【進撃の巨人】二千年後の君へ(追記あり)

※137話までのネタバレあり

 

最初に

記事内には「確実に」「確かに」「である!」というというような表現を使っていますが、話半分で(^^;)

 また今回も超極端考察してます

 

「二千年後の君へ」については、自分と同じ人間として始祖ユミルに選ばれたのがエレンである

これはあっているんじゃないかな~と思っている 

 

 

木を見て森を見ず

人をダシに使う

自らの行いにより全てを失う

叶わぬ相手手の届かぬ相手に恋をする→その人への未練が残る(もう少しで手が届きそうだった)=生への渇望

→始祖ユミルも豚の件で追放される前に選択肢が与えられましたよね

「あの時もし私が別の答えを選んでいたら違った(幸せな)未来があったかもしれない」という未練かな?

(けれども、どちらを選ぼうが、王様にとって奴隷は奴隷でしかなかったというオチです)

 

取りこぼしてるところあるかもだけど、だいたいこんな感じで、「叶わぬ相手に恋をする」これが盲点だったかも

もしくはただの勘違い

 

始祖ユミルは奴隷であり、叶わぬ恋の手の届かぬ相手が王様

 

エレンにとって手の届かぬ相手恋の相手がいるとしたら、これリヴァイしか居ないじゃないですか(一瞬アルミンかと思ったけど諸々の理由でリヴァイ一択)

ずばりエレンが結婚したい相手がリヴァイ(結婚できないとしてもパートナーになってほしい相手)

エレンは同性愛者です

でもリヴァイが異性愛者だったから叶わぬ恋というわけ(場合によってはリヴァイが同性愛者に転向する可能性は無きにしも非ずだが)

同性愛者でも、自分の子供が欲しいという理由で結婚して子供作る人がいるので、異性とのセッは可能

 

これまでさんざん考察していったら、エレンが本当に好きな相手がヒストリアなのかミカサなのかが、どうも分からなくなってしまってね

同様にグリシャも、ダイナと結婚したのは復讐を果たす目的のためだったようだし

カルラなんか、エレンを産んだ後にちゃんとした結婚生活があったかどうかも怪しいところで

ヒストリアの方もエレンをダシに使ったわけだから、エレンが好きというわけでもなさそう

もともとヒストリアはユミルとカップルだったから、エレンと子供を作ったのには驚いたわけで

 

ヒストリア(&ハンジ)を妊娠させたことでミカサを失ったことに気づいたエレンが愕然としたのは確実で

だからエレンが本当に好きだったのはミカサ、と思いきや、「お前はオレの何だ?」でエレンがミカサに求めた返答が「妹」だったから(予想ですが)

エレンはずっと自分たちは兄妹の関係だと思っていた

それなのにミカサが自分のことを恋愛対象として見ていたことを知り、それだと自分が他で子供作ったことを知ったミカサが傷つき離れていってしまうことにはバカでも気づいたのだろう

ミカサを取り戻すためにヒストリアと子供作るなんて頭悪っと思ってたけど、こういう理由だったのなら納得いくよね(^^;)

エレンは妹を失いたくは無かった

 

分かりやすく説明すると、グリシャの飛行船と妹とシャーディス教官という執着の対象を、エレンで置き換えると、

アルミンが【飛行船】、ミカサは【妹】、そしてリヴァイが【シャーディス教官(叶わぬ恋)】ということになるんじゃないかと思ったわけさ

(ついでにいうと、妹を食い殺した【犬】がエレンになるような気が)

エレンの未練が愛が欲しいというのなら、リヴァイが欲しいということになる

 

ポイントは107話のミカサのセリフの「ダシに使われた」かなーと思いまして

グリシャはカルラをダシに使いシャーディス教官を手に入れようとしたら逆に離れていってしまった

これがグリシャにとって誤算だったわけで

同じようにエレンはハンジをダシに使ってリヴァイを

ヒストリアはエレンをダシにミカサを

 

ということになるんだろうけれども、途中の肉付けがうまくいかない(-_-;)


 

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この三人がなぜに呪いをかけられてしまったのか

 

グリシャにとっても、エレンにとっても、ヒストリアにとっても、この三人はまず自分にとって【手が届かない相手】【適わない相手】【憧れの存在】みたいなものと思われ

好きになっちゃったけど同性だし、到底振り向いてもらえるとは思えないから結婚できないと諦めていたけれども、千載一遇のチャンスが巡ってきて……

 

