【進撃の巨人】ミカサの頭痛って何? 追記あり

※単行本32巻までのネタバレあり

 

 

ミカサの頭痛の理由が、さっぱり分かりません

いったいあの頭痛になんの意味があるのか、予想もできないし、ほんとに謎

 

以前書いたものは完全に違うなーと思ったので、追記をトップに持ってきます

とはいうものの、いまだにスッキリしていない状態なんですが

 

2021.3.10

138話を読みまして、

例えば当たり前の日常が壊されたとか、今まで信じていたものが実はぜんぜん違うものだったとか、天と地がひっくりかえったような状況に陥ったときなどなど、目の前の現実に目を背けたくなった時に頭痛が起き、心地よく作り上げた理想の中に逃げ込みたくなる、ということかな

うまくまとめられない(^^;)

ミカサはエレンが優しい人間であると疑わずにずっとついてきたので、エレンがそういう人じゃないのは都合が悪い

 

で、138話時点でのミカサが現実逃避したのが、どこかの山小屋で、都合よく塗り固めた理想的なエレンとの二人きりの逃避行生活

ひょっとしたら以前はルイーゼのような可愛い娘(か妹か?)が居たけど、都合悪くなったので消したのかもしれない

 

↓簡単に言うとこんな感じ?(^^;)

dic.nicovideo.jp

 

2021.2.9

リヴァイの言っていた「痛みによる教訓」に関係しているのかなあ?

 

ミカサの頭痛は少なくとも2種類あるかも?

ひとつは人攫いに頭を殴られた痛みで、「おとなしくしていないと、こうだ」と言われて殴られています

その後にエレンが「お前らなんてこうだ! こうなって当然だ!」と言って人攫いをメッタ刺しにしています 

ミカサは、自分を助けに来た男の子が息絶えそうになったことで覚醒したのだと思うのですが(違うかも?)、その中でエレンの排他的な「敵は殺されて当然」というものが刷り込まれてしまい、ルイーゼ関係や、エレンが優しい云々関連の時には、こちらの痛みが発動している、ような気が?

 

→こちらは痛みによって引き出される記憶なのかも

(例)ヒストリアの注射針プスッで過去の記憶を思い出した

 

アニメでサシャとミカサの対比が描かれたようなので(まだ観ていないのですが)

あの意味は、サシャはカヤの自立を促すことに成功してますが、ミカサは失敗したという対比だと思います

 

過保護の象徴、ミカサはすべて力で解決してしまうので、エレンを助長させ(^^;)、結果的にエリーゼを巻き込んだということなのかなー

ということを、ミカサの頭痛に落とし込めばいいんですが、うまくまとまりません(^^;)

すみません

 

 

もうひとつはこれ↓

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4話『初陣』の時の一コマです

こちらが多分「痛みによる教訓」

 

5年ぶりに超大型巨人が襲来し混乱した状況の中で、ミカサは上官の命令も聞かず、エレンを守ることをとにかく優先させようとしました

冷静さを失っているミカサにエレンが食らわせた頭突き

これがミカサの「痛みによる教訓」の一つに加えられ、冷静さが失われそうになると、この時に受けた頭突きの痛みが走る

ライナーにエレンが連れ去られた時や、アルミン丸焦げ瀕死状態の時の頭痛は、こちらの痛みかな?

こちらは結構いい線いっている気がする

 

もうひとつ、カルラとのお別れシーンも冷静さを失っているパターンのミカサですが、頭突き以前の話なので、あれか、アッカーマンの受け継がれた痛みなのか?(^^;)

 

リヴァイもハンジとのお別れの時、もしかしたら冷静さを失いハンジを守ることを優先させようとしていたかもしれなくて、その時にもしかしたら頭痛が起きていたかも?

リヴァイは一瞬間をおいて冷静さを取り戻していましたよね

もしかしたら過去に冷静さを失いそうになった時に、なんらかの痛みを受けたか、自分で自分を殴ったことがあったかも

無垢の巨人にされた部下に襲われた時にも、同様のことが起きたんじゃなかろうか

 

リヴァイはその痛みをうまく利用しているけど、ミカサは分かっていないとか

二人の違いは師匠が居たかどうか

 

とんでも妄想でよければ、以下の記事を↓(個人的にはこっちの方が)

tyune.hatenablog.com

 

2021.2.8 

  • 人攫いに監禁されている時

これが頭痛のスタート地点?

