【進撃の巨人】「心臓を捧げよ」8

※最終話までのネタバレあり

※記事の説明

進撃の巨人】のストーリーが、ある一定のパターンを繰り返しながら進められていることに着目し、そのパターンを使って、空白(余白)部分にストーリーを当て込み、
そこから考察するという、かなり特殊なやり方をしております

以下の記事は、パターンを使って再構築したもの(ストーリー)となります

 

 

 

 

俺は…なぜかこう思うんだ

 

 



 

あんたは…誰かに――

 

 

 

 

 

 

「本当の自分を知ってほしかったんじゃないかって」



 

1ページカットしました

(126話『矜持』で読んでください)

 

 

 

 

 

 

「これは…」

 

「ジャン…」

「何があったの?」

 

 

 

 

――あの時

 

 

 

「あんたは恐怖に屈することなく調査兵の誇りを貫いた」

 

「でも…誇りに死ぬことはない」

「いいじゃないか屈したって…」

 

(※注訳・↑首吊り用のロープが切られて床に倒れ込んだジャン)

 

 

「何で死んだのかもわかんねぇ…」

 

「あんな死に方するより」

 

「生きてた方が…」

 

 

 

 

 

少なくともマルコみてぇな最期を迎えることはねぇだろうからな

 

 

 



 

「あんた…言ってたよな…」

「………」

「あの時…」

 

「そのために追ってきたんだろ?」

 

 

「あぁ…言ったっけ?」

「そんなこと…」

「……忘れてくれ」

 

 

 



「そうか…」

「間違っていたのは俺だったか」

 

「次は必ず当ててみせるよ」

 

「あぁ…お前がぬるかったせいで俺達は危ない目に遭ったな…」

 

「………」

「…そりゃ悪かったな」

 

「ただしそれはあの時あの場においての話」

 

「何が本当に正しいかなんて俺は言っていない」

「そんなことはわからないからな…」

 

「お前は本当に間違っていたのか?」

 

 

「…わかった」

「じゃあ、あんたは今からリヴァイだ」

 

「………」

(※注訳・ジャンが言っていたのが自分の本名についてだったことに気が付いたとこ)

 

「ただのリヴァイ」

 

 

 

 

「お前の名前だ」

 

 

 

 

 

 

「リヴァイ…もう時間だ」

 

 

 

「ここで過ごした記憶はすべて忘れてくれないだろうか」

 

 

「次に会う時は殺し合いになる」

 

 

「すべてが終わった時に また――」

 

 

 

 

「今日からお前は ただのリヴァイだ」

 

 

(…ジャン、ありがとう)

 

(僕のために…僕を殺してくれて…)

 

(君の最悪の過ちは無駄にしないと誓う)

 

 


 

「死んだ後のことはわからないが…」

 

信頼できる誰かに…

 

「お前なら…」

 

きっと見つかる

 

「必ずお前を救ってくれる………」

 

 

 

 

わかるだろう

 

 

 

「その時が来たら何をすべきか」

「お前が一番――」

 

 

 

 

「…とうさん…」

 


「あれ…?」

「ミカサ…?」

 

 

 

「リヴァイ聞いてくれ」

「伝えたいことがある」

 

「俺にはお前を責める資格なんて無かった」

 

 

「そうだ」

「俺達は同じだ…リヴァイ」

 

 

「だから…」

「まぁ…せめて」

「残りの人生を…………」

 

「………お前にやる」

 



 

 

俺は強いヤツではないのなら……

 

 

馬鹿にはなりたくねぇのだとしたら

 

それでいて現状を正しく認識することに長けているのなら

 

 

 

……それなら

 

何か…俺にできることがあるとしたら……

 

 

考えなくてもわかる

 

そうだ

 

俺にはもう

 

これしかねぇ!