というのが、始祖ユミルの叶わぬ恋と状況が似ているといえば似ている

偶然にも巨人の力を得て王様の注目を得ることが出来、子供をダシにしてまで縋り付いたけど、夢破れたり

 

解釈としては二通り

カルラ、ハンジ、エレンを相手から取り上げてしまえば、ご執心相手が自分を見てくれるようになると思った

カルラ、ハンジ、エレンに選ばれた方が勝ちなどと勝手に勝負に持ち込まれて、その勝負に勝つことが出来たら相手に振り向いてもらえると思った

 

ヒストリアの場合は、ミカサがエレンを好きなことも知っていたから元々諦めていたけれど、エレンの方からのこのこと自分に近づいてきたもんだから、千載一遇のチャンスだと、エレンがミカサの元に戻れないように子供を作ってみたけれど、よくよく考えたら自分がエレンと夫婦にならなければいけないことに気づいて愕然したとか(^^;)

こんなおバカなことある?無いか

 

エレンの場合は……、そもそも恋愛関係に疎いエレンが、リヴァイがハンジに片想いしていたこなんて分かるはずないよね?

ということはエルヴィンとリヴァイの関係が羨ましいとして、エルヴィン亡き後にハンジが団長になると、リヴァイがハンジと共にいることが多くなり疎ましく思っていた、とかはありそうだよね

 

最初に考えたのは、マーレの巨人科学に触れたことでリヴァイが巨人であることを知り、巨人対決という土俵が出来き、巨人博士であるハンジが選んだ方が勝ちという勝負をエレンが勝手に挑んできた、というものだったけど(^^;)

 

単純に、ヒストリアの件で自分の意見にハンジが同調してくれ、思いがけずハンジが自分の手に転がり込んできたので、それを利用してリヴァイから切り離した

そしたらリヴァイが去っていってしまった、みたいなのが一番自然のような

どこかでリヴァイは、ハンジとエレンの関係を知ったことになる(のだけど、手紙のやり取りぐらいしかなくね?)

リヴァイが去っていったとしたら、再会後に「きたねえ」と言われて蹴りを入れられた時だよね?

 

でも、もしかしたらエレンは、まだリヴァイを諦めていない可能性がある

エレンはイェーガー派のトップになり、エルヴィンのよう非情な決断を下せるリーダーを気取っているから、リヴァイが振り向いてくれるもんだと思っている

あの時、エルヴィンでなくアルミンを選んだリヴァイは、自分を選んでくれたのだと思っていて、最終的にリヴァイは自分を選んでくれると思いあがっているとか、なんか色々考えられるよね(^^;)

 

「お前のためなら巨人をひねり殺せるくらい お前のことが好きなだけ」

 

というジークの見解を聞いてミカサのことは失ったけど、「おやおや、とすると兵長ってオレのこと好きなんじゃね?」と思っちゃったとか

このあとパラディ島で、クーデターを成功させあの時のエルヴィンのような姿を見せつければ、リヴァイはきっと自分を認めるとかさー

あと4年しかない寿命をリヴァイと過ごしたいのかもね 

 

シガンシナ区でジークと待ち合わせしているのに、ジークの居場所をハンジに案内させた理由として考えられるのは、ただ単にエレンがバカで日時と場所を覚えられなかっただけ、ということはありそうだけど(^^;)

それ以外だと、地鳴らしする前にリヴァイを回収する(笑)以外に考えられないよね?(エレンがリヴァイを手に入れたいと思っているのなら)

団長のハンジが人質なら大人しく従いそうだし

もし万が一のことがあったとしても、どんな状況でもリヴァイは切り抜けられると思っていて、しかもジークを自分の元に連れて来ると信じていたので、シガンシナ区にリヴァイではなくジークが姿を現したときに、実はエレンは絶望していた

事実、雷槍で変な悪戯なんかしなけりゃリヴァイは切り抜けられてたし

 

ジークが獣の巨人として現れたことはリヴァイ死亡を意味するから、そこでエレンの希望が砕けてしまい、ロッドレイスの「ヒストリア!!!!!」状態になったのは考えられるような?

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ロッドレイスはこのあと「ウーリ待ってて」と言いながら脊髄液の元まで這って行って舐めたけど、巨人化後の行動に特に意味はないか

いや、強い意志だけは残っているから

ロッドレイス「駆逐してやる」「ウーリ」「父さん」「会いたい」かな?

