※最終話までのネタバレあり
(※ふたりはワープしてます)
「なぜわざわざこんな所に連れてきたんですか?」
(↑※壁のふちに座ってるとこ)
(※使用してるシーンは54話『反撃の場所』です)
「ここがどこだかわかるかエレン?」
「ここはトロスト区前門、いや元前門か」
「もしくは人類極南の最前線…あの世とこの世の境目とも呼ばれていた」(かな?)
54話『反撃の場所』
「おっかねぇが稼げるいい街だったと言っていた奴もいた」
「俺達はこう呼んでいた」
「人類が初めて巨人に勝利した場所」
「そして…人類の無力さを証明する場所」
「まぁもちろん巨人の力だけで塞いだわけじゃない」
「数多くの兵士が命を投げだした」
「その他にも幾重にも重なる奇跡の連続で、この街はかろうじてあった」
「その奇跡がエレンだ」
「ふっ」
(※72話『奪還作戦の夜』から、リーブス会長の表情に似たエレンを探しました)
リヴァイ「ジークが洗脳しようとしたもんはそれだ」
(※ここのリヴァイのセリフ、これでいいのか不安なんだけど)
(※「あんたが連れ去ろうとしたもんはそれだ」というセリフを相応しいものに変えるわけだけど……「お前が壊そうとしたもんはそれだ」とか???わからん)
「オレはここに説教されに来たらしいですね」
「勘弁してくださいよ兵長?」
「首吹っ飛ばされた体には少し答えます」
「怪我人が怒られてんのは見てて辛い」
(※怪我人でいいのだろうか……?)
「ジークとの交渉内容と、お前ら(イェーガー派のこと?)の目的が知りたい」
「交渉? そんなものはありません」
「エルディア人を解放すると言われたから従った(的な)」
「すべては…勝利のため」
「エルディアに自由をもたらす 勝利のためです」
「オレらの目的は(パラディ島の人々を救うこと)“すべてを失わないために世界を滅ぼすこと”です」(かな?)
「しかし世界を滅ぼすことに失敗しました」
「これではいつか必ず壁外人類に報復されます(的な)」
「おまけにオレと数人のイェーガー派(の幹部、フロックとか)は口封じのため…何らかの事故に遭って死にます」
↓エレンの話聞いてサネスのことを思い出したかなあ?
↓短髪ミカサにそっくりな髪型の中央憲兵幹部のことを思い出すリヴァイ
(↑予想・3年後のリヴァイ(誰かに殴られて(アニ?)5本の歯っかけ)
(『白夜』のエレンとちょうど対称的)
(※で、指の第一関節5本切断、歯+指先で10個の爪分だな)
(※これが絵的にNGだってことくらいは馬鹿ちゅねでもわかるぞ)
↑ついでに寝ながら聞いていたハンジの独り言も思い出したかなあ?(念のため)
「お前が出頭しなければ囚われた兵上層部は処刑される」
「お前がやったことを考えれば世間も納得する当然の報いだ」
「最初はエルディア国最高責任者であるヒストリアからだろう」
(※パラディ島(エルディア国?)最高責任者がヒストリアっていうのは間違ってますか?(^^;)いまいち組織とか、軍事関連とか、そういう設定に疎いもので…)
(※ザックレーが暗殺されたことはリヴァイは112話で報告受けてるし…、エレンも110話でフロックから知らされてるのは確認)
(※ただし、その後にピクシス達が死んだことはエレンは知らないし、リヴァイはアルミン達から聞いていない限り知らない、というか…直接の描写はないよね?)
60話『信頼』
「他の兵士達の命だけは何とか助かるだろうがな」
↓これもリヴァイの回想
「そして、お前らはそうなる覚悟ができているといいたいんだな」
(※「お前ら(ヒストリア込み)」でいいのだろうか?(^^;))
(※今後の展開によっては訂正しますが、ヒストリアが妊娠を選んだということはイェーガー派側についたという認識でいいかな、と)
「(それを承知の馬鹿共の集まりが俺ら調査兵団か)」
「だが世界がパラディ島を根絶やしにする絶好の機会をお前の首程度で逃がすとは思えねぇな…」
「しかしこのままではエレンもヒストリアも失い、イェーガー派は消滅し兵団組織(王政?)はとどめを刺され完全に機能しなくなる」
「その場合 路頭に迷うのは兵士やその家族だけではなくなる……島の住民すべてがその対象だ」
51話『リヴァイ班』
「一体何人が冬を越せるだろうな」
「たしかに○○○○○○方がまだ楽かもしれん」
(※さて、○○○○には何が入るでしょう)
(※世界に滅ぼされる?)
