※最終話までのネタバレあり
※記事の説明
【進撃の巨人】のストーリーが、ある一定のパターンを繰り返しながら進められていることに着目し、そのパターンを使って、空白(余白)部分にストーリーを当て込み、
そこから考察するという、かなり特殊なやり方をしております
以下の記事は、パターンを使って再構築したもの(ストーリー)となります
「いってらっしゃい エレン」
「なんで、泣いてんだ?」
「え…?」
「え…!?」
「早く行こうぜ、巨人を滅ぼしに」
…あの男はどこだ
…どこにいる
「なぜだ、なぜあの男は巨人化しない?」
「助けてミカサ」
「あなたは――」
「……私の名はマリア」
「エレンを助けに、早く行こう」
「エレンを取り戻さないと…!!」
「早くしないと遠くに行っちゃうから!!(埋められちゃうから!)」
「(……………念力…………)」
「――これならミカサさんも納得するはずです」
「私達に力を貸してください」
「やっちまった…」
「ジャンもコニーも…サシャを殺したガキも…その家族も、アニの父さんも」
「この手で…」
「ミカサ!!」
「みんなを無垢の巨人にしたぞ!!」
「兵長以外は…」
「これでいいのか!?」
「これでよかったのか!?」
「オレはこれで…本当に、あの景色を見ることができるのか!?」
「なぜ…すべてを見せてくれないんだ…」
「壁を…壊した後のことを…」
「…ハンジさんの安否を…」
「本当に…これしか…道は無かったのか…?」
「そこに…いるんだろ?」
「…アルミン…」
「この先…お前の望みは叶わない…」
「叶うのは…ミカサの望みだ」
「…何を…」
「何を…言ってるの」
「オレの…先の記憶を見た…」
「…けど」
「まさかあんな…」
「恐ろしいことになるとは…」
「アルミン…?」
「…お前…なのか!?」
「…大きく…なったな」
「すまない…」
「オレはひどい友だった…」
「お前にずっと…辛い思いをさせた」
「アルミン…お前を愛している」
「アルミン…お前だけだオレをわかってくれるのは」
「お前が教えてくれたから…オレは……外の世界に」
「お前にオレ以外の友達ができるなんて嫌だ」
「一生オレと夢を語りあってて欲しい」
「……誰もいないところで…二人だけで…」
「アルミン!」
「ミカサを、止めてくれ!」
「このままだとオレ、生きたまま埋められちゃうよ!!」
「(さよなら…エレン)」
「!!」
「み、みんなあああぁ」
「オレは生きてるぞォ!!!」
「助けてぇぇええええ」
66話『願い』
(お産終了)
最終話『あの丘の木に向かって』
こうしてエレンは
アルミンの策略で鳥籠の中に囚われそうになったところをヒストリアに救われ
間一髪、ミカサの魔の手から逃れることができたのでした
めでたしめでたし
……で、孫娘は、「いってらっしゃいエレン」と言った後にエレン生首にぶちゅーです
愛しのエレン・イェーガーとようやく再会できたものの
同時に永遠のお別れの瞬間でもあった
現実と「道」の世界で、ミカサとミカサの孫からダブルちゅーを受けたエレン
孫娘とエレン・イェーガーの微笑ましいちゅーを見て、にっこり微笑む始祖ユミル
(マリア、ちょっと嫉妬)
(エレン・イェーガーは2人のアイドルだった)
(こんなことなら私もちゅーしとけばよかった…的な)
(と考えると、とてもカワイイ……)
「ミカサ」
「私の本当の名前はサシャっていうの」
「えー、サシャって変」
「ミカサの方がいいよ」
「……そういう問題じゃ」
「…じゃあね、マリア」
「さよならサシャ…」
「…待って…」
「何で…私を…呼びに来たの?」
「元の世界に戻れる保証も無いのに」
「……さぁ」
「……」
「…マリアこそ何で…エレンを助けようと思ったの?」
「あの時に私を助けたの? それも…エレン・イェーガーを裏切ってまで」
「…好きだったんでしょ?」
「……さぁ」
「私はエレンを殺そうとした…」
「私…悪魔みたいでしょ?」
(※うじうじしてるエレンにイラつき脅迫してるとこ)
(※――を思い出す孫娘)
「違う、悪魔は私」
「また調査兵団に戻ろうとしたの」
「私は…調査兵団の人達が生き残るのが許せなかった」
「調査兵団は島を裏切ってエルディア国民が崇めるエレン・イェーガーを殺した連中…」
「まだ調査兵団がエレンを殺そうとしているのは気のせいかもしれないなんて思ってるの?」
「あなたはさっき目の前で何を見たの?」
「あなたを殺そうと言い出したのは、あの男でしょ?」
「まだ違うと思うの?」
「それだけじゃ……ない」
「エレン・イェーガーの現実は…」
「私が夢見た人物と違っていた」
「歴史の教科書で読んだ人物と…」
「違ってた」
「巨人のいない世界を……」
(そうか……)
「“女王陛下の手紙”で書かれていたことと、違ってたから」
「地鳴らしで人類の8割を殺したはずなのに」
「島の外の人類がたくさん生き残っていると知って…」
「私は、ガッカリした……」
「私は調査兵団のみんなを…アホな巨人にすることが…希望だった」
「君か」
「一緒に行くかい?」
1ページカット
一匹残らず巨人にしてやる
あいつ、下っ端
つまり、奴隷
(理解した!)
意訳)あいつ、奴隷の分際で、エレン・イェーガーを洗脳しようとした
「まぁ…殺しやしねぇから安心しろよ」
「すぐにはな」
138話『長い夢』
「だからみんな無垢の巨人になってもらった」
「…褒めてもらうために(ハンジに?エレンに?)」
「それが私の悪魔」
…あの男はどこだ?
…どこにいる
なぜだ、なぜあの男は巨人にならない?
「――でもあの男が死んだら」
「母さんや父さん、おじさんやおばさん…」
「私の大切なみんなが居なくなってしまう…」
「悪魔は私の中にもいます」
(ユミルが喋ってる…!)
「マリアの中にも、誰の中にも」
「みんなの中に悪魔が居るから…世界はこうなってしまったの」
「…じゃあ、どうすればいいの?」
「……森から出ましょう」
「出られなくても…、出ようとし続けましょう」
ちょうどエレンがヒストリアの胎内に送られるシーンがあったので、『衝撃』を貼り付けておきます
エレン王女は「獣」の保持者で、ファルコが見た空を飛ぶ記憶は、エレン王女のものではないかというのが、ちゅねの考察です
未来エレンが、地鳴らしを止めるためにファルコの中に入り、顎の巨人なのに鳥(獣の巨人)になったみたいなことじゃないかと
130話『人類の夜明け』
91話『海の向こう側』でファルコが「おーい…」と呼びかけた鳥の中に居たのがエレン王女で
呼び声が聞こえたからエレン王女はファルコを見つけた
なぜ鳥の中にいたかといえば、徹底的に自由を奪われたせいで
自由を求める精神が「道」を通して鳥の中に入った的な
アニメの告知映像でも来てましたね
【雑感】
超、ひさびさです
ずっとなんだか気に食わなくて置きっぱなし状態にしてました「孫娘編」
しばし休息いれて、おとといくらいに久々に開いてみて、ちょこちょこ手を加えたら、ようやく納得できるものになりました
うまくいけば次で終わらせられるけど、長くなる場合もあるので前後編にする勇気がなかったです(^^;)
分かりやすいように『エレンとリヴァイの物語』から一部持ってきてます
※ブログに書いてあることは全てちゅね個人の見解です
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