※136話までのネタバレあり
136話でリヴァイが従っていたものが、アルミンのようなキラキラした目だったということが明かされたので、 アッカーマンについての新情報はもうあまり出てこないのかもしれないなあ
ということは、112話『無知』にてエレンが語ったことがほぼすべてかもしれなくて(嘘を織り交ぜるなやー)、今まで出てきた情報から抽出していく必要があるということですよね
- 人の姿のまま 一部巨人の力を引き出せる
→ジークの命令に従った巨人のスピード感が尋常じゃないので、この能力を引き出しているのでは?
リヴァイがジークの巨人30体に勝てたのは、「道」を通じて得た戦闘経験という差があったからなのかも?
- 王を守る意図で設計された
→これはありそう
犬の品種改良みたいなことが行われた可能性があるんじゃない?
- 誰かを宿主と認識した途端、能力が発動
→ジークの巨人が命令をきいて力を発揮しているので、これと同じような原理なのかも?
だとしてもミカサ、リヴァイ、ケニーのこれまでの行動を見るに、特定の誰かを宿主にするのではなく自分が信じたものに従っているような気がしました
アッカーマンの基本は“従う者”だけど、でも自分が信じたものにしか従わないということじゃないか
だから王のやり方に疑問を抱いたアッカーマン一族は、迫害の歴史をたどることとなった
- アッカーマンの血が目覚める条件
→ケニーとリヴァイの覚醒情報がない以上、ミカサの覚醒時の状況から判断するしかない
じっくり読み返してみると、エレンがまさに死にそうになったときに覚醒したような気がするから、「自分が動かないと目の前の子が死んでしまう」と思ったんじゃないか?
自分の死ではなくて、目の前の子供(エレン)が死に直面する極限状態になったから覚醒した
ミカサの本能がそれだから、子供や弱者のことを助けているのではないか
エレンも自分を助けに来てくれた人だから、そういう人なのだと思いこんだ
レイス家の地下に囚われたエレンを救出する時、駆け付けたミカサが真っ先に助けに行ったのはエレンではなくヒストリアだったじゃないですか
アニメで見た時に意外だと思ったシーンでしたが、あれにもちゃんと理由があったんですね
読み返してみると、訓令兵時代のジャンとエレンの喧嘩では、ジャンがやられそうになった時にエレンを止めているし、アルミンがエレンに殴りかかった時には、エレンが無抵抗だったから咄嗟にアルミンを組み敷いたのかもしれない
探せばもっとあるかもしれないです
ハンジの「虐殺を止めに行く」に即答したのも、本能に従ったからだ
- 本能に忠実
→これもありそう
ミカサは『優しさ(弱きものを助ける?)』→エレン第一と思いきや、本能通りに弱い人をちゃんと助けている
リヴァイは『未来への希望?』→エルヴィン、ハンジ、アルミンを信じて従うみたいな?
ケニーは変則的で、『自分の力』→自分 『力か友情(本人も困惑中)』→ウーリについていく 『夢』→自分
世界を盤上ごとひっくり返すというのは建前で、ウーリの見ていた世界を見たいというのが本音かな?
もしかしたら3人共に「弱きものを助ける」なのかもしれないけど
ケニーがなあ……、リヴァイを見捨てられなかったことくらいしか、でもあれは甥っ子という要素が入ってるからなあ、
とにかくエレンという存在にリヴァイが希望を持っていたわけじゃないことを知ってホッとした136話
しかしながら、ミカサは守るべき人を間違えちゃったんだね……
エレンは優しさも持っているのだろうけれど、自分のエゴの方が優位にきてしまう人物だから
とすると、ミカサの頭痛もこのあたりに原因がありそうだけど、警告とか?
あなた間違ってますよ、その人違いますよ、原点に戻って考えてみなさい、みたいな
案外、エレンが導き出したものが遠からずだったりしてね
アッカーマン迫害のはじまり
エレンがレベリオ襲撃後にリヴァイがご理解いただけなかったと見るや殺害対象にしたでしょ
これがいわゆるアッカーマンの迫害のはじまりなのではないかと思いました
ハンジやコニーやジャンたちだったら、まだ拘束して従わせる余地がある
ミカサとアルミンは、話をしてから拘束したかった
でもリヴァイを拘束することって難しそうですよね
従わないアッカーマンは脅威でしかない
ではエレンはリヴァイをどう思って殺害しようとしたのか、それがケニーの祖父が語った「恨んだのではなく、ただ恐れた」に繋がるのではないか
……エレンてリヴァイを殺害しようとするほどひどい奴だったっけ?