「…そうなります」
「地鳴らしを止めたせいで、(壁内の)人がごまんと死ぬことになります…」
131話『地鳴らし』
「ということはオレも考えました」(的な)
「でも、そんな結末納得できませんでした」
「それが…進撃の巨人の力で見た未来か…」
「それからずっと一人で…辛かっただろう…」
「……」
「はい…」
113話『無知』の巨大樹の森でのシーンを差し入れようかな
理由は、67話『オルブド区外壁』で登場するリヴァイに似ている駐屯兵団幹部が登場するから
この人、ずっと気になってたんだよね(^^;)
↓色見といい、113話のリヴァイと似てるよね?
というわけで該当箇所数ページ分カットしてあるんで、113話で読んでください
「なあ、エレン」
「あの時――」
(↓この時)
「――と言ったのも」
「進撃の巨人の力で見た未来か?」
【ちゅね考察】
ここ、73話『はじまりの街』を使用してシーンを作っているんですが、アルミンの本エピソードの前に描かれるのが、初陣で足食われて屋根に倒れ込んでるエレンの画
このシーンは、84話『白夜』でリヴァイに殴られて吹っ飛ばされたエレンの姿と重なってるよね
(重なるように描かれてるというネット情報を思い出したの)
「進撃の巨人の力で見た未来か」というセリフに合わせるとしたら、もう「人類を救うのはアルミンだ」しかないじゃないですか!(^^;)
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112話『無知』のこの画から
リヴァイは67話『オルブド区外壁』のことを思い出しているような気がするので
67話冒頭から、↓この辺りまで
(※「俺達は無様にも~」でもいいかもしれない)
(リヴァイに「お前は俺達の“希望”だよな」という気迫あふれる期待の目を向けられ)
(そっと目を逸らすエレン)
(あれか「勢いと流れに任せてつい…」とは言ってはいけない空気を感じた、みたいな)
「思い出したんです…あの時」
エレン「アルミンがオレに本を見せた時のことを…」
「あの時オレは初めて…」
「オレは…」
「それまで壁の外のことなんて考えたこともありませんでした…」
「毎日空か雲を見て過ごしてました」
「そりゃ8歳か9歳のガキが何にも考えてないのは別におかしいことじゃないだろうけど…」
「そうしているとアルミンが本を持って走ってきたんです」
「オレとアルミンは街の子供たちと馴染めないはみだしもん同士でした」
「ただそれだけだったんですオレ達は」
「あの時、アルミンの話を聞いて」
「アルミンの目を見るまでは」
73話『はじまりの街』
67話『オルブド区外壁』
「目?」
「はい」
「アルミンは楽しそうに夢を見ているのに、オレには…何も無かった」
「そこではじめて知ったんです」
68話『壁の王』
「オレは不自由なんだって」
73話『はじまりの街』
67話『オルブド区外壁』
68話『壁の王』
~リヴァイ回想~
56話『役者』
58話『銃声』
~回想終わり~
「普通の奴は、そんなこと考えないだろうな……」
~再び回想~
~回想終わり~
「俺もわかる気がすよ」(かなあ?)
(※エレンの「許せないと思った」発言に対して)
「世界はどうやら広いらしいってことを知った時は…そりゃ深く傷つくよな」
「お前も同じだったんだな」(的な感じにすると会話がスムーズになった?)
「何でか知らないんですが(「知らねえけど」とは言わないよね?) オレは自由を取り返すためなら」
「!」
(※どういうこと?(^^;))
(※一応「グググ」に注目して2シーンをくっつけたんだけど)
(※とりあえず“目”という共通点が…間違ってるかもね)
78話『光臨』
(※時系列的にこの場には居ないはずのアルミンが屋根の上に描かれていたので10話冒頭を差し入れてみた)
(※エレン復活の想いの対象として描かれてるのかしら?)
