【進撃の巨人】レベリオ襲撃から地鳴らし/アルミンとアニ

※138話までのネタバレあり

 

 

レベリオ襲撃 

レベリオ襲撃が、リヴァイのミカサ襲撃を表している

(本当のレベリオ襲撃は、元々はジークの計画でマーレ軍の巨人の力を全てを奪うことが目的だったのかな?)

結果的に奪えたのは戦槌だったけれども、ウィリーの妹を食ったことでエレンは撤退を決めた

この戦槌を奪うまでの過程がミカサ襲撃の暗喩

 

エレン=リヴァイ

ウィリー・タイバー=エレン(ミカサの兄)

ウィリーの妹=ミカサ(エレンの妹)

顎の巨人=コニー

 

どうもリヴァイがエレンの後追いしている感じなんですよね

というか、ふたりは似たようなことをしていて、最後に重なるという恰好なのか

 

エレンの目的は、リヴァイを手に入れること

リヴァイの目的は、ミカサを手に入れること

 

エレンはリヴァイの気を引くために騒動を起こし自らの命を危険にさらすことで、リヴァイが助けにきてくれることを狙っている

リヴァイはミカサの気を引くために、自分が大けがで痛くて動くのも大変なんだということをアピールして、ミカサが自分を守ってくれることを狙っている 

 

エレンもヤバいけど、リヴァイもヤバいな

けど、リヴァイの場合は、多くの人の命(世界)を救う行動をしながらやってることだからさ(^^;)

エレンはその真逆で、リヴァイの気を引くためだけに、多くの人の命を奪っているからシャレにならんのだよ

 

あれかー、

簡単に言うとリヴァイは、子供が親の気を引くために自傷行為するのと一緒なんじゃない?聞いたことがある

もっと身近な例えでいえば、親が優しくしてくれるので、風邪が治ったのに治っていないフリをして粘るのと一緒(ちゅねもやったことある)

 

エレンの場合は、無差別殺人を起こす犯罪者の心理と似ているけど、エレンの目的は親の気を引くためじゃなく恋焦がれる相手を振り向かせるためだから、さらに向こう側にあるやはり『八百屋お七』系だと思う

 

満ち足りない気持ちの違い

エレンについては、失踪前はみんなのために世界を滅ぼそうと考えていたと思う

父親の記憶でも、自分が地鳴らしをすることを見ているし

でも131話『地鳴らし』でも書かれた通り、自分がそれをやることに半信半疑だし、恐怖すら感じている

大量の人の命を奪う決意をするまでには、あと一歩、何かが足りない状態だったんじゃないだろうか

ヒストリアを巨人にする決意が出来ずにひとりで問題を抱え込んでいた時のように

(しかしヒストリアの件については、ジークという存在が現れたことで解決した)

 

なんだか心が中途半端のまま、マーレに来る前に色々と行動を起こしていたこともあり、当初の計画通りに失踪したものの、

エレンはライナーが子供たちを引き連れて楽しそうに暮らしている姿を見かけてしまい、

f:id:tyune:20210329184124j:plain

100話『宣戦布告』より

自分のやろうとしていること(人のために自分を犠牲にすること)が虚しくなってきたんじゃないですかね?

こんなことをやって自分に何が残るんだ?っていう

 このエレンに近いシーンが……

f:id:tyune:20210329184839j:plain

71話『傍観者』より

これじゃないのか?

 

このあとのキースは調査兵団を続けるけれども、子供を抱いたカルラと街でばったりと出くわたことで、自分のやっていることに完全に意味を見いだせなくなってしまい、調査兵団を去ることになるよね

 

てか、エレンの初恋の人はやっぱりライナーか

でも、まさかガビのことをライナーの娘だと思いこんだということは……ガビっていくつだっけ?(^^;)

エレンはカルラの「特別じゃなくてもいい」という言葉を思い出したんじゃなかろうか

あと4年しか生きられないのだから、せめてそのわずかな時間を自分のために生きたいと考えるようになった

 

エレンは父的なパートナーを、リヴァイは母的なパートナーを求めているってのが基本だと思う

ふたりの似て非なる部分はここだったのか

 

f:id:tyune:20210328223936j:plain

70話『いつか見た夢』より

 

グリシャに頭を撫でされているミカサを見るエレンの顔、心の底から気に食わないといった表情だよね

ミカサはいい子だし優秀だし、父親をとられたような気持ちになっているんじゃないか?