 

 

 

 

 

「てめぇなんだその面は」

「少しは赤くなれよ!?」

「泣くとか…」

 

 

「どうするんだよ、その身体で」

「この先のことをよぉ……」

 

「…すまん、続けてくれ」

 

「ジャン…あの時のことを思い出して」

 

「あぁ?」

 

「……ゆうひ(ボソッ)……」

 

「夕日がねぇ…よな」

 

「夕日なら」

「そこに」

 

 

 

 

「……あれ?」

「豚が……」

 

 

「少し足りねえ……(5匹いたはずなのに)」

 

 

「そろそろ認めきゃいけない」

「この中に豚を逃がした者がいることを…」

 

 

「名乗り出ろ」

「出なければ全員から片目をくり抜く」

 

 

 

 

「お前さぁ…」

「疲れてんだよ」

 

「なぁ? アルミン」

「こうなってもおかしくねぇくらい大変だったんだろ?」

 

「…!?」

「あ……あぁ……」

「そうだよ!」

兵長は疲れてるんだ!」

 

「大体なぁ~俺が豚を逃がした犯人だとして」

「なんで名乗り出ねえといけないんだ?」

 

「そんなこと言われて俺が“はい自分です”って手を上げるわけねぇだろ」

 

「エレンとベルトルトの声がしない」

「二人は…どこだ?」

 

「………」

 

 

「お前さぁ…夢でも見たんだろ」

 

「そうか夢か…」

「すべて現実ならよかったのにな…」

「…何を…考えているんだ俺は…」

「本当におかしくなっちまったのか?」

 

「俺も一緒に探す!」

 

「きっと…ここに長く居すぎてしまったんだな」

「バカな奴らに囲まれて…3年も暮らしたせいだ」

 

 

「うん…きっとそうだ」

「だから一刻も早くここを出て探しに行こうよ」

 

「ここを出て…居なくなった二人を見つけたら…」

 

「また戻れるのか? あの時に…」

 

 

「戻すんだよ」

 

「でも…もう全部は返ってこねぇ…」

「ツケを払わねぇとな」

 

「………そうか」

 

 

「それだけじゃないぞ…」

 

「豚だ」

 

「サシャが一生かけても食いきれないほどの豚を飼育できる」

「巨大養豚場を作ろう」

 

 

「中に入ろう、リヴァイ」

 

 

「もう日が暮れる」

 

「……?」

「…あれ?」

「ジャン……お前…」

「帽子が変わってないか…?」

 

「…………」

「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたのか?」

 

 

「……!!」

 

 

 


「お前……」

 

 

 

「どうして、泣いてないんだ?」

 

「え…?」

 

 

 

 

「エ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐみんなが会いに来るよ」

 

「嬉しいでしょ?」

 

 

「中に入ろう」


「…………」

 

 

「もっと体をいたわらないと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…?」

 

 

 

 

「なんで泣いてるの?」

 

 

 

 

 

 

「必ず会いに行くよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約束する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※どんな状況下でもリヴァイの筋肉はムキムキ)

(※ここはツッコミは無しで)

 

 

 

「いい夢でも見たか?」

 

「…ミカサの声が聞こえた」

「ミカサは…どこだ?」

 

 

「……すべて夢じゃなかったらよかったのにな」

 

「ミカサは…」

「…どこだ?」

 

「聞こえてるよ」

 

「豚に続いて」

「エレンとベルトルト、ミカサが居なくなったんだろ」

 

 

「そろそろ決めなきゃいけない」

「ファルコの後任を」

 

 

 

「俺が引き継ぐ」

 

「お前じゃダメだろ」

 

「何でだ?」

 

「…ファルコの巨人がなぜ空を飛んだのか、まだわかってねぇんだ」

「しかもお前、半分は馬の血が入ってるって話じゃねえか」

 

「無茶ですよ、まだ寝ていなきゃ」

 

「…まだ寝てろだと?」

「これ以上寝てたらお前ら俺の存在を忘れちまうだろうが」

 

