【進撃の巨人】「心臓を捧げよ」7

※最終話までのネタバレあり

※記事の説明

進撃の巨人】のストーリーが、ある一定のパターンを繰り返しながら進められていることに着目し、そのパターンを使って、空白(余白)部分にストーリーを当て込み、
そこから考察するという、かなり特殊なやり方をしております

以下の記事は、パターンを使って再構築したもの(ストーリー)となります

 

2022.6.29 ジャンのセリフを一部変更しました(詳細は最後に書きました)

 

 

 

「もしハンジさんがエレンより、腹違いの兄貴の側につくことがあるのなら…」

 

 

 

 

 

 

「ハンジさんは今回の発覚を受けて以降、黙秘したまま」

「ハンジさんが単独でジークと接触していたことについても依然として空白のまま」

 

 

「あいつは本当に安楽死計画のこと、知らなかったのか?」

 

「本当に…知らなかったと思う…」

ジークさんのことや、安楽死計画なんて…」

 

「僕と同じように…」

 

「……」

 

「ハンジさんから口止めされていたんだろ」

「ピーク達にジークさんのことは言うなと…」

 

 

 

「何よりエルディア人の安楽死になんて協力したくない」

 

 

「…何だよ」

「俺達の会話、聞こえていたのか…」

 

「俺はパラディ島の未来のために一緒に戦ってほしかった」

 

「そのためにすべてを捨ててエレンを止めに来た」

「パラディ島のみんなのために尽くしてきた」

「それは…パラディ島に未来があると信じていたからやれたんだ」

「子供は未来だ」

 

 

安楽死計画が実現してしまったら、俺達がやってきたことは何になるんだ?」

 

 

 

~~リヴァイの回想~~

 

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「エルディア人が生まれてこなければ」

「島の住民も、エレン達の計画に巻き込まれて死ぬこともなく」

「苦しみもなく」

「死にもしなかった」

 

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「この世に生まれないこと、これ以上の救済は無い」

 

 

 

 

「だがハンジは…」

「14代調査兵団団長はこうも言っていた」

 

「でも…あきらめられないんだ」

 

 

「俺はあの時のハンジを」

「…信じている」

 

 

「正直…僕も頼りにしてたから」

「でも…ハンジさんはもう十分に戦ったよね…」

 

 

兵長がエレンに手を貸したってことは、安楽死計画を阻止したってことだよ」

「だからハンジさんは兵長に対して攻撃的になった」

 

「あきらめられないから…」

 

「きっと…その想いが強すぎたから」

「…あんなことに」

 

「…すべては俺達のためだって?」

「それは違うぞ」

 

「ハンジさんはこうも言った」

「虐殺はダメだ、これを肯定する理由があってたまるか」

 

 

(※ハンジはリヴァイを殺そうとしていて、アルミン達がそれを阻止してます)

(※その後にハンジによる記憶改竄が発動してしまい、ジャン達はそのことを忘れてしまった)

(※もしくは記憶改竄された時間に時間を巻き戻された)

(※アルミンはベルトルトの保護があるので、記憶改竄が発動すると即座に解除できるようになっている)

 

 

 

安楽死計画はユミルの民を虐殺することと同じだ」

「かつてのハンジさんは、いくら敵が強くても」

 

「きっとそんなことは―――」

 

55話『痛み』

 

「―――!」

 

 

「……」

 

 

 

 

「……?」

 

 

 

ハンジさんらしくないですね……?

 

 

…いや、違う

 

ハンジさんは最初から何も変わっていない

 

あれがハンジさん本来の姿だとしたら

 

 

俺は…ハンジさんの何を見ていた?

 

 

じゃあ、なんであの時ハンジさんは引き下がったんだ?

 

 

 

俺か?

 

 

 

 

あの時、最後に俺は…なんて言った?

