【進撃の巨人】エレンとリヴァイの物語(その2)

最終話までのネタバレあり

 

2021.9.13 ダイナの歯茎(ハンネスの件)の部分のエレンについての見解を追記しました

2021.9.22 「父さんの前妻(ジークの母親)(エルディア復権派メンバー)が始祖と進撃を継承して…」とエレンに言わせちゃったとこ、思いっきり間違えてたので横線引きました(笑)

ごめんごめん、ひえ~(^^;)

 

 

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進撃の巨人で見た未来のためだったということは…わかるが」

「島の外にあるすべての地表を踏み鳴らさなきゃいけなかった理由は…何だ?」

「そこにある命を、この世から駆逐する必要があるのか?」

「(軍事施設を攻撃するだけじゃダメだったのか?)」

 

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(※123話『島の悪魔』のエレン脳内放送を読んでください)

 

 

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「すべてのユミルの民が殺されつくすまで止まらないだろう」

「オレはその望みを拒む」

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「壁の巨人は、この島の外にあるすべての地表を踏みならす」

「そこにある命を、この世から駆逐するまで」  

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「――って7度目だぞ」

「なぜ同じことを言わす?」 

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「エルディアと世界、どちらかが消え去るまで、この戦いは終わらないんですよ…」 

「オレ達がここでやらなければ…この先もこの殺し合いは終わらない…」 

「オレ達が繰り返してきたことがずっと続く……」 

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「――って同じ話をさっき話しましたよね?」

「なぜ同じ話を何度も聞き返すんですか?」

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「ただエレンの考えていることを知りたかった…」

「どうして単独でマーレ襲撃に至る選択をしたのか…」

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「本当に…ジークやイェレナに懐柔されてしまったのか…」

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106話『義勇兵

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128話『裏切り者』

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110話『偽り者』

 

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「……」

「……あ?」

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「オレが何をしようと、何を選ぼうと、それはオレの自由意思が選択したものです」

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「……」

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「鉄道開通式の夜にイェレナと密会したよな?」

「その後もエレンの自由意思だったのか?」
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「そうです」

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「いいや」

「お前は洗脳されている」

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「やはり…あのクソ髭に洗脳されてしまっている」

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「お前は悪くない」

「お前は最低最悪のクソ髭に洗脳されてしまった哀れな子供だ」

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「(勝手に人の気持ちをわかった気になってる……もしかして兵長モテない)」 

 

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「(誰かとそっくりだ)」

 

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「まだ何も知らない子供が…」

「自分が皆殺しにしたエルディア人の村の名前も覚えていないクソ髭から、耳カスほどの罪悪感も覚えちゃいねぇクソ髭から、本当にエルディアを救うつもりなのか知らねぇが当の人命に興味がねぇことは確かなクソ髭から、臭ぇし汚ねえし不細工で絶対にモテねえクソ髭から――」

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「――そう叩き込まれた」

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「…一体何ができたよ、子供だったお前が、その環境と歴史とクソ髭を相手に」

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(自信が揺らいできて、さっきまでの強気が消えてしまったエレン)

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「(よしよし、的な)」

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「お前には誰か助けてくれる人が必要だったんだ」

「俺は決してお前を見捨てはしない」

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「俺が…始祖の力でお前を治してやる」

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「みんなを救う時は、お前と一緒だ」

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ガシッ!

ピリリッ!
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「オレの記憶…」

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「一体何がしたいんですか」

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「お前がわかるまで見せてやる」

ジーク・イェーガーがいかにして弟を洗脳し、お前に民族主義を植え付けたのか」

「わかるまで何度も」

(リヴァイが始祖の力で魔法ワープ機能を使ってるとこ?)

 

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※ここから85話『地下室』を地下室に行くところまで読む感じでいいかなー?

 

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※このあとは2話『その日』のミカサの頭痛まで読む感じでいいかな?

 

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「さて… そろそろ行こうか」

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※(。´・ω・)ん? まさかリヴァイ(リヴァイに限らないかもしれんが)が始祖の力を使って覗きに来てる時に頭痛が起きてたりするのか?

※2話と85話と121話をリンクさせていくと、ちょうど頭痛の部分でリヴァイが次の記憶に行こうとする部分と重なるので

※リンクする(見比べる)シーンが2か所以上になると完全にちゅね脳のキャパオーバーで、頭がおかしくなりそうなのだ…

 

数日経ち、もしや未来からやってきたリヴァイがミカサの頭をグワシしてるとこかもと思いなおし、2話と85話を見比べていったところ、ちょうどリヴァイがエレンとミカサの頭を「グワシ」している部分とリンクできそうだったので、2話は流して次に行こうとしましたが、やりまおします~

 

記憶ツアーで85話に飛んだけど、廃墟と化した故郷を歩いているうちに、エレンの記憶が過去(2話)に飛んでしまった感じなんだろうか?

 

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「? どうした? 早く行くぞ」

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「この記憶、母さんが巨人に食われるとこです(みたいな)」

「壁の破片が飛んでいった先に家があって、母さんが瓦礫の下敷きになってて、オレとミカサで母さんを助けようと瓦礫をどかそうとしたんだけど、なかなかどかせなくて(みたいな説明をリヴァイにしたような?)」

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エレン「もしかして始祖の力で母さんを助けること出来たりしますか?(みたいなこと言ったりして)」

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「(やってみる)」

(※ハンジとミカサの存在は無視で)

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バリバリバリバリ

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出来なかった!