カルラがそっぽを向いてるということは、エレンにとっては母性よりも父性を欲する気持ちが強い傾向があるということじゃないだろうか(もしくは母親からの愛情はたっぷり注いでもらったので飢餓状態じゃない)

父に振り向いてもらいたい、父に認めてもらいたい、という気持ちが元々強いのかもしれない

ベッドに横たわった母が起き上がるのを待ち続けたリヴァイに対して、エレンは行方知れずの父の帰りを待ち続けていたわけだから

 

リヴァイが求めているものが母性なのだから、そりゃエレンの気持ちには応えられないわ(^▽^;)

エレンの父的なパートナーになり「いい子いい子」してあげることよりも、自分が母的なパートナーから「いい子いい子」してもらいたいわけだからね

f:id:tyune:20210329111111j:plain

70話『いつか見た夢』より

 

エレンは自分の頑張りに対し、再びリヴァイからこうやって労ってほしかったのだろうと思われる

しかしながらリヴァイからこうして労ってもらえるのはミカサだという( ̄▽ ̄;)たぶんね

(ハンカチは無いだろうけど)

うーん、グリシャといい、ミカサはエレンの欲しいものを盗って行ってしまうのか(エレンの「嫌いだった」発言は本心だと思うぞ)←優秀なきょうだいを妬んでしまう気持ちと同じ

 

自由の翼のエンブレムもさ、陰陽で、エレンとリヴァイを表しているような

どっちがどっちだかわからんが、なんとなく白い方がリヴァイっぽいよね(翼を持つものと考えたら)

 

エレンは左目潰して包帯、リヴァイは右目潰して包帯で、対になったよね

エレンは弾丸、リヴァイは雷槍で、ふたりとも自傷行為みたいなものでしょ

 

大地を母(女)、天を父(男)とした場合、天は母(女)を欲し、地は父(男)を欲するのが通常の形

エレンは本来「天」であり、地を欲するべきところを天を欲したために地に落ちた、とかいうと、なんかいい感じしない?(何が)

まあ陰陽といえば女と男で、エレンは男でありながら男を求めてしまった、とも言える

 

ジークはエレンの気持ちに惜しい点までは行っていた

ジークの場合はグリシャが期待をかけすぎて壊れちゃったけど、エレンの場合はグリシャに期待をかけてもらいたかったのに放っておかれたのが寂しかったのだろう

エレンは父に振り向いてもらいたかった

その父が記憶の中でジークを抱きしめて「愛している」と言っているのを見たからキレた→父を盗られるのは許せない

f:id:tyune:20210126131416j:plain

90話『壁の向こう側へ』

 

そこへジークが盛大な勘違いをしてしまい、ジークはエレンに自分を重ねあわせ、エレンを救うために自分が父の代わりをかって出ようとした(笑)

しかしエレンにとってジークは父を盗った憎き人物でしかなく、ジークよりもヒストリアの方が仲間として大事だし、自分の目的のためにジークを利用してやろうとしたが、その過程でジークが「お前のためなら巨人をひねり殺せるくらい お前が好きなだけだ」なんて教えちゃったもんだから、敵に奪われた自分を取り戻すために何度も命をかけてくれたリヴァイを思い出しちゃった

f:id:tyune:20210329113232j:plain

112話『無知』より

 

まるで父のように接してくれていたリヴァイという存在に気が付いたことで、エレンの中のリヴァイ愛が爆発した

と、ちゅねはこう見てるのだが(^^;)

