※最終話までのネタバレあり
今回の記事は、↑これのつづきです
136話『心臓を捧げよ』
リヴァイがなぜ役目の終わりとして、このシーンを持ってきたのか、ちょっとばかし不可解ではあったけど、ベルトルトの件で後悔しているというのなら、納得できた
獣のことやエルヴィンの名を出すたびに、心の裏で実はベルトルトのこと思い詰めていた
むしろベルトルトのことを思い出さないようにエルヴィンで打ち消してたのかもしれない
あの時、リヴァイもエルヴィンやみんなと一緒に死んでいたら脊髄液注射は無くなり、エレンが仕留めたベルトルトはそのまま捕虜となっていただろう、とリヴァイは考えたわけだ(きっと)
“俺達”の中にハンジは入っていない
ハンジは壁の向こう側で生き残っており、捕虜となったベルトルトと仲良しになるという役目がある
ベルトルトとアルミンを比べた時、アルミンでないといけないという理由があまり無いような気がする
アルミンに出来ることはベルトルトにも出来る、そんな可能性を、ほら、ベルトルトは秘めていたじゃないですか
まあ、アルミンとベルトルト、2度の直接対決の最後はアルミンに軍配があがったけれども……、あれもアルミンは自分の命と引き換えに勝利を勝ち取ったわけだから、本来ならアルミンはアレで終わりなんですよね
だがしかーし、リヴァイが想像したようにベルトルトがパラディ島側につくためには、リヴァイは獣と車力をはちゃんと仕留めないといけないよね
そうしないと車力がライナーとベルトルトの回収に向かうので、ベルトルトの身柄は奪われてしまう
ジークがベルトルトを諦めたのはリヴァイに追いつかれたことが理由だし、リヴァイ無しでベルトルトの獲得はなかった
けど、リヴァイには、そこの考えが抜けてるってことだよね
自分が生き残ってしまったせいで、こんな事態(地鳴らし)を引き起こしてしまったと思い込んでるだけで
ということは「あの日、あの時、ベルトルトを殺さなかったら地鳴らしは起きていなかった」とまでは言い切っちゃいかんかったね(^^;)
なので、ここはリヴァイにあれを言ってあげなきゃいかんのかも
「お前、自分で言ってただろうが」
「結果は誰にもわからんと( ・`ω・´)キリッ」
巨人の力の消失についても、なんともいえんし
(13年という寿命さえなければなあ…、でも、できればもう無くなってほしい)
そうはいっても、リヴァイの場合は、そもそもアルミンを選んだ理由が不純だからな( ̄▽ ̄;)
エレンに課せられた選択と結果とは全然別物だよね
不純だけど美しい、滅茶苦茶美しい
↓これ
↓これ
↓これ
これらは全部、リヴァイがベルトルトを殺して皆様にプレゼントしたもの
アルミンが死んでいたら、これほど底抜けな笑顔はなかっただろう
みんなエレンみたいな顔してただろうし、リヴァイから見たこの景色も、こんなにキラキラしてなかった
この代償として23巻以降がある
と考えると、22巻表紙の美しさの見え方が……変わってくるよね……
とある動画にて、22巻の表紙を描くことは最初から決まっていたのではないかと言われていて、無茶苦茶「わかる!」と思いました
たしかこの動画内で言及していたような……
別の動画で、この方が、作者のやる気度がミカサ→ヒストリア→ピークと移っていったというようなことも言っていて、それについても無茶苦茶共感してしまったので興味を抱いてしまいました(^^;)
動画内で言われた“作者やる気”→キャラのエロさ、とちゅねは捉えたのが理由です
だからこそ、エレンとミカサがくっつくことに重点を置いていたちゅねにとって、中盤のヒストリアの存在に脅威を感じたんですよ
リヴァイとミカサにシフトチェンジした後、一時、まさかピークとリヴァイがくっつくなんてことは……とピークに脅威を抱いてたことありました(^^;)
エロさ=汚さ、だらしなさ、ゆるさ、みたいなものなんだよなー(うまくいえないけど)