やっては見たものの柱がどかせなかったリヴァイ
「(この柱はさすがに…)(的な)」

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「子供二人じゃ助け出すのは無理だ、諦めろ(的な)」

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「おい、さすがのミカサも怯えてるぞ(的な)」

「さっさと逃げろ(的な)」

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「(どうにかして助けられないだろうか)(的な)」

 

※何気に過去ツアーアルミン編があるような気がしているんですが(-_-;)

※リヴァイ達とは別ルートで、最終話の感じからしてカルラ(ハンジも?)と巡ってる?王家の血が必要ならジークが一緒とか?

※この時のカルラの目線が誰かの姿を見つけたような感じにも見え、それがアルミンたちだったんじゃなかろうか…

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「母さんは何も悪くないのに…」

「生きながら巨人に食われなきゃいけないなんて…」(的なことを)

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「それで?」

「またミカサに助けてもらおうとしたのか?(的な)」

「確実にお前達二人が助かる方を選ぶしかないだろ、この場合(的な)」

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~リヴァイ回想~

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132話『自由の翼

(※これは入れないわけにはいくまい。完全にリンクするように描かれてるから)

 

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「エレン…母さんのためだってことは…わかるが」

「どうしても母さんの言うことが聞けない理由は何だ?」

「最期くらい言うことを聞くのも親孝行ってもんだろ(的な)」

「助け出せたとして、子供のお前が大人を担いで走れるとでも本気で思っていたのか?(的な)」 

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「それともミカサに担いでもらおうとでもしてたのか(的な)」

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「…母さんを助けることに必死で…」

「自分でも…ちょっと何やってんだろうって思いながら…勢いと流れに任せて…本当」

「…悪かったです」

(※最終話冒頭のエレンのセリフ使用)

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「それは俺じゃなくてミカサに言うべきだな」
「二人とも死ぬかもしれなかったんだぞ(的な))
「だがな…最終的に逃げることを選んだのはお前だろ」

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↑とにかく諦めないエレン

↑往生際が悪いエレン

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リヴァイ「(こいつら、ちゃんと逃げたんだよな?的な)」

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リヴァイ「(お、大人が登場したのか)」

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「(オイオイオイオイ)」

「(こいつ死んだな)」

「(さてはこいつの死を目の当たりにして、ようやく逃げる決心をしたんだろう、的な)」

 

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「確実に二人だけを助ける方を取るか、巨人と戦って全員助ける賭けに出るか…」

「お前達の母さんの願いに応えるか」

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「俺は確実な方を選ぶべきだと思ったが」

「だが、お前の母さんが選択を託したのはハンネスであり、そのハンネスは自分の恩返しを通す選択をした」

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「それならもう何も言うまい」

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「かくして――」

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「……俺も調査兵団団長ではないが(兵士長として?)ハンネスと似たような立場だった…」

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「こうなればお互い腹をくくるしかない、ハンネスはいい判断をした(的な)」

 (ハンジの件ね)

 

【途中意見】

完全に状況が被ってんのよ(^^;) 

「確実に飛行艇を飛ばして前に進む(後輩たちを助ける)方を取るか、地鳴らし巨人と戦って全員助ける賭けに出るか…」

「ハンジの願いに応えるか」

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↑ハンジの願い

リヴァイは素直なので、そのまんまの意味で受け取った

 

「自分の恩返しを通すか」

→ハンジはリヴァイの命の恩人なので、ハンジを助けるために自分が地鳴らし巨人に突っ込んでいく

 

→リヴァイが居なきゃジャンとコニーは死んでた→ジャンが居なきゃライナーは死んでた

 

……ハンジのとこがあまりに意地悪すぎて…笑っちゃうんだよ……( ̄▽ ̄;)

いや、ハンジの気持ちがわかるからさ

なんとなく過去の自分も似たようなことはあったような気がするし、こういう部分はいまだに持っていると思う

当てが外れた、みたいな

指されないと思って手を上げたら先生に指名されちゃった、みたいな

滅多に手を上げない生徒だったから、ちゅねの挙げた手が先生の目には光り輝いて見えちゃったんだろう

 

ダチョウ俱楽部の有名なやつだよね「おれがやる」「じゃあおれがやる」「どうぞどうぞ」

生死に関わることだから完全にブラックユーモアで、ハンジを理想化してた以前のちゅねなら全然笑えなかった

でも今は笑えてしまう(なぜなら、距離を取ることに成功したからドヤ)

( ̄ー ̄)

……これが良きにつけ悪しきにつけ人間の残酷性じゃないだろうか(ので、肝に銘じておくことが重要かな、と) 

 

ハンジを足止めに使ったことに関しては、元々リヴァイが悪いとは思っていないんですが……

ちゃんとハンジも覚悟の上だと思ってたのが落とし穴だった

たしかに「心臓を捧げよ」と言われたハンジの表情は引っ掛かるような描き方だったが(結構引っ掛かった人多いよね?)(あれ?)(おや?)(おかしいぞ?)(でもそんなハズは…)(もやもや…)(ざわざわ…)

ふたりが残る必要は無いから、ハンジかリヴァイか、という二択

作戦的にはリヴァイの方を残す方が正解だと思うんだよなあ

争点は、女を足止めに使ったことか?ってことになりそうだが

逆に言えばリヴァイはハンジを対等な立場として扱ったんじゃないのかなーと

それをハンジも受け入れているんだろうなーというのがちゅねの理想だった

 

それをちゃんとギャグとして描いたのが、ピークの「ジャン、私のことは心配しないで先に」「あ」ってとこだよね

これをさりげなく描いて読者を笑わせ、気づかずに残酷さを浮き彫りさせるという手法?かどうかはわからないけど

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 「さて、不足を確認して問題点を嘆く大事な儀式に移ろう」