 

マーレ上陸時、エレンはまだもっさい感じだけど、レベリオ襲撃時ではもう色気だだもれ状態に容姿が変貌しちゃってるでしょ

愛に目覚めたエレンの姿がこちらです、的な

ミカサがそのエレンの変貌ぶりにいち早く気が付き、手遅れだったと感じたわけでしょ

エレンは遠くに行ってしまったと

だからミカサの妄想の中のエレンは髪を伸ばす前のエレンであり、髪が伸びてからのエレンを無かったことにしようとしている

 

で、エレンもリヴァイもなかなか自分の計画通りにいかなくて、最終的にキレるというところは同じなんじゃないのか

f:id:tyune:20210323145910j:plain

81話『約束』より、リヴァイの目元

f:id:tyune:20210323150028j:plain

107話『来客』より、エレンの目元

似てるよね(^^;)

 

同じようにコニーもキレている顔が描かれるけど

f:id:tyune:20210329114613j:plain

118話『騙し討ち』より

リヴァイとエレンとは別物

あのふたりが異常なんだろうけど、コニーはリヴァイの武器味方です(それとも道具にされて傷つくのかなー、ポルコみたいに)(そこはマザコン仲間ということで一心同体でいてほしい)(実際にエレンの現実に目を背けて見切りをつけられないミカサにはイライラMAXだし)

 

レベリオ襲撃でエレンはウィリーを食っちゃうので、リヴァイはエレンを食らう

そんでもって妹の方も食っちゃう

エレンは兄を食ってから妹だけど、リヴァイは妹を食ってから兄(だと思う)

 

戦槌の力であるクリスタルも、アニ同様に乙女の壁の暗喩

34話『戦士は踊る』にて、クリスタルに閉じこもったアニへの憎しみを抑えきれないケイジに対し、ハンジは

アニを攻撃することよりも「いつ目を醒ますか分からないこの子を地下に運ぶ、それだけを考えなさい!」と意識を逸らすことを命じ、ケイジはそれに従った

といったやり取りが、136話『心臓を捧げよ』でのアニとミカサのやりとり(アルミンを助けることだけを考えな)に重なる

 

けれども、その前に132話『自由の翼』でも、似たようなものがアニとミカサのやり取りの中に……

アニの様子を見て「あなたはもう辛い思いをしなくていい」といったミカサ

 

f:id:tyune:20210325002821j:plain

 

……ん、アニとアルミンて……、これ、やってないか?

 

ただの両想いになりましたってだけで、こんなに赤面しないよね?

アニもなんだか艶っぽくなってしまったし

ミカサの驚きようもさ、驚愕の表情じゃないか、ひょっとして

 

なによりもアルミンは引き金を引く男なんだよな

こりゃ、アニのクリスタル、超大型で砕いちゃったね

 

アニとアルミンの詳細が描かれているとしたらクリスタルが解かれた時のずぶ濡れアニの時だろうと思い読み返しにいったら、ヒッチがアニを背負い投げしたシーンが印象的だった

背負い投げと言えばヒストリアで……

 

ミカサの驚き顔でもこれを思い出したが、

f:id:tyune:20210318112503j:plain

66話『願い』より

 

f:id:tyune:20210326113806j:plain

132話『自由の翼』より

ミカサの驚き顔と似てるよね?

 

ロッド・レイスがなぜこの顔をしたかというと、注射器が割れたから

パリーンて

 

注射器が割れて中味の液体が飛び出したので…アルミン、きみは…、アニに仕込みましたね、船室で

(ということはアニは生き残れるのかなあ)

 

 

レベリオ襲撃時の戦槌の巨人のすらっとした体躯はミカサの裸体だ(ただし胸は想像しろと)

対して、エレン巨人のムキムキの体躯が…リヴァイの裸体しかないよね(^^;)

オカピ以上の朗報です

リヴァイの方はオカピの裸よりハッキリくっきりサービス満点、ミカサも含めて眼福眼福

 

