※最終話までのネタバレあり
※記事の説明
【進撃の巨人】のストーリーが、ある一定のパターンを繰り返しながら進められていることに着目し、そのパターンを使って、空白(余白)部分にストーリーを当て込み、
そこから考察するという、かなり特殊なやり方をしております
以下の記事は、パターンを使って再構築したもの(ストーリー)となります
このシリーズは全体的に……きついシーンがあります
色々手直ししたりしてるんだけど、いくらやってもなんか足りないような気がするのが晴れなくて時間かかりました
毎回言ってるような気がする(笑)
2022.3.6 わけのわからん誤字をちょこちょこ修正しました(-_-;)
2022.3.7 旧リヴァイ班について少々追記しました
リヴァイの生い立ち考察
父親はロッド・レイス
母クシェルはリヴァイを将来王になるべき子として厳しく育てた(ジークの子供時代に似てると思う)
クシェルとは別にリヴァイの世話をしていたのがウーリなんだけど、ヒストリアにおけるフリーダ、ジークにおけるクサヴァーor祖父にあたるポジションであろうと思われます
ウーリは当然品の良い人だけど、母子をロッドには近づけないようにしているんじゃないかなあ(監視している状態)
ロッドはクシェルと暮らしたかったんだけど、中央憲兵に居場所を見つけられ(?)(ウーリの告げ口?)、屋敷に連れ戻され牢屋に監禁
↑それがこれだと思うんだけど…(68話『壁の王』)
でもってロッドはクシェルと子供(お腹の子かも?)を助けるために、自分とは無関係、金輪際会うことも無いというようなことを父に誓い、ふたりを遠ざけたんじゃないだろうか
そしてクシェルと子供(リヴァイ)は、ヒストリア母子のような軟禁生活を送ることとなった
けれどもクシェルは大人しくしているようなタマではなかった
クシェルはクシェルのやり方でアッカーマン一族を救おうと考えていた可能性もあるのかしら?
(息子を王にすればアッカーマン一族が解放されるという野望でロッドに近づいたか、ロッドが王族であることに気付いたから野望が生まれたのか?)
(もしくはロッドが王族であることは知らずに普通に恋愛して結婚生活してたけど、ロッドが連れ戻されてしまい、そこでロッドの正体に気付き、意地になって息子を認めてもらおうとしたか)
というわけで、クシェルとウーリから教育を受けた本来のリヴァイは気高くてお上品
尊大なのは、ロッドやクシェルの気質が遺伝してるっぽい?
表情に乏しい(何を考えてるのかわからない)のは完全にロッドの遺伝だと思うけど……クシェルの期待に応えようとしていたら表情無くなっちゃったとかはある?(^^;)
ロッドの遺伝ということにしておこう
たぶん読書好き(でもアルミンには負ける)
本来はジークのように家族と静かに暮らせればいいや~みたいなタイプ
事件が起きて地下街に追いやられてからはケニーに育てられ、ケニーに憧れたリヴァイは懸命にケニーの真似をして、あんな感じに仕上がった
まず1月2日に挙げた記事は、123話『島の悪魔』のミカサの後悔部分をひな型にして話を展開しているんだけど、
「あの日からエレンは去った」~「次に顔を合わせた時にはもう手遅れだった」部分はとばしました
理由は、書いてた時には単純に分からなかったから
あれから少し考えたのですが
あの部分に入るのは、リヴァイがミカサを×3したあとで、ジャン達との修羅場がありリヴァイが反省猿になったところで座標に呼ばれてハンジ達と再会
その時に諸々あり
ここをやってないので、どういうやりとりがあったのかが明白でない状態です
たとえば再会できたメンバーの中に旧リヴァイ班が居たとしたら
大切なもの全部捧げてでもミカサを優先させてきたとゲロしちゃった後なので、リヴァイはとっても居たたまれない気持ちになったかも、と想像できるけど
そんなこんなでリヴァイはミカサのことを諦めることにした(ミカサ達104期生の元を去ってエルヴィンやハンジ達側に行ってしまった(「私達の元を去った」)
けど、旧リヴァイ班の面々はマジで【リヴァイ命】の親衛隊なので、リヴァイのやることに何の反感も抱かないです
リヴァイが幸せになることも願っているので、リヴァイがミカサにしたあんなことこんなことを見てもリヴァイへの忠誠心は変わらない
だから、ハンジがリヴァイの意に反してしたあんなことこんなことを見て大激怒
まだ先の話だけど、この旧リヴァイ班も二手にわかれます
ニコロ(ペトラとオルオ)、コニー(グンタとエルド)で、最初はペトラとオルオがリヴァイのそばにいるけど、最終的にリヴァイ王国のメンバーになれたのはグンタとエルドだという
2022.3.7追記---------
それを考えると、コニーに入るグンタとエルドは、リヴァイの蛮行を見てちょっと引いてしまった可能性あるかも
最終話の立ち位置も控えめだし、どちらかといえばモブリットのそばにいるという感じだ
--------------------------
座標で会議後→現実に戻され、つぎにミカサがリヴァイと顔を合わせた時に、リヴァイは右足を食いちぎられて股間血塗れ状態+ミカサを諦めた(「もう手遅れ」)だったんじゃなかろうか?