 

 

 

 



 

127話『終末の夜』

 

 

 

 

「なぁ、ハンジさんが…」

「一緒に暮らそうって言ったのは、当然あの時だよな」

 

 

「ハンジさんは…」

「14代調査兵団団長はこう言っていた」

 

「逃げようとしていたんだよ…私は…」

「すべてを捨てて…すべてを忘れて生きようって…」

 

 

「この島だけに自由をもたらせば それでいい」

 

「そんなケチなことを言う仲間は」

「いないだろう」

 

「だがハンジさんは…」

「アルミンにあんたを殺すように仕向け」

「アニやファルコを使ってミカサを俺達から遠ざけたらしいな」

 

 

 

 

「なんたって俺らはユミルの民ってヤツで」

「始祖の巨人の力を使っちまえば、その全員の記憶や身体の構造をいじることもできちまうんだろ?」

 

「……」

 

「ソレを掌握した奴に俺達は全てを握られている…」

 

「ハンジが何をするかなんて…誰もわからない」

 

 

「あんたの口は鎧のように硬そうに見える」

「あんたは…」

「俺達が知りたいことを教えてくれるかな?」

 

 

「ああ、すまない、あんたは…まともじゃなかったな」

「まぁ確かに…あんたは教えねぇよな」

「大事なことは特に…」

 

「知らない」

「本当にほとんどのことは教えられてないんだ」

調査兵団団長には用心深さが求められている」

 

「用心深い…?」

 

「!」

 

「それが団長になるための資質か?」

 

 

「まぁ確かに…ヤツは教えねぇよな」

「大事なことは特に…」

 

 

 

「そうだ、あの時だって」

「どこに諜報員がいるかわからないって状況にしても…」

「もう少しくらい多くの兵に作戦を教えても良かったんじゃないか」

 

「相手が知性のある巨人だと知っていれば死なずに済んだ兵もいたんじゃ…」

 

(※注訳ジャンは27話『エルヴィン・スミス』での話と同じことを話してます)

 

 

「ヤツは選んだ」

「100人の仲間の命を切り捨てることを」

「しかしそれなりの人数が事前に関わってないと、あの罠は成功しえなかったはずだ」

「計画を知らされた兵は恐らく…」

 

 

 

 

「あー忘れちまったな」

「何て言ったっけ? 以前教えてもらったあんたの団長さんの名前は…」

 

「しかし心当りくらいある」

「思い出すまで頑張るとするか」

 

 

 

「あの時のハンジさんも……逃げ腰になっていた」

 

「普段なら頭のキレるハンジさんだが、ニック司祭が何者かに暗殺されたことに責任を感じちまったからだ」

 

 

 

「ニック司祭の爪は何枚剥がされてたんだっけか?」

 

 

52話『クリスタ・レンズ』

「ニック司祭…あいつはバカだったとは思うが」

「自分の信じるものを最後まで曲げることはなかったらしい」

 

「………」

 

「それはあんたも同じだよな?」

 

 

「まぁ…ヤツに言わせりゃあ、信じるバカはついて来い」

「だろ?」

 

 

「リヴァイさんよ…ずいぶん心酔されなさってるようだな」

「だからあんたは、どんな仕事もこなしていける」

 

「俺は違うけどな」

 

「……俺は………」

 

 

「もう…一体…なんでそんな髪型にしたのか」

「俺はイマイチ共感できねぇんだよ……」

 

「ならせめて要望を聞け」

「何も聞かずに切る奴があるか」

 

 

(ごくごく)

(お茶一気飲み)

 

「プハー」

「美味しいなアルミン」

 

「おかわりあるか?」

 

「うん」

「いくらでもあるよ」

 

 

「ありがとうなリヴァイ、あの時は俺を信じてくれて」

 

「お前が3年かけてまで叶えたかった幻想的な(さらさらロングヘアーの)夢がすべて無意味に終わって死にたがってたのに…」

「気を遣わせちまったな」

 

「……夢に見た通りだ」

「ありがとうなジャン」

 

 

 

「バカばっかなんだよ…」

 