 

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「母さんを助けられなかったことが悲しいのは…わかるが」

「ハンネスをボコボコにしなきゃいけなかった理由は…なんだ?」

「後頭部を肘打ちする必要あったか?」

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「…もう少しで母さんを助けられたのに… 余計なことすんじゃねえよ…、と」

「自分でも…ちょっと何言ってんだろうって思いながら…勢いと流れに任せて…本当」

「…悪かったです」

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「それは俺じゃなくてハンネスに言うべきだな」

「あんなでたらめ言って傷つけて…」

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「ハンネスさんは巨人に食われたので…もう言えません(的な)」

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「……」

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「ハンネスさんが巨人に立ち向かわなかったのは、オレに力がなったから、じゃなくて」

「ハンネスさんに勇気がなかったから」

「じゃなくて…」

「すべては… オレ達を助けるためですか?」
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「…だろうな」  

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「ハンネスは生き残ったお前らの恩人になった」

「子供たちを救うために、恩返ししたいという長年の自分の気持ちに背き、人道を貫いた」

「この世で最も敬意を表される存在だ」

 

(※……間違ってるかも(^^;))

 

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「それじゃあ兵長でもハンネスさんみたいに、母さんを見捨ててオレ達二人を守る選択をしましたか?(的な)」

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「…俺が万全だとしても、あの巨人に突撃する選択はしない(どっちみち柱がどかせないからな)(怪我人と子供二人抱えて逃げられないからな)(的な)」 

「誰かが囮になって敵を集団で引き付けてくれれば別だが」

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70話『いつか見た夢』

「…それは無理ですね兵長…」 

 

~エレン回想~

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14話『原初的欲求』で、壁を塞ぐ目的のためにエレンを守り、犠牲となったイアン他駐屯兵団のことをリヴァイに話した(かな?)

 

【途中解説&ちゅね考察】

という流れにしたのは、

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18話『今、何をすべきか』で描かれるエレンの脳内映像が、母親の死、104期生の犠牲、イアンの死なので

エレンの中で、14話の時の駐屯兵団たちの自殺行為が胸に突き刺さっているんだろう

エレンを守るために囮となったが(この時に限らずか)、その目的は壁を塞ぎ壁内人類を守ること

これは何気に、80話でリヴァイに獣を仕留めてもらうためにエルヴィンと多数の新兵が囮となったことと被っているので要チェック

 

18話は、エレンとリヴァイが「巨人を倒す」という共通の夢を持ち、夢の実現のために手を取り合った瞬間

ですが、アルミンの時と同様に、エレンとリヴァイの夢は最初から相違点があり、似たものでありながらも全く違うものだった

 

そして、エレンとアルミンの夢に食い違いが判明するのも、14話なんですよね

 

アルミンの問いかけ

「どうしてエレンは外の世界に行きたいと思ったの?」

アルミンの期待した答えは

「二人で一緒に探検したいから」

→外の世界に出たら、いろいろなものを一緒に見よう!

 

けれどもエレンの心は、この世で一番の自由を手に入れたという意味(価値)があれば、見る景色はなんだっていいということ

エレンの夢には必ず多数の他者が必要であって……、なんだろう、優越感? まあ承認欲求というのが一番的確か

 

エレンとリヴァイの夢の相違点も同じような感じで、エレンはリヴァイに認められたいけれども、認めてもらうリヴァイは「かっこいい英雄」でないと「おもしろくない」わけで、「つまらないリヴァイ」では意味がない

この気持ちは、ルイーゼがミカサに抱く気持ちと一緒=理想の押し付けなんですよ(おそらく)

この理想が崩れた時に「がっかり(失望)」が起きる

これは誰でも同じだよね

 

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※語りが長くなったので、同じことを書きます(^^;)

 

「誰かが囮になって敵を集団で引き付けてくれれば別だが」とリヴァイに言われたエレンは、「それじゃ無理だ」と諦め、14話『原初的欲求』で壁を塞ぐ目的のためにエレンを守り、犠牲となったイアン他駐屯兵団のことをリヴァイに話した

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↑イアン達の話を聞いたリヴァイの表情

 

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「今は(無垢の)巨人の正体がわかったので…」

「あれは…」

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97話『会議』

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87話『境界線』

「無垢の巨人は……“楽園送り”にされた…オレ達の同じエルディア人…」

「(少なくとも60年前から)マーレ人から脊髄液注射を打たれ、無尽蔵に作り出されていた殺人兵器…」

(※下手なりに要約したけど、ちゃんと合ってる?不安だ…(^^;)

 

【途中解説】

またまた途中解説ですが、「俺が万全だとしても、あの巨人に突撃する選択はしない」というのは135話でリヴァイがミカサを制して言うセリフです

このように、しばらくはエレンの再教育をするシーンが続くんですが(たぶん)、なんというか、教育というものがどうにもこうにも荷が重くて、ところどころで迷子になってしまって

苦し紛れに思い浮かんだのが135話のリヴァイのセリフでして

 

こうして色々と探しているうちに、2話、50話、70話、85話、135話が同じような描かれ方をしているのに気がつきまして……、シーンもバラバラだし、ここからどうしたらいいのか頭パニック状態になりました(;'∀')

131話の地鳴らしシーンも……

たぶん探せば他にもあるかもしれないけど、エレンの死後から始まる『リヴァイの悪夢編』のストーリーの方で使用するという可能性もあるので、ちゃんと取捨選択をせねばならんという