ミカサは23巻以降に、それが無くなるんですよね(でも髪型はすごくかっこいい)
108話『正論』で、以前のミカサだったら「エレンを食べるのは私以外にありえない」とギラついてたはずなのに、それが一切感じられなくなり、あそこで完全に肩透かしをくらいました(当初はあれについて色々と考えたもんだ)
やはりエレンに対しての執着心が穏やかなものへと変わっていったせいだよね
ミカサがエロくなくなった見えなくなった理由は、執着心の対象がリヴァイに移っていったのと、ハンジを憧れの女性として真似をしはじめたせいだと思っている
大人の女性になろうとしたってことだよね
でも結局最終的にミカサはリヴァイに食いついちゃうっていう
いかんいかん、ベルトルトの話をせねば(タイトル詐欺になってしまう)
同動画内にて、↑このシーンが「めちゃめちゃ面白いよね」と淡々と語っているところがあり、「あー、そうそう、男子ってそんな感じだった」ということを思い出せて、すごく参考になった
少なくともちゅねは、この画を見て「おもろっ」とはならないから(^^;)
ただ、男子は確かにそんな感じだったなー、うん
さてさてベルトルトについてですが、
と言っても、ただの妄想と言われればそれまでの話なんだけど
ベルトルトは死後にファルコの中に入り込んだ
↑こういうファンタジーワールドで話すことなので、付き合ってくれる方だけ読んでいってくだせえ……
ファルコの中に入っていたベルトルトは、最終回でガビの名を叫んで歓喜しながら駆けていった時には、もう抜け出していたと思う
代わりにトラウテが入り込んだ
では、ベルトルトはどこへ行ったのか?
ちなみにエレンは「何があってのエレンの味方!」のヒストリアの娘の中に入りました
こんな感じに、ベルトルトも誰かの子供の中に入ったのではないかと思ったので、最終回で唐突に登場したリコが生んだ子の中かな?とも考えたのですが、
ひょっとしたらリヴァイとミカサの子供なんじゃないだろうか……?
と考えたら、色んなことが繋がっちゃったんですよ(^^;)
エレンがハンジごと自分の子を踏みつぶして殺したように、リヴァイもまた子殺しをしてしまった
「あの景色」を見たいがために代償にしたのが、自分の子の命
といってもベルトルトはリヴァイの実際の子供ではないので、子殺しというのとは違うんだけれども、
なんというか、将来的に自分の息子の中に入るベルトルトを先行して殺した(^^;)
ちゅねの中ではかなり信憑性がある話です
まずミカサは二度ベルトルトを殺し損ねている(エレンを守るために、将来の自分の子を殺そうとしたミカサ)
なぜか殺しきれないというのがポイントで、これがリヴァイを殺しきれないケニーと重なります
ケニーは本気でリヴァイを殺しにいってる、と個人的に思っていたんだけど、
殺そうと思っていてもなぜかストップがかかり殺しきれないというのなら、ここの部分でミカサとケニーが重なっている
尚且つリヴァイVSケニー、ミカサVSベルトルトのシーンを似たように描いているんですよ
78話『光臨』
58話『銃声』
これも何か意味があるんだろうとずっと頭の隅に置いておいたのですが、ベルトルトがミカサの将来の息子(の中に入る)とすれば、ふたつのシーンの類似点に合点がいった
ベルトルトは両親のことが描かれていないけれども、作中に似たようなものが描かれているからそれを拾い集めていけばベルトルトの両親像が見えてくる、という手法だと思っている
それがつまりリヴァイとミカサ(ただし参考にするのは夫婦になる前のこと)
94話『壁の中の少年』で、「俺はマーレ人になって母さんと父さんと3人で暮らしたい」というライナーに、「そんな夢があるのに13年の寿命しかない巨人を継承していいの?」というようなことを言うベルトルトから、ベルトルトと両親との関係は皆無だということはわかりますよね