ミカサの痛みによる記憶かな?

ミカサはこの時に多分人攫いに頭を殴られています

ヒストリアも注射器の針がプスっ刺さった時に過去の記憶が呼び起こされましたよね

あのような感じで、頭痛によって呼び起こされるのが、エレンが人攫いをメッタ刺しにしているシーンで、ミカサはこの時にエレンのことを「自分を助けにきてくれた優しい人」と認識しましたが、真相はぜんぜん違うということに、ミカサの本能が警告を発している、ような感じが……

 

たとえばエレンは以前から「人を殺したい」という願望があり、人さらい(悪者)なら殺しても良いと考えて現れただけ、とか(^^;)

「何か起きないかな~」とアホ面で空を見上げている子だったので、何か起きたことでウキウキしながら駆け付けたとか(笑)

勧善懲悪体質で、敵なら殺しても良いとか??

 

  • カルラが食われた時

これはハッキリと分からないんだけど、状況としては暴力的?

カルラが食われる瞬間はミカサは目をそむけたのに、エレンは一切目をそらさずに見続けた

怒りでハンネスを殴っている

 

  • ルイーゼ親子のシーンに

のちにリーブス会長が悪い人間でないことが分かるから、「死体がどうやってしゃべるの?」と言ったことに関係?

小さなルイーゼに、リーブス会長(悪者)を倒した勇敢な女性(英雄)として伝わってしまい、この時の経験がもとでルイーゼが、イェーガー派に入っている

 

  • ライナー達にエレンを奪われたあと

自分を含め調査兵団のみんなはエレンを助けるために行動しているのに、エレンは途中からライナーを倒すことに夢中になってしまっている

 

  • アルミン丸焦げ瀕死状態

状況として、ミカサは力を使い果たしてしまったリヴァイに襲い掛かった

アルミンを死なせたくないというエゴむき出し状態

(これに対しミカサの本能が警告を発している?)

 

  • 懲罰房にて

これは頭痛ではなく、頭をおさえているだけ

ミカサは食べ物が喉を通らないほどだったのに、エレンはモリモリ出されたものを食べていた(笑)

 

 

  • 懲罰房ルイーゼ

ルイーゼについて書いた通り

 

 

総じて、ミカサが「優しい人」だと勘違いして必死でエレンを守っていることに対して本能が警告を発しているのかもしれないな~と漠然と思うだけで、結局はよく分からない状態です( ̄▽ ̄;)

 

112話『無知』にて、エレンが導き出していた答えである「本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じる」というのが当たらずとも遠からずなのではないのかと

 

アッカーマンは特定の誰かを宿主にするわけではなく、ミカサの本能である「弱きものを助ける」「優しさ」のようなものに従っているのかも

その本能に反したことに直面すると頭痛が、みたいな?

 

ぜんぜん自信なく書いたので、参考までに

 

 

以下過去記事

 

2021.1.2

多分に影響を受けたというゲームがループものだとのことなので、その線は否定はできませんし、なるほどと思いました

読者にトラウマを与えたいとか言われてしまうと、何が起こるかわからないし、こちらも身構えてしまう

 

少しでもショックを和らげるために、ありとあらゆる最悪胸糞展開を想定したり(笑)

 

さて、ミカサの頭痛

起きた時に共通する点を探し出そうにも、ルイーゼのところで絶対に行き詰る(ですよね?)

 

前回の記事で、思いがけずにミカサも“ユミル”だったことに気が付きました

とりあえずここからミカサを考察していくことにしました

 

重要そうなのが、エレンに言った「ありがとう」ですよね

「私に生き方を教えてれてありがとう」

「強くなれたのは、あなたがいたから」

エレンはミカサになんと言ったか

「戦え」「勝てば生きる」←これがミカサの戦う理由

戦う理由が生きることだから、生きる意味へとつながる

つまり、ミカサに生きることを教えてくれたのがエレンということなのだろう(エレンが“生”を与えた)

そして、生きるために強くあろうとした、と

 

で、ここでちょっと思ったのですが、ミカサってすぐに死にたくなる子なんじゃない?