「……それよか…」

「海を渡ってパラディ島でやっていこうって時に馬になってどうする」

「お前じゃダメな理由は多すぎんだよ」

 

「そうだろアルミン?」

 

「いいや」

「俺じゃなきゃダメな理由が多すぎるんだ」

 

「……」

 

「いいか」

「まず俺は頭がいい」

「アルミンの方がはるかに上だが」

 

「トチ狂って死に急ぐこともなく」

「……あれはワインに毒物が混入していたせいだからノーカウントだ」

 

「酔っ払ってなきゃ、あんなことにならねぇよ」

「俺の中の切り裂きなんちゃらが目覚めちまったんだ」

 

 

「まさか…!?」

 

「まだ生きてるとは思わなかったぜ…」

「調査兵を殺しまくったあんたが調査兵やってたのか?」

「ハッ…」

「あんたの冗談で笑ったのは正直これが初めてだ」

 

「おっとすまねぇ、二度目だったな」

 

「ガキには大人の事情なんてわかんねぇもんさ」

「おっとすまねぇ」

「お前はチビなだけで歳はそれなりにとってたな」

 

「施設内で噂のワインを飲んだ後に兵長と密会したよね?」

「その後のこともジャンの意思なの?」

 

 

 

「……よよよよかったよ」

「ジャンがジャンのままで……」

 

 

「アルミンお前…」

「まだ言ってんのか」

「俺が誰になっただとか関係ねぇだろ酒に」

 

「ただジャンの考えていることを知りたかっただけだよ…」

 

「そういうテメェは何考えてんだよ…」

「お前は昔から――」

 

 

 

ジャンの脳裏に突如よみがえる――

 

※※ アルミンの顔 ※※

 

 

※※ 脳裏によみがえる数々のアルミンの顔 ※※

 

「(お前も…バカな奴らに囲まれて何年も過ごしたせいで…)」

「(汚れちまったんだな)」

 

 

 

「………気持ちの悪い奴め………」

 

 

「俺は…」

 

「いついかなる状況でも優れた判断力を発揮し、その責務を全うすることができる稀有な存在」

「それが俺だ」

 

「子供頃からよくそう言われていた」

 

 

「お前のお下がりの世話は気に入らねぇが」

(※間違ってたらスマン)

「実際に俺以上の人材がいるか?」

 

「そんなすげぇ奴をこの施設でみすみす飼い殺すわけにはいかねぇだろ」

「アホか」

 

 

「お前は兵団の指導者とかを目指せよ」

「俺のことは俺がやるから」

 

(※注訳・リヴァイの精神状態は夢うつつが混在している状態と思っていただければ)

(※注訳・豚の話はリヴァイの夢ですが…実はジャンの言葉で記憶が開いちゃったのです)

 

「なぁ? それがいいだろアルミン」

 

「…兵長

 

「ジャンよかいいだろ?」

「俺の方が」

 

「よくないだろ」

「あんたはバカなんだぞ」

 

「は?」

 

「…は? じゃなくて…」

「バカにバカの世話をさせる、そんなこと任せられるわけねえだろ」

 

「………」

 

「はぁ…」

「実戦経験もあって信頼できるのも俺くらいなら」

「消去法で俺しかいないんだよ」

(※注訳・実戦経験=リヴァイの糞尿を被った)

 

「お前な…」

 

「…とてもじゃないけど、やってらんねえよ?」

「それでも誰かがやらなきゃいけないだろ…」

 

「…イヤ」

「……」

「それはおかしいだろ」

 



「いや…だからバカには任せられないって…」

「お前が言ったんだぞ?」

 

「……」

「(。´・ω・)ん?」

 

「お前は俺よりバカなんだから……」

「お前…言ってることが矛盾してるんだぞ?」

 

「それがわからないのか……?」

 

 

「あ?」

 

「あー、めんどくせーなあ、もう」

「お前のケツを拭くのはコニーでもファルコでもない」

 