ミカサとリヴァイのお別れシーンについては過去記事で考察しているんだけど、完全にギャグです(-_-;)
↓こちら
でも、当たらずとも遠からずなんだよね(^^;)
追加情報として、リヴァイの股間を止血中、ミカサはリヴァイのブツに触れた瞬間に“ビリリ”と電撃が走り
森の中でハンジがリヴァイのブツをくわえていた光景が見えちゃって、嫉妬に狂ったミカサが負けじと同じことをリヴァイにした
……これをどう再現しろと(^^;)
ちなみに、モブリット、旧リヴァイ班、クシェルを交えた森でのひと騒動は、上手にやればギャグ化できる素材がちゃんと用意されている
上手くやれれば……(遠い目)
ハンジに隠れてこっそりと意識が戻っていたリヴァイの心境は
まさか俺は……なんてこった
ミカサ……(終わった)
↑こんな感じではないかと
不戦の契りを勝手に破られて、自分の意に反したことをされた恨みや怒りはあれど
リヴァイにとってハンジは命の恩人
これまで一緒に戦ってきた同志&仲間なので、ハンジのことは嫌いにはなれない(ハンジを信頼しているし、一目置いている)
しかしながら恋愛対象ではなく、それでも、もしハンジとの子供が出来ていた時には覚悟しないといけないので、ハンジに対してとっても複雑な思いを抱いている(のではなかろうか?)
----------------------------------
2022.3.12
ちょい訂正ってか(^^;)
決めつけイカンかったね
一応読みとった情報のっけますので、おのおので判断願います
リヴァイはブツに対する衝撃で目覚めた
この衝撃というのが、ぶっちゃけちゅねは女なんでわからんのよ
タッた衝撃なのか
デた衝撃なのか
不戦の契り(願掛けのようなもの)が破られたショック的なものでリヴァイは真っ青
あ、キツキツに縛られていたものが解けた解放感で、何が起きたのか分かって衝撃をうけたのか?
蹴っ飛ばそうとしたところで、それがハンジだとわかり、ぐっとこらえます
あとは自分を鎮めることに集中
ハンジをはっきりと拒絶しないリヴァイに旧リヴァイ班の面々は「なぜですか!!!」と困惑します(女型戦の時と同じ)
↓こちらで書いたのですが
ハンジが正気を取り戻した時にリヴァイを「クズ」「ゲス野郎」「役立たず」「バーカ!」と罵っていたのも何となく聞こえていた(のではないか?)
ハンジもまたリヴァイのことを性的対象として見ていたわけじゃなく、お腹の子のこととか、おもにエレンのせいで精神的にまいっちゃってる状態で、ついつい魔が差した的なことだと思う
さて目覚めたリヴァイの心境は?(^^;)
これもさー、ちゅね女なんでわかんないんだけど
たとえ気を失った状態だったとしても、目覚めた時に自分の中にあったものが放出されたかどうかは男なら分かったりするの?
(事実は、リヴァイとハンジは未遂)
うーん、ひょっとするとミカサの気持ちを軽くみていたことが命取りに繋がったエレンとの対比で、リヴァイもハンジの気持ちを軽く考えたのかも……
----------------------------------
この時のハンジの「男×3」未遂は、おそらく座標に居るみんなに見られています
旧リヴァイ班とクシェルは、この時からハンジに警戒心を抱くようになり、クシェルは単独でハンジを追い(ケニーたちも別行動だがハンジを追っている)
旧リヴァイ班は、ハンジの蛮行を止めることに成功したモブリットを信じることにして、モブリットには従うという決断をしてモブリット班(仮)となり、旧調査兵団に留まった
↑
ペトラが完全にハンジを制するように前に出てますよね
(リヴァイに危害を加えるのを警戒しているのだと思う)
このペトラの立ち位置の違和感は結構インパクトあったよね
エルヴィンより前に出るハンジも何気に違和感あった
エルヴィンとしてはハンジに団長の座を渡した以上、132話でハンジが合流した時から団長はハンジというスタンスを取っていたんじゃないだろうか(エルヴィンを団長に指名したシャーディス教官のような立場)
エルヴィンは立場的にいうと……ジークイェレナに裏切られたマガト隊長に似ているのかなあ?