 

何度か使えるように、ちょっとずつ、ずらして描いてるんだろうか……

 

何を言っているのかわからねーと思うから、わかりやすいシーンで説明いたしますと……

と、ちゅねも処理能力ギリギリの状態でやってんので、これは分かりやすから説明に使おうと思っていたものが、想っているうちになんだったか見失ってしまって!(;´Д`)

そうのうちわかりやすいのがあったら

 

パターン化して描いているにも関わらず、ぜんぜんそのことに気づかないのは、ストーリーが変化にとんでるからなんだろう……(ほんと、すごい設計力で、ちゅねはそれを想像しただけで気が遠くなってしまう)

 

135話のコニーのセリフ「そんなもん…」といえば、50話のエレン「そんなもん、何度でも巻いてやる」があり、135話にはまるでマフラーに見立てたかのようなエレン巨人の首に爆弾を巻くシーンが登場

たぶん「マフラーを何度でも巻いてやる」という殺し文句は、「自分でも何言ってんだろうって思いながら」「勢いと流れにまかせてつい」言ったものなんじゃなかろうか(-_-;)

この肩透かし的アイテムと似たようなものに、漫画版『風の谷のナウシカ』で、ナウシカが腕に巻いてたアスベルの包帯がある

……あれは、いったい……、なんだったの?状態で終了(笑)

あの包帯だけを希望に、途中から難しくてさっぱりついていけなくなった物語を最後まで読んだのに!

(〃`3´〃)

(今現在は考察のおかげで理解できました)

あれに意味があるとすれば、ナウシカがアスベルと想っていたというだけのことで、ミカサのマフラーにしても、マフラーに重要な意味を持たせたのはミカサの一方的な想いのみであり、エレンにとっては「そんなもん」いくらでもくれてやるよ?ってことだと思う

例えるなら、有名人のサインとか?

ファンにとっては神棚に奉るほどの品でも、書いた人にとっては「いくらでも書いてやるよ~」みたいな(^^;)

(いい例えだな)

 

そんなこんなで、次のシーンに繋げるために、ここは再び力技というこじつけを使います(すまん)

135話と50話がリンクしているので、50話に飛び、50話冒頭でカルラ登場

(135話でリヴァイの「突撃しない」で、49『突撃』を避けて50話とか(笑)

母さんから「ミカサを守ってみせな」と言われてたのに、まったく逆のことをしようとしてたとエレンは反省

この感じが、母ちゃんから立派な兵士になれと言われてたのに、子供のファルコを犠牲にして母ちゃんを生き返らそうとしちゃったコニーと状況が似ている

というわけで50話から126話にとび、

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126話『矜持』

↑これを使用します

ちょうど最終話冒頭のエレンとアルミンに似ている

語らいの後のコニーとアルミンは祝賀ムードにあふれた街中で腹ごしらえをしてアニと合流しますので、似たような雰囲気である70話にとびます

70話ではアニと同僚だったマルロがエレン達調査兵団に合流するところも被っていますよね

ガビとファルコが駐屯兵団から合流したフロックたち

憲兵団から来たのはマルロだけだったんじゃなかろうか

 

というわけで、再開します

 

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「ハンネスが助けてくれなかったら、どうなっていたと思う?」

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「母さんが食われる前にオレとミカサが巨人に食われてました」

「父さんの前妻(ジークの母親)(エルディア復権派メンバー)が始祖と進撃を継承して…」

↑ごめん、間違えた、継承前だったね(^^;)

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「そうなりゃ母さんを苦しめるって…  考えりゃわかることなのに…」

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「――って、母さんには何度も言われてたのに」

 

「なのに息子は…、何も学ばなかったばかりか、ミカサを地獄に道連れにしようとしようとした」

 

 

【ちゅね考察】

何度もすまん

ここ、ちょっとよくわからん

ハンネスが真っ二つになった時、エレンが笑った意味はハンネスを助けられなかった自分への嘲笑だと受け取っていたけど、ひょっとして違うの?

何も出来なかったハンネスのことを笑ったの???

という疑念を抱いたのは、

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ダイナ巨人の歯茎の部分が、あきらかに

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この歯茎と一致するよね(ご丁寧に立体起動装置のガスの部分も一致している)

歯茎シーンは他にも存在しているので気が付いた時点で附箋つけなきゃならん

 

アルミン「ハンネスさんが真っ二つになった時笑ったのはどうして?」

エレン「…さあ わかんねぇ」

 

~アルミンパンチ~

 

エレン「…痛ぇ」

アルミン「わかんねぇじゃないだろ!? 僕は許した覚えはないぞ!!」

 

アルミン

「ハンネスさんの気持ちを無下にしたことは、どう思ってるんだ!?」

「命がけでずっと僕たち(エレン?)だけを見てきたハンネスさんに!?」

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2話『その日』

アルミン「↑のことは忘れろで済まされると思ってるのか!?」

 

ということ?(^^;)

 

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エレンとコニーの表情が同じだよね?

 

偶然にしては出来すぎているので、ちゅねは自信を持った!

つまり続くエレンのセリフはこんな感じになりそうだ

 

2021.9.13追記

ちょっと頭整理できたので訂正(^^;)

エレンが感情に任せて突っ走ってばかりいるから、エレンを大切に想う人たちが放っておけずに、命を落とすことになっているということか

「オレのことは忘れてくれ」「放っておいてくれ」で済む話じゃない

エレンは、この部分がわかっていないので(自分が誰かにとって大切な存在であることかな?)、ここを分からせないといけないというわけか

でも、エレンは誰かにとって大切なだけじゃ満足できず、一番じゃないとダメ(かもしれない)

“自分がやらないといけない”という気持ちが堪えられない、というのもあるよね?