ものすごく傷つきやすくて繊細な子

死に対してとても敏感、だから虫に目が行く

 

ちょっと前にテレビで話題があがったのですが

ハイリー・センシティブ・パーソン - Wikipedia

↑これ

離人感・現実感消失症は考えすぎ?)

 

残酷だな、と感じていても、自分が傷つかないために無視することで自己防衛する

でも、ふとした時に、死というものが目の前で口をあけて襲い掛かってくるんですよ

命をいただくことは各々が成長過程で折り合いをつけていくものだとは思いますが、ミカサは死のほうに目がいきがちなのかもしれない

たとえばエルヴィンが仲間の屍の上に立っていたイメージで、ミカサは多くの家畜や生き物の屍の上に立っている自分を想像してしまうとか

ちょうどアプリで読んだ個所にリヴァイがミカサのこと「根暗野郎」と言っていたので、少なくとも原作者はミカサを根暗設定していると判断(^^;)

 

ミカサって強いからつい忘れてしまうけれども、壁の外に出たいエレンやアルミンと比べて、壁の外にでることは「絶対にダメ」「ダメ(念押し)」という子だったし、マフラーもひょっとして「ライナスの毛布」かもしれないと考えると、もともとすごく臆病なんだと思う

 

「死にたい」「耐えられない」「私なんて生まれてこなきゃよかった」と思った時に頭痛が起きるんじゃない?

 

alu.jp

↑これ、ブログに貼り付けることが許可されているんですね

知った時は感動しましたよ(←古い人間なもんで)

 

 

自分が生きていること自体が残酷だから(誰かを傷つけるし多くの生き物の命が犠牲になる)耐えられなくて死にたいけれど、美しいものがあるから生きていられる

 

ミカサにとってエレンは美しいもの

エレンが居なくなったら大丈夫か、ミカサ???

これ、エレン知らないだろう。どうするんだよエレン~(;´Д`)

と心配になりましたが、これについてのアンサーはもう描かれていましたね

 

エレンを想い続けることで生きていける、なんてニュアンスだったので、ちゅねは不安でいっぱいなんですが

そこは一途じゃなくてもいいよ。ジャンがまだ好きでいてくれて近づいてきてくれたらジャンに目を向けようよ。生理的に無理だったら仕方ないけどさ(^^;)

一抹の不安なのは、エレン本人がミカサのお腹に送られてくること

これは女の読者として悲しいわー

 

 

また話ずれましたが、

ミカサが「生まれてこなければ良かった」「耐えられない死にたい」などと、自分の“生”を否定したときに頭痛が起きるのではないかと考えれば、ルイーゼの時に頭痛がおきる意味も通る気がする

最初の出会いの時は、ルイーゼとその母を見て、自分の母のことを思い出した→私が生まれてこなければ母は死ななかった

自分の存在のせいでルイーゼがこうなってしまった→自分なんて生まれてこなければ良かった

(カルラが食べられちゃったとき→こんな世界嫌だ、死にたい)

 

人さらいに攫われた時に目が死んでいたのは、自分のせいで両親が死んでしまったと思っていたからじゃない?

人さらいの1番の狙いはミカサのお母さんだったけれども、なぜ狙われたのかと言えば、東洋の女だったからで、そのせいでミカサのお父さんは殺されてしまった

で、ミカサのお母さんは、ミカサを守るために死んだ

だから、自分さえ生まれてこなければ少なくともお母さんは死なずに済んだのに、と考えてしまった

もしかしたら東洋の血そのものを呪ったかもしれない(母の生をも否定)

(あれ、これジークじゃね?)←なのでジークについても考察したいんですが(^^;)

 

ああ、そうか、自分に憧れているルイーゼの時に起きた頭痛は、アッカーマンの血を呪ったのかも

これヤバくない?