ジークじゃなくてイェレナでしたね、うん、まさにエルヴィンはマガトだ
そう考えると、ハンジはクサヴァーと出会いクサヴァーに心酔していったということなんだろうね
この後ハンジが裏切り者であるとようやく認めたモブリットは、モブリット班(仮)を引き連れてハンジ討伐に乗り出すが、善戦も虚しく倒されてしまいます
たぶん…
ハンジはアニに入ったので、モブリットはアニの父ちゃんに入って戦うんじゃないかと……
アニVSアニの父ちゃん
他の人かもしれないけど、このカードが一番ワクワクした
ちなみにアニの父ちゃんにはモブリット班(仮)の加勢がある
エルヴィン以下が出張ってくるのはその後(ここに悲しいことにハンジ班もいる)
ハンジ班については、ゴーグル君(アーベル)を除き、シャーディス教官と共にケニーグループの方と行動していた(おそらく)
しかしハンジの裏切り発覚後に団長が再びエルヴィンに移ってから戻ってくる
ハンジ班はハンジを見限って離れたわけじゃなく、シャーディス教官に心酔してしまって(^^;)そっちに行ってしまっただけと思われます(ただの予想ですが)
で、ハンジの裏切りを知ってから、ハンジに戻ってきて欲しくて帰ってきた感じ
たったひとりハンジの元に残ったゴーグル君も、元のハンジに戻ってほしくて帰ってきました
クサヴァーはハンジとタッグを組んでいる(最強コンビです)
というわけでハンジは「安楽死計画」に傾倒してしまいました
そもそもなぜこんなことになっているかというと、エレンが始祖ユミルを解放してしまったからです
始祖ユミルは、自分が力を貸したいと思えば力を貸す(自由といえば自由)(気まぐれといえば気まぐれ)
だから決してエレンだけが始祖の力を使えたわけではないんですよ!
たぶん始祖ユミルは子供達(ユミルの民)全員を救いたいんじゃないだろうか?
みんな、かわいい
優しくて思いやりがある人物だからこそ、ややこしいことになっている
条件として王家の血が必要なのかな?
始祖の居る場所がエレンの中なのでエレンも必要だろうけど、それもエレンからピークに継承されますし
王家の血をひいていてこの戦いに参加しているのが、ジーク、リヴァイ、ウーリ、マリア、ローゼ、シーナ
ケニー&クシェルはウーリ
ミカサ(リヴァイ)の孫娘&ルイーゼはマリア、ローゼ、シーナ
エレンは一時ですがリヴァイ
↑これも単なる予想だけど、勢力はこの4つかな?
ハンジ裏切り後は、旧調査兵団はケニー達と共闘することになるので、王家の血はウーリということでいいのだろうか……?
孫娘及びマリア達はエレン斬首後に離脱すると思う(ポジションで言えばイェレナに近い?)
最終回でユミルの民の記憶を改竄するのに使われた王家の血はジークなのかリヴァイなのかは分からん
なんとなくエレン生首の始祖の残渣とリヴァイの血のような気がしているんだけど……
話を元の最終話に戻し
リヴァイの怪我を手当てしている最中になぜかミカサが特別メニューをサービスしはじめた
リヴァイはミカサのその施しで達してしまって、それでもう、なんつーか解脱状態になってしまった
たぶん、今の自分たちを俯瞰で見る状態になってしまい、131話『地鳴らし』で世界が大惨事に見舞われてる最中にアニとアルミンがイチャイチャしはじめて、「私達なにやってんだろうね」と言ったのと同じ心境になったんじゃなかろうか
「こいつわけわかんねー」「ははは」「ミカサには敵わねーや」みたいな?
なにくわえてんだよ
さっき俺がお前にしたこと忘れたのか?
こんな大怪我してんのに、なに気持ちよくなってんだよ俺は
みたいな
所詮は増える目的のために設計されてるんだよな、俺達は、みたいな?
はい、スタート
「あなたも…聞いていたんでしょ?」
「エレンが…私に会いに来ていた時の」
「…ああ…聞いたよ」
「だから世界はこうなっちまったんだな」
「…兵長?」
「どうりでこの世からなくならねぇわけだ…」
「……そんなはずは無い」
「アッカーマンなら損傷した体は勝手に修復されるはず」
生きる強い意志さえあればだけど…
これは……
まさか……
「ごめんなさい…私のせいで」
「兵長…」
「助けを呼んできます」
「ミカサもこうだったのか…?」
「あ…」
「…あぁ…」
「ごめん…ミカサ」
「いいよ」
「どうもここが俺の死に場所らしい」
「これが運命なら俺は受け入れる」
「でも…あの時、ミカサが俺を庇ってくれて…みんなを止めてくれたから(?)…」
「俺はそれで十分だよ」
「楽園を、諦めるの?」
「外にいるのは私だけじゃありません」
「アルミンもジャンもコニーも…みんなあなたの味方ですから」
「私はあなたの創る楽園をみることができなくて…残念ですが」
「…それじゃあ つまんねえんだよ」
「……もう俺の居場所はどこにも無い…」
「俺のような旧体制は払拭される他ない」
「人里離れた山で野グソして余生を過ごす気力も無いしな」
「…そんな…」
「ジャンもコニーも兵長の助がなければ数時間前に死んでました…」
「何があっても彼らが兵長を守ります」
135話『天と地の戦い』
「ケツに蹴り入れるだけで勘弁してやるって?」
「…そんなわけねえだろ」
「ごめんなさい…」
「あんな無様なことしといて、あいつらの世話になるなんて」
「そんなの虫が良すぎるだろ…?」
「…もう答えは出てるよ」
「ミカサ…俺はもう終わりにしたい」
「わかるだろ」
「ミカサ」
「私が今までやってこれたのも…いつかこんな日が来ると思ってたからだ…」
「…何度も…調査兵団を去った方が楽だと思った」
「それでも…エルヴィンとの約束が頭にチラつくんだ」
57話『切り裂きケニー』
「ミカサの意志が「鍵」だ」
「この絶望から人類を救い出す「鍵」なんだ」
「みんなをここまで導いてきたのは私達だ」
「大勢の仲間を殺してまで進んだ」
「そのけじめをつけよう」
「あぁ…」
90話『壁の向こう側へ』
「…それで、どう思ってたのさ?」
「何が?」
「ミカサのことだよ」
(…教えてくれよミカサ)
(あの時、何でエレンは笑ったのか)
「 “やっぱりオレは… あなたとは違います” 」
海の向こうには 自由がある
ずっとそう信じてた……
(なんで泣いてんだ?)
