※最終話までのネタバレあり
2022.4.4 マフラーに関しての妄想を追記しました(最後にあります)
前回の記事をあげたあとから、マフラーについての妄想が止まりません
や、けっして「心臓を捧げよ」2がうまく行かなくて目を背けているわけでは……
( ̄▽ ̄;)
げふげふ
ちょっと修正したくなったところが出てきたので、もうしばらく作業します
タイミングよく本日は4月1日だし、妄想つれづれ記事でも気軽に上げられる
なんて
エレンと坊ちゃんリヴァイの、ごっこ遊びは(最終話冒頭部分です)、ここでエンドマークのはず
ごっこ遊び、二人で力を合わせて英雄譚を完成させる遊びです
劇中劇
『エレンとエレンの英雄物語』としよう
この二人のごっこ遊びは
「ついに現れた」というところまでしか進んでません
と思ったけど、
ここまでにしようかな
これのうまい処理の仕方がわかったので(^^;)
こちらは2話のダイナ巨人ではなく、84話アルミン巨人の方を採用しまして
「だから、見逃して、……に向かわせたのは…」
「オレだ」
親友のアルミンをどうしても死なせたくなくて罪を犯しちゃった
現実世界ではリヴァイがやったことです
↓こちらで書きました
二人は会うたびに物語の冒頭からやり始めていて、
坊ちゃんリヴァイを外に連れ出し壁の上でごっこ遊びをした時に、エレンは
「それがミカサだ」の部分を変えてきた(イレギュラーなことをした)
↑131話エレンの後ろ姿
↓ふたりが居る壁の上
ここに立ったエレンが「それを見た者は~」と即興しはじめるんです
そしてエレンが「自由だ!」と決め台詞を叫ぼうとしたその時に、ドーンと超大型巨人が壁を蹴破った
最終話のオーロラを見に行くエレンとアルミンの画は、どことなく壁の上を歩いているように見えますよね
それもあって、手を広げるエレンの画を持ってきました
というわけで、
どうしてもファイナルシーズン2のOP、壁の上を歩くエレンを思い出してしまいました
SiM「The Rumbling」の歌詞について、一番引っ掛かったのは「王」というワードでした
王になろうなどと思ったことは一度もなかった 誓うよ
作中にこんなエピソードは出てこないじゃないですか
ちゅね考察では、ロッド・レイスだけを生かした理由として、エレンはヒストリアと結婚して王になろうとした、なーんて過去に書いちゃったけど
それが、単にロッドの逃げ足が速かったためにグリシャは殺しそこねただけ、ということが判明して、涙流しながら笑うはめに陥ったわけですが
ロッドとリヴァイの俊足ネタは、いまだにツボに命中して笑いが止まらなくなるので……、時と場所を考えて思い出さないといかん
↑こちらのバージョンでも、該当歌詞部分に王冠アイコンを登場させているじゃないですか
実際に主題歌依頼する時に、製作者とアーティストの間でどんなやり取りをしているのかっていうのは、とっても興味深い所ですが
ヒグチアイのインタビュー記事では、1番以外の歌詞は自由にしてもよいとのことだった、と書かれていた
(ドラマの方の話だったかなあ? でも業界内ではそんな感じ、というニュアンスという風に受け取った)
ということは『The Rumbling』の「王」は、【進撃の巨人】の内容に沿って書かれた、という風にも考えられる
一期OP『僕の戦争』については、「これぞ“神聖かまってちゃん”という曲」との依頼だったようだから、例外だろう
これについてもいずれ記事にはしたいところですが
「王」については、まあ、「英雄」という風に解釈できるようにはなっているかなあ?
けどちゅねは引っ掛かってしまうのだ
なぜならリヴァイが柵の中に囚われていた「王様」だったからだ!