(※そのあとで「あっ」と思ったことがあり、78話『光臨』の画像を差し込み)
「エレン」
「エレ―――」
「…どこまで話しましたっけ?」
「(気持ち悪い奴め)」と言いたいのをグッとこらえるリヴァイ
(↑エレンが話してくれたことを復唱しているところ)
「そう… オレは子供のころから自由を取り返すためなら …力が湧いてくるんです」
「つまり調査兵団やってる本当の理由は、アルミンだったということだな」(かなあ?)(ちょっと微妙?)
「海」
「そうだ…壁の外には、海がある」
「でもまだ見ていなかった」
「オレ達はまだ何も知らなかったんです」
「炎の水も 氷の大地も 砂の雪原も」
「壁の外には可能性は いくらでも広がっている」
「きっと壁の外には」
「自由が―――」
112話『無知』
90話『壁の向こう側へ』
【ちょっと説明】
18話『今、何をすべきか』
海が見たいから巨人をぶっ殺したかったのか? みたいな会話の流れかなあと思いまして
↑エルヴィンが調査兵団に入った理由が、壁の外に人がいる(いない)のを知りたかったというパターンに似ていると言えば似ているな…
ということで、藁にも縋る思いで51話と73話の該当箇所を見比べてみると
エルヴィンとエレンの表情が似てるよね?
状況的にも、リヴァイはエルヴィンの目的が自分が望んでいたものと違って愕然としたので、(今度こそ)(頼むから)エレンは自分と同じであってくれと期待しているだろうから
アルミンも「海を見に行きたいと思ってるよね?エレン?」という気持ちになりつつあったわけだから
というわけで、51話でリヴァイに「ご苦労だったな」と労いの言葉をかけられてめちゃめちゃ嬉しかったコニーと、今のエレンを重ねてもよいと判断
「それからずっと一人で…辛かっただろう…」とリヴァイに言わせ、コニーと同じようなセリフと表情で「……はい」と答えさせました
リヴァイのセリフは、最終話子供アルミンの「それからずっと一人で…辛かったよね」と重ねたのですが、エレンへの労いの言葉という意味では同じですよね
あと「何でか知らねえけど」というエレンのセリフは、これまた最終話に登場する「何でかわかんねえけど、やりたかったんだ」というセリフに繋がってくると思うし
というわけで、その流れで進めたところ、エレンの不気味な薄ら笑いとエルヴィンのそれが重なっていたので繋げてみたら……ホラーになった
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「なぜジークの下に降った?」
「……」
「………オレは」
「さぁ… 多分…」
「奴が一番自由だから」
「(なのか?)」
(※エレンは実際に声に出して言ったのだろうか???)
「ヒストリア…」
「(エレン?)」
「時間は無限にある、焦らなくていい」
(体調悪そうだな、首吹っ飛んでるから調子悪いのか???みたいな)
【途中解説】
エレンとリヴァイが嚙み合っていない兆候として、ヒストリアは入れるべきだなと思ったので入れました
といっても、ちゅね自身、ここでヒストリアが来るとは思ってもいなかったです
シーン同士がリンクしていたので、くっつけていく作業をしていた過程で「そうだったのか、エレン…」状態になり、これは入れないといかんという心境になりました
エレンに名前を呟かせたのも同じ理由
「きっと壁の外には 自由が―――」のあとに貼り付けたシーンについては、「自由」というものをポイントに考えに考えて、アルミンを殴ったシーンを持ってきたんだけど、いまいちピンとは来なくて、しばらく考えこみました
元々の画(90話『壁の向こう側へ』)が、グリシャが柵の外に出たために犬に食い殺されたフェイなので、「エレンが外の世界に自由を求めたためにミカサは傷つけられた」わけだから……という考えに至って、ようやく自己満足できた
「自由を求めて、クソ野郎の奴隷になったのか」というのは痛烈な皮肉だよね(^^;)
「ミイラ取りがミイラになった」というのと同義?もしかして?