-----------------------------------------------

(母さんには自分の感情を堪えなさいと言われ続けたのに)

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「(遂には)ハンネスさんまで巨人に突撃させちまったんだ……」(的な)

「オレは…」

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「ジャンの…言う通りだ」

「オレは…一にも二にも進むことしかできねぇ死に急ぎ野郎だ」

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「巨人の力が無かったらオレは何回死んでんだ…?」

「その度に…みんなに助けてもらって…」

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112話『無知』

 

「オレはみんなを(戦いに巻き込み)地獄に突き落とす…」(的な)

(※むずかしい……)

 

(↓※「地獄」という言葉に反応したリヴァイの回想=トラウマ かなあ?)

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特別編『リヴァイ兵士長』にとんで、「チクショー」まで読めばいいかなあ?

 

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リヴァイ心の声「(ははは… ハンジには敵わないな)」

(↑※その後はハンジに言われたことを金言とする)

 

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29話、30話、リヴァイとミカサが合流するところまで読む(でいいかなあー?)

 

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リヴァイ心の声「(ははは… ミカサには敵わないな)」

 

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(※↑ミカサに言われたことを金言にしたリヴァイ)

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2ページカットしてあるので、70話『いつか見た夢』でザックレー登場シーンを読んでください

 

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(※このザックレーの発言で、エルヴィンとザックレーの中で秘密(本音)の共有があったことを見抜いた感じか?)

(※腹に一物抱えたふたり、みたいな)

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「…つまり」

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「お前が“イノシシ野郎”で、ジャンが“勘違い野郎”」

「――である可能性が高いと…」

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「俺は大方…潔癖野郎といったところか」

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「ハハハ…」

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「そこは普通 “くそチビオヤジ” ですよ」

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リヴァイ心の声「(ははは… エレンには敵わないな)」

 

(※ここはどうもリヴァイが面白いことを言うシーンっぽい)

(※19歳の若者エレンに一生懸命合わせてる感じかしら?(^^;)

(※ここは自分のツボに合わせて各々で過去の中から探し出しましょう!)

 

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兵長…」

「今日は… よく喋りますね」

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「バカ言え」

「俺は元々結構喋る…」

 

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「…すみません」

「オレが…」

「あの時…」

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「選択を間違えなければ、こんなことに…」

兵長にもケガまで…」

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「言っただろうが」

「結果は誰にもわからんと」

 

(※ここでエレンが反省して良いものだろうか?)

(※兵長に怪我とは、雷槍爆破のことなのか?)

(※それともここはハンネスの件に留めといたほうがいいのか……「ハンネスさんが死ぬことも無かった」的な感じ)

(※ひょっとしたら順番違うかもしれない(;'∀')

(※とりあえずは、このままにしておきますorz)

 

 

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~エレン回想~

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66話『願い』

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2ページカット

67話『オルブド区外壁』にて読んでください

 

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(※入れるシーンはこれでいいのかなあ?といった状況です(^^;)

(※リヴァイに褒められるシーンを選んだ)

(※違うと思ったら差し替えるんで)

(※ただ、66話に女型のシーン&5巻表紙に似た画が描かれてるのはポイント高い)

~エレン回想終わり~

 

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~リヴァイ回想~

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このあと2ページカットしました

72話『奪還作戦の夜』を読んでください

(※流れ的に、エレンとジャンの殴り合いの話から、その日のことを思い出した感じかな)

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~回想終わり~

 

 

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「ただ…俺達がすべきことは自分のした行いや選択した結果に対し」

調査兵団として最後まで責任を果たすことだ」

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~ふたたびリヴァイ回想~

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132話『自由の翼

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133話『罪人達』

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57話『切り裂きケニー』

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58話『銃声』

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113話『暴悪』

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126話『矜持』

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108話『正論』

 

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「俺達は巨人を一匹残らず駆逐した」

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「そうだろ?」

 

 

(その3)へ続きます

 

(※ここ、何度もやり直ししまして、どうにかこうにかこういう形に落ち付きました……(T_T)

ぎぶあっぷ!に近い形です

(※97話『手から手へ』のライナーとエレンのシーンと同じようになるよう、リヴァイでは回想部分に何が当てはまるのか探していったんだけど、いくつか候補があったので、どれを選んだらいいのか……こんがらがった)

(※もしかしたら今後の展開で入れ替えあるかもしれないけど、とりあえずこれで)

 

ほんとはこの後、もうちょっと進めてから(その2)終了と行きたかったんですが、もう一度見直ししてから記事上げようとした今日(9月8日)になって、重要シーンが丸々すっぽ抜けていたことが判明(しくしく)

それを入れるとかなりページが重くなりそうだったので、区切るとしたらここしかないと思い、ここで「つづく」としました

 

思えば、このあとのシーンがちょうどまた最終話冒頭のような感じで始まるのよ

 

というわけで、当初の(その2)が既に3つの記事にわかれちゃいました(^^;)

前回、『エレンとリヴァイの物語』は(その3)で終了すると思うみたいなこと書いたけど、とてもとても……

(その8)まで続きそうかな( ̄▽ ̄;)

目標、『エレンとリヴァイの物語』は今年中に終わらせたい

 

 

【解説やら感想やら】

エレンの記憶ツアーはまだ折り返し地点にも到達していないので、リヴァイのトラウマをどこまで掘り下げたらいいのか塩梅がわからず、むちゃくちゃ不安な状態です

最初の段階では、エルヴィンやマルロ達の特攻の件について入れすぎてしまい、配分的に違うと思い、やり直し

やり直し、やり直し、

やり直しているうちに32話『慈悲』のエレンとリヴァイのシーンと、72話『奪還作戦の夜』を組み合わせると、ちょうどリヴァイがエルヴィンの部屋を出ていくとことピッタリ合わせることが出来たので、「よし!」という満足感を得られました(あくまでも自己満足)

 

ハンネスさんの死についてエレンが反省するところは126話『矜持』のコニーを使っています

聞き手アルミンがリヴァイになるわけで、あの通りに進めると、コニーの反省の弁を聞いたアルミンが「僕も、団長の代わりになれなかった」とコニーに心情を吐露する

これがリヴァイの場合だとどうなるのか?