それを不憫に思ったエレンが、自由にさせてあげたくてリヴァイを外に出したら巨人に食われちゃったわけだから
もうエレンから坊ちゃんリヴァイへの心情を謳った歌にしかきこえなくなってしまった( ̄▽ ̄;)
それまではハンジへの歌?と捉えていました
正しいことをしたいと願っただけ
といわれたら、「正しいことをやっていたつもり」というハンジのセリフが真っ先に思い浮かぶし
アニメバージョンでは最後、オフィシャルビデオバージョンでは最初に出てくる“羽が千切れた蝶”というものが何を示しているのか
というのを考えた時に、巨人に踏みつぶされたところが描かれるのが、ラムジー兄弟とハンジ(母娘)なので、エレンとしての思い入れが強い方といえばハンジの方、ですよね、さすがに
でも、一番条件に当てはまるのが、坊ちゃんリヴァイだった
巨人に殺される
片足がもげる
空を舞う(天敵の多い弱い存在としての蝶)
ただ、お前を守りたかっただけだ
というのも、エレンのリヴァイへ(兄から弟へ)の気持ちとして当てはまる
エレンはハンジを戦いから遠ざけようとしていたので、ハンジにも当てはまっていると思う
どちらにせよ、エレンが守ろうとしたことでハンジは踏みつぶされ、リヴァイは右足食いちぎられた
で、これが何気に始祖ユミルの豚逃がしエピソードに掛かってくると思うのだ
食われるだけの運命を不憫に思い、心優しいユミルは豚を逃がしてあげようとした
作中では、扉を開いてあげたけど、豚はぐーぐー寝ているだけで実際に逃げたかどうかは描かれていない
けど、「豚は逃げた」という事実は示されている
逃げていなければ王様の嘘、ということも考えられるけど
「豚を逃がす」ということに関して
始祖ユミルは優しさから逃がしてあげようとしたけれど、そのことでどういう事態が起きるのかということまでは考えられなかった
(奴隷仲間が目をくりぬかれそうになる)
豚が逃げたとしても、家畜として育てられた豚が野生で生きられるはずもない
きっと狼とかにすぐに食べられちゃいますよね
これは、ペットの鳥も同様
鳥籠の中で自由を奪われる代わりに、安全が用意されている
でも、その安全が一生続くという保障はない
そういや、つい最近、カモが池から飛び立った瞬間に、カラスの集団に襲われて狩られてしまう瞬間を目にしちゃいましたよ
カラスの狩りってああやるのね……ということを知りました(-_-;)
呑気に水面に浮いてるカモも毎日が命がけなんだよね
島の人達のために「地鳴らし」したと考えたとしても、
エレンは優しさからソレをしたわけだろうけど、ソレをしたことでどういう事態になるかまでは考えられなかった
壁内がめちゃめちゃになるという、少し考えれば当然の事態が起きるわけなんだけど
蝶を使っているのはバタフライエフェクトから来てるんですかね?
そうした場合は、一つの例として“囚われていた王様を外に出した場合”となり、
“檻からエレンを出した場合” “豚を逃がした場合” などなど、色々なことに当てはまる
それこそ、地鳴らしが起きる原因のはじまりは、どこからだったか? だよね
ちゅねは反イェーガー派、というのはずっと言ってきたことだけど
なぜかというのも書きましたが、今一度
イェーガー派は島の人達のことを考えて戦っているとは言えないからです
ワインで支配しようとしたことで上層部のほとんどが無垢の巨人になって殺されてしまったし、壁が崩壊したことでたくさんの犠牲も出た
壁内をめちゃくちゃにしてしまったんですよ
(3年後の様子で、ヒストリアをトップにイェーガー派が軍を結成していて、ちゃんと統制がとれている描写があるからアレでしょうけど(-_-;)
自分だけ残して家族全員、大切な人全員が壁崩壊に巻き込まれて死んでしまった
家も無くなった
自分の身にこんなことが起きたら、島を守るためになんたらかんたら~って言われても、もうどうでもよくなっちゃうでしょ
みんな滅びてしまえ!ってさ
普通に考えたら、これまで国を動かしていた政治家や官僚とか? そういう人たちが一斉に死んでしまい、ちゅねのようなブタさん達だけが取り残された状態ですよ
かつて、知人がクジ引きでマンションの理事長に当選しちゃったことがあるんですが
駐車場一つ増やすだけ、マンションの壁の色を変えようとしただけでも、これまで友好的だった住人が夜に自宅に怒鳴り込んできたそうです
こっちは業者じゃねえんだ、ふざけんな、と返したら、相手もハッとしたそうですが
「人間て怖いね」って
でも、強く出たことで(普段は温厚に見えるけど気性が荒い人です)、その後は割とスムーズに事が運んだというのは皮肉ですよね
エレンも死んだ、フロックも死んだ
イェーガー派の上層部(?)もほぼ死んで、あとはヒストリア女王の求心力だけが頼りなわけだけど
これを見る限り、イェーガー派よりはまだ憲兵団の方が組織として成り立つんじゃないか?という気もするけど、ヒストリア女王がイェーガー派ですから
アルミンが言った通り、ヒストリアの立場だって危うかった状態
というわけで、
ヒストリアを守るためにも
記憶改竄してイェーガー派が統制する、というのが一番スムーズな解釈だと思う
裏で誰かが汚ねえことをしてるから平和が保ててるんだよってね
は、話を『エレンとエレンの英雄物語』に戻そう
↑これ以降の3ページについて
思うに、ここがリヴァイが単独で作ったストーリー
記憶改竄するときに『エレンとエレンの英雄物語』の続きとして描いた
目印としてエレンの顔に巨人化のあとが現れている
↑この時、まだエレンの意識はある状態です
ということは、全ユミルの民に施された記憶改竄がエレンにも及んでいるわけです
つまり、エレンの脳内では、坊ちゃんリヴァイが「ありがとう」といい、マフラーを巻いてあげている
おそらく坊ちゃんリヴァイは、ある時からマフラーを巻いていないエレンに理由を聞き、女の子にあげた話をした
それは良いことをしたね、とかなんとか坊ちゃんリヴァイは言い、「それなら代わりに僕がマフラーを編んでエレンに巻いてあげる」という約束をしていたんじゃないですかね?