もちろんちゅねも疑問に思うので、こうも考えてみました
エレンはただ単にそこまでの考えに至らなかった
リヴァイがワインを飲むことや、ジークに殺害させそうになることや、果てにはイェーガー派がアッカーマンを迫害することになるとは考えもしなかった(これだな)
無責任極まりなし
ほんとのところは分かりませんが(^^;)
エレン(イェーガー派)が支配する壁内にて迫害対象となったリヴァイと、そのリヴァイと共に逃げるハンジは、かつてのアッカーマン一族がそうだったように、あのまま壁内にいても逃げ隠れするしかなくなってしまった
仮にリヴァイが投降しても、ケニーの祖父の話からするに、イェーガー派がリヴァイを恐れている以上、約束は反故にされ処刑されてしまうのかもしれない
イェーガー派が脊髄液で島を支配するということは、ハンジはリヴァイが迫害対象になったことに気づいたわけだよね
脊髄液という脅しが効かない=支配することが出来ない
(リヴァイは完全にワイン飲んでますね(^^;)
過去にアッカーマン一族がなぜ迫害され続けてきたのか、ハンジはその理由も分かったのかもしれない
ハンジは脊髄液で島を支配する体制を到底受け入れることが出来ないから、自分もまたお尋ね者となったのだと言ってたんだね
ハンジは世界を救うためじゃなくて、島内で迫害される人がでることや、脊髄液で支配されてしまう島の未来のことも憂いたんじゃない?
体制から危険と判断されたら、ニック司祭のようになるのだと
そうだよね、脊髄液で支配しようとしているイェーガー派が島の体制を握ることになると、ミカサ自身は見逃されたとしても、ミカサの子々孫々が迫害の危険にさらされるかもしれないんだよね
エレンのことだから、そこまで考えてなかった?
それとも面倒くさいことになったら一斉に記憶改竄しちゃえばいいって?
お前らからは何も奪わない お前たちは自由だ
互いに曲げられぬ信念がある限り衝突する
これは自分に少しでも逆らったら許さないということです
自分に逆らわなければ自由だからね、なんですよ
まさに恐怖で支配するDVの世界ですよ
エレンにとって大切な人たちのために急ごしらえで用意した自由な世界は、結局は壁内人類を作り出した14代カール・フリッツと同じような世界なんじゃないの?
14代カール・フリッツは、かりそめの楽園をつくるという自分の夢のために、大勢の人を犠牲にしたのです
民衆の記憶を操作し、王に逆らった東洋の民族とアッカーマン一族を迫害し、少しでも妙なことをした人物は中央憲兵に始末させて表面上の平和を保ち続けた
ぜんぜん気づかなかったんですが、130話のエレンとヒストリアの会話で、始祖を掌握し地鳴らしが終って戻ってきたら記憶を操作するってエレンは言っているんですね(^^;)
巨人のまま戻ってくるつもりがあるんですね(^^;)
てっきり始祖ユミルを解放して巨人が支配する世界を終わらせたいと考えているのだと思いきやアイタタタ
とするとエレンは混乱した民衆を手っ取り早くまとめるために、島を滅ぼそうとした敵を倒した英雄という物語を引っ提げてヒストリアと結婚するつもりだった?(^^;)
エレンの寿命が尽きる4年の間に、あいつらがずっと幸せに暮らしていけるよう、エレン・イェーガーの支配する世界を作り上げないといけない、みたいな、うがが(;'∀')
エレンが始祖を掌握したまま生還しちゃったらどうしよう、いやだ、こわい、最悪
ミカサの本能を見るに、ついていくべきはエレンではないのは確かだから、精神が崩壊しなければ、その時はちゃんとジャンかリヴァイについていこうね(´;ω;`)
この期に及んでエレンを選ぶ結末なんて、なんかイヤだなあ(-_-;)←ブログはじめた時と考えが逆になってしまったよ
まあ、弱きものを救うのがミカサの本能なら、エゴを通し切ってボロボロになったエレンを選ぶ可能性はあるけど、イヤだなあ
リヴァイは「親戚のおじさん」というハンデをしょっていること考えると、ジャンに落ち着くような気がするのですが
マルコのいっていた「弱い人の気持ちがよく理解できる」なんて、モロに伏線のような気がしないでもない
ちゅね的に、ミカサが結婚して子どもを産んで幸せに暮らすという未来のヴィジョンが想像できるのはジャンの方なんですよ(笑)
どうもリヴァイが相手になると、ミカサが精神崩壊してたり、他人の子供を育てることになったりと、こういう系統を思い浮かべてしまう(^^;)