(俺とエレンは違う、そのことのどこが…)
(一体…)
(なぁ、ミカサ…)
(何でエレンは泣いたのか)
(エレンのことなら何でもわかるんだろ?)
(なぜ俺ではダメなんだエレン?)
(俺が信用できねぇってのか?)
(どうして巨人の力を使えるままにしたんだよ?)
(あの時なら、いくらでも話せただろ?)
(なぜ話してくれなかったんだ?)
(俺らはずっと一緒だった)
(もうこれ以上遠くへ行かないでくれよ)
(エレン)
(じゃあ何で…あの時に俺をあの場所に呼んだんだよ)
(もう…いいか)
(もう…眠りたい…)
(けど)
(…とにかく今できるだけのことをしないとな…)
「俺達は島を裏切り、島のために戦ったエレンを殺した」
「たとえばエレンがお前たちを裏切っていなかったとしても…」
「イェーガー派が脊髄液で島を支配するなら、お前たちは一生島のお尋ね者だ」
「ただし俺が独断でやったことだと俺の首を差し出せば、お前たちの命だけは何とか助かるだろう」
「……」
「もう俺がやれることは…それしか無い」
「そんなの間違ってます」
「エレンを殺したのは私です」
「それに島の人すべてがイェーガー派ではない」
「エレンのせいで、突然…家や家族を失った人たちもたくさんいる」
「わかってる、でも…」
「俺はお前に、島の生贄になるためだけに生まれる子を産ませようとした」
「そのけじめをつけさせてくれ」
「ミカサも…みんなを助けたかったんだろ」
「というのとは……ちょっと違う気がする」
「みんなで島に帰れる方法があったから、それに従っただけ」
「他に方法は無かった…」
「でも、あの時…あなたは」
「“信じてほしい”と言ってくれた」
「“すべてを放り出して”」
「“誰もいないところで”」
「“子供と俺達だけで……”」
「俺は君のなんだ?」
「ミカサ」
「“約束しよう”」
「“その時が来たら”」
「“必ず救い出してやるから”」
「俺がミカサに嘘ついたことあったか?」
【途中ですが】
「俺がミカサに嘘ついたことあったか?」と言われたミカサは、これまでのリヴァイについての何かを思い返すのですが……
参考となるのは、エレンがリーダーとなり、アルミンとミカサを引っ張っていく、という画です
とっさに思い浮かんだのは
女型や中央憲兵に奪われたエレンを、リヴァイが先導して取り戻すとこだったのですが
ここは敢えて54話『反撃の場所』での、リーブス会長とのシーンを入れることにします
入れなくても(空白でも)いいかと思ったところで、リーブス会長とのシーンを思い出しまして
54話『反撃の場所』
というわけで(8ページカット)単行本等で読んでくだされ
このシーンのミカサの反応ってすごく印象的じゃないですか
リヴァイを見る目が変わる、みたいな
女型戦があり、これがあって、中央憲兵にエレンとヒストリアが奪われた時に、一旦引くというリヴァイに「了解」と答えるようになる
(選んだのは、ミカサの反応が印象的だったという理由だけです、単なる好み)
-------------------------------
「この話はしない約束でしたか…?」
「ミカサ」
「耐え難いなら君を眠らせる」
「…そんなこと」
「できるよ、僕は」
「……お前らと一緒に居るうちに勘違いしちまった」
「俺は調査兵団でも何でもない」
「地下街に腐るほどいる、ただのクソ野郎だ」
「エレンのおかげだ」
「ここは?」
「エルヴィンは…なぜ」
“ おやすみなさい、ミカサ ”
「…忘れてくれ」
「……え?」
「もう邪魔しねぇよ」
「…いらなかったんだよ…」
「俺がいくら反省したところで、俺がお前から奪ったものは戻すことはできない」
「…それだけじゃないが…とても オレは償いきれない…」
「いらなかったんだよ」
「俺も…壁の外への夢も」
「俺は、いらなかったんだ」
「なぁ…」
「だからせめて、お前が終わらせてくれ」
「俺をここまで導いてくれてありがとう」
エレンは俺を敵とみなした
それが判明した時点で俺が生きている理由はなかった
あの日の誓いはようやく果たせた
俺の死に意味はあるのか
それはミカサが証明してくれるだろう
「人類を救うのは…ミカサ…お前だ」