戦槌の鉄壁の防御に歯が立たなくて、そこでエレンが道具にしたのが顎の巨人

 

これがコニーを表している

なぜかというと、ガリアード兄弟(双子?)の髪が白い方が道具に使われた

コニーとサシャは血こそ繋がっていませんが「双子の兄妹のようなもの」で、髪の白い方がコニー

つまり、やっぱりリヴァイはミカサを手に入れるためにコニーを道具に使うよ(´;ω;`)

f:id:tyune:20210325162514j:plain

102話『後の祭り』より

戦槌はミカサの裸体だと書いたけど、この後ろ姿のみ(2コマあり)コニーを思わせるのだ(^^;)

マフラーで首しめているコニーの後ろ姿

 

 

ちょっと気になるのは103話『強襲』ピークのセリフ

 

私達が焦る必要は無いよ

今この戦場を支配しているのは私達

端から敵は追いつめられている

 

ー 略 ー

 

つまり補給線の無い敵地の ど真ん中で 袋のネズミなわけ

 

これ、ケニー率いる憲兵団の襲撃を受けて酒場に追いつめられたときのリヴァイの状況と重なるし、43話で壁の上で巨人化したベルトルトに「(放っておいても力尽きるだけだから)何もしなくていい」というハンジのセリフでもある

更に81話『約束』で車力に救出されたジークが「武器は使い果たした頃だろ、我々の勝ちだ」にも似ているから

 

これをどう解釈すべきなのか

リヴァイがこのような状況になるというのも考えられるけど

 

43話の壁に張り付いたベルトルトは、リヴァイのブツを表しているのだろうし、

 

ちなみにリヴァイのブツについて分かっていることをまとめると、鎧をまとった超大型巨人であること

性に目覚めたアッカーマンは突然バカみてぇな力が体中から湧いてきて、何をどうすればいいかわかり、車力のような驚異の持続力で、本体がやられない限り何百回でも戦えるそうです(-_-;)

 

酒場に追いつめられたリヴァイが危機を乗り越えたのは、酒場は銃の所持が認められているという知識と、怯えるおやじさんを利用したことだよね

そのすきにリヴァイは酒場を脱出して反撃に転じたわけだから、そこからミカサの状況を想像するに、一度追いつめたから油断していたら形勢逆転されたのだろう 

ライナーをボコボコにしたアニのように、ミカサはリヴァイをボコボコにしたのだろうか(^^;) 

それともコニーが来てくれたからミカサは安心したが、リヴァイはコニーの気持ちを巧みに利用して味方につけ――ということも考えられるな

137話『巨人』にてミカサの暗喩と思われる戦槌の巨人が、リヴァイの暗喩と思われる鎧を処刑寸前にまで追いつめたけれども……、その後どうなったんだっけ?

おお、104期ユミルが鎧を助けてくれたんだ

ということはリヴァイがボコボコにされているところにコニーが現れて、リヴァイの助けに入ったということなんだろうか?

そこから「ミカサは裏切り者だ」と言えば、コニーは陥落しそうだな

 

しかし、処刑寸前の鎧を助けたのが104期ユミル巨人ということは、やはりユミルはコニーにナイフを返しに来たな(どういう状況なのかはさっぱり(^^;))

 

 

それから、 

車力の巨人について気になることといえば、オカピの身体とそっくりなこと

レベリオ襲撃時に車力にとどめを刺そうとするのがジャンだし、ひょっとしてピーク=リヴァイ?じゃないかと思った

言われてみればレベリオ襲撃時のピークのボコボコぶりが、これからのリヴァイを暗示しているようだったし

ピークはこの時に自分を慕ってくれていたパンツァー隊をすべて失ってるし(リヴァイでいうところの旧リヴァイ班か?)、戦士長のジークには裏切られてるし

戦友だったポルコとはお別れ

結局は仲間をすべて失い、リヴァイと同じで独り残されてしまうということじゃないだろうか

 