会話の前後から、エレンがみんなを地獄に導いてしまう自分を嘆いているので、リヴァイも「同じだよ」ということになるが、ここで認めると記憶ツアーが終ってしまうという(^^;)

なんか違うなー……と

 

ということで、リヴァイの分析

リヴァイは、犬死をするのもさせるのも嫌っており、死者に意味を与えることに固執しているところがありますよね

ハンネスの死についてリヴァイがエレンに説教かますとしたら、「ハンネスの死に意味を与えるのがお前の役目だ」的なことになりそうで、そこでエルヴィンの最期の演説(いわく詐欺師まがい)を思い出し、リヴァイに説教させてみたところ

「死んだ兵士に意味を与えるのは生者である我々」

「我々はここで死に 次の生者に意味を託す」

というのが、エレン・クルーガーの「その行いが報われる日まで進み続ける、死んでも、死んだ後も」と同義なことに気が付きました

そこで88話に飛び、該当箇所前後をとんでみたところ、80話とリンクできそう

80話の

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80話のここから後数ページと

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70話『いつか見た夢』の合流マルロ、フロックたちのシーンは完全に同じような感じ(構図?)(なんていうのが相応しいのかね?)で描かれる

 

そしてエレンの性質として「ジャンには負けたくない」というのがあり、97話『手から手へ』のライナーとエレンの語らいを思い出す

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↑このライナーの印象的な口元は、ハンジとイェレナとコニーでもあるんだけど……リヴァイにも似た感じのあった

それがこれ↓

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というわけで、注意したうえで97話と79話を見比べていくと、やはり同じような描かれ方をしている、ということがわかる

79話97話というのも、完全に意図的だよね……(^^;)

88話97話は夕日、126話は朝日かなー

79話はベルトルトの光臨で白夜

夕日といえば、108話『正論』のエレンたち104期生の語らいを思い出すし、108話には印象的な口元のハンジとコニーが描かれるから、今回(『エレンとリヴァイの物語』)には関係なくとも、どこかでリンクが起きてくると思う

 

問題なのは、これらをひっくるめて、どう処理すればいいかということなんすよ……

(ここは各々が各々で……ごにょごにょ)

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ただ、120話『刹那』のジークの口元が同じだったので、差し込む場所は固定された

(記憶ツアーの割と早い段階、次の記憶に移動する前ということ)

 

108話『正論』のハンジの口元「それが調査兵団だろ」のあとに描かれるリヴァイの表情を使用した

↓これね

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これについては、エルヴィンにしろハンジにしろ「知りたければ見に行けばいい」「わからなければ理解しに行けばいい」といった言葉の先に、「巨人のいない世界を実現させるために俺達(調査兵団)はいるんだよな?」というリヴァイの期待がある

エルヴィンの真意は違ったわけだが、エルヴィンはリヴァイに真意を打ち明け、最終的には自分の夢を諦めた

あの時は、どっちみち大勢の新兵達の命は助からなかったから、選択としてはエルヴィンを逃がして助けるか、リヴァイが獣を討ち取って(結果的に)生き残るか、になるのかな?

で、エルヴィンは正直に「自分はこんな時でも“地下室”のことばかり考えている人間だ」ということをリヴァイに告げて、リヴァイに選択を委ねた、と

 

ハンジの場合は……お互いに本音をぶつけ合ってはいないんだよなぁ(男と女だから?)

男は女に対して、女は男に対して、カッコ悪い部分を見せたくないというのは実際にある(と思うけど)

 

そんなこんなで、リヴァイについては、エレン・クルーガーのシーンを通るさいに、一端ライナールートを辿ってもらうことにした

上辺だけのアニキ面する半端なクソ野郎コースということですよ(笑)

リヴァイはライナーの後追いしているということになりそうです

 

リヴァイはライナーとは根本的理由が違う……と思い込んでいたんだけど、これはただの贔屓目だったかもしれん

ライナーも私的な理由(英雄になりたいとか、家族みんなで暮らしたい)はあれど、すべては任務という言葉で片付けられますよね……

リヴァイ(達)も正義という名のもとに、ロッドレイスと対立しサネスたち中央憲兵を殺しまくったわけだから

 

ライナーとリヴァイの違いは、ライナーの場合は「みんなから尊敬されたい」という劣等感を持っていたのに対して、リヴァイは「みんなから尊敬されている」というのが先にあった

リヴァイは自分の存在が他(下の世代)に影響を与えてしまうことを感じて、自らを律していった(というのが今回の記事を書いていく中で判明した)

 

リヴァイについてはさんざん誤解して書いてきたので、そのつど修正していきますよ(^^;)