「兵長待って…」
「話が追いつけない」
「楽園を創るのを諦める…って、言うの?」
「あぁ…俺は…死にたくねぇし…」
「楽園が…作りたかった」
「…でも……そうか」
「今なら奴のやったこと… わかる気がする」
「え?」
「……」
「…順番だ」
「こういう役には多分順番がある…」
「役を降りても…誰かがすぐに代わりを演じ始める」
「……壁の外に出るんだ」
「出られなくても…出ようとし続けるんだ…」
「兵長…」
「私はどうやって島に帰ったらいいんですか」
「ジャンに手助けしてもらえよ…」
「少しは自分で考えろ…」
「…向こうに着いたら…エレンのことは…どうすればいいの?」
「そこら辺にいるイェーガー派とかいうのを一人でも捕まえて聞けばいいだろう」
「そしてヒストリアが覚悟した通りなら、そいつから居場所を聞き出して謁見させてもらえ」
「数か月後の出産を待ってな」
「ジークが本当にこちらに手を貸してくれているのか知らんが」
「ジークさえこっちにいればまだ希望はある」
「ヒストリアにそう伝えろ」
「エレンは死んだ…って」
「言うの?」
「言うしかないだろ」
「でも…」
「パラディ島は(エレンを失い)四肢をもがれたようなもんだ」
「それに、俺とエレンの首差し出されればヒストリアも腹括るだろ」
「…嫌です」
「兵長…」
「諦めずに探しませんか」
「他の道がないか…」
「…ダメだ」
「ヒストリアを信じろ」
「あいつだって牛と孤児の世話だけしてたわけじゃねえ」
「島が生き残る一番堅実な方法があれば、それに従うはずだ」
「ダメだったとしても…」
「できる限りのことを行動で示さなきゃならない立場だ」
「じゃないと…世界の信用を得られない」
「ヒストリアが頼りだ」
「まだどこかに潜んでいるイェーガー派を大人しくさせられるかどうかに懸ってる」
「九つの巨人の継承を懸けた問題が消えるわけじゃないから…」
「最悪なのは…この巨人の力を巡って争い続けた2000年の歴史を繰り返すことだ」
「この小さい世界の中で」
「かんばれよ…ミカサ…」
(……何なんだその目は…)
(まるで…化け物を見るような目だ)
(化け物か……)
(たしかにそれは間違いじゃないんだろうけど…)
(そんな目で見るほど怖いのか…俺が…)
(まあ無理もないか…俺は…許されるわけがないよな…)
(とにかく俺が化け物じゃないことを証明しないとな)
「うん、大丈夫、平気」
(※ジャンを参考にするか、的な)
「大丈夫か?」
「………」
「そうか…、ならよかった」
何やってんだ俺は…
自分の願望を言っただけじゃねぇか…
(そうだ、俺の役目は終わったんだ)
「俺の最低最悪の過ちは忘れてくれ」
「ミカサはこの先も長生きするんだから…」
「あのことは忘れて、自由に生きてくれ…」
「頼むよ…ミカサ」
「忘れてくれ」
「家族を持て」
「え?」
「向こう側に行ったら所帯を持つんだ」
「…何を言ってるの?」
「私にはエレンが居る」
「……」
「そうじゃねぇだろ…」
「頼むよミカサ…」
「そんなガキみてぇなこと言ってるようじゃ期待できねぇよ」
「……」
「何のこと…」
「そんなちっぽけなもんを相手にしてるようじゃ到底敵いっこないって言ってんだよ」
「なぁミカサ」
「“あの人”って何だ?」
「“あの人”?」
「ん? 知らなかったのか?」
「その割にはあの時のお前らは二人して…」
「エレンはガキみてぇに目ぇ輝かせてたよな?」
「……」
「……まぁ聞け」
「“あの人”ってのが今回の騒ぎの元凶だよ」
「壁の中の巨人をお散歩させた」
「少なくとも100年間ずっと立ちっぱなしだったからな」
「目的は威力偵察ってところかな?」
「エレンが目指してたのもそいつの所だ」
「そいつを目指せば」
122話『二千年前の君から』
「お前らは家に帰れるんだろ?」
「……?」
「何を…」
「…言ってるの?」
「まぁ確かに…ヤツは教えねぇよな」
「大事なことは特に…」
「しかし心当りくらいあるだろ?」
「思い出すまで頑張ろうか」
「兵長」
「あなたは…疲れている」
「…かもな」
“説明してくれよミカサ”
“何でオレはこうしたと思う?”