となると、ピークにとってのジークは、リヴァイにとってのエルヴィンと同じと言うことか

エルヴィンに裏切られたとしたら、そりゃキツいわな(^^;)

エルヴィンは実際には裏切ってはいたわけだけど、敵側に寝返ったわけじゃないからなあ

リヴァイの場合は、敵側(というか新勢力)に行ってしまったのはエレンで、ジークがエレンを盗ってしまったという位置づけかな

そしてリヴァイの立場的には、マーレ側のマガト隊長とイコール(マガトの場合はジークとイェレナを盗られている)

ん、ひょっとしてここでいう裏切った団長というのはハンジになるのか?

敵側というかジーク側?についたために、ハンジとエレンが盗られた状態になったということだろうか

ハンジとエレンが「ヒストリアを犠牲にしたくない」という意見で意気投合したのは確かだが

まあ、ハンジに付いては別記事でやろう(と思って、どんどん後回しになるんだよな)

簡単に言うと、オニャンコポンとファルコを混ぜたような感じだったのではないかと

エレンから全てを知らされておらず利用された感じ

ハンジが結果的に裏切った状況に立ってしまったことをリヴァイが知っていたのかどうかは不明だが、ハンジとエレンが関係を持ったことは手紙で丁寧に伝えたとは思う

そうでないと、ハンジと関係を持った意味がないよね?

 

ライナー、ベルトルト、アニ

エレン、アルミン、ミカサ

ポルコ、ジーク、ピーク

リヴァイ、エルヴィン、ハンジ

 

 それぞれの3人組

 

f:id:tyune:20210325143712j:plain

104話『勝者』より

 

うーん、並べたところで三者三様ですよね?

仲間? 家族?

血は繋がっていないけど、この3人組は兄弟のような関係だったということかね?

 

共通しているのは、3人組の中でカップル成立は無いということだな

 

ピーク=リヴァイとして

レベリオ襲撃後のリヴァイの暗示で、雷槍で吹っ飛ばされた車力の巨人の片目がとれてること、これは既に済んだこととして

肝心なのはピークの本体……て、ひどい状態じゃないか

f:id:tyune:20210323121225j:plain

103話『強襲』より

 

なにこれ、

ミカサはここまでリヴァイをボコボコに……したのかね? え、さすがにこれは(^^;)

千切られちゃってるよね、ということは、これまた下の方の状態なのか

鼻から下が血だらけってところが、エレンがケニーに額切られた時の状況が被ってるし、やはりこれはリヴァイっ子の方……が見えてきた

 

104話『勝者』のファルコの「もう、やめてくれ」と112話『無知』のミカサの「もう…やめて」が同じなので、ジャンがとどめをさそうとするのをミカサが止める、のだろう

 

 

f:id:tyune:20210324210126j:plain

136話『心臓を捧げよ』より車力

 

おかげさまで「ふんっ!」というものに敏感に反応するようになってしまった昨今

そして、同じページに描かれる

謎のこれ↓

f:id:tyune:20210324210533j:plain

ひわいなものかなー違うのかなー

 

 

車力の巨人の持続力の説明にハッとして20巻に戻り

「巨人化直後、身体を激しく損傷し回復に手一杯なうちは巨人化できない、そうだったよな?」

で、またもやツボに入りかけた

こういうのが緊張と緩和というやつなんだろう

まったく同じセリフなのに、違った意味で言ってるのだと思うと腹がよじれてしまうという

こりゃ、ジャンは苦労するんじゃないのか(妄想か)

ミカサは大丈夫かなあ、アッカーマンだから(へっ)

 

 

たとえば、ミカサとリヴァイがジャンが生き残り、この後どこかへ行くとして

あー、こう書いてて虚しくなってくるのだが(^^;) このまま続ける

行き先はヒィズルかなと一時は思っていたけれど、よくよく考えたらヒィズルはダメだわ

人種的な差異がありすぎる

戦前戦後は尚更のこと

リヴァイですら長身の部類に入るかもしれんぞ(平均的か)