仲間や大勢の若い兵士たちの犠牲の上に今の自分の生があるという事実が、リヴァイにとっては他人に気軽に吐露できないほどの大きな心の傷(トラウマ)となっていて、自分で自分を誤魔化さないことには正常を保っていられない状態なんじゃないだろうか

一歩間違えれば軽蔑されるかもしれないという恐怖もあるから

あの場合は仕方ないと思うけどねー(そう言ってくれる人をリヴァイは求めているんじゃなかろうか)(エレンにそれを求めたのかなー?同士として)

(リヴァイの心境は、首吊りおじさん一歩手前状態)

リヴァイはこの状況から早く逃れたいと思っている

でも決して死にたいというわけじゃなく、むしろ幸せになりたい=報われたい=この戦いが終わったら結婚したい(ミカサと)

……至って普通の人の感覚だと思う(←ミカサの件は完全独りよがりだけど)

逆に言えば、戦いが終わるまでは幸せになってはいけないと思っているわけで(戦いが終わるまで、死んでいった部下たちのために身を捧げることに決めた、的な)

で、禁欲したと

それが勘違いを生んでしまった(主にエレン、ハンジ、ミカサに)、みたいな(;'∀')

 

↓しかしながらの、この不穏な空気

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最終話『あの丘の木に向かって』

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80話『名も無き兵士』

「俺は(エルヴィンと新兵達を地獄に落とす方を)選ぶぞ」の顔っぽいか?

 

リヴァイのセリフを「そうだろ?」にしたのは、59話『外道の魂』でリヴァイがジャンにそう言うのを思い出しまして、もしかして同じように描かれていないか見比べて言ったら97話アニの「吐きそう」と59話アルミンの「ゲロゲロゲロ」がぴったり重なった(笑)

重なったというのを説明いたしますと、59話リヴァイ「そうだろ?」と97話ライナー「お前ならやれる」を起点にして、前へページをめくっていくと、ちょうど「吐きそう」と「ゲロゲロゲロ」が重なります

あと、弾丸と、銃で撃たれる中央憲兵の女とか

 

エレンと記憶ツアーに出て再教育を試みたリヴァイが己のトラウマに苦しめられる、というのも、途中で気が付いたのよ

初期の記事の内容は、ほんとにただ流すだけでもっとギャグっぽい感じだった(;'∀')

流しちゃ駄目なのね……(当たり前か)

ちゅねが世界観や勢力関係などは二の次三の次で、人間ドラマ至上主義で読んでる弊害が出てくるよね……

 

ということは、気づかないでスルーしちゃってる箇所も多々あるし、シリアスにすべきシーンを違う感じにしちゃってるということは今後も多々あるだろうかと(-_-;)

リヴァイのトラウマシーンは、24巻97話『手から手へ』のライナーとエレンのシーンを使い、あのシーンに描かれる画をヒントにして、リヴァイ関連の似たような画(シーン)を探し出してきて並べていきました

同時に88話『進撃の巨人』も

 

例えば、

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↑これに似たようなリヴァイに関連したシーンと言えば

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これしかないわけで

 

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↑これは ↓これ

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でも、↓これっぽくもあり

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特別編『リヴァイ兵士長』

巨人の足元に倒れる兵士達が、膝をつくエレンっぽい

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これは上記したリヴァイの元部下とエルヴィンの遺体

巨人に食われているところは、やはり上記したリヴァイの元部下、そして女型に食われたエレン&殺されたペトラ達

エルヴィンではなくアルミンを生かすことに決めた後の、アルミン巨人がベルトルトを食うシーン

 

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↑これがちょっと変則っぽい?

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該当シーン42話『戦士』のライナー(ひきつり笑い)

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72話『奪還作戦の夜』のエルヴィンが同じように引きつり笑いしていたので、このシーンを使用してみたところ、うまくいった(ように感じた)
ひきつり笑いと言えば

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最終話アルミンのこれだけど、今回はあまり意識しなかった(あまりにも頭が混乱してしまって)

そして、42話のライナーのセリフ

「ただ…俺達がすべきことは自分のした行いや選択した結果に対し」

「戦士として最後まで責任を果たすことだ」

を「戦士」の部分を「調査兵団」に変えてリヴァイに言わせました

 

ライナーの「じゃあな」は、132話で飛行艇の中でリヴァイがハンジにむけて呟く「じゃあな」

「頼んだぞ相棒」でベルトルトの背中に拳を打ち付けるのは、ハンジへのお別れの「心臓を捧げよ」だな、みたいな感じ

弾丸や銃は、特攻関連、弾となる兵士

 

子供3人を置いて馬で逃げた罪悪感で自殺しちゃったおじさんというのは、どうもリヴァイに重ねて描いたエピソードだよなあ

 

リヴァイとエレンの会話で使用している画像は、ほぼ72話『奪還作戦の夜』85話『地下室』からです

使用する他シーンを見つけたら、ひたすらそれと同じような表情を85話から見つけて使う感じです

ほぼ順番通りに使用していってるんですが、これまた途中で「あれ、こっちだったか?」みたいな迷子になる

ところどころ間違って使用してると思うけど見逃して(^^;)

セリフ部分も色々違ってると思うが(以下略)

何度やっても読み替えずほどに違うような気が(以下略)

大きく見れば、リヴァイがエレンを救うために“いい人”になるよう教育しようと試みている、ようになれば――

 

ここまで考察してきて思ったこと

ちょっと『王子と乞食』っぽいかも(子供の頃に絵本かアニメかで見ただけのざっくり知識しかないが)

この話では、王子も乞食もリヴァイですが(リヴァイはもちろん完璧な人間というわけじゃないけど、ちゃんとした良識人で、エルヴィンが脊髄液注射の最終判断をリヴァイに託したのは、リヴァイがちゃんと「人類のこと」を想い、「人」を尊重する人物(努力家)であると信頼していたから、かなあ?