「この俺だ」

 

「そうだろ、アルミン!?」

 

「……」

「うん…まあ…そうだね」

 

 

 

 

「とりあえずこれで…」

「リヴァイが鉄格子の部屋に入れられるって話はなくなったよな…」

 

「うん…でも僕は思うんだ」

「ジャンが拭くのは……自分の方の……じゃないかって……」

 

 

 

 

「本当は…それどころじゃねぇよ…」

「ハンジさんが…本当に裏切り者でアニの姿で暴れて…」

「眠り姫になっちまって…」

「それから…」

 

「俺の……ケツには……」

「実はずっと大型巨人(クソ)がついてました…だって?」

 

 

「少なくとも3年間ずっと閉じこもりっきりだったから…」

「そろそろ散歩でもした方がいいと思うな…座りながらでも」

 

「……」

「……ハハ」

「ハハハハハ!」

 

 

「ジャン」

 

「おうっ!」

「す…すまん…うるさかったな」

 

「どうだい旦那?」

「俺は役に立ちそうだろ?」

 

「あぁ…お前の頭は足りないらしい」

「それはわかるが…」

 

「俺は自分のケツは自分で拭くつもりだ」

 

 

「何でだ?」

 

「お前が馬鹿だからだ」

「他の誰よりも…」

 

 

「そんな馬鹿に大人しく殺されてたまるか」

 

「…なるほど確かにそうだ」

「だがお前だって服すら着れねぇ馬鹿だろうが」

 

「…確かにそうだな」

 

「俺らは巨人を殺すことができる馬鹿で、その巨人と同じだ」

「どうせ死ぬなら試してみればいい」

 

「だめだ」

 

「なぜ?」

 

「バカが増えるだけだ」

 

「気にするな、どの道同じだ」

 

「何だと?」

 

「ここがどこだかわかるかリヴァイ?」

 

「ここは俺が世話になってる病院だぞ?」

「レベリオ収容区、いや元収容区か」

「もしくは人が巨人に、巨人が人に宣戦布告した場所…天と地の境目」

 

 

「おっかねぇが稼げそうな…いい街だった」

 

「俺達はこう呼んでいる」

「パラディ島勢力が初めて人類に勝利した場所」

「そして…人類が巨人に支配される恐怖、鳥籠の中に囚われる屈辱を思い出した場所」

 

「巨人が滅ぼそうとした世界を巨人の力で守った」

「色々試したが結局人類じゃ到底及ばない話だったわけだ」

 

「まぁもちろん巨人の力だけで守ったわけじゃない」

 

「数多くの兵士や戦士が命を投げだした」

「その他にも幾重にも重なる奇跡の連続でこの街(レベリオ)は今ここにかろうじてある」

 

「その奇跡が俺達だ」

 

「あんたが率いてきたもんはそれだ」

 

「俺はここで…勲章を授与されるらしい」

 

「勘弁してくれねぇか?」

「老いぼれの体には少し応える」

 

「…そうだなやめておこう」

「病人が勲章ぶら下げてるのは見てて辛い」

(※ここは………?(;^ω^)

 

「ハンジさんとの交渉内容と、あんたらの目的が知りたい」

 

「交渉?」

「そんなものはない」

 

「協力を請われ従った」

 

「俺らの目的は “みんなを救うために尽くす” だ」

 

 

「そしてマーレ残党と手を組み、飛行艇を飛ばすことにも成功した」

 

 

「ひとつ、いいことを教えてやる」

 

「ハンジはみんなのことを想っている」

 

 

「このレベリオ区…あんたの収容されている街は破綻寸前だ」

「一時はパラディ島勢力に襲撃され半ば壊滅状態」

「だがそれにしちゃまだ人がいる」

「それは収容区に隔離されていたエルディア人と、パラディ島勢力の襲撃に備える軍隊が居るからだが、そこに島を裏切りエレンを殺した連中が、エルディア人と世界を結び付けているのも大きい」