東洋の血のせいで両親が死亡し、アッカーマンの血のせいでルイーゼが……なんて

リーチかかってる

 

エレンに突き放された時の頭痛も、特にアッカーマンの血について語られた時だったし

 

ミカサが人さらいに攫われた時に、エレンの命が危険に晒されたじゃないですか

一歩間違えればエレンは死んでいたわけだし、グリシャの言った通り、死ななかったのはただ運が良かっただけ

東洋の血が混じった子だったから攫われ、たまたまミカサがアッカーマン一族だったから二人は助かった

けれども、そもそも自分さえ存在していなければエレンはあんなことをしなかったわけで

 

それでエレンに「オレに執着する理由はアッカーマンの血のせい」「嫌いだった」なんて言われたら、ミカサそのものの全否定でしょ。エレン、分かってるのかな。分かってないよね

自分の想いに固執してしまっているから

すぐにアルミンがフォローしてくれたらいいけど

 

ミカサ、不憫すぎる……

 

これさー、ミカサがもし今回の考察どおりの子だったとしたら、エレンが自分のために虐殺しているなんて知ったら自殺しそうなんですが

「私なんて生まれてこなきゃよかった」なんて言って

 

……でも、ミカサだけのためにエレンは世界を滅ぼそうとしてるわけじゃないよね(震え声)

前記事で、エレンは何よりもミカサのことを考えて云々と書いておいて←

 

あ、「いってらっしゃいエレン」があった

あー、よかった 

ちょっとネガティブ過ぎました

 

 

追記

ミカサが生まれながらのマイノリティであることを忘れてはいけませんでした(^^;)

ここから、「自分は存在すべきではない」という考えに及んでしまうことは十分にあり得るかな?

26巻106話にて、「世界から見ればオレ達は巨人に化ける怪物だ」「そこに誤解は無いだろ?」というエレンに、ミカサが力なく「時間をかければ…」と言っているのがダブルで悲し気に見えてしまって困る

 

進撃の巨人』でたびたび『バケモノ』という言葉が登場するけど、

ミカサって自分が見た目も能力的にも他の人と違う「バケモノ」であるという想いを心の奥底でずっと持っていたんじゃなかろうか、とか

リヴァイも自分を「バケモノ」であると思っている節があるけど

 

それを考えると、エレンが審問所で審議にかけられているときに、エレンが「ミカサはバケモノじゃない!」と言った意味は相当大きいと思うんだけど、106話にて「そこに誤解は無い」なんて断言してるのはミカサにとってどうだったんだ?

 

 

更に追記(2021.1.15)

tyune.hatenablog.com

↑この記事にてミカサの頭痛について書いたので、その部分だけ転載しときます

仮想現実、ループだとして、ミカサの頭痛がゲームクリアできずに死んでしまったと考えた場合

 

カルラが食べられたあと

→ 助けに来たハンネスの手を振りほどいてカルラを助けに行き巨人に食べられた?

→ 母が死ぬ→人さらいに攫われた時に起きた頭痛との連動?

 

人さらいに攫われて拘束されている時

→ エレンに「戦え」と言われても勇気が出ず、二人とも死亡?(エレンはクリアできそうだけど、あれか、「害虫駆除」と言う子はクリアできませんとか)

→ サシャとカヤのエピソードとリンクさせて、「父も母もいないこの世界に生きていてなんになるの?」と生きる希望が持てずにアッカーマン発動せず死亡?

 

ルイーゼ親子

→ ??? 人さらいの時に起きた頭痛との連動ですかね?

 

ライナー達にエレンを奪われたあと

→ アルミンの静止を振り切って1人でエレンを追い死亡?

(2ターン目は女型の巨人戦が教訓となり1人では無理だと思いとどまった?) 

 

アルミン丸焦げ瀕死状態

→ リヴァイを殺そうとして逆に殺された(うわ、ドン引きだ)

とするとハンジは一見リヴァイを助けたように見えて、実はミカサを助けたのかも

 

懲罰房にて

→ エレンとアルミンの寿命を知り絶望して自殺(ちょっと強引?(^^;)

 

懲罰房ルイーゼ

→ これもルイーゼが過去の人さらい事件を思い出す引き金になっているから、過去の頭痛との連動なのかも?

 

エレンから「嫌いだった」といわれた時

→ これも人さらい事件の頭痛との連動なのかなあ?