「兵長…」
「知っていること全部話してください」
「エレンはなぜ島の外のすべてを平らにしようとしたの?」
“異常者の役を買って出てくれたんだろ”
“エレン、ありがとう”
“俺達のために殺戮者になってくれて”
「…待てよ…俺にも色々都合があんだから」
「ただなぁ…ミカサ」
「“あの人”と始祖を逢わせて終わりだと思ってんなら…」
「そりゃ…大きな勘違いだ」
「“地鳴らし”が止まったとして…のちのエルディア人の立場を考えたら…」
(悔しいけど…ハンジの言う通りだ)
(もう…奪われた命は帰ってこない…)
(…それでも)
「エレンはお前に最後の使命を残したんだろう」
「その時が来たら為すべきことを為せ…と」
「(……自由の翼……)」
「(まさか?)」
「(自由の翼=アルミン???みたいな)」
「気の早い話だが…」
「向こう側に行った後(島に帰ってから)はどうする?」
「何より防衛策の確立が先だと思うが…」
「その後は…」
「夫でも子供でも、街の人でもいい」
「向こう側で人を愛せ」
「それができなければ繰り返すだけだ」
「同じ歴史を」
「同じ過ちを」
「何度も」
「ヒストリアやアルミン」
「みんなを救いたいなら、使命を全うしろ」
「私は何をすればいいの?」
「そりゃ言っちまえば……」
「――ねぇリヴァイ」
「君は我々“ユミルの民”に先があると思う?」
「…ないのか?」
「……あぁ」
「ジークは敗れた…」
「でも…正しかった」
「この惨状を見ればわかるだろう……」
「始祖ユミルが二千年間フリッツ王に従い続けているから巨人の力が今も存在する」
「故郷を焼かれ」
「親を殺され…舌を抜かれた相手に」
「神に等しい力を手にした後も従順であり続けた…」
「……」
「一体何が…彼女をそうさせたんだろうな」
「“道”で彼女に触れて…感じたことがある…」
「信じられなかったけど…」
「それが二千年経ってもユミルを縛り続けていたものの正体だ」
「リヴァイは…わかる?」
「…さぁな」
「少しだけ…エレンと話した」
「君のことで…」
「このマフラーは捨ててほしいと…話していた」
「でも…捨てるくらいだったら…このまま俺と…」
「ごめん、私は冷静じゃない」
「…ミカサ」
54話『反撃の場所』
“もう大丈夫だよ… 安心して…”
54話『反撃の場所』
「ごめん、ありがとう」
「…大丈夫?」
「うん、大丈夫、平気」
「そう…」
(※↑ミカサのハンカチらしきものを握りしめて「心臓を捧げよ」してます)
だれ?
……ルイーゼ?
5話『絶望の中で鈍く光る』
1ページカットしたんで読んでね
「おやすみなさい、ユミル」
↓加筆部分、1ページカットしたので、単行本で確認
ここから『ミカサの孫娘物語』スタート
最終話『あの丘の木に向かって』
↑これなんだけど、ミカサの孫娘だと思いました
あ、もちろんミカサ本人でもありますけど
『ミカサの孫娘物語』は、このミカサを孫娘にして展開させていきますので
こちらの場合の「あなた」はエレン・イェーガー(歴史の教科書の中の人物)となります
その前に
話を少し戻します
戻すと言っておいて3年後からスタート
「一体…何があったの?」
「ヘマをした、結論から言えばな」
「俺の思い出話でよければ聞いてくれ――」
つづく(スマン)
【考察】
103話『強襲』ライナーの土下座シーンにあたるものがここに来ると思うのですが、あの画から想像するにリヴァイもみんなの前で土下座……したのかもしれないと、それっぽい画を探したらヒットしたので…
(仮)ってことにするけど、たぶんコレであってるような気がするんだ
リヴァイはミカサを×3後に、ジャンとの修羅場があるのですが、ちょっとだけやってみただけだったので土下座のことは知らんかった
針の筵状態のリヴァイの心境を想像するのはつらいなあ
×3の時のコニーの配置について考えたあれこれは次回に(ちょい変更あります)
エレンが自分のエゴを押し通そうとしたせいで、エレンが守りたかったカッコいいリヴァイが、こんな悲惨なことになってしまったんだよね
こういう姿を見るのは
父親とか、自分が頼りにしていた人というか、そういう姿を見たくないのと一緒で
ミケとかナナバのやつに似てる、かな?