ただ、差し込むページについてはどれを選んでいいか悩みどころ(喧嘩シーン丸ごとでもいいのかな)
リヴァイの自由論「(外は)地獄のような世界だが、そこには壁の中には無い自由があった」というのは、未知を歓迎するものだと思うので、その点でアルミンの「まずは海を見に行こう」は、海を見た後にも続きがあるので、つまりアルミンは遅かれ早かれリヴァイのもの(おい)
オニャンコポンのいう「いろんな奴がいた方が面白い」という主張にも通ずると思ってるけど、エレンのそれが強烈すぎてこっちの自由論の印象が薄くなってるような気がするんだけど、そんなことない? 気のせい?
「炎の水 氷の大地 砂の雪原」と言われると、「それを見たものは、この世で一番の自由を手に入れたもの」という言葉が頭の中で鳴り響いてきてしまう(^^;)
「生まれた時からずっと オレの目の前には うっとうしい壁があった」というのも、なーんか、響きというか、リズムというか、心地いいんだよね(^^;)
何度も読み返しているせいもあるかもしれないけど、131話『地鳴らし』は残酷なシーンが描かれていて初読こそあれだけど、慣れてしまえば最初から最後までリズムがあり詩的であり……魅力ある回なんだよなー(語彙力ないんでうまく解説できないけど)
ラムジー兄弟のシーンからはじまって、不穏な空気が空を覆い、過去のエレンのシーンとなり、過去と未来が繋がり、地ならしがやってきて、逃げて、踏みつぶされて、まるで指揮者のようなエレンの登場
エレンがアルミンの名を呼び、そのままアルミンにシーンがバトンタッチされる
それまでの喧騒とは打って変わった穏やかなアルミンとアニの語らいで演奏終了、みたいな
急に話変わるけど、リヴァイについて盲目的になってはいけないと思うのは、突き詰めていくと始祖ユミルの夫である王様になるような気がするのよ(^^;)
エレンの求める“自由”について、人によって解釈がわかれる曖昧な描き方をされていますが、このブログでは当然ながらちゅねの解釈が軸になっていますので、はっきりと書いちゃいますよ(過去記事にも書いたような気がするので重複しちゃうかもだけど)
エレンは父グリシャの一番の関心でありたい
(グリシャに執着心を抱いている)
そのグリシャがエレンに求めたのは“自由であれ”ということ
そこからエレンの「自由とはなんぞや」という人生が始まる
そしてアルミンが目を輝かせながら本を見せた時に、これが自由だと思い、アルミンのようにならなければと思った
しかし後に(勲章授与式の時に)、グリシャは自分ではなくジークを抱きしめて「愛している」と言っているところを見てしまい、その時にエレンはジークを倒さなければならないと思った(おそらく無意識下)
そしてエレンは成長過程で、関心がリヴァイへと移っていた(もしくはグリシャとリヴァイの2人かもしれないが)
グリシャとリヴァイの共通点は、みんなから尊敬される存在であるということ
そうしたエレンの人生の中で登場するのがヒストリアであり、54話『反撃の場所』時点では自分の方が上だったのに、67、68話ではリヴァイにもエルヴィンにも臆することなく自分の意見を言えるようになるまで成長して手の届かない存在になってしまった
で、↑この時のヒストリアの目を見て、ふたたび「自分は不自由なんだ」ということがわかった、みたいな(^^;)
(たぶん、父親に囚われている自分は不自由なんじゃないかと感じた)
↑ヒストリアの表情とリヴァイのこの表情と似てる?
ヒストリアの表情は最終話アルミンの決意の表情も含めて重要なものだろう
前に進むために何かを切り捨てる決意をする(吹っ切る)、みたいな感じの時に使用するとしても……(3年後かな?)
あー、リヴァイの場合は最終話の(片目が白いやつ)かも(3年後だし)
あのリヴァイは、過去の自分が座標からこの光景を見ているのを知っていて、過去の自分に向けて「これから3年間は地獄の日々を送ることになるけど、めげるなよ」と言ってるんじゃないかと、ちょっと思ってるんだが
過去の自分とお別れする、というのもあり?
サネスとは逆で檻から出たリヴァイが、檻の中にいる過去リヴァイに「頑張れよ」かな?