「なんてったって、あんたらについて行った奴らは」

「フロック以外みんな帰ってこなかったんだからな」

 

「そりゃ俺みてぇな始祖に脳ミソを握られているような人間はアホだ」

「俺も一度は、あの知性のカケラもないアホな巨人になっちまったんだから」

 

「そんなアホには説明する価値もねぇってか?」

 

「そんなことは言っていない」

「お前が何をするかなんてわからなかったからな…」

 

 

「あー、何ていったっけ」

「リヴァイ兵士長様が獣を奇襲するためにフロック達新兵の…命を囮にするなんていう、とちくるった作戦で命を落とした馬鹿の名前は……」

 

 

「それ以上ヤツを侮辱すれば、てめぇの頭が半分減るぜ?」

 

「別に俺は構わねえがな」

 

「…いいや」

 

「おっしゃる通りだ」

 

「あぁそうかい」

「話が早くて嬉しいよ」

 

 

「そうだ…マルロだ」

 

 

 

「少し思い出してみようか」

「ウォール・マリア奪還作戦の夜のことを」

 

 

「だが一番使えねえのは、一にも二にも突撃しかできねえ死に急ぎ野郎だよ」

 

「生きて帰って初めて一人前」

「ってのが調査兵団の通説…」

 

「そうだったよな?」

 

 

「なぁ?」

「返事をしろよ、失礼な奴だな…」

 

 

「エレンに言わせりゃあ、俺は臆病すぎなんだとよ」

 

「生きて帰ることが仕事のはずのあいつが」

「まさか最前線で突撃して真っ先に死んじまうとはな…」

 

 

兵長さん」

「どうしてマルロが調査兵になったか」

 

「俺にはわかる気がするよ」

 

「やりたいことが見つかったんだ」

「単純だろ」

 

「……」

 

「…単純だが実際に人生を豊かにしてくれるのは」

「“そんなもん”だ」

 

「あれが」

「てめぇが調査兵団やってた本当の理由だろ?」

 

 

「あんたらは人類を救おうとした」

「そうなんだろ?」

 

 

調査兵団のことなんて何も知らねえ半人前が大勢…」

「あの日、壁の外に放り出された…」

 

「まだ何も…知らなかった」

 

 

 

「フロックは…ヤツを生き返らせようと必死だった」

 

「あの時、俺は」

 

 

「フロックの言う通り、俺は上官に歯向かうわけでもなく」

「エレンとミカサを止めるわけでもなく」

「ただ見ていただけだった」

 

 

「だが俺にもあんたが、ただ見ているだけに見えた」

(※注訳・90話『壁の向こう側』の勲章授与式前のことです)

 

 

「あの日…」

「エレンの故郷を巨人たちに蹂躙させ、エレンの目の前で母親が食い殺される原因を作ったベルトルトが」

 

「俺達の目の前で、巨人になったアルミンに食われた…」

 

「あの日から…」

 

「どうしてベルトルトを倒したアルミンがあんな目にあって…大勢の人たちに憎まれてしまったのか…」

「俺にはわからなかったんだ」

 

 

 

「なぜだ? リヴァイさん」

「何でベルトルトはアルミンに食われた?」

 

「…それは」

「俺があの日…アルミンに注射を打ち、アルミンを巨人にしたからだ…」

 

「なぜアルミンを巨人にした?」

 

「…任務に従い」

「巨人の力を持つ敵を捕らえ四肢を切断した後、安全を確認し…」

 

「…超大型巨人の力を奪い、瀕死に至った人間を蘇らせるために…」

 

「その任務とは?」

 

「巨人の力や情報を得て、人類を救うことが目的…だった…」

 

「そうか人類を救うためか…」

「人類を救うためだったら、そりゃあ」

「仕方ないよなぁ…」

 

「……」

 