……と、こういう人物でも欠点をつつくように描いていく物語( ̄▽ ̄;)

リヴァイについては、さんざん突き落としたキャラなので、いまでは評価うなぎ上り

もうさすがに大丈夫(見落としてるどんでん返しはない)と判断できるからこその評価ですが

 

あと、88話『進撃の巨人』でのエレン・クルーガー役がリヴァイだったことでふと気が付いたが、グリシャ=エレン、ダイナ=ハンジ、ですな

といっても、完全に関係性が一致するというわけじゃないけど

もちろんグリシャの妹フェイ=ミカサになるが、ミカサは死んだわけじゃないし(エレンの場合、食い殺されるのが妹(ミカサ)じゃなくて母親)

それで二人とも怒りメラメラ!!

……あ、いや……フェイは3匹の犬に食い殺されたんだっけ(でフクロウはそれに一枚かんでるわけで)

それと似たようなことが今後ミカサに起きるわけか

エレンのせいって言えばエレンのせい?(^^;)

(野外で、マフラーで首絞めが犬の首輪とリードっぽいし……、コニーとジャンに見られて……ごにょごにょごにょ……)

(リヴァイが蛮行に及ぶことは、微に入り細に入り表現されてるから、もう揺るぎない)

 

↓新たに見つけたリヴァイの今後を予告する画

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136話『心臓を捧げよ』
オカピ巨人が蛮行に及んでるリヴァイで、右側で倒れてるハゲ巨人が蛮行に及ばれてるミカサ

猿っぽい巨人がミカサにプンスカするリヴァイと、リヴァイにプンスカするコニー

アニと猿巨人の間に見える巨人は、サラサラサラロングのエレン巨人、立体機動装置つけた二人の姿

アニが猿巨人を喉輪?してるのは、アニがリヴァイに制裁を加えるっぽいし

アニの足の辺りから覗いているのは、草葉の陰か???

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86話『あの日』

うーむ……、オカピ巨人とハゲ巨人に似てるといえば似てるな

あの禿げ上がり方はグロス曹長を表してるっぽいし、グロス曹長とリヴァイが重なるように描かれている箇所もある

なぜ重ねて描いているのか腑に落ちなかったんだけど、グロス曹長も任務に忠実なだけか……?

無垢の巨人を“人間”とみなしていなかった時は、リヴァイも(もちろんハンジも)みんな平気でフェイがやられたようなことをやってただろうし、心は痛まなかっただろう

 

で、オカピ巨人と猿ということで、どことなく意馬心猿っぽくない?

kotobank.jp

馬と猿が出てくる表紙といえば20巻で、そのせいでリヴァイは傷を負うということだったり?

実際の20巻の内容ではリヴァイは怪我してないわけだから

オカピか豚か」というのも、「キリンかオカピか」→「オカピか馬か」「キリンか馬か」かもしれんし(^^;)

オカピの舌がキリン模様だからさー(キリン科か)

オカピについては刈り上げを指していると思ってるけど、キリンは首長ということでエレンのことだね(シュール)

オカピ(刈り上げ)かキリン(首長)か

 

グリシャは「エルディア復権派」での活動の中でダイナと知り合い、惹かれあい、くっつく

これもエレンとハンジとほぼ同じ

調査兵団」としての活動の中で知り合い、巨人研究がおもな目的だったハンジはエレンを必要とすることが多かった(グリシャは復権派という活動の特色上、王家の血を引くダイナとの関係性が強かった)

グリシャの失態(子供の教育失敗)で復権派壊滅状態

エレンの単独行動が原因で調査兵団壊滅

グリシャはダイナの命だけは助かるように、ダイナは王家の血を引く人物であることを打ち明けたが、フクロウがその情報を握りつぶし、さらに自分の志(エルディア復権)のために敵側に渡るくらいならとダイナを無垢の巨人にしてしまう

エレンは(たぶん)ハンジを戦いから遠ざけるために敢えて強い口調でハンジを傷つけた(←不器用)

けれどもリヴァイにそそのかされて(言葉悪いけど)ハンジは最前線に復帰、命を落としてしまう

エレンもまさかハンジが最前線にいるとは思ってなかっただろうね

……もちろんリヴァイはエレンとハンジが懇ろ関係だったのを知らなかっただろうし、悪気は全くなかった(まして妊娠してたことを知ってたら、結果はぜんぜん違ってただろう)

ハンジは同志であると思い込んでたからこその行動だったんだろうけど…

なにもかも上手くいかないもんだねぇ……

歯車が狂いまくっちゃって

“無知”を、どう捉えるかってことだろうか(^^;)

……あ、いや……、あの時のリヴァイは男×3されて、子供出来ちゃった疑惑中で、この戦いが終わったらミカサに求婚しようとしていた夢が終ったかもしれなくて、意気消沈中だった

で、それならもうひとつの念願である「巨人の世界を終わらせようと」と気持ちを切り替え、くわえて最後にもう一度ミカサに会いたいと思っての行動か(異論は認める)

 

フクロウとして活動し続け、あと一歩という所でグリシャの息子に妨害されてパアになったエレン・クルーガーと、ここも何気に一緒ですね(^^;)←リヴァイの夢はエレンとハンジの子供に邪魔され(そうになった)←ハンジはお腹の子をリヴァイの子と偽ろうとした疑惑が一層高まった

 

 

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