121話の記憶ツアー中にエレンがジークに「死んだ父親に囚われたままの哀れな男」と言い放ったのは、父親を拒みお別れすることを選んだヒストリアを見ていたからだろう
エレンとしては死んだ父親を切り離したつもりだったんでしょうが、いざジークに盗られそうになるのを見るや激しい怒りに駆られているので全然お別れできていないどころか、スタート地点から一歩も動いていない
エレンは自分の憧れの存在であるリヴァイを殴り「どうだ、女王様だぞー!」と軽口を叩いたヒストリアが羨ましい
あの時のヒストリアが見た景色がみたい
↑ここからウーリと同じ景色が見たいケニーと同じになります
最終話『あの丘の木に向かって』
エレンの中で自由の象徴がリヴァイであり、リヴァイの一番の関心を手に入れることが“一番の自由”という考えに至っているのかも?
リヴァイの関心を手に入れるためには――?
で、なぜ“自由”を手に入れたいのかと言えば、父グリシャから“自由であれ”と求められていて、エレンは父に認められたい
で、結局はグリシャに囚われたままということ
「死んだ父親に囚われたままの哀れな男」
(これが作者の言っていたらしい「物語の奴隷」っぽくない?)
これはお前が始めた物語=グリシャが始めた物語
というふうな解釈を軸に進めているので、どうしてもそれに見合うものを選んでいるきらいはあると思ってます
なので、ほかの解釈を持つ人がやれば、違う感じになるんだろうな~と
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「一ついいことを教えてあげます、兵長」
「イェレナは頭が悪い」(え?)(←違ってるかも?)
【難問】
この部分をどう扱ったらいいのかで悩ったので整理しましょう(-_-;)
リーブス会長がエレンなので、リーブス商会=イェーガー派とした
リーブス商会を雇ったのが中央憲兵なので、この場合の中央憲兵は何になる?
- マーレ軍
- マーレ軍から離反した義勇兵
- 世界連合
2の義勇兵でいいのかしら?
ということで
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「反マーレ派義勇兵は頭が悪い」
「普段世界相手に殺し合いしてるようなマーレ軍に、オレらチンピラ(イェーガー派?)が何とかできるわけねぇだろってんだ」
「馬鹿だねヤツらは」(だははははは!)
「そもそもオレはミカサに助けてもらわなきゃ何回死んでたかわからない野郎ですよ」
「話になんねぇだろっての!」(はははは!)
106話『義勇兵』
「あぁ…ヤツらの頭は足りない」
「それはわかるが……」
「そんな馬鹿共に大人しく従っていたのか エレン?」
「お前はイェレナを介してジークの思い通りに働き、マーレを襲撃させ、ここエルディア国の住民の支持を得て、脊髄液入りのワインで兵団を支配しちまったんだからな」
「敵の策略である可能性の高い話だと思わないか?」
「だとしても、馬鹿な憲兵共が大きい馬鹿になるだけです」
「憲兵団が飲まされたとは言ってないぞ」
「(…まさか、エレンは(俺達もワインを飲まされていたことを)」
「(知らないのか…?)」
113話『暴悪』
「(そういうことか…だからジーク達は必死こいてエレンと接触しようと…)」
「(だとすりゃエレンやヒストリアにも)」
「(未来がある)」
「(どうすればエレンとヒストリアを守れる?)」的な
「(出産は数か月後として)」
「(その数カ月の間に敵の総攻撃をくらえばエルディアはおしまいだ)」
「(無事に出産できるとも限らねえ…)」
「(ヒストリアは俺達が政変の都合で強要した傀儡の君主だ)」
「(それでも調査兵団にいるよりは遥かに幸せな人生を送れるだろうと思った)」(的な)
「(少なくとも巨人に食われて死ぬ心配をしなくて済むから)」(的な)
「(ヒストリアに惨憺たる運命を背負わせた挙句、妊娠を強要)」
「(ジークを島で生かしたい奴が女王に助言した)」
「(つまり、義勇兵だ)」
「(イェレナに違いない)」
132話『自由の翼』を挟もうかなあ?