「……」

「アルミンがあの日…壁に潜んでいたライナーを暴き出した…」

「それだけじゃない」

「トロスト区を岩で塞いで守ることができたのも…」

「アニの正体を見抜いたのも…」

「夜間に…進行することを思いついたのもアルミンだ」

 

「超大型を倒すことができたのも全部…アルミンの力だ」

 

「エレンが…言ってたよな」

 

「人類を救うのはオレでも団長でもない」

「アルミンだ」

 

「そうだろ ジャン?」

 

「あぁ?」

「…言ってたっけ? そんなこと…」

「…忘れちまったかな」

 

 

「……いや、お前が正しい」

 

 

「……?」

「…え?」

 

「確かに俺らは…上官に従って生きるしかなかった…」

「その日を生きて帰ってくるのに精いっぱいでよ」

 

「それでもあの日――」

「超大型の爆発でみんなが居なくなってしまった時、俺達だけの力で…ベルトルトとライナーを倒さなくちゃいけなくなった」

 

 

「もちろん俺達の力だけじゃない」

「ハンジさんも駆けつけてくれたから倒せた」

 

「よくやった、とハンジさんは言ってくれた」

「それなのに――」

 

調査兵団はほぼ壊滅状態」

「団長まで死んだとなれば」

 

 

「ミカサの言う通り、それはアルミンにだってできると俺も思った」

 

「けどハンジさんは、アルミンが逸材だということを認めながらも」

「これからもずっと続く戦いには経験と統率力が必要だと」

 

「それを聞いた時、深く傷ついたんだ」

 

 

 

 

 

「ベルトルトとライナーを倒した俺達には何の意味もねぇってことを知っちまった…」

 

 

 

あんなに頑張ったのに

 

 

 

 

あんなに…やったのに

 

 



 

全部…無意味だったのか……?

 

 

 

 

普通だ……

 

これが現実ってもんだろうな……

 

 

 

 

俺は夢か幻でも見ようとしてたのか?

 

 

俺は知っていたハズだ

現実ってやつを

 

普通に考えれれば簡単にわかる

 

 

あんなでけえヤツには勝てねぇってことくらい…

 

 

「…だが、救いはあった」

 

「あんたが選んだのがアルミンだったからだ」

 

「俺は…あんたがやったことは正しいと…思っていた」

「イヤ…そう思いたかった」

「自分が人の生死を選ぶのが怖かったからだ……」

 

 

「…ずっと、同じ夢を見るんだ」

 

「飛行船の研究基地で死んだハンジさんの夢だ」

 

 

 

「なんで最後にあんた達はあんな会話をしたんだろうって…」

 

 

「ハンジさんは誰かに……」

「あんたに止めてもらいたかったんじゃないか……」

 

 

 

飛行艇を飛ばすために仲間を大勢殺した」

「あれを…無意味な殺戮にするわけにはいかない…」

 

「俺は…あんたに言ったんだったよな…」

 

「すべては“地鳴らし”を止めるため」

「俺はなんだってやる」

 

 

 

「あんたの面…」

「あの時と同じだった…」

 

「何で首をくくる前に、俺にあんな面を見せたんだろうって…」

 

 

 

「俺も…あんな面をあんたに見せたのか?」

 

「そんなの…わかるわけないだろ」

 

 

「誰かに許してほしかったの?兵長

 

「ハンジさんを置いて飛行艇に乗った僕達に…」

「何か…言えるわけないよ」

 

 

 

イェレナは自分を偽ってた

だから自分が クソ野郎と同じマーレ人だということから目を背けた

 

マーレに、マガトに失望したからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は…なぜかこう思うんだ」

「あんたは…誰かに――」

 

 

 

 

 

「本当の自分を知ってほしかったんじゃないかって」

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

【考察やら解説やら】

なんか色々用事が立て込んで、なかなか記事を仕上げられなかった~!

6月忙しいかったよ~(>_<)(ちゅね比)

 

記事がどんどん長くなっていったのでキリのいいところで分けました

ホントはもうちょっと先にキリがいいところがあって、そこで切りたかったんだけど!