 

ここはやはりスイスか

スイスに行くべきか

てか、スイスってずっと前から平和なとこ?(よく知らんのだが)
永世中立国、1815年に承認だそうです)

 

で、ジャンはどうするんだろう

戻ってくるのか、それともピークが驚異の持久力でジャンを追ってくるのか

それともリヴァイ、ミカサ、ジャンをピークが背に乗せてスイスまで行くのか

 

ははは…

 

ハンジ派VSイェーガー派

ハンジ派VSイェーガー派が終った後の地鳴らしが、ミカサの卵子に進撃するリヴァイの精子との攻防戦なのかしら

それとも壁崩壊(アニのクリスタルが剝がされる)ところから、リヴァイVSミカサなのかなー

途中でハンジが混ざってるから、分かりずらいのよね

 

ハンジ派VSイェーガー派がハンジとエレンの攻防戦だとすると、開幕がいつだったのかを、もう一度じっくりと確認した所、港に停泊中の船でキヨミさんが拘束されていた時だったわ

「無料で死んでなるものか」とキヨミさんが叫んだ次の瞬間、ミカサが窓を割って飛び込んでくる

これがハンジの喪失の暗喩なのだと思いました

キヨミ=清い身、ミカサの刺青=秘部ってことだな(たぶん)

119話『兄と弟』でポルコがファルコに「無料じゃくたばらねぇ」と言っているので、なんか関係していると思いますが、ポルコが激しく損傷する部分が暗喩というだけなのか、それともまた別の意味があるのか、ぜんぜんわからないんだけど(^^;)

 

エレンの計画を阻止するのに大いに役に立つファルコとガビの二人が、どうもエレンの2人の子供のような気がするので(ファンタジー展開)、そっちのことなんだろうか?

 

エレンっ子の顔はミカサの顔

ということは、ミカサは「遠くに行ってしまったエレンを連れ戻す」「私は、ただそれだけ」なわけだから、

やっぱりエレンは「遠くに行ってしまったリヴァイを連れ戻したい」

ただそれだけで、なぜハンジと関係を持つんだよ!

 

そこが分からないんだよ、エレン君

 

グリシャもキースが目的でカルラと結婚したわけだし、何をどう考えたらそうなるんだか(^^;)

単純にふたりが結婚する可能性を潰すためなのかなあ?

実際にヒストリアはこのパターンのようだから

ということはリヴァイとハンジは結婚するかもしれない危険な関係だとエレンは睨んだわけかね?

ハンジとリヴァイの仲を引き裂くために関係を持ったの?(そう解釈していいの?)

 

リヴァイがハンジにほの字だったことをエレンは気が付かなかったとして考えた場合(^^;)

ハンジの言うことならリヴァイはなんでも従うと踏んで、単にハンジを思い通りに動かすために関係を持ったのかしら? 

 

しかし、あれだな、ハンジのほうは32巻をよく読めば分かるのかもしれないな

 

 

二千年前の君から

リヴァイはレベリオ襲撃でエレンを助けに来てくれなかった(一瞬だけエレンを助けてくれたけど、一瞬すぎて気が付かなかったのだろう)

リヴァイの言う通り大人しく地下牢で待っていたのに(しかも1か月間も)(髭も綺麗に剃ったのに)、会いに来てはくれなかった

マーレ側の奇襲を受けて1人奮闘したのに、まだ来てくれない

色々とやっているのに、なぜか以前のようにリヴァイが助けに来てくれないどころか、あろうことか壁の上に現れたのがリヴァイによって拘束されていたはずのジークの姿だった

リヴァイ死亡の可能性にエレン絶望

けれども諦められない

まだ死んだところを見たわけじゃない

リヴァイが死ぬわけがない

きっと来てくれる

リヴァイなら、きっと自分を助けに来てくれる

 

「待っていたんだろう、ずっと、二千年前から誰かを」

 

エレンはそう言って始祖ユミルを抱きしめたわけだが

待っているのに来てくれない(振り向いてくれない)人を、お前もずっと待ち続けているんだろう? という意味だよね?