時系列的にこの時のリヴァイはもうイェレナを悪者には出来ないはずだから、憎しみのブレーキをかけないといかんよね
(ジークは自分の家族をも見捨てるような男だから、イェレナはただ利用されただけの哀れな女だ的に考えたんじゃなかろうか)
「…オレ達は、これからどうなりますか?」
「オレ達が巨人を恐れ、憎み、どうかこの世から消えてなくなれと願ったのと」
「世界中の人々が、我々を人ではなく有害な化け物とみなした」
「オレ達が死滅するまで地獄は…終わらない」
120話『裏切り者』
「(エレンに希望を……未来を示さないと!)」(的な)
133話『罪人達』
(↑※なんとなく入れたくなってしまった(^^;))
「ワインで兵団を支配したイェレナ達はエルディア国と“始祖の力”を手に入れ、マーレを滅ぼして祖国の復讐を果たす」
「これが義勇兵がこの島に来た本当の目的だったんだろ?」
「…でも義勇兵はこの島を発展させました」
「100年遅れの未開の島を…」
「…なるほど 確かにそうだ」
「だとしたら義勇兵に感謝しないとな、未開人の俺達をまともな(水準の)人間にしてくれたんだから」
「だがお前は奴らを騙し、ジークを利用して“始祖”を掌握した」(的な)
「騙された奴が負けた」
「たったそれだけのことです」
「……よかったな」
「エレン…」
「上手く事が進んで気分がよかっただろう」
「でも失敗して死ぬ仲間が増えるとは考えなかったのか?」(的な流れかなあ?)
もしくは、
「お前の得た達成感や高揚感はその労力に見合ってるか?」
「オレがみんなを欺いたのは紛れもない事実」
「首をくくられても自業自得です」
「ですがオレの行動のすべては、エルディアを思ってのことです」
「俺もそう信じたい」
106話『義勇兵』
「イェレナと交わした会話の全てを聞かせてもらおうか」
~場面変わりまして~
「子供が生まれなくなる?」
「そうです」
「この世から巨人がいることで存在する苦しみが生じなくなる」
「ゆっくりと、安らかに」
「……いや…待て」
「安らかなもんかよ…」
「ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら…」
「国の晩年は僅かな老いぼれしか生き残らなくなるんだぞ?」
「そんな状態でどう国を守る?」
「他の国が放っておくとでも?」
「……それですべては万全だというつもりだったのか(奴らは)?」
「巨大なる巨人の脅威」
「血と涙の歴史に、終止符を打つものが存在したという真実です」
「彼の兄弟は、この先何千年も語り継がれる象徴となるのです」
「古代の神々がそうであるように」
「そしてオレら兄弟は死後も救世主として人類を照らす太陽となり――」
「どうです? 兵長」
「完全に頭イカれてますよね?」
「(まるでかつてのウォール教みたいっす)」(的な)
「(だからオレは洗脳なんかされていないんですよ)(すべてはオレの自由意思が選択したものです)」(的な)
「いや…そのような…尊い、考えがあったとは…」
「感動した」
「……(は!)」
「嬉しいです、兵長のお役に立てて」
(※リヴァイが王家の血を引いているので「お前と俺、ふたりが揃えば尊いことになる」と提案されているのかとエレンは受け取った、みたいな?)
~リヴァイ回想に入りまーす~
リヴァイ心の声「(ヒストリア)」
リヴァイ心の声「(絶対にお兄ちゃんが)」
リヴァイ心の声「(守ってやるからな)」的な
「ごめんな」
「え?」
「逃げるか戦うか…選べと言ったのは、俺だからな」
「…逃げるか戦うか、オレが選ぶということですか?」
66話『願い』
「リヴァイ兵長?」
「待て…」
「お前が(首を吹っ飛ばされ)心身共に疲れ切っていて、かわいそうだと思うから、俺が色々決めてやろう」
51話『リヴァイ班』
つづく
【解説やら感想やら】
夢見るイェレナをエレンが小馬鹿にして、リヴァイが「感動した」と言った途端に態度を急変させるシーンは、116話『天地』を使用しています
リヴァイが「ごめんな(ヒストリア)」というのは、59話『叫び』の104期ユミルの「ゴエンア」
こちらは、やってるうちに「おや、59話のユミルとヒストリアの別れっぽくなってきたな」となり、それを前提にシーンを見返していくと、座標が発動された時の