気力が……

次回分は早めにあげたい

 

前回の記事での訂正箇所

リヴァイのセリフで「置いて行かれるのは飽きてる云々」のところ

「置いて行かれる」から「失う」に変更しまいた

 

「置いて行かれる」って、実はあんまりしっくりしなかったけど、さりとて他にいいものが浮かばなかったからそれにしてました

今回の記事を書いていていたら「失う」でいいじゃんということになりました

リヴァイ、仲間もそうだけど、自分の指も片目もアレも半分失ってますしね(おそらく歯も)

 

 

「人類を救うのはオレでも団長でもない、アルミンだ」

「そうだろジャン?」

と聞かれたジャンが、「そんなこと言ってたっけ?」

というやりとりについての説明

エレンがあれを言ったのはジャン達が到着する前なので、そのことを思い出してリヴァイは「ジャンが正しい」と言いました

 

なぜこのやり取りを入れたかというと

ちょっとややこしい話になりますが

 

tyune.hatenablog.com

↑こちらでリヴァイとハンジのやりとりがあるのですが、その中でハンジが「世界を救うのはアルミン」というエレンの言葉に言及しているので、てっきりリヴァイはあの場にジャンも居たと思い込んでいました

けれども実際は、ジャンはおろかハンジも到着していません

それなのになぜかハンジは知っている→なぜなら座標を使って過去に行くことが出来たから

あの場には未来からハンジが来ていて全てを見られていたことにリヴァイは遅ればせながら気が付いた

 

ということは、エルヴィンとリヴァイの最後のやりとりも当然ながら見に行っただろう

あのハンジなら見に行かないわけがない

ハンジはすべてを知ったんだな、だから安楽死計画に走ったんだな、ということに、ジャンとの会話からリヴァイは察する

そんなシーンです

 

が…、「心臓を捧げよ3」の記事で「人類を救うのはオレでも団長でもないアルミンだ」というセリフを入れていませんでした(^^;)

だから急遽追加しておきました

えへ(^^;)

 

 

というわけで今回は「ジャン」のひとことに尽きます

 

主役ジャン

ジャンのターン

 

ジャンのようなキャラクターは好きなんだけど、正直ジャンについてこんなに真剣に考えたことなかったです

感情移入先じゃなくて、あくまでも鑑賞として好きなキャラなんだろう

だから自分で動かすとなると、ちゅねにとってはリヴァイより何倍も難しいキャラです

いや、リヴァイも最初は難しかったんだけど、少しずつ自分なりの動かし方を見つけていって、今では割と動かしやすいキャラとなりました(^^;)

 

つまり、ジャンは動かし方がわからない状態だった

 

の だ が

 

ジャンはアルミンとは違って、エルヴィン団長のやり方には賛同できなくて、尊敬の対象じゃなかったのだろうと解釈したら、俄然ちゅねもやる気がみなぎってきた

なのでミカサの時と同じで、今度はジャンを使い、姑よろしくリヴァイをねちねちねちねち

 

リヴァイも決して感情移入先じゃなかったけど、包帯リヴァイ(弱々しい存在)になってからは移入先になったんですよね

そのおかげで、ハンジを見送るリヴァイが母親に置いてかれる子供に見えて、2話のカルラとのお別れシーンとの共通点に気が付くことができた

 

とにかくジャンを動かすのは、ほんと暗中模索状態だったので、またもやモヤモヤ期に突入してしまいました

 

翌朝への閃きに賭けて寝かせること何日間も

そして少しずつスッキリとした「これだ」を見つけていきました

 

 

アルミンはこういう考え方に賛同できるからエルヴィンを心の師匠にするけど

ジャンは違うからハンジを師匠にした

 

ここがアルミンとジャンの違いなんだろう

 

一見ジャンの方が冷たく見えるけど、アルミンは優しそうでいて根っこがゲスミンだから、将来はザックレーコースです

個人的には、なぜか厄介ごとを丸投げされてしまう苦労人のようなイメージがあります

エルヴィンとロッドが同じタイプで、ということはザックレーもそうだったんだろうなあ~という妄想が広がる(^^;)

 

ハンジは人間性を捨て去って非情な決断を下せない(ヒストリアやエレンを見捨てられない)から、悩んでいたんだよね?