エレン→「駆逐してやる」「リヴァイ」「会いたい」という思念だけが残ったってか( ̄▽ ̄;)

ということは、エレンの「この先にある―――」のはリヴァイの可能性が

 

ちょっとロマンチックなこと考えれば、アッカーマン一族が記憶改竄の影響を受けないことをエレンが知らないとして、地鳴らし完遂後に島に戻った時にリヴァイの記憶を改竄して一緒に暮らすことを妄想したとか

無垢の巨人化もしないことも知らなければ、寿命間近の自分をリヴァイに食べてもらうとか、逆に自分がリヴァイを食べちゃうとか

 

まーエレンのくわしい計画は分かりませんが

 

エレンの一番の目的が、ジークがリヴァイを殺したせいで消えてなくなってしまったのだとしたら

 

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これが対比だったとも考えられ

ついでにポルコも(ええと、ポルコはライナーにほの字ですか?(^^;)ただのライバルですよね)

兄のありがた迷惑というか、ファルコは最初はガビに「来るな」と言ってるけど、最後はガビに手を伸ばしているような?

無神経な兄が弟の恋路を邪魔するの図

ポルコの方も、一見マルセルの好意が有難いようにみえて、余計なことしやがって、という風にも見えるんだよねえ

だからエレンのこの時の表情は「何てことしてくれたんだ、クソ兄貴」の意じゃないのかね(^^;)?

 

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重ねてみたけどどうだろう(^^;)

違いすぎて比べられないけど、エレンのこの表情が、期待していた人が来なかった的な顔にも見えるような……うーん

あ、べつにエレンの方は能面でもいいのか

リヴァイの心情探るときもそうだったもんね

 

絶体絶命のこの状況に現れてほしかったのは、毛むくじゃらのお兄ちゃんじゃなくて

こっちを期待していた↓

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あ、こっちだったかな

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そういや見返りリヴァイの登場シーンて、「戦え」「戦え」のすぐ後なんだよね

 

……ちょっと疑惑なんですが、エレンがファルコに対して自分よりも強くても好きなら告白したほうがいいよ的なアドバイスしていたじゃないですか

あれで完全にエレンの本命はミカサだと思わせておいて実はリヴァイだったという巧みな罠に、ちゅねは見事に引っ掛かったわけだが

ということは、まさかエレンてリヴァイに恋文したためてたりするのか?(^^;)

で、再会した時のリヴァイの顔がこれでさ

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「…まさか …お前が(同性愛者だったなんて)」

てえことだったり??

地下街でたくさん見たって、そういう……

そうやって見るとリヴァイの顔も不思議と怒りというよりは困惑のそれ(^^;)

 

リヴァイがタガが外れたようにミカサに対して一方的な想いを爆発させているのは、エレンがミカサに気が無いことが分かったからとして(^^;)

ハンジとエレンとの関係を知っているのに加えて、エレンの本命が自分であることを知ったもんだから、だからハンジに「相変わらず巨人とは片想い」なんて言ったのかも?

リヴァイは同時にふたりの失恋を知ることになってしまい( ̄▽ ̄;)

あー、リヴァイって一体どこまで知ってるんだー!

ぜんぜん知らないってことは無いと思うんだけど

てか、これについて具体的に描かれることはあるのか、それとも自力で探し出さなければいけないのか

 

もちろん、全部ただの考えすぎって可能性もあるんだけどさ

 

 

グリシャがねえ

死んでもなおシャーディス教官に呪いをかけ続けていたんですよ

エレンを使って

あの時シャーディス教官と再会しちゃったもんだから、目がギラついちゃってね

即座にまたシャーディス教官に呪いをかけ直してるんですよ「私は特別、だから息子も特別、あんたとは違う」ってね

エレンの中で自分は生き続けるから、ずーっとあんたを見ているぞっていう

だからまた「特別」に縛られちゃって、特別じゃない自分は傍観者でいるしかないなんていって

まさに死んでも、死んだ後も、ですよ、まったくもって恐ろしい

それくらいシャーディス教官にご執心だったということは、飛行船や妹よりも愛しちゃったのがシャーディス教官ということになる

飛行船や妹ですらダシに使ったのかもしれないと考えたら、

エレンだって、アルミンやミカサよりもリヴァイという可能性は大きい

 

ロッドレイスは、父さんやフリーダよりもウーリだったわけだからさ

ん、もしやウーリやフリーダよりも父さんとか?