この画が
↑113話『暴悪』の、この画に似ていたので、ワイン繋がりでシーンを繋げられそうだったので、ユミルの「ゴエンア」付近と似たようなシーンになるようにしました
エレンがダイナ巨人の手を「ペチ」と叩く所も、何気にヒストリアがリヴァイを叩くのに似てるかも……
リヴァイがヒストリアに「ごめんな」と謝りたくなる事といえば、強引に女王になるように命令したことしか考えられないですよね
リヴァイにしてみれば、妹であるヒストリアの身を案じ、死と隣り合わせの調査兵団に所属するよりも女王として守られていたほうが良いとの判断だったんだろう(たぶん)
それなのに、あまりにも過酷な女王としての使命を負うことになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだった(兄として)
世界を滅ぼすことには反対のリヴァイ
けれども世界を滅ぼす道を選んだエレンとヒストリアが処刑されずに済む道はないものかと、リヴァイは一生懸命考え中で、その最中にイェレナの夢をエレンから聞いて感動した、という流れなのかな、と
で、最終的には(エルヴィンやハンジ達と合流後かな~?と予想してるけど)、エレンは最初からアルミン達を英雄に仕立て上げるために自分を討ち取らせることを計画していた、ということにしてしまえ、となったのではないかと
そしてエルディア国が変に決起しないよう、人類の8割が滅んだから直ぐには報復されないと信じ込ませ、その間にアルミンたちが世界と交渉するんじゃないのかなー
吹き出しの形が同じだったので、ユミルのセリフを少し変えて
「(そういうことか…だからジーク達は必死こいてエレンと接触しようと…)」
「(だとすりゃエレンやヒストリアにも)」
とリヴァイに言わせました
「だとすりゃ」の後を「エレンとヒストリア」にするまでに半日くらいかかった(笑)
最初は「壁の外の世界」にしてました
このセリフが決まったことで、エレンが脊髄液ワインのリスクを甘く見積もっていたことと、憲兵団は馬鹿集団だから無垢の巨人にしても構わないという認識しかなかった、という流れが出来た
全体の流れの指標として使ったのが54話『反撃の場所』の、リーブス会長とリヴァイの会話です
あ、ミカサについての記事は先になりそうなので、先に書いてしまおう
(ただし、全てちゅね考察・2021.9.25現在)
ミカサの身は、アニ操縦のファルコによりヒストリアの元に届けられる
その途中で海に漂流中のキヨミさんとイェレナを回収
島に到着後にエレン生首はヒストリアに託され、丁重に埋葬される(もちろん英雄として)(エルディア国はイェーガー派が取り仕切ったというから、エレン・イェーガーの亡骸は国にとって特別な存在になったはず)
(「エレディア国民が崇めるエレン」と、しっかりアニが言ってましたね)
ミカサは手ぶらでシガンシナ区に戻り、馴染みの木の根元に自分の“想い”を埋葬し墓を建てる(ちゅねの予想ではリヴァイのクラバット)
ミカサはエレンの命を奪ってしまったことへの罪悪感(ハンジの死に対する自分の気持ちもあるかも)からリヴァイへの想いを封印
↑ミカサもこれと同じ状態
ここらへんの詳細は『君だけだよ』シリーズで頑張って再現していきます
あと、↓ここで書いたことを考えると
リヴァイにしてしまった(力ずくで奪っちゃった)ことを恥じて、「エレンを想う自分」という居心地の良い場所に逃げこんだ、とも考えられるか?
もちろん実際にやってみたら、思っていたのと違ったという可能性は大なので、いま現在の考察ということで
クラバットには子種が付いているし、マフラーはリヴァイの右側の血を吸っているので、どっちにしろミカサはリヴァイに囚われてる
ミカサを島に置いてきたアニとファルコはアルミン達の元にとんぼ返り
それから最終決戦となり、巨人消失
ただ座標は残っており、ユミルの民は「道」で繋がっていることには変わりないのかなー?
(エレンとミカサが退場する形なんだよね)
そしてエルディア国を統制するのにキヨミさんとイェレナがヒストリアの協力者となるんじゃないだろうか
イェレナは元々優秀な人材ですし(女が主導していくっぽい?)
