思い出されるのは、もちろんペトラのことですよね
エレンがリヴァイへの愛に舵を切った(^^;)のはマーレ上陸後に単独行動をとり、ジークと接触してからのことです
自分よりも強い女の子に恋をしているファルコをけし掛けていることから、エレンもリヴァイに向けて行動を起こしているはず
潜伏中のエレンがリヴァイへ気持ちを伝えているとしたら、その方法は手紙しかない
と、こうなりますよね(間違っている可能性あるんですが、それを言っちゃうと何も書けないので例のごとく突っ走ります)
しかしながらエレンとリヴァイの再会シーンは105話でのやり取りのみ
含みがあるとすれば、このコマで
そこから進むこと110話にて
「巨大樹」「モテたことくらいあるさ」というヒントが与えられる
そこから想定されるペトラと、すでに疑問としてあった恋文から、ペトラが父親に送った手紙の内容を確認せよという指令が浮かび上がってくる(と仮定)
というわけで30話『敗者達』へと戻る
このコマを読む限り、エレンの恋文の細かな内容までは分かりませんが、少なくとも「(あと4年の命)あなたにすべてを捧げるつもりだ」的なことを書いただろうことが読み取れる
で、エレンからそんな手紙を貰っちゃったときの
リヴァイの表情が
これ↓
は、腹がよじれ……(マジでほんと、何度目、、、勘弁してっ)
これを念頭に112話を読み返すと、もう笑わずにはいられなくなるんすよ(-_-;)
このリヴァイの嫌そうな顔が……
何度もエレンの命を救い、そのたびに何人も仲間が死んでいった
数々の死闘をくぐりぬけた果てに、リヴァイはエレンに求婚された
という、
茶番
(心中お察しします……)
瀕死状態から目覚めて以降のリヴァイと、レベリオ襲撃時とそれ以降のエレンの行動が実は重なる部分が多い
のですが、いかんせんリヴァイがやっていることは「可愛い」で済むものの、エレンの方がシャレにならん( ̄▽ ̄;)
たぶん作者が意図的に描きわけているんだろうけど、リヴァイの場合は個人的な目的のために自分の命は懸けるけど、他人の命までは利用しない
その逆がエレン
リヴァイが自分の目的のために人を騙して利用した件については、こちらに詳しく書きましたので宜しければ(^^;)
↑このリヴァイの行動から、レベリオ襲撃をしたエレンの真の目的が、マーレに潜伏中のリヴァイを誘き出して自分の側に引き入れるためだったことが分かる
ジャンが言っていたように、かつてのエレンは、アルミンとミカサを前線から遠ざけようとする奴でしたが、今では違うと言うことです
愛に目覚めちゃったエレンはリヴァイ以外は二の次三の次で、つおいリヴァイを見れば「さすがオレの兵長、この作戦が終ったら結婚してくれ」としか思いません
もしくは、
アルミンやミカサの命よりも、危機的状況に陥った自分の元にリヴァイが駆け付けて助けてくれる快感をまた味わいたいのかも( ̄▽ ̄;)
『八百屋お七』的な?
それなのにレベリオ襲撃時のエレンの主な守護役になったのはリヴァイではなくてミカサ
だからこの時のエレンの気持ちも
「ありがたいけど、おまえじゃないんだ」みたいなことなのか?
リヴァイは一回だけは助けてくれたけど(あっという間に逃げるように立ち去った?)(エレンは気が付いていない?)、あとは残念なことに毛むくじゃらのお兄ちゃんの方で忙しくて(これ以降も、とことん弟の恋路を邪魔する兄貴と成り果てるジーク)
もしかしたらミカサがいるから、リヴァイはあっちの方へ行ってしまったと思ったかもしれんよね
だから何があっても自分に付いてきてしまうミカサとアルミンに酷いこと言ったのかもよ
決別の意を込めて、コテンパンに傷つけた上で念には念を入れて閉じ込めておこう、みたいな
なんせこの時のエレンは
ミカサ、アルミン、104期のみんな<リヴァイ ですから
大切な人が出来たってことだよね、分かりやすくいうと
エレンが愛に目覚めちゃった経緯として、
これまでのリヴァイの行動を振り返ってみてもご存じのとおり、さんざんエレンの命を救ってきたことと、やたらとエレンの味方になってくれていたこと
お前は間違っていない、好きな方を選べ、やりたきゃやれ
勘違いされるような土壌をリヴァイは自ら作っていたのである
エルヴィンかアルミンかの選択の時には、自分の意見の方を聞き入れてくれ(アルミンを選んだだけ)
いつでもどんな時でも自分の味方でいてくれたのが、ヒストリア以外にもう一人居たことに、ついにエレンは気づいてしまったのだ!