107話『来客』

 

34話『戦士は踊る』

人類のために心臓を捧げる

ハンジは心底そう思って調査兵として活動していて、当然団長であるエルヴィンも(キースも)同じ思いであると信じて疑っていなかったわけだが

キースが見ていたものはカルラで、エルヴィンは父親だったという

 

ハンジはキースに失望したのだから、新兵を囮にすることを決断したエルヴィンにも失望する

地下室に行きたい&詐欺師的演説かな?

 

まあ、でも、活動理由がカルラでも父親でも別にいいんじゃないかなあ~とは思う

問題なのは最後の一線なんじゃないだろうか

その一線を越えてしまったのが、グリシャであり、エルヴィンであり、エレンなのかなと、ちゅねは解釈しているのだが

 

そうして色々と考えるうちに、ジャンの役割って思っていた以上に重要なのかもしれないと思うようになり

リヴァイは自分の罪を誰かに裁いてもらいたがっていて、その役割がジャンなんだと思ったら、ただただネチネチ小言を言わすためのキャラでは無くなってしまいました

 

すると、リヴァイの頑なな心をジャンは解かさないといけないわけで、

それをするには今一度情報を整理してジャンというキャラを深堀りしないといけなくて、

 

それなのに、6月に入ってやたら用事が立て込んで、疲れちゃって、じっくりと妄想もできなくて焦った!(;´Д`)

一日中、ジャンのこと考えてたーい

 

ジャンを動かしながら思ったのだ

やっぱ、ジャンてかっこいい

(あと顔が長い)

 

カッコよくて好きだけど、ミカサとくっついてほしいとは思わない

ジャンとミカサは、あんまり萌えないのだ

ミカサの相手としてエレンを見限った時にリヴァイに走ったのも、そこが原因でした

やっぱジャンはガビだよ

ガビには小姑的存在のライナーがいて、この三人でひと悶着するのが抜群に面白い

(カビ以外なら、ハンジかピーク)

 

 

まだやっていないところで(ネタバレをこれから書くので、もうやらなくてもいいんじゃないかとも思っているんだが)

「俺の名前は“エレン”ていうんだ」とリヴァイから告白される相手がジャンなのです

ヒストリアの時、それを言われる相手がコニーでしたよね

ヒストリアとユミル(104期)、この二人の架け橋のような役割をコニーは無邪気にしているんですよ(^^;)

(で、ミカサの娘として生まれてくる104期ユミルが好きになる相手がコニーというのが面白いのだ)

 

リヴァイから本当の名前を告白されちゃったジャンは、なぜリヴァイが他ではなく自分にそれを打ち明けたのかっつーのが疑問で、色々と考えるんですよ

で、自分との共通点らしきものを自分なりに考えて、リヴァイの心の真相に迫るけど、敵もさるもの引っ搔くもので正体をなかなか見せない

 

この辺りのことは次回にも続きます

 

「とちくるった作戦で命を落とした馬鹿」で、リヴァイ自身にエルヴィンは馬鹿だと認めさせたところで、マルロの話をし始めるところが、今回の中では一番のお気に入りです

 

リヴァイの画像はこれをひたすら使い回しています

もともと表情に乏しい、寝っぱなしなので、これだけで済んでしまうという

わざわざ説明しなくてもわかるよね(^^;)

これしか用意されていないというのも何気におもしろかったりするんですが

 

 

2022.6.29追記

「あんたに背中を押してもらいたかったんじゃないか……」

「あんたに止めてもらいたかったんじゃないか……」に変更

(どっちだろうか?正直悩む)

 

 

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