ぎゃー、そうだよ、間違えた 檻に入れられたロッドが「父さん」て言ってるじゃん!

 

とうことはエレンの自我が途絶える前の最後の言葉を

 

兵長 アルミン ミカサ 待ってて オレが今…」

 

これに変更します

 

 

シャーディス教官の呪いを解いてくれたのはマガト隊長

呪いが解けた時にはすべてが遅くて、シャーディス教官はハンジとの可能性も潰されていて、カルラに続きハンジまでも同じ不幸にしてしまったという……

 

 

2021.3.6 昼 追記

 

一晩寝るとほんと頭スッキリする(^^;) 

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この画像のことを思い出して貼り付けたら、巨大樹の森でのリヴァイとジークの戦いからシガンシナ区に獣の巨人が登場するまでのシーンが、前回のシガンシナ区の戦いも踏襲していることに気が付きました

 

壁の向こう側には、獣、リヴァイ、調査兵団団長(ハンジ)、フロッグ

内側には、ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ライナー、エレン=ベルトルト(大量殺人を行おうとしている人物として)

で、あの時の清らかなエレン役が誰になるんだ? エレンはベルトルトのうなじ切って仕留めたてたから、エレンの首吹っ飛ばしたガビになるか

で、丸焦げアルミンが車力(の死んだふり)


 ……あれか

エレンはまず最初にアルミンを外の世界とアニに取られ、自分の行為によってミカサを傷つけて失ってしまったが、それが分かったと同時に、可能性なんて1ミリも無いと思っていたリヴァイが手に入るかもしれないという希望が降って湧いちゃったわけか

 

これ、何気に、エレンがミカサに気がないことを知ったリヴァイの暴走気味に似ているような(^^;)

もしや、リヴァイのアレを参考にすればエレンの気持ちも分かるというカラクリなのか?

なんせエレンとリヴァイは似たようなところがあるから

 

ということはレベリオ襲撃から以降のエレンの目的は愛(リヴァイ)の獲得だな

愛に目覚めたエレンなわけだね

 

もしかしたらその目的が出来たから、エレンはハンジに近づいたのかも

エレンが送った手紙はまず最初に団長であるハンジが目を通すはずだから、私信として「ジークの持っている巨人の知識」を餌に接触したい旨を伝えたとかさ

 

リヴァイ宛に恋文をしたためたかどうかは分からないけど(^^;)

もし送っていたのなら返事をききたいとエレンは思っているだろうし、送っていないとしてもとにかくリヴァイと(出来れば二人きりで)話がしたい

 

「話は地下牢に入ってからだ」というようなことリヴァイは言ってるしね(悪い男だな…)

 

過去に2度自分を牢から出しに姿を現したのだから、今回もきっと来てくれる

それなのに待てど暮らせど地下牢にリヴァイは姿を現さず、ようやく足音が聞こえたと思ったらそこに立っていたのがハンジだったからエレンはキレた

そして痺れを切らして脱走した(1か月間入ってたんだよね?)(いつでも脱獄できたのに)

 

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完全にリヴァイを待っているよね、これ

怖えよ

(ち、ちゅねは短髪のエレンが好きで…)

(あっちのエレンとのカップリングだったら( ̄▽ ̄;)

 

とにかくリヴァイに会って話がしたいから、エレンはジークの居場所を聞き出そうとした

 

 1か月待って待って待ち続けてようやく現れたと思ったら、毛むくじゃらのお兄ちゃん

そしてこの状況からリヴァイが死んだ可能性が高いという事実に愕然

 

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この壁の上の影を見て一瞬だけリヴァイだと思ったんじゃないのかと

すぐにジークが喋りだすので打ち砕かれますが

 

でも、あの時も最初はジークが現れて、それからリヴァイが壁の上に登場したことを思い出し、「まだだ、兵長は生きてる」と気を取り直し、とにかくジークと接触することに集中する

 

あとはリヴァイに会いたい一心じゃないかな

生きてリヴァイに一目会いたい、声が聞きたい、話がしたい、返事が聞きたい

もしくは、まだ好きだと伝えていないとか

 

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エレンの見た景色は、地鳴らし中の子供エレンが「自由だ」と言って両手広げて見た景色かもしれないけれども、

あの景色の先にある、エレンが見たかったものは、やっぱりこれなんじゃないだろうか?

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