さらに味方ヒストリアが自分と子供まで作ってくれた(→ヒストリアは別の目的があって子供を作ったのですが、エレンはそれを知らないわけでしょ)
リヴァイがエレンに向ける好意には、正体も習性も、やむにやまれぬ理由も無い
ただエレンのためなら、巨人をひねり殺せるくらい
エレンが好きなだけだ
つまりはどう考えても兵長は自分のことが好き
133話『罪人たち』でエレンが座標にみんなを呼んだじゃないですか
ライナーがエレンにとって好都合とばかりに言ったからなんですよ
「人類虐殺なんてとても耐えられるものじゃない」
「もう、始祖の力を誰かに任せてしまいたい」
「それができなければ、終わりにしてほしい」
「誰かに」
ミカサ「え?」
(違う違う)
“キミだよ”
“一緒に暮らそう”
…あの時、リヴァイだけがエレンを止められる方法を知っているんですよね
リヴァイが根負けして、自分のケツを差し出せばいいだけの話だから
もお~、ちゅね、エレンとリヴァイが結婚するとしたら攻守関係がどうなるのか真剣に考えちゃったよ
で、どう考えても作品内でのリヴァイがエレンで〇つとは思えないから、掘りたきゃ掘れのエレリになるしかないでしょ
エレンは相手がリヴァイじゃなくても、リヴァイを想像しながらハアハアできるほどのケダモノだから問題ないし
……どちらかで言えば、ちゅねはリヴァエレ派なんだよね(-_-;)
これでリヴァイも、人類を救うために自らを差し出さなければいけなかったヒストリアの気持ちが分かったということで(作者ってリヴァイに厳しいよね)
しかしながら、人類のためにどうしても自分を差し出す覚悟が出来ないリヴァイは知らぬ存ぜぬを貫き通し、エレンの説得を後輩たちに任せ「今ならケツに蹴りを入れるだけで勘弁してやる」とボソボソと呟きますが
エレンがそれだけで満足すると本気で思ったか!
リヴァイを手に入れるためだけにエレンがどれほど人を殺してきたか知らないわけじゃーあるまいし
「オレのケツに入れるのは蹴りじゃねえ、兵長の〇〇〇だ」
当然のことながらエレンはすべての要求を突っぱね、交渉は決裂
(作者さん、これ、わざとやりましたよね?)
(ん、エレン的にはリヴァエレを所望なのか?)
(どっちよ!?)
さてエレンの強い強い未練については
地下牢で1か月もただ待つのではなく、早くに脱獄してリヴァイに会いに行っていれば、結果は違っていたかもしれない、というところですかね(^^;)
もしくは、恋文にもっとハッキリと「愛しています」「結婚してください」と書くべきだったと後悔したとか
ついでにリヴァイの目的
当然ミカサですが
とにかく生きてもう一度会いたいという目的は果たしたので、次なる目的に移っております
ずばり、大けがしている自分の看病をミカサにしてもらうことです(違うかも)
ミカサがエレンに尽くしていたのはエレンが弱いからで、自分も同じように弱くなればミカサが優しくしてくれると本気で思っているんです(てきとー)
だけど、寝ているリヴァイの元へ、いくら待っていてもミカサは来てくれなかったようですね(^^;)
(これが1ヶ月間地下牢でリヴァイを待ち続けたエレンと同じ)
このままではミカサが自分の存在を忘れてしまうと焦ったリヴァイは起き出すことにしました
(ということはエレンが脱獄したのも同じ理由ですね)
部屋から出てヨレヨレのリヴァイを心配してくれるのはアルミンですが、
リヴァイ「ありがたいけど、おまえじゃない」
リヴァイ「おまえじゃないんだ」
こういう失礼なところはエレンと同じ
いや、ちゅねも身に覚えあるわ(;´Д`)
チャンス到来
ミカサが隣にいるのを確認して
弱さアピール
皆さん、騙されちゃいけませんよ(騙されてましたが)
リヴァイは万全じゃないまでも、この時すでにだいぶ回復している(はず)
じゃないと、進撃に到達した時にあんなに動けるはずがねえ
しかし、リヴァイの弱さアピールは、ミカサはちゃんと見てくれていたのかね?
次のコマに描かれたいるのがハンジ、ジャン、アルミンの3人なんだけど( ̄▽ ̄;)
あれかな
怪我の回復が早いことは身をもって知っているから、ミカサはそもそもリヴァイの心配は余りしていない可能性が……
(ツバつけときゃ治るでしょ、と思ってる)
と、こんな時でもフザけたことしていたリヴァイですが、フロッグが燃料タンクに穴をあけてしまったことで状況は一転
地鳴らしも到着してしまい、ハンジが足止めに残ることとなったことで、リヴァイはフザけた計画を中止せざるを得なくなりました
これがユミルの「団長のせいで計画が台無し」にあたるのかな
や、恩人であるハンジに対してこんな乱暴になることは絶対にないでしょうが
ハンジの命を助けてあげられない代わりに、ハンジに代わって地鳴らしを止めて世界を救うことを、ハンジに約束した
ということで、ハンジとお別れをした後のリヴァイは、他のみんなと同じように真面目に作戦に取り組むことにしたのだろうと思われます