ミカサもリヴァイも、他のものを(エレンやアルミンを)守るためにベルトルトを死に追いやった
ということは、ベルトルトの親は自分ではないもの(自分たちの生活?)のためにベルトルトを殺した(戦士にした)
ここから卑猥な話になります(^^;)
卑猥を避けては語れないのよ、どうしても
リヴァイはミカサを女×3しますが、自制とジャンが止めに入ったことで、子種さんがミカサの元に届けられることはありませんでした
この自制がきいたという比喩表現が、車力を身を挺して守ろうとするファルコのシーンとなります
104話『勝者』
ジャンはリヴァイの棒であり、3兄弟の長男ね( ̄▽ ̄;)
ファルコの中にはベルトルトが入っている
つまり(過去記事のどこかでは書きましたが)「お願いだから、このひとの中で出さないで!」と、子種が父に反抗した(=自制がきいた)
この部分から、ひょっとしたらベルトルトは、女×3で出来てしまった子どもで、それが原因で母親から疎まれたのかもしれない、と解釈することができる
(こんなんで僕らを作らないでくれ!的な)(愛してくれないなら僕らを作らないでくれ!的な)
最終巻、裏表紙
ベルトルト、マフラー巻いてます
で、駆けっこが得意なはずのアニがなぜか「ぜーはー」していて、それをさりげなく気にかけているベルトルトの姿が描かれている
ずばり、リヴァイとミカサの息子として生まれたベルトルトは、満を持してアニとくっつく!
ざっと数えて25歳差!
(名前もベルトルトかしら?)(リヴァイはずっとベルトルトのこと忘れられなかっただろうし)
アルミンとアニはくっつきません
じゃあ、アルミンは誰とくっつくかというと……
たぶん、ヒッチ
ヒッチの中にはクシェルが入ります
アルミンの中にはロッドが居るというのは確信しているので、それならばやはりヒッチに惹かれてしまうだろう
クシェルはロッドに惹かれてしまうし、ロッドはずっとクシェルを探し求めていたから、この二人が惹かれあわないわけがない(ような気がする)
ただ、どうやってアニと別れるんだか……考えると怖いよ( ̄▽ ̄;)
アニとヒッチとアルミン、ここも三角関係になるわけか
で、なんだかんだあってアニはアルミンと別れ(ふたりは付き合ってたと解釈していいよね?)
アニは、ミカサの息子であるベルトルトの成長を待つことになります
アニの中にはハンジが入っていて、ベルトルトは元々アニのことが好きだし、長い時を経て、まわりまわってふたりはくっつくんじゃなかろうか
もし『白夜』の時にベルトルトが死ななかったら、ハンジはエレンではなくベルトルトと良い関係になっていたような気がするのだ
最近ようやくハンジとエレンをカップルとして見られるようになったけれども、ベルトルトの存在を意識した途端、こっちのカップルの方がいい!しっくりくる!となってしまいました(^^;)
エレンもハンジのことは好きなんだろうけど完全に顧みてくれないので、どうしてもハンジが気の毒になってしまうのだ
モブリットに超大型の画像が使われるのも、ハンジに好意を抱いていたという点で共通しているし、ハンジとベルトルトは、ちゅね的にすごく納得できる
(モブリットは最終的にはジャンに入ってガビ=カルラとくっつくんだと思ってるんですが)
何はともあれ、↑この時のベルトルトはアニのことだけは諦めるつもりはなかったんだろう(と考えると素敵だ)
リヴァイとミカサの息子に生れてくるということは、もともとの性質として執念深いところがあったに決まってる(^^;)
ちょっと整理します
ミカサとリヴァイの子供はアッカーマンなので、人格はひとつ(ということ失念していた)
ベルトルトがミカサとリヴァイの子供の中に入り込んだんじゃなく、未来のミカサとリヴァイの子供がベルトルトの中に入り込んだ、ということだったわ