 

「俺はリヴァイ班のあいつらのことを想っている」

 

「だからあいつら以外のあんたに対して攻撃的になったのかもしれない」

「きっと…その想いが強すぎたから…」

「こんなことになった」

 

「…すべてはあいつらのためにやったことか」

 

「あぁ…」

「お前だって あいつらのためにそうするだろ?」

 

「あぁ…」

 

「しかし このままお前が居なくなればリヴァイ班は消滅し、この街はとどめを刺され完全に機能しなくなる」

「その場合、路頭に迷うのはあいつらだけではなくなる……」

「軍人を除く(?)この街の住民すべてがその対象だ」

「一体何人が冬を越せるだろうな」

「確かにマーレ軍(?)に殺される方がまだ楽かもしれん」

 

(人がごまんと死ぬだろう……か)

 

「それで?」

「俺の部下と、この街の住民を餓死させねぇためなら、人類の奇跡とやらは何をしてくれるってんだ?」

 

「お前を大事にする」

「他の誰よりも…」

 

「だから…長生きしてほしい」

 

「は?」

 

「俺はやるしかないんだよ…」

 

 

 

 

「それで?」

「俺に長生きしてもらうために人類の奇跡をくれるってのか?」

 

「その通りだ」

「俺とミカサをお前にやる」

 

「は?」

 

「ジャン!?」

 

「ただし条件を3つ受け入れろ」

 

「1つ」

「あんたは今後俺の手下になり、俺以外の命令に背くこととする」

(※考えに考えた末の「手下」です(>_<))

 

「……?」

「盗賊団でも始めようって言ってんのか?」

(※考えに考えた末の「盗賊団」です( ̄▽ ̄;))

 

「2つ」

「あんたは俺を心の底から信用すること」

 

 

 

「…信用だと?」

「そりゃ俺ら地下街の世界じゃ冗談を言う時にしか使われねぇ言葉だぞ?」

 

「地下街?」

 

「俺は今あんたと…ただのリヴァイと話をしている」

「あんたの生き方を聞いてるんだ」

「あんたはどんな奴だ?」

 

「あんたの部下と街の住人を死なせて敗北するか」

「人類最高のバカを相手に戦うか」

 

 

「どうせ正解なんかわかりゃしねぇよ」

「あんたの好きな方を選べ」

 

「は…素人が」

「条件をすべて聞かずに契約するバカがいるか」

 

「おっと失礼した」

「3つ目だ」

 

 

「…お湯が沸いたな」

 

「飲んでからにしようか」

 

「……アルミン」

 

「僕はこの街を吹き飛ばすことしかできないよ」

 

 

「…それじゃあ、リヴァイ」

「昔話をしようか」

 

「今から3年前」

 

 

エルディア国は

巨人の力で世界を踏みつぶそうとした

 

 

壁を破壊して

 

島を裏切って

 

エルディア国民が崇めるエレンを殺した連中…

 

今から三年前の



俺達の物語を

 

 






 

 

つづく

 

 

 

 

 

【考察やら解説やら】

ジャン、ついにリヴァイにプロポーズしました

 

はあ、ようやくここまで来た……

ミカサまであともうちょっとだ!

 

いや、ジャンとリヴァイは共同で養豚場を経営するという未来は見えていましたが

プロポーズする予定ははありませんでしたよ(^^;)

前回も経緯は書いたけどジャンのターン自体が予定外のものなので

 

ジャンが自殺(未遂)、リヴァイが後追い

死にぞこないのふたりは、この出来事で絆を深めて意気投合するものだと単純に考えてました

 

目覚めたリヴァイが3年前の思い出話をジャンとアルミンに聞かせる

そしてパラディ島へ

これがちゅねの予定にあった「心臓を捧げよ」でした(^^;)

 