これが止まらなくなった妄想です(^^;)
エレンは坊ちゃんリヴァイのこと、ずっと忘れられずにいたと思います
マリアのことも忘れてなかったので
結構頻繁に会えていたのに、カルラと共に巨人に食べられてしまってからはパッタリ会えなくなってしまった
と仮定します
生首状態で
↑エレンバージョンのこれが流れ込んできた
島の人達を救った時に、坊ちゃんリヴァイの手編みのマフラーが、勲章のようにエレンの首に巻かれる
マフラーを手渡されて、エレンが自分で巻くパターンだと思う
で、リヴァイ側が「マフラーを巻いてくれてありがとう」という形
果たしてエレン王女がリヴァイの手編みマフラーを首に巻く日は来るのか?
エレン王女は将来、島民を命を守るために島を放棄する予定なんですが
人物像としてピクシス指令のようになる
↑こんな感じ
このピクシス指令は111話『森の子ら』のものですし、まず間違いないだろう
「引くことで守ってみせな!」というカルラとの約束を果たしたことにもなるよね
画像は、目元か髭から下だけ使う感じかなー
その時にはさすがにリヴァイはこの世にはいません、よね?
でもエレン王女の中にエレンが入っていることをリヴァイが知ったとしたら
ちなみにアルミンは気づくので
気づいたからこそ、エレン王女を芸術にしてしまうんだと思う(^^;)
110話『偽り者』にて、暗殺される直前にアルミンはザックレーの芸術を目にしていますし、「あれは何に使う椅子なんだろう?」という知的好奇心からザックレーの椅子を復刻してしまう
復刻した以上、いつかは使ってみたいという欲望が生まれてしまう
ここに座るに相応しい人物は誰か?というのを常に考えている
→エレン王女という逸材を見つけてしまう
(エレンは「誰もいないところで二人だけで過ごしたい」とアルミンに告白しているので)
作品名『自由への渇望』
リヴァイもエレン王女の中のエレンの存在に気が付いたとして
自分の子供か孫に、エレン王女が英雄に相応しい行動をした時にはこれを渡してほしいとマフラーを託した
(リヴァイは子供から孫からありとあらゆる家族にマフラーやらショールやらを編んであげている、ような気がする)
(それこそミカサにも編んであげているような…)
加筆のこれも、大陸に渡った後のエレン王女女王だと思うと幸福感アップ
島を放棄するというと聞こえは悪いけど、ようするに鳥籠から出て、それまで鳥籠の中でしか暮らしたことのない鳥たちを安全に外の世界に出す、ってことだよね
もともと100ン年前の王様が作った鳥籠だったわけだから
パラディ島の国は
一通り吐き出してスッキリした!
さて「心臓を捧げよ」に戻ろう
2022.4.4 追記
山小屋で助けた女の子が寒そうにしてたからマフラーを巻いてあげた
という話をエレンから聞いた坊ちゃんリヴァイは
「じゃあ寒くなくなったらマフラーを返してくれるよ」
と言った可能性もあるよね?
マフラーが必要なくなる=寂しくなくなる
エレン女王が巻くマフラーが、リヴァイの手編みなのか、それともカルラのものなのか無茶苦茶悩みどころでしたが、こう考えるとカルラのマフラーとなって、かなり綺麗な流れだよね
ミカサの巻くマフラーには、エレンへの依存(ミカサ)と、カルラへの依存(リヴァイ)の二重の意味があり、そのふたつが無くなった時にエレンへと返還される
あ、あと、エレンに返してあげたいのかもしれない
(そのためにはミカサも自分も寂しい気持ちにならないようにしないといけないわけだ)
そしてエレンにとっては、カルラと坊ちゃんリヴァイ(弟)から立派な…人間?として認められたという証になる
ミカサは代わりにリヴァイからマフラーもらう
て、リヴァイと編み物を無理にくっつけなくてもいいんだけどさ……(^^;)
そこはもう、くっつけたくて