↑この記事を書いた時はまだよく分かっていなかったけど、結局リヴァイとベルトルトは色々と重なるように描いてあるんですよね
自己中で傲慢エレンは、そのまんまでヒストリアの娘となるだろうから、またもや周りを巻き込んで迷惑かけまくるんだろう
エレンがヒストリアの娘の中に入ったという根拠は、これまた過去記事のどこかで書いたんですが
↑23話『女型の巨人』のこれと
最終話のヒストリアの子供の足の裏の汚れ
僕の親友=エレン
地鳴らしを起こしたエレンの足の裏には無数の死体のシミがべったり
「だからなんだ?」って言われたら、これまたそれまでなんですが(^^;)
自分勝手でトンデモナイことをしでかしたエレンはみんなから見向きされなくなっても、ヒストリアだけは絶対に味方でいてくれるので、エレンの居場所を作ってくれた、とも解釈できる
(みんなも決して見捨てたわけじゃないだろうけど、エレンの味方についたのはやっぱりヒストリアだけだったと思う。有言実行したんだね)
リヴァイとミカサには、女の子ひとり、男の子ひとりが生まれて、長女の方をニコロとコニーが取り合うんですが、ちゅねは最初はニコロ勝利だと考えた
けど、コニー勝利もありえるかもしれん…
しかしブラウス一家をリヴァイ一家と見立てると、そこに居るのがニコロだから、やっぱりニコロかなあ……と思ってしまう
で、ここであぶれるコニーが、ヒストリアの娘(エレン)と恋物語なんてことは( ̄▽ ̄;)
というか、リヴァイのミカサは、ふたりの子供をニコロorコニーとアニに取られるって……(笑)
そういやリヴァイの息子ってことは王家の血ってことで、息子ベルトルトは座標に行けば始祖ユミルが力を貸してくれるってことじゃないか( ゚д゚)ポカーン
2021.11.6
ミカサとリヴァイの関係を参考にして考えたベルトルトの家庭
(便宜上、名前をそのまま使いますが、あくまでもベルトルトの親のことで、実際のミカサ達の人格とは違いますよ)
ミカサとエレンは幼馴染(当然結婚するものだといった関係)
けれどもミカサはリヴァイを好きになってしまうが、今更そんなことは言い出せないのでそのままエレンと結婚する流れになった
自分ではなくエレンと一緒になることに腹を立てたリヴァイに女×3されて、お腹に子供が出来てしまった
それがベルトルト
ミカサは妊娠を隠してエレンと結婚(ここが何気にハンジがしようとしてたこと)
生れてきた子供がぜんぜん自分に似ていないので、さすがのエレンもベルトルトが他の男の子供だということに感づき、夫婦仲に亀裂が入る(自分を騙そうとした行為そのものに嫌悪感、だよね(^^;))
そんな状況になってしまったミカサは、ベルトルトさえ出来なければこんなことにはならなかったのにと思うようになり、ベルトルトに愛情を抱けなくなってしまう
かといって殺すほど憎いわけでもなく(ここはヒストリアの母アルマの気持ちを参考にすればいいかも)
エレンとの間にも子供いるかもしれんよね(ベルトルトには種違いの兄弟がいるかもしれない)
そんな感じだったので、戦士候補生の話は母ミカサにとって渡りに船だった
「家族のために頑張ってくれれば、きっとお父さん(エレン)もあなたを誇りに思い受け入れてくれる、これでみんなが幸せになれるわ」
完璧だ!いい線行ってるハズだ!
(おや、コニーの母ちゃん……………)
ハンジの両親の話は、これを微妙に改変すればいいんじゃないか?
ハンジの場合、ハンジはちゃんと婚姻関係のある母父の間に生まれたけど、母が女×3されて生まれた妹(リコ)がいるのだという、勝手なストーリーがもう……
リヴァイを男×3しようとしたハンジを止めたのがモブリットなので、リヴァイを止めたのは自制ではなくてベルトルトと考えたほうがいいのかなあ?
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