……プロポーズとはいいましたが、おやじの介護は俺がやるよ、的なものです

元々ボロボロだったリヴァイを更にボロボロにしたのがジャンですし(^^;)

リヴァイの世話をするのは当たり前…なのですが

もちろん理由はそれだけではないわけで

 

この様子だと、パラディ島に渡った後、大使一同はヒストリアと対談や会食などをして

一通りの用事が済んだ後

ミカサの元に向かうのはアルミンとコニーとアニ(ライナーはわからん)

ジャンは介護のためにリヴァイに帯同して、サシャ家でミカサの到着を待つ感じか

ガビとファルコはもちろんカヤのいるブラウス家

だからライナーとピークもこっちかな?

もしかしたらコニーもジャンにくっついてリヴァイ側かもしれん(ブラウス家にはニコロもいるし)

コニーとジャンの家族がブラウス家に来ているとすれば、ミカサに会いに行くよりもまず母ちゃんだろう

 

リヴァイとミカサはここで結婚式を挙げます

 

49話のアルミンの変顔、ジャンの動きを確認したところ

ギリギリ見ることは可能だと判断しました

見た見てないはそれほど重要でもないので、それならば入れてしまえと

 

ジャンがリヴァイに「俺とミカサをお前にやる」とミカサの同意を得ずにリヴァイに言ったのは

話を聞く限り、どう考えてもミカサがリヴァイのことが好きなことが分かったからですよ

もちろん

 

リヴァイを動かすためのハッタリみたいなものです

リヴァイを動かすことが出来れば(外に出せば)、あとはほっといても落ち着くところに落ち着くだろうって算段ですよ

 

ジャンもリヴァイもハッタリの応酬をしている感じかな?

ここに関してはジャンの方が一枚上手

でもジャンは、ミカサの件ではエレンとリヴァイに勝ることが出来ないので、常に敗北感を味わっている(笑)

 

こうしてジャンはリヴァイを解放するんだけど、逆に自分はリヴァイに縛られてしまうんだよね

(別にリヴァイ本人が縛り付けているわけでなく、ジャンが自分に課しているだけです)

カルラ(死人)の言いつけに縛られているミカサを解放するのもジャンかなあ?

本来はリヴァイであるべきなんだろうけどね(^^;)

さてどうなることか

 

ジャンはマルコ(死人)が許してくれない限り解放されません

けれども死んだマルコがそれをすることは不可能なので

そこでジャンにほの字のガビの出番となる

 

進撃の巨人】全体としてのパターン的には

親や親的なもの(友とか恩師とかetc)から価値観?を与えられ、その人が死んだ後も忠実にそれを守り続け、いつのまにか息苦しくなってしまう

それを別の誰かが壊すことで解放される

というものがあるのではないか

 

(別に自分自身がツラくない限り、いまの価値観を手放す必要はないとは思いますが)

 

代表的なものが始祖ユミルだよね

解放してくれるのがエレンなので、始祖ユミルは2000年も待ち続けなければならなかったわけだ

ポイントは、だからといってその人が「運命の君」とか、そういうポジションではないということ

ただのきっかけ

衝撃波

まあ、運命の君と言えば運命の君か(笑)

一生を添い遂げるとか、そういう相手ではない

 

リヴァイの場合がジャンで

ミカサも恐らくジャンで

 

ジャンがガビ

(もしくはガビと結婚したことで新たに生じる縁の中の誰か?)

 

エレンは誰になるのかなあ?

(アルミンなのか…)

 

アルミンも……エレン王女とのひとときになるのか???