リヴァイというキャラに対しては当初からのトラウマ警戒として、無様な姿を晒すんじゃないか?という予想はしていたはずだったんだけど……
というわけで、ちゅねも不意打くらいました
エレンが生きていて、こんなリヴァイの姿を見たとしたら、「こんなことになるならやらなかった」とグリシャのように後悔したと思います
エレンが望んだのは、あくまでもカッコいいリヴァイだから
リヴァイのストーカー的ミカサLoveについては(^^;)
いや、リヴァイの悪いとこはわかってんだけど
(その悪い部分をリヴァイは反省して今後に生かすんだろうとは思う)
まあ、それは今回は置いておくとして、次回には一生懸命リヴァイの悪いとこ描くよ
エレンに譲れないものがあったように、リヴァイの場合それがミカサになるので、リヴァイがミカサを裏切って他の女に走ることはない(事故はあるかもしれんが)
リヴァイというキャラを疑ってかかってた頃は、連続強姦魔という過去を持つ男、クサヴァー疑惑(地下街時代に妻子持ちだったが自殺してしまった)、無類の女好き、ペトラで慰め行為などなど(とてもじゃないが過去記事を読み返せない)、とにかくあらゆることを疑った末に辿り着いたのが、ものっそピュアな王子様でした
いや、ほんと申し訳ない
なぜ自分はそう思うのか…?というのを突き詰めていくと、自然と自分を見つめ直す作業と(なっていたので)
自分というものがよく分かりました(-_-;)
一年前の自分と比べてホントに成長したと思います
↑エレンに袖にされて落ち込むリヴァイ
これは、同じ理由で砂遊びに興じていたジークの対比じゃなかろうか?
リヴァイはどんな状況だろうがカッコよく
そう、たとえ女々しいことをしていたとしても、リヴァイというキャラはこれを崩してはいけない
最終回前に、リヴァイがゲロクソまみれに泣くかもしれない疑惑があり、一体どんな風に描くのか全くもって想像できなかったんですが(ミケみたいになるのか?という恐怖)
けど、とても美しく描かれていたのを見て、あ、リヴァイって絶対に崩さないんだな、と思いました
だからちゅねも絶対に崩さないようにはしているんですよ(^^;)
↓エレンに袖にされて内心はジークと同じだったとしても
↓リヴァイはこれでないとイカン
ちゅねにはかなり難しくて(頑張っておるけど、ちゅねが滲み出ちゃう)
リヴァイとエレンとミカサについては、いい例えを見つけましたよ
『耳をすませば』のバロンとルイーゼです
バロンにとって恋人はルイーゼしかありえないのと同様に、リヴァイにとってはミカサしかありえない
けれども二人が離れ離れになっている間にリヴァイ単体に惚れこみ、リヴァイに自分の物語をつけてしまったのがエレン
リヴァイとミカサがセットであることに気が付いちゃったのもエレンです
……このエレン、ちゅねが使ってる蛙アイコンに似てんだよね(笑)
ただの偶然なんですが
エレンとヒストリアがくっついてミカサポツーンかもしれない疑惑が湧いた時「許せないと思った!」
それ(アイコンが似てる)がわかった時、イタタタタと思った(-_-;)
というわけでエレンは『リヴァイとミカサの物語』を
と叩き壊し、リヴァイが脱ごうとした「自由の翼」を接着剤で貼り付けてしまえばりにエレンは羽織らせようとした
そしたらリヴァイが壊れちゃって、なにがなんでもお姫様を取り戻そうとした王子様が野獣に変貌、お姫様が血だらけ、みたいな悲劇(^^;)
という言葉を最近(2/21)知りましたよ~
人の役に立ちたい、人の役に立てると嬉しい(気持ちいい)というのは、ちゅねにもあります(この気持ちをある時期から自分自身に向けるようにした)
(完全に消えることは無いと思いますが)
ハンジがこれなんじゃないのか?
(あとサバイバーズギルトか)
エレンとリヴァイは……この感情よりも自分自身の強い意志があって、そっちの欲求の方が強かった、という感じなのかも
ハンジは犠牲になったみんなのために、何がなんでも始祖ユミルの願いを叶えなくてはならないという使命感に燃えた
ミカサが「鍵」であり(実はこれが誤解なんだけど)、そのミカサを力づくで無理矢理従わせようとしたリヴァイに怒り狂った(嫌悪感も抱いた)
ミカサを誘惑しているという風にも映ったのかも
とにかくリヴァイは邪魔、煩わしいと感じ、排除しようと躍起になったのかもしれない
(個人的な恨みもある)(自分の親切心が報われない虚しさもある)
しかしアレだな
これ(パーソナリティ)系のこと調べていると自分に該当するものが多くてだんだんと胸が苦しくなってくる
すべてを真に受けて治そうとするとそのうち消えてなくなっちまう
- エレンの死後
エレンは死後にヒストリアの娘の中に入り、20年後くらいかな?(それとも19歳?)に騒動を起こす
ジークが殺されて次の獣の継承者がヒストリアの娘(エレン王女ということにします)
9つの知性巨人の13年の呪いは(なぜか)消えている(消してもらったと考えた方がいいよね?)
で、エレン王女の獣巨人の姿は何かって言うと…猿の次だから鳥だよね?
