※137話までのネタバレあり
131話にて、涙を流すエレンにラムジーが言う「何で泣いてるの?」が、1話のミカサのセリフと同じと指摘していた方がいたのですが、そのコメントをどこで読んだのか、ざざっと探したのですが見つけられません
(見つけ次第貼り付けますので)
これ、完璧に自分では気づけなかったので
この時の泣きながらのエレンの「ごめん」は、そのままミカサへの謝罪シーンと捉えていいのではないだろうか
というのも、32巻130話『人類の夜明け』にて、このシーンが描かれていることから
地鳴らし中のエレンがこの場所に来たことが分かるので
更にラムジーのセリフがミカサのこれと重なるのなら、そうとしか考えられない
「ごめん」もいちど「ごめん」て、ミカサを2度裏切ったってことだよね……(遠い目)
エレンのミカサへの謝罪の理由といえば、
自分の帰りを待ち続けてくれたのに裏切ってしまったこと
マフラーを巻いてやると言ったのに巻いてあげられないこと
ミカサは自分のことが好きで色々と助けてくれていたのに、気が付いてあげられなくてごめん、という感じかなあ?
あと都合よくミカサの力を利用しちゃってごめん、もあると思うんですが(^^;)
「オレはおまえの何だ?」については、ミカサが「命の恩人」と答えたら計画を全て打ち明けて片腕として手伝ってもらうことにしたんじゃないだろうか(と思っているんだけど)
なので、あの場面において、ミカサが家族と答えたのは正解のような気が
そしてエレンはミカサの力に頼ることをぐっと我慢したわけですよね
もしここで「好き」と伝えたところで、ヒストリア(&ハンジ)に手を出した後なので、エレンの絶望が早まるだけの話で
23巻以降のエレンで、唯一良く描かれたシーンだったんじゃ(^^;)
→エレンの言ってもらいたかった言葉は「妹」なのかも
どうやらずっとミカサの「お兄ちゃん」になりたかったもよう
エレンはもしかしたらずっと自分の下に兄弟が欲しかったのかな?
しかしながら、あれだな、子供の頃の兄姉って、弟妹を使いっぱにするよね(^^;)
さてアルミンへの最後の言葉はなんなのか
そこはやはりエレンとアルミン、エルヴィンとリヴァイが対として描かれていると思っているので、
エルヴィンがリヴァイに言った「ありがとう」なんじゃないのかな、と
アルミンの「さようなら、エレン」は「夢を諦めて死んでくれ」になるから
僕と見る夢を諦めて、になるのか? この場合
エレンて、何をするにも常に対象が居たということだよね
それがエレンの言った生まれた時からある鬱陶しい壁があったということで、
たとえば夢を見るにもアルミンがいないと見られなくて、恋愛するにしてもミカサよりも強くないといけないみたいになっちゃって、常に勝つ、勝たないと、という感じ
アルミンのことは特別大事ということは分かるんだけど、ミカサについては色々考察した今だと、素直に一番結婚したい相手としちゃっていいんですかね、エレン?
なんか、エレンにしてもヒストリアにしても、妙な嫉妬さえ抱かなければエレン×ヒストリアが本来のカップルなような気がしてしまって
生きたい、死にたくないという、この世への執念が物凄く強い(と思われる)エレンですが、唯一アルミンのためだったらエレンは命を投げ出せることが出来るから
それくらいエレンの中でアルミンという存在が特別というか対等
アルミンにとってエレンは二度も命を救ってくれた恩人
二度目に関してはアルミン自身はとても苦しむことになりますが、126話『矜持』にて、コニーが母親を元に戻したい一心でファルコの命を犠牲にしようとする姿を見て、どれだけエレンが自分のことを想ってくれていたかを知ることが出来たんだと思う
エレンにとってもアルミンにとっても、お互いが特別な存在となり、そういった存在のアルミンが引導を渡すのなら、エレンは生きることを諦められた、という流れじゃないかな
エレンにとってそれができるのはアルミン以外にいなかった
ええと、エレンの場合は、アルミンのおかげで外の世界に夢を持つことができて、生きるのが楽しくなった、ということだよね、要約すると
エレンの夢って、この世で一番の自由を手に入れた証としての景色を見ることといった、なんか漠然としたものなので要約が難しいので、間違ってたらすみません
つまり、夢を持つ楽しさはアルミンがいなかったら知ることもなかったので、そのアルミンが「さよなら」と言うのなら生きることを諦められる
だから今までありがとう、ということかなー
ついでに「自由になってくれ」もあったりして