 

地鳴らし後のエレン巨人の顔が般若か真蛇の面のようになっている

エレンと同じように、リヴァイもいろいろとやったのにもかかわらずミカサが全然振り向いてくれないから、リヴァイっ子の顔が般若か真蛇の面のようになってしまった

ミカサの場合、侵入してきた精子に最初の一撃を放つ兵隊がハンジなんだろう

エレンのしつこさに辟易してたけど、それは同時にリヴァイもしつこいというわけなんだよねえ(-_-;)

でも地鳴らしは途中で止まるから、リヴァイの精子はミカサの卵子の中までは到達はしていない(はず)

 

で、進撃の首に巻かれた爆弾の起爆装置を押したのがジャン

やっぱり止めるのはジャンなのよ

 

ミカサもしつこいけど、ようするにしつこい者同士、誰がよりしつこかったかということかも?

 

流れ的にいうと、エレンと一緒にいってしまいそうなリヴァイを、ミカサが連れ去るのだと思うのだが(注・ちゅねの願望)

f:id:tyune:20210329144748j:plain

29話『鉄槌』より

「いってらっしゃい」に対して、「行かないで」 (注・ちゅねの願望) 

 

ただしこれ、リヴァイっ子が引き裂かれる時の可能性もあるんだよね(-_-;)

 
 
 
 
 
日出処の天子 

以前の記事にて、『進撃の巨人』を創作するにあたって作者は山岸涼子の『日出処の天子』の影響を少なからず受けたのではないかと書いたので、ちょこっと作品紹介

日出処の天子』は、思春期の頃に何度も読み返していた漫画で、ちゅねのすごく好きな作品です

もしかしたら『ベルセルク』もこの作品の影響を受けて描かれたのかもなあ……

 

厩戸(うまやど)と毛人(えみし)と刀自古(とじこ)というキャラが居るんだけど、毛人の妹の刀自古がとにかく気の毒なんですよ(^^;)

ぜんぜん報われなくて

せめて厩戸が振り向いてくれたらな~と悲しくなりながらも、とにかく「毛人死ね!」「布都(ふつ)姫死ね!」と憎しみながら読んでました

「毛人ざまあ!」とかさ(^^;)

 

愛憎入り乱れる感じのドロドロ具合が『進撃の巨人』とそっくりです

主人公の厩戸は弟が嫌いなんだけど、弟は厩戸の気持ちも知らずに兄を慕ってくる、というところもね、ミカサっぽいし

 

進撃を見始めた当初、まさかこの漫画の影響があるとは思ってもいなかったよ…

面白いはずだ(勘違いかもだが)

 

より下敷きにしてそうなのが、続編である『馬屋古女王』の方

エレンが馬屋古女王っぽい

もしかしてというか、今更なのかもしれないが、エレンて美少年という位置づけだったりします?

ぜんぜんそんな風に読んでいなかったから(少年漫画の主人公的に見てたので)、長髪になったときは「嫌だな」と感じながら読んでいたので気が付きませんでした(^^;)

 


 

『馬屋古女王』は最終巻に掲載されているようです

 

 

厩戸自らが生み出してしまった魔性のバケモノの馬屋古女王

厩戸は外に出すのは危険だからと幽閉していたのに、厩戸の死後に長男(毛人と刀自古の子)が檻から出してしまい、そこからは一族滅亡まっしぐらというもの(以前に読んだっきりなので間違ってたらすみません)

この、バケモノを檻から出してしまったことで、というところが、なんか似てるのよ

厩戸は死んでしまっているのですが、自分が作り出した呪われた一族もろとも全てを消し去るために亡霊となって蘇り――という未来を厩戸の異父妹が未来視して物語は終える(だったような)