個人的にむちゃくちゃ素敵だと感じたシーンがそっちの方にあって(いくつかあるんだけど、その中でもピカイチ)、はやくそれをお披露目したくて、それが気力の源になってます(^^;)
うまく再現できてるかどうかは別だけどねー(-_-;)
【メモ】
エレンに説教する(←ウザいよね)ということで、ちゅねなりにエレンの問題点をちゃんと把握しておかないといかんので
https://r25.jp/article/986526559604729482
↑ヤフーニュースに載っていて、タイトルに反応して読んだんですけど、
ものすごく強い敵が目の前に現れて、その敵に対して「怒り」を感じていたら、無鉄砲に立ち向かっていけるが、敵に対して「不安(恐怖)」を感じていると、リスクを高く見積もるので、逃げるという選択をするだろう。
これがずばりエレンという人物の問題点を突いてるよね?
「怒り」に支配されているとエレンは何も怖くなくなる
エレンは怒りという感情に支配されると周りのことが一切見えなくなり、自分の命をも惜しくなくなってしまう
しかし、エレンを大切に想うひとが居る以上(エレンが死ぬと悲しいと思う人達)、問題は自分が死ぬだけということでは済まない(エレンを止めようとして誰かが巻き込まれるかもしれない)
一時の怒りに任せて誰を傷つければ尚のこと
これをエレンに分からせるにはどうすればいいか(^^;)
実にむずかしい問題だよねえ?
ほんと「怒り」という感情は自分を無鉄砲にさせると思う(-_-;)
エレンほどじゃないにしても
で、キヨミさんが言っていたように、他者を尊重する気持ちが大切になってくると思うんだけど、尊重するということは「これをやったら(言ったら)相手が傷つく」というのを認識していて、これは逆に言えば「何をやれば(言えば)相手が傷つく」というのを知っていることにもなるよね?
それが71話『傍観者』の、カルラを傷つけたキース
カルラを傷つけた時のキースも色んな感情が押し寄せてきて自分を抑えきれなくなり、「手あたり次第男に愛想を振りまき酒を注いで回るしか取り柄がない」などとカルラの生き方を侮辱し、あとで罪悪感にかられる
2話『その日』
84話『白夜』
2話と84話、この2つのシーンは同じように描かれているよね
圧倒的力を前にして、なす術もないエレン
2話ではダイナ(を筆頭とした無垢の巨人たち)、84話では決定権を持つリヴァイ(エルヴィン生存をのぞむ圧倒的正論&同調圧力?)
ただ2話と違い、リヴァイの気持ちの変化により、84話では結果としてエレンの望む形となったので、
↑これにはならずに
↓これになった
90話『壁の向こう側へ』
ここでリヴァイが適切な説明をしなかったせいで、エレンもフロックも勘違いした、ということなのだろうか……
エレンはリヴァイに選ばれた側、フロックは切り捨てられた側、みたいな
エレンは巨人の力を持っているから特別な存在で、フロックは雑魚(そう受け取ってしまったとか?)
もういっちょニュース記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7eb70ded8fd116f61bb3aa1a039f7497077f729
意見を言わない他者は、自分にとって人畜無害の存在。こういう人たちは、本当にどうでもいいので放っておく。けれど、自分の意見と合わない他者は、不快だから排除しようとバッシングをするわけです
↑これもエレンの根本の部分じゃないかなー
自分と意見が合わない人を不快だと感じるのは、まあ仕方ないことだとして(生理現象みたいなもんだ)
問題なのは不快だと感じるものを排除する行動を起こしちゃうこと(害虫駆除?(^^;)
排除するだけの「力」があるということ→これがライナーの言う「この世で一番それをもっちゃいけねえのは云々」かなあ?
エレンを見てライナーが感じたのは……、実は鈍臭いけど、負けたくないという気持ちだけは誰にも負けない的なもの?(う~ん考え中)
生れた時からずっと うっとうしい壁があった
うっとうしい壁=自分の意見と合わない不快な他者(うっとうしい存在)
互いに曲げられぬ信念がある限り オレ達は衝突する
オレ達がやることはただ一つ 戦え
(エレンの場合は怒りにかられると自分の命すら「どうでもいい」になってしまう)
エレンが排他的であることは……、これは多数派(ほぼ共通)意見だよね?
あ、あと、自分が正しいと思っている時に問題ありか(ない時もあるだろうけど)
……もしかして被害者意識が強いのか
ちょっと調べたら、“恩には鈍感で、恨みには敏感”と書かれていた(^^;)