アルミンとくっつくのはヒッチだと思ってるけど

(2人の間に子供は無し)

 

ただし、そこから先は自分の力で、ということなんだろう

 

 

ガビって、登場時こそクソ生意気でいけ好かない子だったけど、

ライナーを心配するガビの姿にとってもエロスを感じてしまい

ライナーを食べたがるなんて

なんてエロい子なんだと

もうそれで頭がいっぱいになってしまいました( ̄▽ ̄;)

 

とはいえ話の進行を見て、ガビは無難にファルコとくっつくんだろうなあと思っていましたよ

(そこに萌えは無かったので流す感じで)

(さすがに甥姪に手を出すのはダメだろ、というリミッターが働いたのもある)

(いつでも解除は可能ですが)

 

ライナー、ガビ、ファルコの関係を、そのままリヴァイ、ミカサ、ジャンに当てはめて妄想したのが

↓これなんだよ( ̄▽ ̄;)

tyune.hatenablog.com

 

ミカサとジャンでは萌えない=ガビとファルコでは萌えない

 

わはは

 

ちゅねは自分の萌えに忠実です(誰でもそうだろうけど)

 

ガビの場合は、まずジャンのことがちょっと気になり始めて

ジャンのことばかり見るようになっていたので

それでふとした時に見せるジャンの寂しさや苦しさに気付くようになったのかもしれない

 

と、ジャンのことを考えるようになってから、ジャンとガビの恋愛はどんな感じになるなのだろうかということまで妄想してしまい、ひとりニヤニヤしていました

 

完全にガビの片想い的な感じからスタートするのだろう

この先のジャンはミカサに未練がありながらもリヴァイのことを一番大事にするという厄介な男になるので

ええと、これって寝取られか?

 

ガビって厄介な男を好きになる性分なのかもね

中に入ってるのカルラだから(^^;)

業が深いわ~

 

というわけで、気の毒なジャンを救ってくれるのは

ガビ

君しかいない

 

ジャンとガビの物語のイメージソングはこれ

youtu.be

 

 

「ああ、言ったっけそんなこと、忘れてくれ」

というのは、ジャンの「あの時、言ったよな」に対する返答です

あの時(首吊り事件)のふたりのやり取りは、順番はちょっと不明ですが

 

リヴァイが実の名前を告白

そして首吊り用の縄へ

 

ジャンがリヴァイを助ける(具体的には、首が絞まらないようにリヴァイを抱きかかえて助けを待ったんじゃないかと)

 

で、そこにまずファルコが到着したのではないかと思っているんだけど……

拷問を受けたリヴァイの姿を見て、ファルコはジャンに激怒

アルミンが到着→応援を呼ぶ

事なきを得たところで、リヴァイがジャンにミカサのことを託したのかも?

ジャンは自分のしたことに耐えられず、「自分でやれ」と言い残し首吊り用の縄にまっしぐら

ガビが縄を切る(銃で)

ジャンが床に叩きつけられる

これ一瞬のこと

 

そしてジャンが死んだと思い込んだリヴァイが後追い

 

こんな感じのことが起きたのではないかと

(実際にやると違ってたりするんだけど、大筋としてはこれ)

 

今回、リヴァイは3年後のミカサに会いに行っていますが

ミカサの姿が子供になっているので、それに合わせてリヴァイも子供の姿でイメージしました

 

ウーリがリヴァイの記憶を改竄することはできないし、ウーリもそれは分かっているので(クシェルがアッカーマンだと気づいたので)、「忘れてくれ」とただお願いしただけです

リヴァイはイイ子なので、おとうさんの言うことを聞き入れました

 

2022.7.15

こそっと追記

このビジュアル、完全に子宮だよね?

 

(分からない方はグーグル等で「子宮」を画像検索)

枝分かれして樹のようになっている座標を女性の陰毛に見立てるとわかりやすいよ

(^o^)丿

種の放出でも良さそうなんだけど

 

一晩置いてみたら陰毛(男性)でもいいような気がしてきた

エレンと始祖ユミルが合体してるから雌雄同体なのかも

 

エレン巨人の最終形態って、これだったのか

 

ひじょーにわかりやすいなと思ったのは

こちらのサイトの画像

imidas.jp

 

……骨盤て蝶々の形に似ているんですね(^^;)

 

 

 

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