鳥巨人と言えばファルコ……
ということは、まさかとは思うが、エレン王女(獣)が未来からやってきてファルコん中入ったからファルコが鳥巨人になったのか
なぜ入ったか、いつ入ったかと考えれば
きっとアルミンによるお仕置き(拷問)で芸術にされてしまい、自由という自由を奪われてしまった時に意識(精神)が鳥になったんじゃなかろうか
それで自由に空(時空)を飛びまわっていた時に、ファルコの声が聞こえた(ファルコに共鳴した)
- エルヴィン
リヴァイにとってエルヴィンて逃げ場所だと思う
幼稚(わがまま)な部分を理解してくれそうな友人が亡きエルヴィンしかいないのだろう
リヴァイはエレンにこの関係を求めたんだけど拒絶されちゃったという(^^;)
(コニーはサシャ、エレンはコニーにそれを求めている)
リヴァイが獣を討ち取ることに拘っていたのは、自分が幸せを掴む前に最低限やらなければいけないことだと自分自身に課したことなんだと思う
死んだ仲間や新兵たちに面目が立たない
結婚したいと思うことは幼稚なことではないと思うけど
やっぱミカサの年齢を気にしているのだろうか?
(年の差15~20として)
たとえば30歳と45歳ではそれほど気にならないけど、15歳と30歳はちょっとヤバいと思っちゃうよね(笑)
ミカサ19歳で、リヴァイは34~39歳くらい
血の繋がりとしては、はとこ、みいとこ辺り?
(でも、たとえミカサが実の妹だったとしても、リヴァイなら手を出したと思うぞ)
リヴァイにとってエレンは、ずばりイマジナリーフレンド!
……だったんじゃないだろうか?
空想の中にだけ存在していたエレンが、ある日突然、実在する人物としてリヴァイの目の前に現れた
リヴァイが思う、男としてカッコイイ人物はケニー
そしてジャンです(笑)
ミカサの好みはエレンでリヴァイなので、ジャンはぜんぜん違う(はず)
- “あの人”とか
この辺りは、もはやちゅねの過去記事を信じるしかなくなる……(震え声)
↑こちらで書いた、エレンがミカサに囁いたこと
「(あの人は…自由の翼だ)」
「(その時が来たら)」
「(何をすべきかは、お前が一番わかっているはずだ)」
これを今回使っているんですよ
引っ張ってきたのは138話『長い夢』の、リヴァイがピークに向けて言ったセリフです
いわずもがな、ラガコ村でのジークとした蛮行のことを指している
そして今回ひな形として使っている一つが46話『開口』で、そこにもジークが登場しています
ライナーとベルトルトが目をキラキラさせて見ていたものが、この猿(ジーク)です
これをエレンに置き換えると、自由の翼=リヴァイとなる
つまり、“あの人”はリヴァイ
説明いたしますと、エレンは自分が死んだ後にリヴァイがミカサにプロポーズする危険性を考えて、その時がきたらきちんと断れよ、とミカサに言いつけています
それを聞いていたリヴァイは、まさかそんな意味とは知らずに、“あの人”=自分ということも知らずに、完全に勘違いしている状態です
始祖ユミルは“あの人=愛しのフリッツ王”に会いたがっている
エレンは始祖ユミルの願いを叶えるために“あの人”の元に向かっていた、という風に思い込んだんじゃないだろうか?
と予想したんだけど(^^;)
エレンが壁の巨人を解放(地鳴らし)した理由が“あの人=リヴァイ”は確定事項ということにしました
こんな勘違いした状態でミカサをけしかけるので、今度はミカサが“あの人=アルミン”かもしれないと勘違いし始めた
結論をいえば、から騒ぎしているだけ、なんだろうけど
リヴァイもハンジも(その他勢力も?)エレンが起こした大虐殺の落としどころ(エルディア人が助かる道)を見つけようと必死になっている、状況
事の発端は……どこになるんだ?
極近でいえばエレンがはっきりと話さなかったせいだけど(自分でも言語化できなかったのかもしれないし、正直に話しても止められるだけと分かっていたから言わなかったのかもしれない)
はっきり話さないと言えばリヴァイにも原因があるし
グリシャといえばグリシャになるような
ちゅねは軍事関連や地理やSFが苦手も苦手なので踏み込めませんが
人類の8割も絶対に殺されていません
最終回の最後の方で描かれている光景が(加筆も含めて)「8割も滅ぼされたように見えない」という印象を、そのまま受け取ればいい
(それこそ本編で描かれている情報じゃないか)
エレンはとにかく軍事施設を集中的に潰そうとしていただけで……
132話でイェレナの回想部分に出てきたカリファ軍港近辺が集中的に破壊され、第二の攻撃目標のスラトア要塞が陥落に至らなかった……ということだよね?
ユミルの民を記憶改竄した理由は、アルミン達が和平交渉するためにも、無秩序状態になっているパラディ島内をひとつにする必要があったと考察してます
従来の兵団組織が壊滅状態になってしまった以上、島の守備を強化するための手っ取り早い方法が、エレンを英雄にした物語で島民すべてを強制的にエレンの信奉者にし、イェーガー派が「軍」を取り仕切ることだったんだろう
パラディ島の立場は、つまりは48話『誰か』の104期ユミルのようなもので
ヒストリアは104期ユミルを救うためにミカサ達に交渉しようとする
けど、そんな時に104期ユミルが抵抗してしまったら多勢に無勢ですぐに殺されてしまう
だからヒストリアは「大人しくしていて」と104期ユミルに言い聞かせる必要があった
みたいな
ことだと思う